M3申し込み今日まで

http://www.m3net.jp/
今日の17時までらしいですよ。万が一まだ申し込んでないサークルさんいらっしゃいましたら急いで申し込みましょう!!
…ってこんな締め切り当日のド深夜じゃ間に合いやしませんな。全くもって意味のない記事でした。昨日のうちに書いておけば良かったんだけど。

どうやらリリハル2ndアルバムが秋に出るのは確定っぽいしやはり最強M3になりそうな予感しかしない。上手く行けばリリハルとLost my ProustとMalikliyaとLiesvectとDIAさんのHarmonic Reflection、この辺りのアルバムが一気に出る訳ですからねえ。強い…強すぎる。Xiloroやdemiのアルバムはもうちょい先か…でも秋に出ないとは言い切れない。
あと確定情報じゃないけど久々参加の人気サークルもいるっぽい?

https://www.pratanallis.net/holy-fragments
Pratanallisの夏コミ新譜の特設がもう公開されてる?早い早すぎる。夏コミ特設の一番乗りなんじゃね? まさに同人サークルの鑑。まだ試聴はおろかトラックリストすらないですが既に収録曲はほぼ完成済みのようなので確実に夏コミでリリースされることでしょう。

話は変わり、先日メジャーデビューが発表されて話題になってたポエムコア?VTuberのミソシタ、今更ながら視聴してみたんですけどなんか謎の中毒性があって何度も再生してしまうんですよね…。なんだろう、このシュールな見た目と独特な喋りとダークアンビエントなBGMとか、その全てが組み合わさって「計算された狂気」を醸してて引き込まれてしまうっていうか。さすがメジャーデビューするだけはあるな。

そういや春アニメもそろそろ最終回の時期ですよね。今期は結局喰種reしか見てなかった…別にVTuberにハマってた訳でもないのに…単に視聴モチベが足りなかっただけか。来期は何か見るもんあるのかなぁ。進撃3期の主題歌はもちろんリンホラですよね?他にあり得ないですよね?
ジョジョ5部は秋からか、意外に早い。EDはキングクリムゾンの曲にしてくんないかなぁ。
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MorningHaze「MELLOW YELLOW」

http://morninghaze.wixsite.com/home

APOLLO第8回で買った作品その3。

このサークルも初遭遇だったんですけど、一聴してすぐ分かる非常に洗練されたサウンドとメジャー感あふれる雰囲気、これはきっと知名度あるクリエイター関わってるやつだろうなと察しましたが、それもそのはずこのサークルは超有名サークルMintJamのsetzerさん主導のプロジェクトだったんですね。そりゃ商業作品と同等のクオリティで当然だわ。

とはいえ自分その超有名なMintJamの音源は1枚しか聞いたことなかったりするんですけどね…確か同人音楽聞き始めの頃にM3で買ってそれっきり。ベストアルバム的なもの聞いておくべきかなぁと思いつつも結局まだ聞いてないし。

まあそれは置いといてこのMorningHazeですね。こちらはMintJamとは違って女性ボーカル物なのでより同人音楽の主流に沿った音楽性である気がします。ロックサウンドを基調にしてるのはMintJamと同じだけどこちらは少し音が軽めで(意図的にそういう音作りにしてる?)そしてテクニカルなギターソロも無いのでメタラー的には少しばかり物足りないかもしれませんが女性ボーカルJPOP/アニソンとして聞くのならば些細な問題でしょう。

setzerさんのソロ1作目は複数の女性ボーカルをゲストに迎えたバラエティ豊かな作風だったようなんですが今作では女性ボーカル「サリコ」さんを正式メンバーとして固定してユニットとしての統一感ある作風になっています。
そのサリコさんの卓越した歌唱は特筆すべき点で、超パワフルで超ハイトーンな歌声には圧倒されまくり。完全にプロ級の歌唱ですな。
同じくハイトーンを武器とする実力派歌い手のおこげちゃんさんと割と似た声質だったりしまして、必然的に比較対象になりそうな気もするけどサリコさんのほうが癖が抑えめでポップソング向けな声なのかな?

今作は6曲収録のEPで、爽快で力強いロックソングが揃った充実盤だと思うのですが特に1曲目「サヨナラを贈る日」がサリコさんの歌声を最大限に活かした強力チューンですね。2曲目「さよならスケープゴート」のメロコア風のエモーショナルな曲調も素晴らしい。ってか冒頭から「さよなら」2連発って。さよならし過ぎ。過去に決別したい思いが詰まってたりするんだろうか。分からんけど。

という訳で王道の女性ボーカルロック曲が聞きたい人には強くおすすめ出来そうなサークルかと思います。

viewtorino「viewpoint」

http://viewtorino.com/viewpoint/

昨日紹介した木下結さん繋がりでviewtorinoも紹介しときます。
ちなみにこれ新譜でも何でもなく3年前の作品だったりするんですが、なぜか当時紹介し損ねてたんで今更ながら記事上げておこうかと。

ってか改めて聞くとviewtorinoめっちゃ良いですねー。何でこんなに良いサークルをちゃんと紹介してなかったのかと後悔するくらい。まあこの3年ほどの間に自分の感性も変化してるってのもあるかもしれませんが。
何気にこのviewtorino未チェックだった人いるんじゃないですか? ぶっちゃけ刺さる人にはとことんグッサリ刺さる、性癖直撃し得るタイプの音だと思うんで知らなかった人は今からでも聞いてみると良いと思いますよ。

このサークルは同人音楽っていうよりかはM3に出展してるだけで本質はインディーズバンドって感じがしますけど昨日も紹介した木下結さんの歌声によってオタク感性との親和性も非常に高くなってる印象。

3枚の作品を出しててそのうちフルアルバムはこの作品だけ、残りはミニアルバム。1stミニアルバムは自分も未聴。
基本オルタナ系のギターロックなんですが、今作はUKロック寄りなサウンドで、前作のミニアルバムのほうは割とシューゲイザー寄りな音になってます。その前作「Heliotrope」のほうは以前記事にしたこともあったんですけど、今改めて聞くとHeliotropeのほうが同人音楽的にはおすすめ度が高いかもしれん。木下結さんの甘ったるく切ない浮遊感ボーカルとノイジーなギターサウンドの対比が絶妙だしメロディ自体もすこぶる完成度高い。なにこれまじ名作すぎる。当時はあっさりした感想書いちゃったけどもっと推すべきだったかも。

で今作「viewpoint」のほうはインスト無しの10曲入りということでボリュームは増加してますが半分以上が男性ボーカル曲なので木下結さんの出番は少し減ってる。
男性ボーカルも十分に上手いし味のある歌声だと思うけど…やっぱオタク的な観点からすると木下結さんの歌声には敵わない。
…あんま大きな声では言えませんが自分は木下さんのボーカル曲だけプレイリストにまとめて聞いてたりします。邪道極まりないですが…軟弱なオタクですみません。

木下さんボーカル曲はどれも素晴らしいのですが特に6曲目「Late Spring」が最高。切ないメロディ展開に胸を打たれること請け合い。

ちなみにAmazonレビューによるとこの作品ブリットポップのオマージュが満載なんだそうで、けっこう原曲まんまパク…もといオマージュしてる曲もあるらしい。ブリットポップってオアシスとかブラーとか辺りか。少し聞いたことはあるけどあんま詳しくはないからなぁ。まあ木下さんボーカル曲はJPOP寄りメロディだからオマージュではないんじゃないかな。分からんけど。

という訳で、甘ったるい繊細な女性ボーカル+海外志向ロックサウンドな組み合わせが性癖な人には確実にぶっ刺さる強力なサークル(バンド)だと思いますんで知らなかった人は是非聞いてみてください。

end and records(有間シン feat. 木下結)「薄明と余白について」

https://endandrecords.booth.pm/items/880290

APOLLO第8回で買った作品その2。
なんですけどこれ先日の春M3新譜なんですよね。つまり完全なる買い逃し。

この作品、試聴ちょろっと聞いただけでも「お?」と反応せざるを得ない良さが滲み出てるし(ボーカル良し演奏良しジャケも良しで完璧)、何よりこのサークルってメタル島の真っ只中(う18b)に配置されてたんですよ、なのに何で見逃してたんだ??我ながらチェックが甘すぎた…。

…て後悔もしたんですけど、でもサークルのツイッター確認してみたらこの新作の情報って当日ギリギリになって公開されたみたいだし、過去作品はボカロばっかりだし(フルボーカル作品もあるけど今作とはボーカルが異なる)、つまりこういう作風は今作が初めてって訳で、サークルチェック時に引っかかりづらかった要因が重なってるのでまあ仕方なかったのかなぁと。これだと他のリスナーも買い逃してそうですな。

さて今作の魅力について具体的に語りますが、キーワードは「繊細ボーカル」と「本格ロックサウンド」。

まずは繊細ボーカル…まあ身も蓋もない言い方すればロリ系ボーカルです。表現はアレですがそのほうがこの界隈では分かりやすいでしょう。
ただ、このボーカルの「木下結」さんの歌声、界隈に数多のロリ系ボーカルがいる中でそれらと差別化できる魅力がやっぱりあると思うんですよ。歌唱力がしっかりあるのは勿論なんですが、それだけでなくなんというかこう…透明感あるというか凛とした雰囲気というか…全体として「品のある」歌声なんですよね。いや、他のロリっぽいボーカルの方々に品がないって訳じゃないんですけどね。なんかオタク向けのようでいてオタクに媚びてないような感じというか…? まあとにかく素敵な歌声なんですよ。
木下さんのツイッター拝見するとやたら「エモい」を連呼なさってるのが印象的なんですが、おそらくエモいという形容が似合うタイプの(比較的激しめの)ロックがお好きな方なんでしょうな。
この木下さんは以前「viewtorino」でも歌ってらっしゃって(先日教えて頂いて気付いた)、そちらもやはりエモいタイプのロックサウンドでしたし、その事からもおそらく何でも仕事受けてるのではなく自らが好きなロック系を選んで歌ってるんだろうなと思えますしそういう意味でも好感持てますね。

で、その繊細なボーカルが至ってシリアスな「本格ロックサウンド」と組み合わさる事によるギャップ感も大きな魅力。
(先日のMetomateの記事でも同じようなこと書きましたが、多少タイプは異なれども共通項も多いと思うんでMetomate好きな人にもおすすめしたい)
このサークルは(試聴を聞いた限りでは)過去のボカロ作品でも割と激しめで骨太なロックサウンドを披露してたようですが今作ではそのサウンドに更に磨きがかかり、そして過去作ではエレクトロニカな曲調もあったりバラエティに富んでいたのが今作ではシンセなどの使用を最小限に抑えた純度の高いロックサウンドに移行してることが伺えます。
アップテンポな楽曲は無いものの、2曲目ではバッキバキに硬いベースサウンドが入ってたり3曲目ではヘヴィでノイジーなギターリフが展開したりとメタラーの鑑賞に耐える「本格派」な音に仕上がってる。サウンドプロダクションも非常に整っていて壁サー級のハイレベルだと思いますね。

収録曲3曲とも良いんですけど特に1曲目のタイトル曲が素晴らしい。まじ名曲。曲単体では今回の春M3でも優勝級なんじゃないかな。

このサークルは基本的にボカロサークルであって木下結さんはゲスト扱いなんでしょうけど、しかしこれだけ素敵な作品を聞いてしまうと木下さんボーカルでアルバムを聞いてみたくなってしまいますよねえ。過去のボカロ曲のリメイクでもいいので実現してくれたら…。

C94当落

今回はPratanallisが久々の新譜出してくれそうだからそれがメインになりそうだけど、あとは初参加のWHITEFISTSですな。今度こそアルバム出るか。
DIAさんのHarmonic Reflectionも受かってますね。何気にコミケは初参加? サークルカットには1stアルバム予定って書いてあるけどまだ完成は無理らしい。
あんやほさんのBLAPTOPHOBIA毎回当選し続けてるような? すげえなぁ。今度も何らかの新作用意してくれそう。

demiも受かってるけど3rdアルバムはまだだろうなぁ。
Xiloroは今回もChloro名義での参加だけど前もChloro名義のときにシングル出たことあったから今回も出る可能性が?
NoahさんのExistRuthも当選してますが東方アレンジか。春のアルバム買ってない人はこの機会に買ってみるのも良いと思いますよ。
新規サークルは…ざっくりと見た感じだと今回も期待できないかも。

買うものは多くなさそうだけどまあ夏コミはいつもこんなもんかなぁ。本命は秋に固まりそうですからね。

http://www.m3net.jp/
その秋M3の申込みもすでに始まっていて、締切は6月22日? 意外に早めなので申し込む予定のサークル様はくれぐれもお忘れなきよう。

This is a cat.「感情の航路(エモーショナルライン)」

http://korehaneko.com/discography/

APOLLO第8回で買った作品その1。今回けっこう沢山買っちゃいましたからね。この「APOLLOで買った」シリーズしばらく続きますよ。
ちなみにダウンロードで買ってしまうとジャケ画像を載せれないというデメリットあったりする訳ですがこの作品のジャケは割と簡素なんで別にいいかな…。ってかこれだけ内容充実してるのにジャケが手抜きなのはかなり勿体ないと思う。オタク文化はやっぱ何だかんだで視覚重視の文化だから。

さてこの「This is a cat.」ってサークルは今回のAPOLLOで初遭遇したんですけど、ボカロPと男性歌い手×2の合計3名からなるユニットらしい。ボカロPと男性歌い手の組み合わせということで必然的に「歌ってみた」系の音を思い浮かべるでしょうけど実際はさほど歌ってみた臭(ニコ動臭)は強くない。どっちかというと割と普遍的なJPOP寄りな作風だと思う。一昔前の爽やか&甘ったるい男性ボーカルの邦ロックバンドっぽい雰囲気。

っていうかはっきり言ってその手の邦ロックとして聞いてもかなり完成度高めの作品かなと。トリプル男性ボーカル編成なんですが特に「ねこから」さんの歌唱担当曲のクオリティが非常に高く、(女性向け)アニメの主題歌になっても違和感ないくらいのオーラあると思いますね。普通にTVで流れてそうな雰囲気。
ねこからさん、これだけイケボで歌唱力高けりゃきっと大人気の歌い手に違いないと思いきや、動画を確認してみたら再生数も少なくツイッターのフォロワー数も2桁…。う、うーん。何故だ。やっぱ上手さだけじゃ評価されないのだな…。世知辛い、世知辛いのじゃー。

収録曲はなんと13曲でインストは1曲だけ、これほどの大ボリュームで前述のようにアニソン級の名曲も多数収録してるにも関わらず価格1000円(ダウンロードだと750円)。これは男性ボーカル邦ロック系が特に好きな人じゃなくても試してみるべきだと思いますよ。

いかにも同人音楽然としたマーチング序曲を経て、2曲目~7曲目あたりまでは「アニソン級」の強力な楽曲がずらりと並んでいます。ねこからさんの伸びやかなハイトーンが素敵な「虹色の街」「ドリームスラッガー」やトリプルボーカルの開幕チューン「Emotional Line」が特に推したい良曲ですが、「kore」さんボーカルの爽やか極まった「夏空ハイライト」や軽快な4つ打ちロック「感情バイバイ」も見逃せない魅力を持ってます。

後半の収録曲は前半ほど粒ぞろいではないですが「ヘルプ」のうねりのあるメロディや「雲を掴むような話」のメルヘン寄りメロディは聞き所ですね。再びトリプルボーカルで大団円なラスト曲「Last treasure」も良い。

という訳で、男性ボーカル邦ロック系にはさほど興味ないリスナーにもおすすめしたいくらい充実の内容になってますので聞いて頂きたいですね。APOLLO期間限定ではないので。
このレベルでも普通に埋もれてしまう現状の同人音楽界…うーん。

APOLLO第8回【後の祭り】

https://azmavd.booth.pm/items/838291
うわーこれ期間限定だったのかよ…せっかく目を付けてたのに後回しにしちまったよ…やっちまった…。
ってかこのサークルやばいでしょ、男性ボーカル(主催者のボーカル?)は米津玄師みたいな声だし女性ボーカルもめっちゃ上手い人ばっかりだしサウンドもメジャーデビュー出来そうなレベルだし。これで12曲1000円????ラスボス級の相場ブレイカーっすね。
こんな凄えクオリティなのにショップ委託もデジタル配信も何も無いの?何で?売る気ないのか??
何か今後イベント出てくれるのかも怪しいし、しかもこの主催の人ってボカロP時代に投稿曲を全削除した前科(?)があるっぽいし…。この作品も入手困難にならなきゃいいけど…。

https://azmavd.booth.pm/items/880153
で、過去のボカロ曲のほうもboothで無料公開されてるんですがそっちは期間限定ではなく今もダウンロード可。って普通は無料のほうを期間限定にするんじゃなかろうか。逆じゃね? スローのバラード曲が多いですがどれもメロディに非凡なものを感じる。


https://endandrecords.booth.pm/items/880290
あとはこのサークル、めっちゃ良くないですか…? 春M3出ててしかもメタル島だったのに見逃してたとは…不覚なり。

上記の2サークルとも春M3でばっちり購入してる人いたら「お主…やるな!」と敬意を表したいけどチェックしてた人少なさそうな気が。

他にも今回のAPOLLOでは色んなサークルの作品購入したんですけどそちらは後日に単独記事で紹介するつもりです。

https://gildia.booth.pm/
あとびっくりなのがGILDIAの無料ダウンロードが期間限定ではなかったこと。まさかずっと無料公開し続けるんですか…半端ねえ…。


あ、それとLost my Proustは夏コミは申し込んでなさそうだけど秋には新譜出してくれるっぽい。やっぱ秋は「本命」ラッシュになりそう。これは…今度こそ「史上最強」M3が実現するのか…?

豊作APOLLO

ほとんど「ロック」しか見てないけど今回のAPOLLOめっちゃ良さげなサークル多いんですけど。「スキ」連打しまくり。サークル数も増えてる気がするしまじで豊作ですな。ちなみに具体的にどのサークルに目を付けたのかについては時間がないので後日に改めて書きます。ってそれじゃわざわざ記事書いた意味がねえ。まあ期間限定のやつは多分ないと思うから大丈夫…多分。
boothで購入すると決済が非効率だからあんまり気が進まないけど次回のM3に出てくれるか分かんないし何より早く聞いてみたいサークルが多いので今回は思い切って買ってしまおうかなと。

あ、GILDIAの全作品無料はやばいですね。正気の沙汰とは思えん。てか「復活祈祷ファンディング」なるものが設置されてるけどサークルやファンにとってはそっちが本命…?

Xiloro「Alternative Xiloro 1」

2018-05-01_023726.jpg

https://xiloro.bandcamp.com/album/alternative-xiloro-1

「なん・・・だと・・・?」
と某漫画のコマを貼りたくなるくらいの驚愕に満ちた2018春M3「優勝」作品。他との「絶望的」なまでの戦力差を示して見せた途方も無いアルバム。

分かりやすく例えるならですね、このアルバム、始解も何もしてない素の斬魄刀で卍解状態の相手と対等以上に渡り合ってる感じというか、人差し指を「ピンッ」って動かしただけで敵が「ぐはっっ!!」って言って吹っ飛んで壁にめり込む系というかですね、うん、全く分かりやすく例えてないですね。まあとにかくやばいアルバムなんすよ。

えーと、では真面目な話このXiloroというサークルの何がそんなにやばいのか改めて整理してみましょうか。いつも言ってることの繰り返しになりますが未だにこのサークル認知してない方々も多いでしょうから。

まずこのXiloroは、「Chloro」という同人ゲームサークルから派生した音楽制作用の別名義サークルであって、つまり音楽制作は「本業」じゃない訳ですよね。本業じゃないのに本業でやってるサークルより早めのペースで作品発表してしかも中身が毎回めちゃくちゃ充実してるっていう。更に言うとオリジナリティもガッチリ確立された音楽性なので「Xiloroでしか聞けない」魅力がある上に早いリリースペースにも関わらず「マンネリ感」とも無縁。どうです?やばいでしょ?

まあ上記の事実は毎回繰り返し書いてることなんですけど、本格的にやばいのはここから。
今回のアルバム、「1st Camera Roll」という見慣れない表記がなされていて、なんじゃそりゃ?って感じなんですけどこの表記の意味は「アルバムに入れるほどではない」曲を集めたということらしい。ほー、つまりはアルバム不採用の「クソ曲」を寄せ集めて作ったって訳だね? まあせっかく作った曲をただお蔵入りにするだけじゃ勿体ないもんね。オーケーオーケー、じゃあ期待せずに聞いてみるか…なんて軽い気分で再生し始めるとすぐに違和感に気付く。「あれ?不採用の曲にしてはけっこう良いメロディじゃね?」「ん?いやむしろ今までのアルバムに入れてもいい感じの出来の曲が多くね?」「待て待て、最後まで聞いたけどこれ捨て曲ないレベルで良曲揃いじゃん!!!どういうことだおい!!!」
…と理不尽な怒りに苛まれる可能性すらある(?)。だって「クソ曲」を集めた企画アルバムであるはずなのに他所のサークルの「渾身」のアルバムより良い曲が揃ってるんですよ? なんじゃそりゃ、喧嘩売ってんのか!!ってレベルのやばさですよ。まさに冒頭に述べた「絶望的」なまでの力の差ですよ。

ほんと余りに良い曲が多いので、何故これらの曲が不採用になったのか小一時間問い詰めたいくらいですが、どの曲もメロディには何ら問題ないと思うのでアレンジが気に食わなかったのかな…いやいやアレンジなんていくらでも手直し出来るはずだしそれだけで捨てるのはやっぱおかしい。よく海外バンドの日本盤のみボーナストラックに本編よりも良い曲が入ってることあるけどそういう系のアレなのかな。にしては良い曲が多すぎるんだけど…。まあXiloroにおける楽曲選定のハードルが異常に高いのは間違いなさそうです。ここまでストイックに楽曲切り詰めちゃったら果たして3rdアルバムはどんな神盤になるんだ??ってかそこまでハードル上げちゃって本当に完成出来るのか??

で、そんだけ良い曲が揃ってるにも関わらず「捨て曲」集アルバムに位置づけられてることもあってか本作はBandcampにおいてName Your Price(投げ銭)でのリリース形態となってます。要するに実質的に無料ってことですね。もちろん投げ銭なのでリスナーが値段を決めることが出来ますが。
で、現時点での唯一の無料作品ということもあってこの作品を初聞きに選ぶ人もいそうですがその選択は正しいと思う。このアルバムにはXiloroの構成要素が一通り詰まっていて音楽的な特徴を把握しやすく、そして曲順も割と入門用に適してると思うんですよ。だからシングルから聞き始めるくらいならこのアルバムから入門することを圧倒的におすすめしたい。
ちなみに本作は当初Bandcampのみのリリースを予定していたようですが、フィジカル(CD)でのリリースを望む声もあったため少数ながらM3でCD-R版が頒布されました。まあBandcampのダウンロードって他と比べても非常に親切な仕様なんでデジタルリリースだけでも良かった気もしますが(他のダウンロードサイトだとCDリッピングするより手間がかかったりする…)、でもフィジカル派はそれだけだと物足りないでしょうし、あとはM3で頒布されないとこの作品を春M3作品にカウント出来ないっていう超個人的な都合もあったりするのでフィジカル頒布は十分に意味あったのかなと。

さて具体的な楽曲についてですが、全12曲で捨て曲はほぼ無し、繋ぎ曲(インスト曲)も無し。強い。強すぎる。

1曲目「Like a Lithium」、冒頭一発目からいきなりスローテンポで気だるい曲調。しかも序盤は3曲目までスローテンポ曲が続きアップテンポ曲は4曲目までお預け。ロックアルバムとしてはあるまじき楽曲配置かもしれませんが個人的にこれはアリだと思います。というのは、このXiloroの魅力の1つに過去曲「レンダリング」に代表されるようなアンニュイな雰囲気ってのは確実にあると思うので、同路線のこの曲を冒頭から聞かせてアピールする構成は割と初聞きリスナーに対しても効果的になり得ると思うんで。まあレンダリングほどのインパクトは無いんですけど地味にメロディしっかりしててなかなか良い曲。いわゆるスルメ系。

2曲目「いただきます」、タイトルからしてコミカル系で詞のほうも実際そんな感じでお気楽な雰囲気なんですけど、Xiloroお得意のブリティッシュロックテイストもバッチリ備えていて初聞きリスナーに対しても「あれ?なんか他とは違う?」って「引っかかり」を与えるだけの面白みある楽曲なんじゃないかと。

3曲目「万華鏡」、これはさすがに良い曲すぎて不採用の理由が全く理解できない。メロディ自体も素晴らしい上に、スローテンポのロック調でシンプルな展開かと思わせてサビ後に転調したりとかアレンジ面でも巧すぎる。

4曲目「穴」、この曲は冒頭からいきなり轟音ギターサウンドが炸裂するので音量には注意。ギターのミックス・マスタリングにはまだ改善の余地あると思うけど曲自体はめちゃくちゃカッコいい。(メロスピ曲を除けば)何気にXiloro史上最も激しく勢いのある曲調で、マスロック/プログレメタル的なテクニカルリフとドラマチックな展開もインパクト大だけどMeltyさんによる歌メロのキャッチーさも素晴らしく実にオリジナリティあふれる音に仕上がってると思う。

5曲目「Summer」は再びスローテンポに戻ります。曲名とは裏腹に暗めな歌詞とメランコリックな曲調だったりするんですがメロディがとても美しく印象的な楽曲。こんな良い曲を不採用にするなんて…人事担当者出てこい!って怒鳴り込まれても仕方ないレベル(?)

6曲目「Bloom」はXiloroならではのオールドスクールなブリティッシュハードロック調。なんだかんだでXiloroのギターサウンドってやっぱこのタイプの曲調に一番ハマりますな。リフを中心に組み立てられた曲なので歌メロのキャッチーさは多少控えめですがMeltyさんの歌声そのものがキャッチーなので総合的にも敷居の高さは全くありません。

7曲目「独占と癒着」、個人的にはこれが今作で一番気に入ってるかな。パンクロック調のラフなギターサウンドに乗せてMeltyさんのキュートなボーカルが「どくせんゆちゃくーちゃくどくせんー」ってひたすら繰り返すだけのコミカル度の高い楽曲なんですが、言葉遊びソングと侮るなかれ、途中からメロディアス&テクニカルなツインリードギターが絡んで意外なほどにドラマチックな展開を見せ終盤にはテンポチェンジ&転調もあったりで、「クラゲの気持ち」ほどカオスではないにせよ刺激的で奇想天外な楽曲に仕上がってると思います。他と一味違うXiloroの持つ魅力を体験するのに打って付けな1曲かなと。

8曲目「さよならホーキング博士」、曲名だけでいつ頃に作ったのか容易に想像できますね。バックコーラスは入るけどほぼインスト曲で、今作では最もデモ曲っぽさがあるかも。クリーントーンのギターフレーズを淡々と繰り返すシンプルな曲調ですが途中から入ってくる童謡のようなリコーダーの音色が印象的。この笛って打ち込みではなく生で演奏したみたいですね。

9曲目「Arch Enemy」、こんな曲名ですがメロデス曲ではないですよ、念のため。基本的に歌謡ロック調なんですがAメロの変則リズムのリフがものすごいカッコいい。作曲は市瀬さんか…プログレメタル寄りな曲はだいたい市瀬さん作みたいですな。「昨日の敵は今日の敵、明後日にはもう無敵」っていう言葉遊びの歌詞が耳に残る。

10曲目「Philia」、打って変わって静かなアコースティック調になるんですがこれがまた美メロすぎる曲。Xiloro楽曲でも屈指の美メロなのでは? こんな良い曲を不採用にするなんて人事担当(略)

11曲目「断捨離」、出ましたツーバス疾走曲再び。ぶっちゃけXiloroのヘヴィなギターサウンドにはメロスピ調は合わない。以前のシングルに収められたメロスピ曲ははっきり言って駄曲ギリギリだったと思うんですが、ではこの曲もダメなのか?っていうとそれが全くの真逆。これは間違いなく名曲です。確かにメロスピ系のアレンジは合ってないんだけどメロディがめっっっっちゃ良い。「Surfing On」に匹敵するくらいの名曲度。という訳で終盤に相応しいハイライト的楽曲になってると思います。

12曲目「Help!」、ビートルズのカバーソングじゃないですよ、念のため。この曲は昔のアイドルソングをパンクロック調にアレンジしたみたいな?そんな趣きの曲かな。Xiloroの芸風の幅広さを感じさせる。ちなみにサビよりもAメロの展開のほうが好きかな。

そんな訳でアルバム不採用楽曲を寄せ集めたアルバムだなんて絶対信じられないくらいの充実盤になってますんで是非とも聞いて頂きたいですね。こんな凄まじい才能を持ったサークルが何故に界隈で話題に上らないのか? 訳分からないですね。まあXiloroっていうかChloroのほうは先日Steamでもゲームをリリースして海外からもばっちり評価されてるみたいだから、過小評価されてるのはXiloroのほうだけなんでしょうけど。ゲームのほう経由でXiloroのほうも評価されて欲しいものですが。
ってか、最近は観測範囲内でも音ゲーに曲提供するサークル増えてきたように感じますがゲームとのコラボを最初から自前で行ってるXiloroってやっぱ最強すぎるなと。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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