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Linked Horizon「楽園への進撃」の感想

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https://shingeki.linked-horizon.com/

いつもだと通常版ジャケのほうが限定版より良さげなことも多いんですけど今回は限定版一択ですな。通常版は完全に下位互換って感じでかなり地味…。ってか限定版は実写Revoで通常版はアニメ絵Revoなのか。
ちなみにアニメイトで買ったから差し替えジャケは兵長。

さて「自由への進撃」以来となるリンホラ進撃sideのマキシシングルですね。
自由への進撃は前期OPと後期OPが両方入っててアニソン的にだいぶお得感のあるシングルだったと思う訳ですが今回はアニメ使用曲は1曲のみ。しかもOPではなくED曲だし、進撃アニメファンからすると前作と比較して薄味なシングルに感じるかもしれませんが…。
でも裏を返せば、アニメ未使用曲ではあるけどガッツリと進撃の世界観に寄り添った、カップリング曲扱いするには余りに超クオリティで超本気なイメージソングが2曲も付いてくる訳ですから、ある意味でこっちのほうがお得と言えなくもない?

そして音楽性についてですが、少しばかり変化が見受けられます。
近年のサンホラ/リンホラと言えば複雑な曲構成が特徴的であってそれは進撃ソングも例外ではなかったんですが、今回は意外なほどにシンプル。1曲目「黄昏の楽園」だけはサビがどこか分かんないような構成だったりするんですがその他の2曲はAメロ→Bメロ→サビという至って「普通」の曲構成。まあ、大ヒット曲の「紅蓮の弓矢」が2番で全く別曲になるという構成でアニメファンの不評を買ったからそれへの反省?もあったりするのかは定かではないですが…。聞きやすくなったのは事実だけどサンホラファン的にはちょっと寂しい部分も無いとは言い切れないかなぁ。

あと、過去曲のメロディの「再演」が多用されるのは近年のサンホラ/リンホラではお約束となっていた訳なんですけど、今回はそれがさらにパワーアップして(?)既存の有名曲(Revo曲ではない)のメロディが思いっきり出てくるというのも特徴的といえるかもしれない。
ぶっちゃけパクリ呼ばわりされても否定しづらいレベルのギリギリなラインなのでファン的にも少し冷や汗な案件かも…? これは果たして意識的にやってるのか無意識なのか…。

1曲目の「黄昏の楽園」、これがいきなりのサプライズ曲。なんと全て少年少女合唱団による歌唱という前代未聞の楽曲。分かりやすく例えれば「ダークみんなのうた」とか…そんな雰囲気。クレジットに女性ボーカルがいなかったから全部Revo曲だと思わせといて…まさかこんな手で来るとは。
しかも進撃ソングでありながらもサンホラのアルバム「Elysion~楽園幻想物語組曲~」への「Link」が大々的に仕掛けられてるということでサンホラファンへの殺傷力が非常に高い楽曲となっております。
まあ進撃のほうでもキーワードになってる「楽園」とサンホラのElysion=楽園、これを関連付けてくるのは十分予想できたけど、ここまで直接的にやってくるとはね…。
メロディでも歌詞でもSEでも至るところにエリ組を想起させるネタが大量に仕掛けられてて考察の甲斐がありまくりそうな楽曲なんですが、それらはローランの皆様に任せるとして…個人的に興味深いのはイントロが「自由への進撃」の3曲目の「もしこの壁の中が一軒の家だとしたら」な事なんですよね。フルアルバム「進撃の軌跡」をすっ飛ばしてここに繋がるのかっていう。自由への進撃のうち2曲がアルバムに再録されちゃったからあのマキシが無かったことにされたみたいで少し寂しかったんですが、ここで繋がったことによって自由への進撃の独立した存在意義が再び出てきたのかなって。別の世界線?みたいな考察もあるようで気になる。
シンプルな構成の楽曲が多い本作においてこの曲だけは多少複雑な展開がある。とは言っても4分未満の尺だしいつもの複雑怪奇な長尺曲に比べたら全然分かりやすいですけどね。後半の「楽園はどこにある?」あたりからの展開が特に好き。
ぶっちゃけ「暁の鎮魂歌」よりもこっちのほうがメロディ的には好きかも…?

2曲目「革命の夜に」、サビメロがX Japanの「紅」っぽいと散々言われてた曲ですな。1度目聞いたときは「言うほど紅っぽいか…?」って思ったけど2度目で「あ…やっぱ紅ですな…」ってなった。でもね、この曲ってAメロとCメロの存在感が強くて、サビはそんなに重要度高くない気がするから聞いてるうちに全く気にならなくなるんだよね。サビはオマケみたいなもん。…とまで言ったら言い過ぎだけど。
この曲は勢いのある勇壮シンフォニックロック調でまさに「ザ・進撃ソング」って感じだしこれをOP曲にすれば良かったんじゃね?って誰しもが思うでしょうけど、でもこれをアニメで使用してたら「紅のパクリwwwww」ってまとめブログとかで晒されてプチ炎上してたかもしれんから…まあシングル限定曲で良かったのかな…。
これは果たして、進撃3期のOPにXのYOSHIKIさんの曲が抜擢されたことと無関係に偶然似てしまったのか、それとも「Link」を他アーティストまで広げるというRevoさんのいつもの手法がさらにパワーアップした結果なのか…。もし後者を意識的にやってるとしたら…なんという恐れ知らずな…。

3曲目「暁の鎮魂歌」、進撃3期ED曲。シングルなのにアニメ使用曲が3曲目に配置されてるってだけでもかなりレアな事象でしょうな。
この曲はイントロからいきなりジブリなメロディ。今までもこのジブリっぽいメロディは何度も使われてきたんだけど、今回はもはや言い逃れできないレベルで原曲まんますぎる…。ギリギリすぎる。Revoさんどんだけこのメロディ好きなんすか。
Revoボーカルの進撃ソングとしては初のバラードタイプの楽曲ですが、壮大なシンフォニックアレンジや分厚いクワイアなど今までの進撃ソングの構成要素はしっかり引き継いでるんでイメージの隔たりは無い。少年少女合唱団が入るのも初の試みだと思うけどアニメ未視聴で初聞きがこのシングルだったら1曲目にインパクト持ってかれるだろうな。

4曲目は恒例のボーナストラック。今回は珍しくCDDBにボーナストラックの曲名が入ってました。「黄昏の追憶」というタイトル。なんか限定版と通常版で曲が違うらしいんだけど、限定版だと1曲目の後半のオルゴールアレンジですね。

「Nein」以降顕著になってきた、メロディのアイディアが尽きてきてるのでは?という疑惑がここにきて更に加速してきてるので正直不安も隠せないところなんですが、まあ次なるサンホラのアルバムこそが本番だから…うん。いつも同じこと言ってる気もするけど…。

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リンホラ全体だと紅蓮の弓矢みたいなブログレッシブな展開の曲の方が少ない気はしますが、今回三曲ともシンプルな構成だったのには私もびっくりしましたね… 鎮魂歌はもっとすごい展開になるかと思っていました。
それにしても三曲で見事に王政編まわりの画を描き上げたのは流石の魔術師ぶりですね…PVもなかなか(めずらしく?)評判がいいですし。

私も「最近メロディ枯渇がやばいんじゃないか」って思ってるたちなんですが、
進撃系だと作品共通テーマメロディみたいなもの(おそらく紅蓮のAメロのあれとか)を何度も使わなきゃいけない縛りがあったり、Revoのボーカルとしてのスペックの問題で使える音域などが限られてくるからなのでは…!とか思ってます(藁をも縋る思いで)

同じリンホラでもBDFFのサントラとかルクセンダルク大紀行はいいメロディにあふれてたし……と思って見返したらあれら2012-2013年でしたね…
リンホラが始まって結構年月がたっていることに驚きつつ、メロディ枯渇の不安に再び襲われてます(笑)

Re: タイトルなし

>とどろきさん
鎮魂歌はフルだと途中でテンポチェンジでスピードアップするんじゃないかとこっそり期待してましたw メタラー的な発想ですね。

メロディの枯渇は…ファン的にはやっぱり認めなくないですけどね。次のアルバムに向けて「溜めてる」んだと思いたい。
でもさすがにInterview with Noelでメロディ使いすぎたような気もしますね…。あれ1曲で何曲分だったんだと。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

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↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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