FC2ブログ

DIA「架空RPG2 ~世界樹編~」

2018-01-26_010539.jpg

https://diadiadia1.booth.pm/

一人激情ハードコア「ito project」及びRPGサントラ風音楽でお馴染みのDIAさんが昨年秋リリースした最新作。「架空RPG」の第二弾です。

一昨年の秋のすみすさんとの合作アルバム「Phantasic Anthologia」は界隈でも大好評を博していましたが今回はDIAさん単独の作品になってます。
すみすさんと言えばRPG風楽曲をまとめたツイッター動画が5万RTも記録して話題になりましたが改めてRPGサントラ風楽曲の需要の高さというのを再確認した形になりましたよね。アレンジ作品と違って既存のゲームやアニメのイメージ補正を受けられないオリジナル音楽というのは視覚的な想像力を促すテーマの設定が重要なのだと。やっぱりオタク文化って視覚重視ですもんね。音楽の良さだけじゃなかなか広まらない。

さて今作についてですが内容は「架空RPG」第一弾と概ね同じ路線ですね。もちろんサウンドは第一弾のときに比べて強化されていて、特にオーケストラサウンドは大幅にスケールアップされ壮大感は格段に増してます。もはやすみすさんの助力無しでも迫力あるシンフォニックサウンドを再現可能になったようですね。第一弾を上回る高品質なサントラ作品に仕上がっていると思います。全編に「本格的」オーラが漂ってる。
ただ、DIAさんの持ち味と言えるエモーショナルなロックサウンドは出番が少なめで「Phantasic Anthologia」のときのようなシンフォニック&ラウドロックな曲は6曲目と10曲目だけとも言えるので正直少し寂しい感じもあるのですが、その分だけシンフォニックサウンドが増強されてるし全体のバランスは取れてますね。むしろロック要素を削ることで一般的なサントラ作品としての精度は上がっているかなと。まあそれでもメタラー的にはちょっと寂しいですけど。
あとは心なしか第一弾に比べるとキャッチーなメロディが減ってる気もするんですよね…だからやっぱり第一弾の上位互換の出来とは言い難いかな。

19曲も収録されていて聞き応えは抜群なのですがその分だけ各楽曲が短く、始まって間もないのにフェードアウトしてしまう曲がいくつもあるのも物足りないところ。9曲目とかめっちゃ良い感じのピアノ美メロ曲なのに1分も絶たないうちに終わっちゃいますし、4曲目も勇壮なシンフォニック曲なのにやはり1分足らず。
まあサントラ風作品だから仕方ないんですけどね。「Phantasic Anthologia」は1曲1曲の完成度が非常に高かったから楽曲単位で楽しめたけどこちらはあくまでサントラとして架空ゲームの世界観を思い浮かべながらBGM的に聞くのが向いてる感じでしょうか。

一番気に入ってる曲はラスト19曲目ですね。ピアノで奏でられる美しいテーマフレーズが感動をそそります。ストリングスも本格的な響きでまるで映画音楽のよう。
あとクライマックス直前の17曲目のオーケストラサウンドの迫力とドラマチックなメロディも素晴らしい。

DIAさんと言えばやっぱりゲーム音楽にとどまらずメタルやハードコアやポストロックなどの幅広いジャンルに精通しているのが強みだと思うんですけどサントラ風作品だとそれらが十分に活かされてない感じもするんですよねえ。まあテーマ性の強い作品だから色んな要素をぶっ込めないっていう都合もあるんでしょうけど、一度くらいやりたい放題やった作品も聞いてみたい気がする。
次のM3の新作は久しぶりに激しい系作品になるらしいんでメタラー的には大いに期待しております。

ジャケ絵はお馴染みtac-t!sさん。先日web雑誌のインタビューも受けてらっしゃったみたいですが本当に幅広く勢力的に活動してらっしゃるみたいですね。
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

最新記事
カテゴリ
VA (4)
Imy (1)
リンク
検索フォーム
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QLOOKアクセス解析