Octaviagrace「Polyhedra」

http://www.octaviagrace.net/

オタクヴィアグレイス…じゃなくてOctaviagraceの1年ぶりの新作EPでございます。オタクじゃなくてオクタです。間違えるほうが難しいと思いますが。

まあでもめっちゃオタク向けであることは事実ですよね。前作に続いてジャケ画に化物語シリーズでお馴染みのVOFANさんを起用してコミケで売っても良さそうなオタクな雰囲気を維持。でも前作ほどに「美少女ジャケ」って感じではなく今回はオシャレな構図も相まってサブカル感が強まってる気もしますけども。
ちなみにiTunesで購入したので今回もジャケ写真の掲載はなし。リンク先でご覧ください。

さて本題の音楽についてですが、今回のミニアルバム、前作にあたるフルアルバム「Outward Resonance」に比べてだいぶ音が良くなりましたね。
前作ってやけに音が軽くてメタル感の乏しいサウンドプロダクションだったんですけど、1st EPと2nd EPがしっかりメタリックな音作りをされていたことを考えればその軽さは意図的なものだったと考えられますね。おそらくJPOP系のリスナーを意識しての判断だったのでしょう。
しかし今回の新作では再び鋭さと重厚さを伴う音作りに戻っており、メタルバンドらしさも取り戻した感じではあります。メタラー的には当然ながらこの変化は好印象であります。

そしてボーカリストの実稀(己稀)さんの歌声、これも特筆すべきでしょう。Octaviagraceも活動開始から2年半ということで時が経つのは早いなぁという感じでありますがこの間に最も目覚ましい成長を遂げたのはこの己稀さんで間違いないでしょう。今作では過去最高に安定感があり力強い歌唱を披露しています。
1st EPの時点では(昔のRoman so Words作品でのボーカルの危うさに比べたらはるかに安定した歌唱だったけど)まだ拙さも残っていたんですが、しかし今作での堂々たる歌唱、もはや音程の危ういアマチュアボーカリストの影は消え去り、プロフェッショナルな風格を感じさせるものになっていますよね。やはり何度もライブを重ねることで喉が鍛えられたってことなんでしょうね。この成長っぷり、ロマソ初期から己稀さんを見守ってきたリスナーさんならばかなり感慨深い物があるのでは。

そして楽曲、今回も安定感ある曲揃い。フルアルバムということでバラエティ感を持たせた前作とは違って、今回は「JPOPな爽やかメロディ+テクニカルな演奏+耳障りにならない程度の適度なメタル要素」という持ち味を通底させた楽曲が並んでいて全体的なまとまりという意味でも前作より印象良いです。今作もメンバーのうち4人が作曲に携わっているのに散漫さは全くなくてどの曲においてもOctaviagraceらしさが感じられるのは凄いと思う。
…とはいえ、どの曲も安定してるんだけど突出したキラーチューンが欠如してる感も否めないんですよねえ。心を揺さぶるようなメロディがない。例えば1stならばロストモラトリアムとかDramatic Quietがハイライトでしたし、2ndなんて平凡な曲が皆無で全曲が強力な楽曲で固められていたんですけど、今回の場合は全曲が平均点クリアしてるけど天井を突き破ってるような破壊力の曲が無いっていうか…? まあコンポーザー4人もいるしリリースのペースもそんなに早くないのでネタ切れって訳じゃないと思うし、メロディの出来というよりかやっぱり好みの問題なのかなぁ。自分的にはロストモラトリアムみたいな切なくキャッチーなメロディを求めてるんで…。
しかし所属ボーカリストの共通するRoman so Wordsのほうは寡作ながらも春の新曲においては卓越した爽やかメロディの名曲を発表していましたし、ここに来て自分の中ではロマソの株のほうが上回りつつあるかも。ロマソはコンポーザーがYUIさん1人だけでしかもクサメタル系もJPOP系も両方で名曲生み出してるから…やっぱり強い。

今回の収録曲で新機軸なのは3曲目「Dear Diablo」ですかね。きらびやかなチェンバロが鳴り響く同人ゴシックみたいな曲。テクニカルなギターリフとウィーーンって機械音みたいなシンセの組み合わせも面白い。

ジャケは前述の通りオタク感あるんですけど、アー写のほうは女2人男3人で何とも言えないリア充感が漂ってますよね。新しいアー写ではそのイメージに拍車かかった。女1人だったらいわゆるオタサーの姫みたいな感じになると思うんですけど(?)

そんな感じで、飛び抜けた良さはないけどいつも通りの魅力が詰まっているという安定期な作品と言えるのかもしれないですね。個人的にはOctaviagraceの最高作は2nd EPの「RECOLLECT STORIA」だと思ってるんで初めて聞く方にもそっちをおすすめしたいですが。
っていうかOctaviagraceがきっかけでRoman so Words知る人のほうが多かったりするのかな…。ロマソは「Es another」から入門がおすすめですがオクタビアのファンの方ならば普通にフルアルバム「Es」から聞いていいと思います。
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Roman so Words「never ending journey」

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http://roman-so-words.com/

Octaviagrace新作の発売日ですね。早速聞いてるんですけど前作のフルアルバムに比べると音の厚みが増していてメタル感を取り戻しているんですけど、でも楽曲については1st EPと2nd EPの輝きには及ばないかなぁ…。やっぱり最初の2枚が良すぎたんでね…。

まあOctaviagraceの感想は後ほど書くとして、今回取り扱うのはそのオクタビアでボーカル務める己稀さんの所属するご存知Roman so Wordsの春の新曲のほうでございます。新曲…まあ次の新作が出てないからギリギリ新曲ですよね…?

この新曲「never ending journey」なんですが、当初はM3新作が何も無い予定だったのが(M3の2週前に開催された)2ndライブ後に急遽予定を変更して用意した曲ということで、YUIさんや己稀さんのツイート見た限りでもかなり短い時間で突貫的に作り上げた曲であるようです。実際、1コーラスしかなくて尺も2分強しかないデモ曲が1曲入ってるだけのCDなのですが、しかしながら驚くなかれ、これが最高に素晴らしいメロディを持った楽曲なんですよ。デモ曲なのに圧倒的な存在感。ぶっちゃけRoman so Words史上でも屈指の名曲なのでは…?

もちろんデモバージョンなのでギターは打ち込みだったりプロダクションも軽めだったりして完成度は低めなんですが、それを補って余りあるほどに素晴らしいメロディ。
曲調は清涼感あふれる明るいポップス系でいわゆるクサメタルとは全然違うんですが、でもアップテンポだしリフもカッコいいんで十分にメタラー向けだと思います。っていうか、こういうJPOP系メロディはどっちかというとOctaviagraceでメインでやってる曲調だと思うんですけど、ぶっちゃけそのOctaviagraceの領分を奪う勢いで強力無比なメロディなんですよね。オクタビアのほうが(ロマソの領分と言える)クサメタル風の曲をやってもいまいちだったのにロマソのほうは余裕でJPOPな曲調で名曲を作り上げてしまうという。ロマソ強し。これほどの名曲を突貫で作ったっていうんだから…YUIさんの凄さを改めて思い知る1曲だと言えそうですかね。
そして己稀さんのボーカルスキルもOctaviagraceの活動を通してさらに向上していることが確認できます。「Es」のときより安定感増してますよね。

この曲はきっと次のアルバム(orミニアルバム)にフルバージョンが収録されるはずだと思うんですけど、ロマソも同人音楽には珍しいくらい寡作なサークルですからねえ…果たしていつになったらフルを聞けるのやら。来年中に出ればいいんだけども。
これは急遽作られた曲ということなんで次回作の方向性を占う根拠にはなり得ないかもしれませんが…まあ出来れば脱メタルな方向性には行ってほしくないですけどね。この新曲もリフはしっかりしてるから非メタルって訳じゃないし。

Hymn Above Traumatic Emotion「Ecdysis-夢ノ森ニテ-」

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https://hymnabovetraumaticemotion.jimdo.com/

オリジナル同人メタルで最もカッコいいネーミングのサークル(暫定)ことHymn Above Traumatic Emotion(略称HATE)の最新シングルです。

…って言っても既にリリースから半年近く経っちゃってますけどね…。秋M3カタログ発売前に慌てて春作品の記事ぶっ込んでるという。

昨冬にリリースされた記念すべき1stフルアルバム「OMBRA」に続いて春に頒布されたシングルとなります。次イベントですぐに新作が出るっていうのは寡作なHATEにしては意外だったというか。新体制になって制作モチベーションも上がっているということでしょうか。
同人メタルレビュー誌「オタクとメタルと私」においても年間ベスト1位に輝いていたHATEのフルアルバムですが、この記事を書くにあたって久しぶりに聞いてみたんですけどやっぱり何度聞いても素晴らしすぎる内容。同人メタルの歴史に残る名盤だと信じて疑いません。
とはいえ…この新体制HATEについては誰もが賛辞を送るタイプの音楽とは言いづらく賛否が別れてしまう可能性あるとは思うんですけどね。もちろん個人的には大好きなんですけどね。新しく加入したHidaka Mikuさん…もといpeloさんの歌声なしではこの傑作フルアルバムは成立しなかったと確信している訳です。まあそれについてはアルバムの時の記事で散々グダグダと書き散らしたのでいちいち繰り返して書くことはしませんけども…。

この新作の内容ですが、2曲入りなんですけどそのうち1曲がイントロなんで実質的に1曲だけのシングルですね。ボリュームは足りないけど…フルアルバム出して間もないんだからそれは仕方ない。新作出ただけで有り難い。
タイトル曲「Ecdysis-夢ノ森ニテ-」は完全に1stアルバムの延長線上。っていうかサビメロやリフがアルバムのクライマックスを飾った「繭」にそっくり。「繭」は理想的なアルバム終盤曲と言って過言でないくらいの超テンション超ドラマチックな超名曲だったんですが、しかしながらその名曲に似通っているはずのこのEcdysisはどうにも物足りなく感じる。何故なのか。やっぱりアルバムの流れがあってこそクライマックスで盛り上がる訳なので、単体で抜き出してもいまいちになってしまうのかな。HATEってアルバム単位でこそ真価を発揮するサークルのような気がするんですよ。だからシングルやEPでチマチマやるよりもアルバムでガツンとかました方が良いのかなぁと。まあ寡作サークルなので2ndアルバムがいつになるのか分かんないですけどね…気長に待ちましょう。
あとこの新曲は三拍子系のメルヘン風味?な展開も含まれていて、同人音楽「らしい」HATEの側面も垣間見えます。
KHULEさんの演奏技術やサウンドプロダクションについては言うまでもなくハイクオリティでケチの付け所無し。オリジナル同人メタルでも最高峰のクオリティでしょう。

ところでタイトルの「Ecdysis」って脱皮っていう意味みたいですね。なんとなく今後の更なる進化を示唆しているようなタイトルに思えなくもない? と言ってもHATEってサウンド的にも音楽性においても初期の時点ですでに完成されてたからそんなに改善の余地は無さそうなんですけどね。となるとやはりボーカルのスキルアップにかかってる感じか…。ってかV系(歌謡曲)な歌い方が単に苦手ってこともあると思うけど…。
でも初期みたいに男性ボーカル入れたりせずにこの3人メンバーで続けていって欲しいですね。

(V.A.) VOCALEAMO Compilation album「E.M.Otional」

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http://zunx2dtm.com/archives/20127397.html

春M3作品です。ボカロです。激しい系です。でもギャーギャーうるさくはありません。
コンピレーションアルバムです。15曲も入ってるのに500円というお買い得です。良い曲が多いです。

…以上、いちいち読むのが面倒くさい人向けの要約でした。
ってかこの要約だけで最低限の情報は十分に伝わる気がするしわざわざ本文を書く意味はあるんだろうか?と思いつつもやっぱり投げ槍すぎるのはいかんのでちゃんと書きます。はい。

このコンピ頒布してたサークルって確か壁配置だった気がするしそれなりに知名度のあるボカロPなのかな。恥ずかしながら不勉強な者でしてこのコンピに参加してるボカロPさんは1人も存じ上げなかったんですけどね。でも各ボカロPさんの投稿動画一覧をさらっと見た感じでは再生数は2000~5000くらいでそれなりの数字は稼いでおられる印象ですし、何より音源そのもののクオリティの平均値がだいぶ高め。しょぼい音を鳴らしてる参加者は皆無で、オリジナル同人メタル界のクオリティ平均値と比較しても中の上から上の下くらいには位置するレベルばっかりなんじゃないかなぁ。このクオリティで15曲で500円って安すぎだろ…。やっぱりニコ動界隈の価格設定はやばい。
ってか自分も記憶が曖昧で、このアルバム1000円で買ったような気がしてたんだけど500円だったんだ…この記事を確認して気付いた。まあイベント時って値段とかあんまり気にせずバンバン買っちゃいますからねえ。それで衝動買いもしちゃうんですけどね…。

コンピレーション作品なんですけど、ボカロでラウド系(スクリーモ/ポストハードコア)という縛りで参加者を募っていることもあって作品全体にはしっかりと統一感があってコンピ特有の雑多な感じがほとんどありません。1つのアーティストの作品として聞けてしまうレベル。でもそれって裏を返せば各参加者の個性が乏しいとも言い換えられる訳なんですが…とは言えこの手のラウド系サウンドってジャンルのフォーマットに従って作るとどうしても似通った感じになってしまうのは仕方ないんですけどね。
前述の通りクオリティは各参加者ともかなり高い。今のボカロラウド界隈ってレベル高いんだなぁと感じずにいられない。これならばボカロ&同人ラウド界隈は今後も安泰? このラインナップの中から歌い手コラボでアルバム作るPが出てきたらけっこうな傑作が生まれそうな予感ありますよ。

収録曲はタイトル通りエモーショナルなメロディを備えたラウド系ばかり。シンセ使ってるPもいるけど必要以上にチャラい感じにはならずあくまでシリアスな曲調が中心。パリピ向けラウド曲が苦手なリスナーにもおすすめできる。

どの参加者も総じて良い曲を作ってると思うんですけど、プログレマン的に特に気になったのは8曲目を提供しているイチカっていうボカロPさん。テクニカルでDjentyな作風で異彩を放ってます。あのイケメン天才ギタリストのichikaさんとは無関係だと思いますが…。
主催者KeitAさん提供の2曲目もちょこっとDjent風味かな。
15曲目のギターインストもDjent寄りでカッコいいんだけど参加者のクレジットが無い?

12曲目のイリオモテヤマネコさんの曲は本作随一の疾走感のあるアグレッシブな曲調でインパクトあり。
7曲目zunx2さんもかなりヘヴィで音圧高いサウンド。このボカロPさんは動画の再生数も高め?

シンセ入りの曲では11曲目UCCHiさんの英詞曲とか良い雰囲気が出てて素敵ですね。
10曲目の音羽ねぅさんの切なくキャッチーな歌メロとキラキラサウンドの組み合わせも絶品。さらにギターソロもがっつり入ってるし今作の参加者の中でも注目度は高い。
あと5曲目のR'sFactoryさんのブレイクダウンのとこのシンセフレーズが好き。

サビメロのエモさにおいては6曲目のsho-penさんが一番かも?
3曲目の書店さんのアルバムは実は買ってました。まだ開封してないんですけどね…。今作ではマスタリング担当なさってるようで作品全体への貢献度は高そう。曲調はオーソドックスなシンセ無しのスクリーモですな。

そんな訳で素敵な曲が取り揃ってるんでボカロ好きなリスナーにもラウド系好きなリスナーにも聞いて頂きたいですね。ボカロラウド界の現状を知るには打って付けの1枚なのかなと。

オタクとメタルと私「DOUJIN METAL No.18」

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http://hwbb.gyao.ne.jp/tyr-pc/home.html

レビュー同人誌をレビューするという初の試み(?)。もちろん書評とかそんな大層なものじゃないです。興味深く参考になる内容だったんで記事にしておきたいと思いまして。

No.18っていうことでかなり歴史のあるレビュー同人誌サークルですよね。
まあ、うちのブログもレビューとは言えないお粗末な文章を書き続けて早5年近くにもなる訳ですけど、こうやってきちんとした編集されたレビュー冊子を制作してらっしゃるサークルさんと同列に置くのはおこがましいとは思うんですが、でも同人音楽レビューの特異性、難しさについてはいちおう自分も分かってるつもりです。何がどう特異で難しいのかについて具体的なこと書くのは避けておきます…お察しください。まあとにかく同人音楽のレビューは一般の音楽レビューとは異なるってのは事実なんですよね。
かつて存在していた同人音楽レビューブログが更新停止もしくは同人音楽を取り扱わなくなって久しいのはご存知だと思いますが、その理由について「同人音楽が以前に比べてつまらなくなったから」っていう理由を挙げる方は多いでしょう。しかしM3の参加サークルや一般参加者が増加しているのは動かしがたい事実。人は増えたけど質が下がった? それでつまらなくなった? うーん自分はそうは思えないんだよなぁ。むしろDTM技術はどんどん進歩してるし。部分的に見れば質が下がった、マンネリ化したということはあるかもしれない。でも全体的に見れば活性化しているしまだまだ可能性をいくらでも見い出せると思うんですけどね。このレビュー誌さんもこれだけ長く続けてらっしゃるのだからその可能性を信じてらっしゃる方だと思うのですが。

前置きはそれくらいにして本題に入りましょう。オタクとメタルと私さんの同人誌についてです。
その特徴についてですが、

●扱ってるのは基本的にメタル作品のみ
ここは徹底してますね。メタルとカテゴライズ可能な作品以外は載ってません。ラウド系とV系ロックはいちおうはメタル系にカテゴライズ可能なんで載ってますが。
うちのブログは同人メタル中心とは言いつつもタイトルが「同人音楽」なんで手広く扱うのも可能なんですが、オタクとメタルさんの場合は「メタル」ってばっちり入ってますから…名に偽り無しということですね。

●アレンジ作品は無し
この基本方針うちと同じですよ…びっくりです。どういう理由でアレンジ作品排除してるんだろうか。うちの場合はメロディを「借りている」アレンジ作品と自前でメロディ作ってるオリジナル作品を同列に並べたらフェアじゃないっていう理由なんですけどね。アレンジ作品を否定してる訳ではないです。特筆すべき音楽性のアレンジサークルがいれば取り扱います。

●ボカロ作品はあり
古参メタラーの中には未だにボカロを受け入れられない人もいるみたいですけどここはボカロも分け隔てなく扱ってます。ボカロ界隈に質の高いメタル作品が多くあることを考えれば当然の判断ですよね。

●新旧サークルをバランス良く紹介
これ重要ですよね。昔から同人音楽を聞いてらっしゃるリスナーさんって古参サークルを重視して新規サークルが後回しになってるイメージあるんですけど、ここは新旧サークルのバランスを考慮してランキングも作られています。やっぱり新規サークルの発掘なくして界隈の活性化は有り得ないですし。

●専門用語を多用しない分かりやすい文章
●批判的な意見は最低限
これはね…先ほど書いた「同人音楽レビューの難しさ」に関わってくるんですけど、同人音楽ってアマチュア音楽なのでクオリティが一般音楽に比べて低いのは仕方ないことなんで、そこを批判しようと思えばいくらでも批判できちゃうってのがね…厄介なところなんですよ。だから基本的に褒めることを前提にして書かないとレビューが無意味になってしまうような気もします。だからと言ってベタ褒めばかりだったら客観性が失われるし…難しいっすね…。オタクとメタルさんはその辺も踏まえた上で書いてらっしゃる印象があります。

●メタルコアには若干懐疑的
これは…生粋のメタラーだとHR/HMとハードコアは別物って感覚あると思うんですよね。メタルコアはハードコアってことで。

で、この「No.18」では2016年の同人メタルベスト10の特集が組まれてるんですが、先日もちょろっと書いた通り1位はHATE、4位がLiesvect、8位がPratanallisです。他は割と有名所なラインナップですが…気になる方は購入どうぞ。
HATEフルアルバムが1位っていうのはとても同意できるんですけど、しかしちょっと引っかかるのがHATEのレビュー内容の半分以上がメロデス史の振り返りで占められてるってのが…。HATEそのもののレビューがもっと欲しかった気がするけど…でもこのアルバムって評価難しいタイプの作品だからなぁ。人によってはボロクソだろうし。
あとLiesvectが4位ってのが素晴らしいですよね。もしこの新進気鋭のサークルの渾身のフルアルバムが評価されてなかったらこのレビュー誌に対する共感は少なかったと思います。Pratanallisはもうちょい高くても良かった気もするけど…でも8位だから十分ですかね。
個人的には2016ベストはREJECTIONとXiloroの2サークルが絶対に外せないと思ってますけど…でもどちらもメタルにカテゴライズするの微妙な音楽性だから仕方ないかな。Xiloroは2ndでハードロック色が濃くなりましたから次はランクインするかも?

あとランキング以外にも多くの作品レビューが掲載されていまして、自分が買ってないor知らなかったサークルも多く取り上げられていて参考になりました。これを参考に次のイベントで買おうかと。
Grey Lethal、Junseiさん、リリハル、SPARESPINE、SilencePhobia、オレオレウサギなどが掲載されてます。明日の叙景まで入ってる。うちの最推しサークルLost my Proustは楽曲ベスト部門に入ってますね…アルバム自体が紹介されてないのはちょっと残念。とはいえ楽曲だけでもベスト入ってるんだから十分かな。

あと同人音楽には関係ないんですが、このレビュー誌の後書き、鉄血のオルフェンズについて肯定的なコラムが書かれてるのが好印象でした。オルフェンズってああいう結末だったこともあってボロクソに貶されてネタアニメ扱いされたりしてるのが悲しいのでこういう文章に出会えて何だか嬉しかった。ヴィダールのデザインが最高…めっちゃ分かる。

Diabolic Phantasma「Abaddon's 5th Chord」

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https://diabolicphantasma.jimdo.com/

東方アレンジサークルです。デスメタルです。ギャーギャーうるさい系です(読むのが面倒くさい人向けの要約)。まあ、うるさいだけに留まらない「クサさ」も強い音楽性ですけどね。

うちのブログで東方アレンジ扱うのはイレギュラーな事なのですが、今年の夏コミは同人音楽の日と東方の日が同日になったこともあって実は3枚も東方サークル買ったんですよ。アレンジ作品を積極的に聞かない自分があえて買ったくらいですから当然ながら特筆すべき優れた音楽性を持っているサークルばかりです。という訳でイレギュラーに紹介します。
ちなみにその3枚の内訳はというと…このサークルと先日紹介したA-HEADと…あと1枚は壁サークルなんですけど、そこを紹介するのはいつになる事やら。基本的に有名サークルは後回しにする傾向ありますんで。需要と逆行してることは分かってるけどやはり新しめな有望サークルを優先したいですからね。

で、このサークルDiabolic Phantasmaは初CDが2年前で東方メタル系では比較的新参に当たるのかな。これが1stフルアルバムらしいです。
音楽性は公式によればシンフォニックデスメタルということなんですが、しかしブラストビートが多用されているのでブラックメタル寄りな印象が強いですかね。ラスエフにもシンフォニックブラックのタグが付いてた。あとV系からの影響が色濃い。これも同人メタルらしさ。
シンフォブラック+V系の同人メタルと言えば…やはりICDDがその頂点に座している訳なんですけど、さすがにICDDと比べたら音も演奏もチープだし数段格下と言わざるを得ないんですが、とはいえICDDの下位互換に位置している訳ではなくてこのサークルならではの良さがしっかり存在してるのは確かです。

その独自性の核となっているのが女性ボーカル。他の同人メタルサークルのアニメ系ボーカルや歌謡曲系ボーカルとは一線を画する「本格的」オーラをまとった歌唱力抜群のオペラティックな女性ボーカルの醸し出す存在感は半端ない。これが他と差別化する決定的な要素になっているのは疑いようがないですね。
でもメンバー紹介見るとこの女性ボーカルはゲスト参加みたいなんですよ…音楽性を形作る最重要な部分がゲストに依るっていうのはある意味で不安要素かもしれませんが…。
それとシンフォニックなアレンジの妙についても特筆すべきですね。ICDDに比べたらゲーム音楽みたいなB級っぽさの残るサウンドなんですけど、逆にそのゲーム音楽風味が親しみを持てるポイントになってて、大仰でありながらもキャッチーなメロディを連発する展開はオタクメタラーの琴線に触れること請け合いでしょう。アグレッションよりも親しみやすいメロディが優先されていて、メタラーの間で話題沸騰の「究極のオタク系クサメタル」ことZemethに通ずる感覚もあるかもしれない?
このアルバムは東方の有名曲が多めにチョイスされてるんで正直いってメロディの新鮮味はかなり乏しいのですが、それでも楽しめるのはアレンジの妙のおかげでしょう。
ギターソロがメロディアスでがっつりドラマチックさを演出してくれるのも好印象ポイント。

アルバム前半の曲(4曲目まで)はデスボ+オペラティック女性ボーカルの組み合わせでひたすら劇的でクサい展開続きなんですが、後半(5曲目以降)に入るとV系っぽい男性ボーカルが入ってくるんですよね。このV系ボーカルも下手って訳じゃないんだけど…女性ボーカルが上手すぎるから男性ボーカルがぶっちゃけ蛇足に聞こえちゃうのが惜しいところ。なんていうか、「本格派」シンフォニックデスメタルからV系メタルに格下げされちゃう感じ。まあV系が好きな人ならむしろ後半のほうが気に入るのかもしれないけど…。
ってかこの男性ボーカルもゲスト参加なのかよ。正式メンバーはデスボとギターとドラムの3人? ドラムのメンバーがいる割には打ち込み臭の強いドラムに聞こえる…?

自分が買ったのはこのフルアルバムだけなんですけど、最新作のシングルのほうではテクデス要素も追加されてて個人的な好みにさらに近づいてる感じもあり。シングルのほうも買えば良かったかな。
アレンジセンス優れているサークルだしポテンシャルはかなり高いと思う。是非ともオリジナルもやって欲しいけど…でもサークル代表のEUGENさんは「東方is人生」なんてプロフィールに書いてるくらいだし、生半可な気持ちで東方アレンジやってる訳じゃなさそうだしオリジナル作品の予定は無いのかもなぁ。でも次のM3には参加するみたいだけど。

GLUE WAVES「Zoological Garden」

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https://gluewaves.jimdo.com/
女性ボーカルのロック曲が好きなリスナーなら必聴!のサークルGLUE WAVESの2枚目のミニアルバムです。
例によってこの後ゴチャゴチャと感想を書き綴りますけど、いちいち読むのが面倒くさい方は「女性ボーカル」で「ロック」なサークルとだけ認識しておいてください。非メタラーなリスナーならばそれで十分。

シングル含めれば5枚目の作品ですがミニアルバムとしては2枚目。このサークルのM3初参加は2014年の春だったと思うんで、3年目にしてようやく2ndミニアルバム出たということはけっこう寡作な類に入りますかね。

個人的にこのGLUE WAVESが本領を発揮し始めたのは2作目(シングルとしては1枚目)の「DECRYPTION」でして、1stミニアルバムにおける割と「ゆるい」リラックスしたムードから一転、LIGHT BRINGERを彷彿とさせるパワフルでキャッチーな歌メロ&緊張感あふれる鋭いサウンドと緻密なアレンジに衝撃を受け、それ以来自分の中で注目サークルになっていたんですよね。
そして、この「DECRYPTION」の路線でミニアルバム出せば傑作になるのは間違いないと確信してずっと待ってたんですけどリリースがシングルばかりでなかなかアルバムが来なくてもどかしい思いをしてたんですが…2年半の時を経てようやくまとまった曲数の作品が出た訳です。

自分がこのサークルに対して求めてた音楽って前述のようにLIGHT BRINGER的なパワフルかつ緻密なメタリックな音だったんですけど、しかしこのGLUE WAVESって本質的にメタルサークルという訳ではなくて、1stミニアルバムを聞けば歴然なんですけど割とバラエティに富んだポップス調~ハードロック調が中心であって、メタルを自覚的にやってるって感じは薄いんですよね。あくまでもバラエティ感の中にメタルが選択肢として存在してるというか? それくらいの比重。まあ実際そのバランス感覚って多くの同人音楽サークルに共通してるものなんですけどね。
しかし「DECRYPTION」で提示された緻密なメタル寄りな音像は、「バラエティ」の一部分で済ますには余りに勿体ない完成度だったので、メタルが本質ではないんだろうなと薄々気付いてはいたものの個人的な嗜好においてはずっとメタルに特化したアルバムを出して欲しいと期待してたんですよ。

で、ようやく完成したこの2ndミニアルバムなんですが、その内容はというと1stミニアルバムのときの「バラエティ感」は薄くなってアップテンポなロック調の曲が中心になってるという、まさに自分が期待していた方向性に近い内容。

とはいえ、今作が「メタル」と呼べるかというと…ちょっと微妙な線かな。かつてこのサークルをLIGHT BRINGER的だと感じた根拠になったと言えるパワフルな歌声を持つ本木咲黒さんがボーカル務める4曲目のキラーチューン「Savage Roar」以外はメタルっていうほど鋭い音像ではなく…せいぜいハードロックって感じかなぁ。アップテンポではあるけどメタル的なテクニカル感は乏しくて全体的には「女性ボーカルロック」作品としか言いようがない。まあ元々メタル系サークルだった訳じゃないんだから当然なんですけどね。

このサークルにLIGHT BRINGER的な方向性を求めてたこと自体が見当違いだったという結論に至らざるを得ないですが、でもやっぱり本木咲黒さんの曲には確実にありますよね、Fukiさんを彷彿とさせるオーラ。今回のミニアルバムでも4曲目の本木さん担当の曲だけ「強さ」が段違いだし、やはりメタラーとしてこの路線を期待してしまうのは致し方ないというか。見当違いだったとしても。
っていうか、もし今までの本木さん担当曲だけ編集してまとめたプレイリスト作って聞かせたらきっと皆「LIGHT BRINGERっぽい」って思いますよ。

という訳で今作は、LIGHT BRINGER好きなメタラーにおすすめ!とは言い難い内容ではありますが、もちろん女性ボーカルロック系作品としては良質な内容ですので多くの同人音楽リスナーに聞いて欲しいという点では変わりありません。

1曲目「Ignoramus」、これは過去作にもずっと参加してた「なつみ子」さんによるロックチューン。メタルじゃないけど爽やかで適度な甘みのあるこの感じが一番GLUE WAVES「らしい」と言える曲調なんじゃないかなぁ。この曲調に共鳴できる人こそがGLUE WAVESのメインターゲットなのではないかと思う。
なつみ子さんの優しい歌声と明るくキャッチーなメロの相性は抜群。オープニングを飾るに相応しい曲ですね。

2曲目「Bounty Hunter」、ボーカルの「さとゆい」っていう方は初参加かな。今までのGLUE WAVESのイメージからするとちょっと意外な感じのある癖のある声質だけど曲調としては割と標準的なロック曲かな。ドライブ感あるギターサウンドが心地良い。

3曲目「Probatio Diabolica」は再びなつみ子さん。この曲もアップテンポではあるけど四つ打ち系のビートにキラキラシンセが乗ってダンサブルな感覚があり。サビは東方アレンジ風?

4曲目「Savage Roar」は今回唯一の本木咲黒さんの担当曲にして今作随一のキラーチューン。シンフォニックで荘厳なイントロから始まり、自然な変拍子を交えたテクニカル展開とクサメタル風のキラキラシンセの乱舞、そして本木咲黒さんのパワフルなボーカルと…ほんとメタラー的に美味しい要素がてんこ盛り。個人的にこのサークルに求めてた要素が完璧に盛り込まれた大満足な1曲となっております。

5曲目「Deadbeef」もアップテンポで駆け抜けるロックチューン。ここまで全てアップテンポな曲ばっかりなんだけど単調さは全く無いですね。担当ボーカルの「さこ姫」さんは初参加だと思うけどGLUE WAVESのイメージにぴったりな明るい歌声。

6曲目「Laughing Cat」は唯一のバラード曲。アルバムの締めに最適な美しい曲に仕上がってると思いますね。ボーカルはレギュラー参加のMisaさんで安心感ある歌声。

今後もメタル中心のアルバム作ってくれることは無さそうな気がするけどロック系サークルとして十分な安定感あるので今後も期待したいですね。
ところでアルバムタイトルの「Zoological Garden」って…偶然だとは思うけどけものフレンズブームに乗っかってる? んな訳ないか。

M3カタログ発売は30日 & APOLLOは11月18日

http://www.akibaoo.com/c/item/2500020433171/
相変わらず美麗だけど新鮮味のない表紙絵…まあそれは置いといて。
今回も最速で買うのは難しそうなのでゲットするのは翌週になるかな。
カタログチェックで一番の楽しみといえばもちろん新規サークルの発見ですね。春は新規が弱かったから今度こそ大型新人を期待したい…。ぶっちゃけ今度のM3は既存サークルでアルバム出すとこ少なそうなので新規にかかっていると言っても過言でない。

https://booth.pm/apollo/
そしてすっかり定着したネット同人音楽イベントAPOLLOは11月18日と19日…あれ今回は2日間? まあどうせプレビュー期間にチェックするからあんま関係ないけど…。

https://twitter.com/hydrogen012/status/908313035474796546
カセットテープを頒布…?? カセットテープなんてどうすりゃいいんだよ…DLカードだけでいいやん…。でもカードだけだと味気ないからある程度の存在感のあるものを一緒にしたいっていう意図なのか?
そういや夏コミではSong of SayaってサークルがUSBを頒布してましたけど、さすがにUSBはコストかかりすぎると思うけど…各サークルともCDに替わる媒体を模索し始めてるのかな。


ライブ行かない派の自分なんですけどプログレ界隈がドリームシアターのImages and Words再現ツアーの話題一色に染まってサンホラ界隈が進撃ツアーの話題で埋まってる状況を隅っこから眺めてる今日この頃でございます。Images and Words再現とかそりゃ盛り上がって当然だと思うんですが、Astonishing再現だったら大不評だったのかなぁ…Astonishingの過小評価には改めて悲しくなります。本当は傑作なのになぁ…。アイカツの硝子ドールのCDをペトルーシに渡したっていう話はめっちゃ笑いました。
ライブと言えばXiloroが初のライブやるとかLiesvectのミチザネさんがAdust Rainのライブでボーカルやるという情報も見かけましたが…気になるけどライブ行かない人なので…はい。

あとこれも同人音楽に関係ないんですが、EDM系に疎すぎるから少しづつ聞いてかないとなぁと思ってZEDDのアルバム聞いたんですけど「Addicted to a Memory」って曲がプログレに聞こえてしまうんですよ…特に後半の展開。あのシンセのリフめっちゃプログレメタル感ありません? まあFrost*の3rd聞きまくってたせいもあると思うんですが…改めてクラブミュージックとプログレの融合の可能性を探ってみたくなりますね。そういう音楽性の同人音楽サークル出て来ないかなぁ…。

Mimis「そんなこともある」

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http://laralastudio.web.fc2.com/

ご存知Laralastudioの竹之内貴英さんとギタリストのJuniさんのユニットMimisの3枚目のアルバム。フルアルバムとミニアルバムを区別すると2枚目のミニアルバムってことになるんでしょうか。昨年春に1stアルバム出してから1年で3枚目ですからペースはかなり早めです。Laralastudioのほうの新作も並行してリリースされてることを考慮すれば驚異的なスピードと言わざるを得ない。

今まではLaralastudio名義では女性ボーカル、Mimis名義では男性ボーカルという明確な区分けがなされてきたのですが今回のアルバムでそれが崩壊した感があります。なんと女性ボーカル曲が2曲も入ってるんですよ今回。
それだけじゃない。作詞作曲のクレジット見ると6曲中4曲が竹之内さん作になっていてJuniさんの曲は1曲だけ。そして女性ボーカルのぴーたまさんが自ら作曲した曲が1曲入ってるというサプライズ。
さらには曲調についても今までとは変化があり、今回は1曲目からヒップホップ調だったりしてかなりやりたい放題感があるんですよねえ。

これはもはや、Mimis名義のほうは男性ボーカルに限らない「何でもあり」を実現するための名義になったと捉えるべきなんでしょうか。Laralastudioのほうの最新シングルが(クオリティは依然として高いけど)ちょっと型にハマってて面白みに欠ける内容だったことを考えても、Mimisのほうが竹之内さんのメインの活動の場になりそうな気さえしてくる。

という訳で「リニューアル」したMimisのアルバムって感じなんですが内容のほうは今まで通りに抜群の安定感を維持してます。1stのように突出した名曲こそ無いものの捨て曲なしで全曲楽しめます。

1曲目「モロヘイヤ」は前述の通りいきなりヒップホップ調で始まって面食らいますがサビになれば何てことない、いつも通りの安定の竹之内節が展開されて安心。やはりこういう暖かみあるメロディこそ竹之内さんの真骨頂。
悪ノリっぽさもあるヒップホップな掛け合いパートも面白いのですがやはりサビでの竹之内さん&Juniさん&ぴーたまさんの3人による合唱が聞き所ですかね。今までのMimisって竹之内さんとJuniさんがそれぞれ単独で作った曲を交互に収録していたのでコンピレーション的な色合いも濃かったのですが、今回は単独の曲は僅かで、大半の曲では片方がリードボーカル担当すれば片方がバックコーラス担当といった具合に共同制作の度合いが増しているように感じますし、ユニットとしての存在意義が断然増してますね。

2曲目「ラーメンと私」はJuniさんの曲。ボーカルはぴーたまさんだけどJuniさんの曲だとすぐ分かりましたね。この都会的な雰囲気と切ないメロディ展開。クリスマスっぽい?シンセの音色が印象的ですがベースラインも聞き所。それにしても歌詞が独特で、ラーメンを食う歌なのかと思いきや途中から視点がラーメン側に移行するという。すごい発想。

3曲目「とてもいい日」は竹之内さん単独の弾き語り曲。素朴なアレンジでシンプルな曲展開ながらも耳に残る素晴らしいメロディ。竹之内さんのボーカリストとしての力量も存分に味わえる曲になっているかと。

4曲目「ぼくらのDay by Day」は竹之内さん作曲でJuniさんリードボーカル。今まで無かった入れ替え曲なんですがこれが絶妙に合ってる。軽快なリズムに乗せて陽気で爽やかなメロディをJuniさんのイケボが歌い上げる素晴らしい曲で、今作のハイライトと言って良さそうなんですが爽やかさと裏腹に歌詞が社畜の悲哀を歌ったような内容なのでなかなか世知辛さもあり。

5曲目「未来レンズ」はぴーたまさん作詞作曲&ボーカル。最初クレジット確認せずに聞いたときは、メロディ展開が竹之内さんらしくないしJuniさんっぽくもない?と思ったりしたんですがやはり作曲違ったのか。でもCメロ以降の盛り上がりが素晴らしいしやはり良い曲です。ぴーたまさんの繊細な歌声とドッシリしたドラム&雄大なストリングスサウンドの対比が素敵。

6曲目「エビフライ定食」、ラストを飾るに相応しい大団円的な合唱パートを備えてるんですけど歌詞がひたすらエビフライ定食への愛を語るばかりですからね。このアルバム食い物テーマにした曲が多すぎる。しかしこのとぼけたテイストこそが竹之内さんの持ち味なんですよね。

ジャケはいつも通り竹之内さんのイラスト。やっぱりこの絵じゃなけりゃMimisらしさは出ないですよねえ。

そんな訳で今回も素晴らしい内容だったのですが、ついに女性ボーカルも取り入れてしまったということでこのまま行くとLaralastudioの存在意義が薄れてMimisのほうに吸収合併される(もしくはその逆)の可能性も捨て切れない? まあ名義なんて飾りみたいなもんですし竹之内さんの音楽が聞けるんであればそれでいいですが。

崖から突き落として選別する同人メタラー「てぐせ壱」

この「崖から突き落として」のテンプレここ数日でアホみたいに大量に流れてきてうんざりするほどですが完全に飽きられる前に同人メタルverを考えておきたいと思いまして。
「刺激の少ないものから与えて~」は…まあベタですけどあんきもとかドラガから入門するのが最良なんじゃないですかね。自分もそうでしたし。どちらも現在では既に同人音楽の領域から逸脱しつつありますけどね。
ちなみにドラガから入門するのは大きなメリットがありまして、不朽の名作である1stアルバム「聖邪のドラゴン」(もちろんリメイクじゃなくてオリジナル盤のほうですよ)に触れておくことによって同人ならではの音程の危ういボーカルやチープな音作りや小っ恥ずかしいセリフといったアマチュアクオリティ対して耐性が付くんですよ。「価値観の切り替え」無しで島サークルにいきなり手を出すのは危険かもしれないので予め耐性を付けとくのがいいかと。

リリハルことRelease hallucinationは個人的な補正を抜きにしてもめちゃくちゃ入門用に打って付けですよね。おっそろしくクオリティ高いですからね。最新シングル「Chronostasis」が一番おすすめ。
それとRoman so Wordsなら「ES another」。Pratanallisも何気に入門に良いのでは?
あとゴシック系なら自分が入門したのはAriabl'eyeSね。残念ながら新作の制作は休止しちゃってるけど…。初期ベスト的な位置付けの「黎明シンフォニア」から入るのも良いかも。

で、タイトルに書いた「てぐせ壱」については…別に崖から突き落とすつもりはないんだけど非常に狭き門であることは違いない…。てぐせ壱の素晴らしさを理解してるリスナーってこの世界で10人いるか怪しいくらいですよね。制作者であるともろうさん自身も黒歴史扱いしたがってるくらいだし。まあそれでも自分にとって最も重要な同人メタル作品の1つであることは揺るがないんですが。



http://soundlodge.info/worth/
匿名の同人音楽感想サイトが出来たってことで少し話題になってたみたいですが、確かに興味深いんだけど、短文の投稿が多めに見受けられるし別にツイッターで感想つぶやけばそれで済むんじゃないだろうか…って思えてならない。サイトの作りはめちゃカッコいいし機能的だと思うけど…。

うちのブログはいつも長々と文章を書いてますけど、ぶっちゃけ長文をわざわざ読んでる人間なんて僅かだと思うんですよ。それを分かった上で長文書き続けてるのは何故かっていうと、「長文が書かれてる」っていう漠然とした状況を作ることによって「あ、これ書いてる奴はちゃんと作品聞いてるんだな」「なんか分からんけどコイツは作品について色々考えてんだな」って感じてもらえるというか? ただそれだけですよね。長文による「圧力」っていうか? 内容は関係ない。もちろん、大半の人はまともに読んでなくても2、3人くらいは読んでる人もいるだろうから内容を手抜きしたりはしてないですけどね。

で、要するに何が言いたいのかっていうと、長文を書くこと自体の意味合いは薄いので、ツイッターで「○○ってサークルのアルバム買ったけど良かったよ」ってシンプルにつぶやくだけで十分だと思う訳なんですよ。それだけで他のリスナーへのおすすめになるしエゴサしてるサークルさんへの励ましにもなる。しかし残念ながらそんな短文ツイートすら少ないというのが現状…。
六弦A助さんの立ち上げたサイトもすっかり放置されてるっぽいし…やっぱり誰か影響力のある人が主導するのを待つよりかは個人個人でツイートしていくのが一番のような気がしますね。
あと、同人音楽CDはイベント時にまとめ買いする人が多いことを考えれば、イベントの直前もしくは直後以外のタイミングで同人音楽の布教や宣伝を行っても効果は薄いっていう点も考慮しておくべきかも。つまり、同人音楽を盛り上げようぜ系の活動はイベント直前直後に重点的にやったほうが効率的なのではないかっていう。コンスタントに更新続けるのはたぶんキツい。コンスタントに続けてる同人リスナーのブログがもはやうちくらいしか残ってない現状を見れば分かると思うんですけど…。ってか気付けばあと2ヵ月でうちのブログ5周年っすよ…まじかよ…。




ついでにアニメの話…。今期はやっぱりプリンセスプリンシパルが最高っすね。みんな揃って絶賛してたけど8話がね。あとで2話を見返したら巧妙な伏線張られてて感動しました。しかしながら、名作のポテンシャルを持ちながら終盤でコケた作品が多発してることを考えれば絶賛するのは時期尚早。わざわざ時系列シャッフルしてるんだから結末まできっちり計算して作られてると思いたいところだけど…。上手くまとめてくれれば今年一番のアニメになる可能性あり。ってか話数的に2クールなんだよね?それとも分割か?
ビルドは初回の掴みはバッチリでしたね。SF版の三国志のような舞台設定も興味を惹かれる。平成ライダーの良いとこ取り→集大成な感じもあるか。変身ギミックは…ハンドルいちいち回すのはダサいけどそのうち慣れるかな。

雲収集業者「地上1センチ未満の空で」

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http://www.nicovideo.jp/watch/sm30935738

500円以下で頒布されてるアルバムに「記念碑的」な傑作が多い法則…。うちのブログ的にはあるんですよねそういう傾向が。
思い返せば自分が同人音楽にハマるきっかけになったあのアルバムも、同人音楽で最も愛聴したあのアルバムも、そして同人音楽に新たな可能性を見出すきっかけになったアルバムも500円以下でした。
とはいえ価格と内容に相関関係がある訳じゃないし、安いから良い、高いからダメ(もしくはその逆)とかそういう極端な話じゃないんですけどね。たまたま安く頒布されてたから試しに買ってみたら大当たりだったっていう、それだけで。

で、今回紹介する雲収集業者ってサークルのアルバムなんですが、10曲入りのフルアルバムなのにたった300円。びっくりの低価格設定。しかも安かろう悪かろうでクオリティ低いなんてことはない、むしろ洗練された完成度の高い音。さらには、これ2ndアルバムなんですよ、1stアルバムなら初アルバムだから売れるか自信ないし激安で頒布っていうのもアリだと思うんですが、2枚目のアルバムなのに…しかもこれだけ整った音なのに300円って…。さすがに謙虚が過ぎるような。
なんとなくですがニコ動中心で活動してるサークルは安めに設定する傾向ありそうですけどね。ハイクオリティなアルバムを無料公開にしてるボカロサークルもありますから。

そして肝心の音楽性。当ブログで紹介するサークルとしては珍しくメタルorラウド要素のないポップス系。明るいメルヘンな童謡風味&エレクトロなキラキラ感が満載で万人向けな内容。
プログレ要素は…あると言えばあるとも言えるし無いと言えば無いとも言える。基本的に可愛らしいメルヘンな雰囲気が通底してるんだけど同時にSF風味も同居してるんですよね。そのSF要素が醸し出すサイバー感がプログレっぽいと言えるかな。まあそれが無ければ自分の琴線に引っかからなかったとは思うんですけどね。変拍子などの変態要素はほとんどありません。

一聴して影響元はメルヘン風味のアニソン系なのかと思ったんですが、ニコ動に投稿されてる動画には「渋谷系」というタグがあり。実際、過去に渋谷系コンピに曲提供していたらしい。渋谷系とは…? 同人音楽界隈でもよく見かけるジャンル名ですが不勉強な者でして具体的にどういう音楽性なのかいまいちピンと来ない。まあ名前の通り都会的なオシャレなポップスって感じなのかなぁ。でもこの雲収集業者の場合は確かにオシャレ感はあるんだけど異世界メルヘンな風味も濃いから都会的なのかっていうとそうでもないような…。要するに色んな要素が入ってるハイブリッドってことかな。

あともう1つ、このサークルの大きな特徴としては「ボカロのように聞こえるけどボカロじゃない」ってのが挙げられるでしょうね。これ何の予備知識もなく聞いたら絶対ボカロだと思っちゃうでしょうね。めっちゃ機械的なボーカル。まあ素でこういう声ってことはないと思うしエフェクトかけてるんだろうけど。
しかしながらこのボカロのようでボカロじゃないという特徴は、ボカロ嫌いなリスナーからは避けられてしまうしボカロ好きなリスナーからもスルーされてしまうというデメリットも持ち合わせてますよね。需要を捉えきれない中途半端さがある。とはいえその中途半端さは同時に個性としても成立しているので、ジャンル分けにこだわらなければこのボカロ風ボーカルは十分に面白さがあると思うんですよね。個人的には大いにアリだと思います。

収録曲は10曲もあってインスト曲もなく全てボーカル曲という大ボリューム。しかもどの曲もメロディが優れていてアレンジもしっかりしててサウンドクオリティも十分。はっきり言って捨て曲なしの充実の内容だと思います。これで300円とか改めてやばいよ…。
前述のとおり異世界メルヘンなフワフワした雰囲気とオシャレサブカルポップス感とSFサイバー感が絶妙に混ざりあった独特な世界観を持つ楽曲が勢揃い。各楽曲とも多彩な楽器の音色が詰め込まれてて実に聞き応えあります。

1、4、6、10曲目辺りがメルヘンアニソン系で、2、7、8、9辺りがサブカル寄りで、3、5曲目辺りがサイバー(プログレ)寄りな曲調ですかね。プログレ寄りな曲ではメロトロンっぽい音色も入ってたりしてマニアックさもあります。
ポップス寄りな曲でも、7、8曲目とか可愛らしい曲調でありながらディストピア物みたいな奇妙な世界観が歌詞で展開されていてなかなかに捻くれたセンスも持ち合わせてるようですね。クリスマスが認識できなくなる電子チップを脳内に埋め込むとかどんなホラーだよ。こわっ。かわいい系ホラー?が好きな人にもおすすめ。

あとはブックレットの手作り感とか1曲1曲を思い入れたっぷりに作ってある感じとか、同人音楽ならではの魅力もあふれてますね。「商品」として完成された音楽では味わえない良さ。

そんな訳で、こんな盛り沢山な大充実の内容で300円ですよ、これは買わない理由が見当たりませんね。未チェックだった方は次のイベント時に買いましょう。秋M3にこのサークル出るのか分かんないけど…。

A-HEAD「想葬」

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http://a-head.cc/

オリジナル同人音楽サークルSterblich Magieの2年ぶりとなる待望の新作

…ではないんですよね。これは東方アレンジサークルA-HEADのほうの新作です。
まあ普通に考えたら東方やってて作品数もそれなりに多いA-HEADのほうが知名度は断然高くてSterblich Magieのほうを知ってる人のほうが少数でしょうけどね。この2サークルは主要メンバーが共通しているので実質的には同じサークルの別名義と言って良さそう。音楽性もほぼ同じ。Sterblich Magieのほうはオリジナル界隈の需要に合わせて若干調整が加えられてる感もありますが。
個人的には東方のA-HEADよりかはやっぱりオリジナルであるSterblich Magieのほうに期待をしたいのですが、すでにアルバム発表から2年間も空白が空いちゃってるしそもそもまだ今後の活動予定があるのかすら不明っていう悲しい現状。でも未だにこのサークルに期待してるリスナーは少数ながらもいると思うんですよね。アルバムのほうはともかく、シングルのほうはオリジナル同人音楽の需要を見事に突いた素晴らしい内容でしたからね。

「アルバムのほうはともかく」なんて意味深な書き方しましたけど、Sterblich Magieのアルバムはねえ…個人的には「期待通りの内容ではなくてモヤモヤするアルバム」の1位に据えたいくらいには評価に困る作品なんですよねえ。先行リリースされた「ルクレツィア」「アマリリス」の2曲は文句なしに素晴らしい楽曲だったのですけども、アルバムのほうはというとシングル曲以外はいまいちパッとしない内容で。aratoさんの美声で開幕して期待感を煽るものの妙に低音なボーカルがメインになってる4曲目、スローな曲が連続して盛り上がりに欠ける後半、そして何よりも3曲目のSilent Jealousyオマージュの男性ボーカル曲…これが微妙な印象をもたらす一番の元凶ですな。男性ボーカルっていうだけでも浮いた存在になってるのに尺が10分近くありますからね。さすがに長すぎ。全体的に女性ボーカル+HR/HMという「売り」が活かし切れてなくてバランスが悪いアルバム。個々の曲が悪いって訳じゃなくてむしろクオリティはかなり高めなんだけど…。まあ先行曲で期待のハードルが高まりすぎてたせいもあるか。

ですが、今回の本題であるA-HEADのアルバム、こちらはSterblich Magieのアルバムとは比較にならないくらいバランスの良い内容。収録曲の大半がアップテンポのHR/HM曲で揃っていて中途半端に男性ボーカル曲も入ってないから統一感が抜群。女性ボーカルによるHR/HMというコンセプトに一切のブレが無い理想的な方向性。正直いうとこの路線をそのまま素直に移植してSterblich Magieのアルバム作って欲しかったかもなぁ…。
音楽性としては万全の内容だと思うんですけど、しかしながらメロディが東方なので新鮮味が薄くて物足りないのは致し方ないところ。このアルバムの場合は選曲が有名曲多めだから尚更。東方全く詳しくない自分でさえUNオーエンのアレンジなんて腐るほど聞いてますしね…。
ってか、前述の「ルクレツィア」や「アマリリス」は東方曲に比べても遜色ないどころかむしろ越えてるくらいに良い曲だったからやっぱりオリジナル曲やって欲しいですよね。素晴らしいメロディセンスを活かさないのは勿体ない。

このA-HEAD及びSterblich Magieの音楽性の核となるのはHR/HM要素を担う秋時さんの安定感ある重厚なギターワークと、そして何よりaratoさんの美声ですよね。Sterblich Magieのキラーチューンもこのaratoさんの儚げな歌声なしでは成立しなかったでしょう。この甘く繊細な歌声とヘヴィなギターサウンドの対比が最高なんですよ。さらには、aratoさんはご自身でも作曲しておられて「アマリリス」もaratoさん作だということも忘れてならない重要ポイントでしょう。ほんと、歌声もメロディセンスも共にオリジナル同人音楽系のツボを突きまくりなんですよね。なんていう逸材。やっぱりまたオリジナルやって欲しいなぁ。

メタル「っぽい」音楽性のオリジナルサークルならばいくらでもいるんだけど、多くはV系寄りだったりモダンなハードコア寄りだったりするので、何気に正統派HR/HMと幻想音楽という組み合わせって希少だと思うんですよ。だからSterblich Magieの存在意義は今も全く色褪せてないと思うんです。
とはいえ再びオリジナル作品をやってくれる可能性はあんまり高くなさそうですな…残念ながら。

RAILDALE「Disechoes」

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http://raildale.tank.jp/

このサークル知ったのってけっこう前のAPOLLOの時だったと思うんですけど、実際CD買ったのは今年の春M3が初です。
知名度はそれほど高くないような気もするけど何気に活動歴の長いサークルみたいでして、旧名義を含めると最初の作品が出たのが2005年…!? めっちゃ老舗サークルじゃないですか…10年以上も活動してるなんて半端ねえ。

音楽性としてはヘヴィロック+エレクトロニカの組み合わせ。しかし昨今のポストハードコア+EDMなチャラいラウドロックとは毛色が異なり、どっちかというとマッドカプセルマーケッツ辺りに近い雰囲気のミクスチャーロックって感じがする? メタルコア系からの影響はいまいち感じ取れない。
あと女性ボーカルもいちおう入ってるんだけどミックスが引っ込んでてバックコーラス的な扱いになってるんで、あくまで基本はインストロックって感じですね。

なんと14曲も入ったフルアルバムなんですけど、個々の曲の展開が乏しく淡々と進行していくんで割と雰囲気系というか? メタリックなギターサウンド入ってるけどオシャレなエレクトロニカサウンドと絡めて耳障りの良い音作りにまとめてあるし良い意味でBGMっぽさがありますかね。うるさい音楽が苦手なリスナーにもおすすめ出来そう。さすが老舗サークルだけあってサウンドプロダクションも洗練されてて聞きやすさも抜群。

ガッツリと激しい音楽聞きたい派には少々物足りないかもしれないけど作業BGM派には打って付けなサークルのような気がします。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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