FC2ブログ

Tears Fall Spills「Disturbance of Sensation」

Disturbance of Sensation

イベント前には「もはやhyahyaoさんの曲だけが突出してる感じではなくなってる」とか書いてたんですけど、いざ蓋を開けてみれば結局hyahyaoさんの曲ばっかりリピートしてるという…。やっぱり自分的にはhyahyaoサウンドが聞きたくてTears Fall Spills買ってるという部分が大きいので仕方ないのですが…。
あと75さんの曲ですね、相変わらずキャッチーで素晴らしい。この方の曲だけ女性ボーカルだから目立ってるってのはあるんですが、それを差し引いてもこれは非常に魅力的な曲ですよ。

ということで依然としてこの2人のコンポーザーさんの曲が群を抜いてると言わざるを得ないんですが、しかし、もちろん他のコンポーザーさんの曲のクオリティも前作より着実にレベルアップしてるのは確かですね。前作では前述の2コンポーザーさんの曲ばかり聞いてた感じなんですが、今回は全曲を通して再生することが増えてますから、やはりこれは大きな変化だと思いますよ。コンポーザーがバラバラとはいえコンピレーション的な寄せ集め感は薄くなってると感じます。

さて各収録曲についてですが、まず今回のhyahyaoさん枠は1曲目のイントロと2曲目、6曲目ですね。1曲目のイントロは短いので実質的には2曲でしょうか。
今回の新曲2曲は共に前作に比べて更に洗練さを増していて、もはや完全にhyahyaoサウンドが確立された感ありますね。ただ、サウンドの洗練具合と引き換えに歌メロのキャッチーさが若干減退した感もあるんだけどまあそれでも十分にキャッチーなので問題なしでしょうか。
あと今回は2曲ともhyahyaoさん自らがボーカルをとっていて、1stが好きな者としてはそこも嬉しいポイントでしょうか。必ずしも上手いって訳じゃないんだけどこの飾り気のない自然体のボーカルが良いんですよねえ。でも、前作で歌ってた外人みたいな上手すぎる女性ボーカルさんも捨てがたいというか、やっぱりあのボーカルに比べたら楽曲のインパクトというかキラー度が少し落ちてる感は否めないかな。あの女性ボーカルさんにまた参加して欲しい気がするけど難しいのかなぁ。
2曲目「You Died!!」、これはDjent度は控え目ですが、hyahyaoさんお得意のシャキシャキしたリズムが心地良い1曲になってますね。DJのサンプリング音とギターリフの絡みが秀逸。やっぱりこの軽快なシンコペーション多用のリズムはV系っぽい感じするかな、リズム部分だけ影響受けてる感あるかも。ニコ動にアップされてた曲もV系っぽい感じだったし。
6曲目「Absence of Light」、こちらはより意識的にDjent系のサウンドやってる感ありますね。でもDjent特有の無機質感はなくて、あくまで軽快で聞きやすいサウンドに仕上げてあるのがさすがという感じです、これぞhyahyaoサウンド。やはり改めてこの独特なグルーヴ感がツボすぎると再確認いたしました。

そして75さんの曲は8曲目ですが、前作まではこの方の曲ってキャッチーさでは文句なしの出来栄えなんだけどちょっと曲調が明るすぎて全体からは浮いてるかなって感じだったんですが、今回はポストハードコア要素が大胆に導入されていて全体の流れにもしっかりハマってるし非の打ち所がないですね。まあ1曲だけ女性ボーカルだから浮いてるってのはあるんだけど…むしろ他にも女性ボーカル曲を何曲か入れてバランスとった方が良いような気もする。
この曲の一番の聞き所はやっぱりCメロですかね、サビメロもキャッチーで素晴らしいんですが、このCメロでの高音パートの盛り上がり方が最高なんですよね、ちょっと高音すぎてボーカルさん苦しそうですがそこは仕方ないか。
こういう感じの女性ボーカルのキャッチーなポストハードコア系の曲で固めたCD出したら売れるだろうなぁとか思ってしまう程の出来だし、それなりに知名度ある東方メタル系サークルにも比肩し得る音楽性なんじゃないでしょうか。少なくとも75さんの曲が同人音楽的に最も需要のある音であることは疑いようがないでしょう。あんまり売れ線とか気にしすぎるのはよろしくない気がしますが、それでもコンピレーション的な作品のみの収録というのはちょっと勿体ない気がする。

まあそんな感じでhyahyaoさんと75さんばかりに注目しがちですが、もちろん他のコンポーザーさんの曲もしっかり聞き所はあります。
3曲目のTack-Yaさんは新規に参加のコンポーザーさんかな?トランス要素のあるメタルコアって感じで、特に突出した個性は今のところ感じられないですがクオリティ自体は普通に高いと思います。
4曲目のピュア嶋さんは前作にも参加してたかな、今回の曲はEDM要素の入ったチャラめなミクスチャーって感じですがノリ良いし前作の曲より全然良いと思う。
5曲目のさもとらけのにけさん、この方は9曲目も担当してて、どちらもインストなんですがこれがなかなか良い感じなんですよね。アレンジも曲構成もしっかりしていてメロディも耳に残るし、インストでありながらも存在感あります。今後も要注目なコンポーザーさんなのではないでしょうか。
7曲目のraftさん、これまた個性的な感じですよねえ。ポストハードコア的な音作りもそれなりに入ってるとは思うんですが、ボーカルの歌い方がかなり独特なので歌謡曲っぽい雰囲気が強くなってる感じです。ギターよりもストリングスやピアノのほうが目立ってますし。でも曲自体は良く出来てると思うし普通に気に入ってる曲ですね。

ということで、各コンポーザーさんの楽曲の差も狭まってきており、全体的なクオリティは確実に上がってるのでこれは次回作は更に期待せざるを得ないですよね。というかそろそろhyahyaoさんや75さんのソロ作品も聞いてみたい気するけどまだ難しいのかな。もちろん沢山の収録曲が聞けるコンピレーションスタイルも捨てがたいんですけども。
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

#6は中毒性高いですねー。このキャッチーなイントロにDjent成分を組み込むセンスが最高です。今回75さんの曲はヘヴィに寄せたのかな?と思いましたが女性Voのサビはやはり75さんらしいポップなメロで安心しました。コンポーザーごとに味があってTears Fall Spillsは次が楽しみになるプロジェクトですね。

関係ありませんがLost my Proustの2ndがどんどん好きになってきてます笑
聴きこんで#1がかなりハマってます…メインのリフが完璧すぎますよね。1:42あたりのギターが入るとことか普通に涙ぐんできてしまう…笑
あとは#5ですね。この外タレ感溢れるイントロリフはすばらしいです。普通にPeripheryとかと張り合えるのではとすら思ってしまいます。

Re: タイトルなし

>k-pさん
やっぱり6曲目は良いですよね、hyahyaoさん独特のアレンジセンスが炸裂って感じの曲です。75さんの曲もキャッチーさとヘヴィさを兼ね備えた曲になっていて素晴らしいです。

Lost my Proustの2ndは自分も1曲目が大好きなんですよね、ドリームシアター的なテクニカルメタルと繊細なアンビエント的なメロディのコンビネーションが最強ですね。
5曲目もかっこいいですよね。さすがにPeripheryと比べたら演奏テクニックに差があるでしょうけど、アレンジのセンスや発想には本当に秀でたものを感じます。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

最新記事
カテゴリ
VA (4)
Imy (1)
リンク
検索フォーム
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QLOOKアクセス解析