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2014年、同人音楽の年間ベスト

え?年間ベスト? まだ9月なのに気が早すぎじゃね?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…今年の年間ベストじゃなくて昨年の年間ベストなんです…はい。上半期ベストですらないんです。遅すぎにも程がある。
というか、つい先日に昨年購入した同人CDリッピングし終えたばっかりでして…こんな超今更なタイミングになってしまいました。
しかも、うちの年間ベストは冬コミ分は次年に繰り越し扱いにしてるんで一昨年の冬コミ作品も入ってまして、更に今更感があるかもしれないですが、まあいちおう参考までに書いておこうかと。


まずはアルバム(ミニアルバム)部門です。ボーカル曲が4曲以上ならミニアルバムっていう扱いにしときます。

1位 Lost my Proust 「Requiescant in Peace and Grace」
http://lostmyproust.jimdo.com/
という訳で早速一昨年の冬コミ作品からスタートなんですが…もう1位はこれしかないでしょう。なんせ、自分が今まで聞いた同人音楽CDの中で最も再生数が多いのがこの作品です。
特に3曲目のドリームシアター的なプログレッシブなインスト「For my」と、キャッチーなリフと適度にテクニカルな展開が絶妙な4曲目の「Gallow」の流れが最強すぎてここばっかりヘビロテしてました。もちろんその他の曲も類まれなセンスを垣間見せる個性的な楽曲が揃っています。
実は個人的にも一発聞いてすぐ気に入った訳じゃなくて、「For my」のドリームシアター感に惹き付けられてその他の曲も一緒に聞いてるうちに徐々にハマっていった感じですし、かなりスルメな側面が強いと思うんで、数回聞いた程度で判断しないで頂きたい作品ですね。音が薄っぺらい程度の欠点で切り捨てるのは勿体なさすぎる。
サウンド面で圧倒的に進化を遂げた2ndのほうが即効性ははるかに高いとは思うんですが、個人的には1stへの思い入れ強いのでなかなかに甲乙付けがたいですね。というかLost my Proustの作品は全部凄いんですよ。うんそれが結論。


2位 (^O^)「てぐせ壱」
https://tomorro4.bandcamp.com/
これは本当に衝撃的な作品でしたね。サークル名が顔文字とか舐め腐ってんのか…みたいな気分で試しに聞いてみた「Aqua Snow」の強烈さといったらもう、今まで聞いた同人音楽で一番の衝撃だったと言っても過言ではないですよ。
スクリーモやらカオティックコアやらJポップやらゲーム音楽やらをごちゃごちゃに混ぜ込んだ上でそれらを独自のセンスでまとめ上げたキャッチーな楽曲群は、劣悪な音質を補って余りある魅力を持っていると思います。音質のせいでまともに聞いてない人がいたら本当に勿体ない。バンドキャンプで無料ダウンロード出来るので是非とも聞いて頂きたいですね。


3位 Hollow Mellow「Sweet Greed」
http://irumarin.com/
前作「Tangled Knot」も一昨年の年間ベスト上位に選出しましたが、この作品も相変わらず素晴らしい。IRUMAさんの作り上げる美しいメロディと、単なるゴシックでも単なるV系でもないプログレッシブなセンスを強く感じさせるNemuさんの技巧的なギターワークが絶妙なコンビネーションを生み出しています。やっぱり個人的にはHollow Mellowはゴシック系では完全に別格扱いですね。
思えば、リメイクアルバムは出てたけど完全新作はこの作品以降2年近く出てないんだよな…新作はいつになるんだろうか。まあこのサークルは寡作だけどその分だけ凄い作品を出してくれるから待ちますけどね。そろそろフルアルバムとか来る…?


4位 Minstrel「recollection」
http://minstrel.main.jp/
またしても一昨年の冬コミ作品…どんだけ冬コミ豊作だったんだって話ですよね。というかまだまだ他にも一昨年の冬コミ作品いくつかランクインしますから。
このMinstrelの1stオリジナルアルバムは、アレンジ系サークルのオリジナル作品としてはまさに理想的な出来栄えと言って良いんじゃないでしょうかね。メロディは超キャッチー、ボーカル超上手い、そして音質も同人音楽としては最高級と、ケチの付けようがない完璧な作品ですね。


5位 Tears Fall Spills「Strangers EP」
http://ameblo.jp/tearsfallspills/
昨年登場したメタルコア/ポストハードコア系サークルの1stミニアルバムです。
まあぶっちゃけ、ほとんどhyahyaoさん作の3曲しか聞いてなかったんですけどね、でもその3曲はめっちゃ愛聴してました。1stということでまだまだクオリティ的には至らない部分も多いと思うんですが、Jロック由来のキャッチーなメロディセンスや微プログレッシブなアレンジセンスには光るものがあると思います。2ndでは女性ボーカルもフィーチャーしてたりして間口が広い音になってると思うんですが、でもやっぱりメロディ的には1stが一番好きかな。知名度的にはまだ微妙かもしれないですが、個人的に期待度の高いサークルです。


6位 Ariabl'eyeS「蒼月ラメント」
http://ariableyes.com/
このサークルもゴシック系の中では思い入れが別格だったりします。なんせ同人音楽最高の歌姫(主観)のRenaさん歌ってますし、メロディもことごとくツボにハマってきますからね。個人的には最近ちょっとV系が苦手になってきた感あってゴシック系サークルもアレかなぁみたいな気分になってたんですがやっぱりAriabl'eyeSはいつ聞いても素晴らしいですよ。
この作品とその前の「ローゼンクロイツ」と2作連続で力作を送り出したせいで、最新作では若干勢いが落ちたような印象もありましたが、次の新作ではきっと持ち直してくれるんじゃないでしょうか。というかいつの間にかトップ画像がボーカルお二人の写真になっとる。気付かなかった。メンバーの写真がでかでか貼ってあるとメジャーデビュー目指してる?とか思ってしまう短絡思考。


7位 Ephebophilia「Spectrophilia」
http://xxxxephebophilia.tumblr.com/
これも超豊作だった一昨年の冬コミの作品ですね。ゴシック系の雰囲気ではあるけどV系ではなくしっかりクサメタルな音やっていて他と差別化できてるのが好印象なサークルです。
1作目ということでサウンド的にはまだまだグダグダだったりする部分もあるんですが、メロディセンスは相当なものですよね。特に後半の盛り上げ方が凄い。サウンド面が飛躍的に進化した2ndも素晴らしかったんですがやっぱりメロディ的にはこの1stに軍配上がるかな。


8位 Ether「機械都市インティモーラ」
http://www.ether-music.com/
新ボーカリストのエルム凪さんを迎えて心機一転、新鮮な魅力が詰め込まれた新体制Etherの1作目です。秋に出たアルバムも良い内容だったんですが、個人的にはこのインティモーラのほうが疾走曲が2曲あるから気に入ってる感じですかね。
特に3曲目の「赫然の少女」は従来通りに分かりやすい疾走クサメタルであると同時に、プログレッシブと形容しても良さそうな実験性が盛り込まれていて更なる可能性を感じさせるところが素晴らしいですね。でも民謡曲はあんまり聞いてなかったりするんですけどね…今年の春の民謡アルバムも買わなかったし…(小声)


9位 Laralastudio「さよならプラネット/チョコレイト」
http://laralastudio.web.fc2.com/
今や同人音楽とは名ばかり、実質的にメタルとプログレしか紹介してないうちのブログで唯一と言っていいポップス系の推しサークルであるLaralastudioの3rdミニアルバムですね。この作品は1曲目が現時点でLaralastudio最高の名曲だと思うし、サブカル風味の新機軸な2曲目と5曲目も魅力的だし、名作1stには及ばないけどそれに次ぐ内容の作品だと思ってます。


10位 Majestic Righteousness「METAL ANGEL REGENERATOR A-RISE」
http://majesticrighteousness.web.fc2.com/
素晴らしいジャケ詐欺っぷりが目を惹く作品ですが、どんなジャケなのかは…リンク先をご覧ください。中身はジャケとは全くイメージ異なる男性ボーカルによるクサメタルで、ボーカルがヘナヘナだったり音が薄っぺらかったりはするけどそれも味わいの内、メロディセンスもアレンジセンスも良好でB級クサメタル的な魅力にあふれている良作品だと思います。次のM3で久しぶりの新作出るかな?


11位 ガロンダイト「シキサイ」
http://galloundight.web.fc2.com/
このミニアルバムはネタ路線の曲が多いので、ほとんど3曲目の長尺曲のためにランクインさせた感じですね。
この3曲目の「秋の夜長は誰がために」は、サンホラ二期を思わせるミュージカル的で複雑なドラマチックな展開の中にピコリーモやメロスピ等のガロンダイトの持ち味もしっかり加味してあり、メロディも充実していてまさに必聴曲となってます。この1曲のために500円払ってもアリと思えるくらい。
というか相変わらずガロンダイトのサイト更新されてないなぁ…。このミニアルバムの情報がどこにもない…。


12位 幻覚アリア「幻覚アリア」
http://www.genkakuaria.com/
昨年登場したばかりにも関わらず、いきなりゴシック系上位サークルを脅かすようなハイクオリティなサウンドの作品を発表した驚くべきサークルの1stアルバムですね。
しかしハイクオリティではあっても、既に同人ゴシック界隈が飽和状態にあるせいもあって新鮮味やインパクトの面で損をしていることもありそうですが、いずれにせよこのサークルのキャッチーなメロディラインやメタル寄りのサウンドは自分の好みに合っていたのでけっこう聞いてました。秋発表のシングルも更にメタル度が増加していて素晴らしい。


13位 埼玉最終兵器「Forgotten Ruins」
http://www.ssh.ne.jp/
言わずと知れたアレンジ系で有名なインストサークルによるオリジナルミニアルバムです。テクニカル感のあるフュージョン系サウンドをベースとしながらもゲーム音楽的なキャッチーなメロディが満載で、インストでありながらも万人受けする非常に聞きやすい音になってると思います。これもアレンジ系サークルのオリジナル作品としては理想的な出来栄えなのでは。


14位 Satanic a la mode「Symphony #0 in Bm, darkside of the moon(DEMO)」
http://inkyooo.com/
先日の夏コミで同人音楽最強のフルアルバムをリリースした衝撃が記憶に新しいこのサークルですが、この無料公開曲はサタアラのプログレッシブな側面が最も色濃く出ている作品と言えるかもしれないですね。16分に及ぶ長尺曲がトラック分けして収録されていて、サタアラならではのカオティックで濃厚な世界観が存分に味わえます。いちおうデモバージョンのようで、ボーカルも部分的にしか入ってないのでほとんどインスト曲みたいな印象ですが、十分に完成度は高いと思います。
てっきりこの曲の完成バージョンがフルアルバムに収録されると思ってたんだけど…。この曲はもうこのデモのまま放置なのかな?


15位 MiddleIsland「Elixio」
http://www.middleisland.net/
この作品けっこう気に入ってたんですよね。実はMiddleIslandの作品は今までベスト盤くらいしかまともに聞いてなくて、でも紫さんの声ちょっと苦手だからこっちのアニソン声のボーカルさんが歌ってるほうが聞きやすかったという…。ファンの方からしたら邪道かもしれませんが…。MiddleIsland特有のクドいほどにクサいシンフォニックサウンドとアニソン系の声質が丁度いい具合に中和し合ってると思います。


16位 Quince minutos(shaky ART's)「ねとぱへ☆ぱらだいすぅ~」
http://maxbet777.blog.fc2.com/
これは名義は別になってるけど実質的にshaky ART'sの作品と考えていいんじゃないかと思ってるんですが、まあエロゲみたいなジャケ見れば分かる通りに内容もなかなかにギリギリな感じです。特に2曲目がね…。
音楽的にはワザマさんのテクニカルなギターのおかげでHR/HM要素が濃くなっていて、そこがメタラー的に嬉しいところです。やはり4曲目が良いですね、shaky ART'sならではのSystem of a Down風味の変態要素とエモくて爽やかなサビメロ、shaky ART'sの美味しいところを凝縮したような曲ですね。


17位 NanosizeMir「始まりを告げる少女」
http://nanosizemir.com/index.html
1stアルバムと2ndアルバムが超名作すぎたのでそれと比較するとちょっと地味な印象もあったりするこの3rdなんですが、でもクオリティ落ちたという訳ではなく、むしろそれまでのポップさから少し落ち着いて大人向けな洗練された雰囲気になってるとも言えるので、好きな人はこっちの作風のほうが好きだったりするのかも。2曲目「ある時、ある世界」は問答無用の名曲。


18位 -LostFairy-「呪われし亡国のメフィストフェレス」
http://lostfairy.com/
ボリュームは少なめですが、シューベルトの「魔王」のアレンジ曲である2曲目を始めとして充実した曲が揃ってますね。特にラストの5曲目のキラー度は凄まじい。
次の秋M3では新ボーカルお披露目の新譜出るのかな?


19位 世の漆黒「東京零年」
http://12-i.net/
新譜と称して同人誌を売るという画期的な試み…じゃなくてイベント売りのDL方式という試みが印象的だったアルバムですが、内容のほうも世の漆黒ならではドラマチックなツインリードギターが乱舞する楽曲が並び、聞き応えたっぷりで充実してますね。ただ、有名ボーカルの方とそうでない方の曲で差が出来ちゃってるのがちょっとアレなんですけどね…。
どうやら次の秋M3の作品では本格的にV系路線に切り替えて男性ボーカルメインになりそうな予感あるんですけど…果たしてそれが吉と出るのか凶と出るのか。
あと、GILDIAとのコラボ作品も良かった。あの作品に入ってたGILDIAの曲、ぶっちゃけGILDIA本体のどの曲よりも好きだったりする。


20位 Fabulatore「Exsequor」
http://www.fabulatore.com/
全体的にはV系っぽい男性ボーカル曲が多くて個人的な好みから離れてる感じなんですが、3曲目の「時計仕掛けの恋人」は突出したキラーチューン。この曲は確実に年間ベスト級ですな。この曲のためだけでも聞く価値はあるかと。


そして次はシングル(マキシシングル)部門…なんですが、すみません時間が足りないのでまた後日に続きを書きます。
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そういえばてぐせ壱って昨年の作品だったんですね…。
もう聴きすぎて随分前からあるような気すらしています笑

Lost my Proustといえば、hidaka mikuさんが劇団(?)の劇中BGMを担当されたそうで。
Twitterで知ってハイ?ってなりましたが、正直かなり聴いてみたい…。

Re: タイトルなし

>k-pさん
もう1年半も前の作品なんですよね…時の流れは早いもので。

hidaka mikuさん演劇のBGM担当するそうで、自分も驚きました。CD化しないのかな?
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Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

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