M3からもう1ヶ月 (追記あり)

え?もう1ヶ月も経ったの? まだ3サークルの感想しか書いてないよ…。さすがにスローペースが過ぎたか。
まあリンホラ新作発売という「イベント」があったからM3作品の消化が一時ストップしてしまったのは仕方ないんですけどね。サンホラ/リンホラ新作は「祭り」と呼ぶに相応しいビッグイベントですしね。サンホラ界隈を知らない方はピンと来ないと思いますが…。

ちなみに今回のM3作品、REJECTIONとXiloroの2強については本当に圧倒的な内容なんですが、全体的にはやっぱり昨年秋の大豊作には及ばない感じかなぁ…。新規サークルが弱かったというのも痛かったですし。
アルバムとしては前述の2強+Liesvectがメインって感じですが、個々の楽曲としてはロマソの無料配布曲がショートバージョンながらめっちゃキラーチューンだったり、あとオリジナルEPリリースのはずが結局シングルでしかもジャケが歯型にしか見えなくて苦笑いのAdust Rainも1曲目が強力無比なキラーチューンでインパクト絶大。SilencePhobia新曲もクソカッコいいけど1曲しかないし…。ポテンシャル高いサークルはいくつもあるけどまとまった曲数の作品が待たれるって状況でしょうかねえ。

https://twitter.com/Lost_my_Proust
そういやLost my Proustが新作のアルバムジャケらしき物をチラ見せしてましたが…新作制作は順調のようですねえ。ジャケの色調は前作に割と近い印象ありますし音楽的にも前作の延長線上か? まあどんな音楽性になっていようが、Lost my Proustは絶対に外すことは無いだろうという絶大な信頼がありますからね。だって本当にLost my Proustはハズレ作品が皆無なんですから。その辺りは心配いらないんですが、それよりも例によって夏コミ受かってなければ新作は先延ばしになる訳で、6月9日に発表される夏コミ当落、またしても緊張いたしますな…。
ていうか自分が夏コミ行けるかどうかも心配しないといけないんですけどね…昨年夏は行けてなかった訳ですし…。


https://booth.pm/ja/items/413274
ともろうさん来月開催のAPOLLO参加するみたいですが名義がDeścent Familyってことは東方アレンジアルバムをメインで販売する感じなのかなぁ。しかしフルアルバム制作の構想が存在すると判明したのは朗報。もちろんオリジナル…ですよね? オリジナルの「てぐせ弐(仮題)」はずっと待ち望んでる物なので。東方アレンジもあれはあれで良い物でしたけどやっぱりオリジナルのともろうさんの曲を聞きたいんですよ。完成にはまだまだ時間を要するとは思いますが気長に待ち続けます。


http://karasu-ryu.jp/cd/1to2/
春M3では残念ながら新作頒布できなかった想碕さん、デザフェスのほうで無事に頒布できたみたいで安心しましたね。ツイートもずっと止まってたからもしかしてモチベーション完全に折れたんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ。イベントってタイミングが全てだからそれを逃しちゃうと悔いが残っちゃうのがつらいところ…。秋M3でのリベンジ頒布も勿論なんですけど、来月のAPOLLOでのデジタル頒布という選択肢もあるのでは?


https://twitter.com/Injcs/status/868799485018648579
イケメン天才ギタリストとして話題沸騰のichikaさんと同人音楽界が世界に誇るテクニカルギタリストあにょさんのお2人によるユニット「Among the Sleep」の楽曲が先行公開されてましたね。ichikaさんはベース担当なのか…しかしベースとは思えないようなクリーンで流麗な音色。終始天才的スキルのぶつかり合いに圧倒されます。お2人とも通常営業だしこの競演でケミストリーが生まれているのかは微妙なところですがとにかく双方とも天才すぎてやばい。
話題のichikaさんとのコラボってことで某丸の内ミュージック辺りで紹介されるのは必至だと思うんですが、あにょさんは「元abstractsのgen」って紹介されんのかなぁ。あにょさんのabstracts脱退の件ってうやむやにされてて釈然としないんで、影響力のあるサイトでその辺りを明言して欲しいと思っちゃうんですが。




https://zibakupsycho.tumblr.com/
このBLAPTOPHOBIAあんやほさん主催のコンピですけど皆さん買いました? ダウンロードカード方式なんでCD派の人はもしかしたら敬遠してたかもしれないですけど内容めちゃくちゃ良いですよまじで。今回のM3はREJECTIONとXiloroの2強以外は決定打となる作品が少ないかなぁなんて思ってたけどこのコンピは間違いなく優勝案件。良い感じに頭の狂ってる(褒め言葉)うるさい音楽が満載。
6曲目のGlorified Enthronementはいまいち個性が足りない気がするけど他のサークルの曲はどれも個性の固まりみたいなやばい曲ばっかりで聞き応えありまくり。しかもコンピなのに不思議と統一感もあるんで1つの作品として通して楽しめるのも凄いところ。
特に2曲目のあんやほさんの曲やべえっすよ…クソカッコよすぎでしょ…。これは全ての同人メタラーが聞くべきレベル。歌ってる(てか叫んでる)のはLiesvectのミチザネさんだけどLiesvectに足りないもの(サウンドプロダクション)も完璧に備わってるし一流サークルと同等の音に聞こえる。…ってよく見たらマスタリング外注なのかぁ…なるほどね。お金を払えば一流サークルの音が手に入る訳ですね。その代わり赤字が加速しそうだけど…。でもこの曲は外注して正解だったんじゃないかな。まじキラーチューンだし。
詳しい感想は例によって後日に…。


Hollow Mellowの新譜もリッピングしたけど、1500円もするのに3曲入りでそのうち1曲がインストということはきっと3曲目はヴァニスタみたいに10分越えに違いないと思ったけどそんなことは全く無かった…。普通に5分未満。まあそうだよね…。もちろん曲の出来はいつも通り素晴らしいんだけど、やっぱりお高いっすねこのお値段は。

そういや無料配布でもらったとあるサークルのCDが中身空だった…。まあ無料配布だし…仕方がないか…。


http://www.m3net.jp/diarypro/diary.cgi?no=104
秋M3の募集要項も公開されてましたね。秋参加予定のサークル様はくれぐれも申し込み忘れのないようにお願いいたします…。
秋の主役はどのサークルになるのか…とりあえずアンサツモモンガのフルアルバムは出ると思うけど他は…渾身のフルアルバム出しそうなところある?
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Liesvect「Liesvect 3 -verdict-」

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http://liesvect.wixsite.com/liesvect/liesvect3

劇的な音楽を奏でることを信条とした新進気鋭のメタルサークル、Liesvectの4作目。フルアルバムとしては2作目ですね。今回も気合が感じられまくりの必聴作品に仕上がってますよ。

昨年秋、このサークルが持てる力を全て投入して作り上げたであろう大ボリュームのフルアルバム「-Observer-」では、M3デビューから1年しか経っていないサークルがあれほどの濃密な内容のフルアルバムを生み出したことに衝撃を受けましたが、それからたった半年のインターバルで再びフルアルバムが届けられることになろうとは…全くもって驚異的なスピード。オリジナル系でフルアルバムを半年で連発したサークルなんてセミプロ級を除けばかなり珍しい事例なのでは? 東方アレンジでも半年でフルアルバムに漕ぎ着けるのは簡単ではなさそうに思えますし。改めてこのLiesvectのモチベーションの高さに驚かされますね。

もちろん内容についても、制作期間の短さに比例して完成度が下がったなんて事は無く、前作の充実度をそのまま引き継いだ安定の内容になっています。楽曲そのものの出来栄えも相変わらず良いんですが、このLiesvectの大きな「売り」の1つであるテクニカルなギターワークはさらに洗練されてその魅力を増しているように感じます。

基本的に前作の延長線上の内容と言って良さそうなんですが、大きな相違点としてはアルバム全体の構成ですね。前作では3人のコンポーザーが楽曲を制作していて、各々がジャンルを気に留めない自由な作風で制作していたためか、全体としては統一感が希薄で「コンピレーション的」とさえ感じられてしまう散漫さが出てしまう弊害があったんですよね。
前にも書いた気がしますが「バラエティ感」と「散漫」というのは紙一重で、おそらく制作側としてはバラエティ感のつもりだったんでしょうけど個人的には後者としか感じられなかったんですよ。作品を貫く「軸」が存在しない、そんな不安定な感覚が漂う構成でした。

しかし今回の新作においては、作曲者がメインコンポーザーのBlueさん1人に絞られたことで明確な統一感が生まれましたね。徹頭徹尾ドラマチックでテクニカルなメロデス的な作風を貫くことにより、このLiesvectというサークルがどこに向かっているのか、何をどういう風にリスナーにアピールしたいのかがはっきりと示されたことは重要だと思います。
メタルに縛られる必要はないとしてもやはり方向性の中心となる「ブレない」要素があって欲しいし、これだけモチベーション高いサークルなんですから漫然としたコンセプトで活動し続けるなんて勿体ないですよね。

ただ、こんな風に書くと、じゃあ前作のBlueさん以外の楽曲は無駄な要素だったのか? って受け取られそうですがそんな事は無くて、ちゃろんさん作の2曲とかむちゃくちゃハイクオリティだったしあの2曲がアルバムの大きな聞き所になってたのは疑いようのない事実なんですよね。Blueさん以外の曲も個々の楽曲としては非常に素晴らしかったんですよ。ただ統一感が無かったっていうだけで。
っていうかむしろ、ちゃろんさんの曲が素晴らしすぎたので、デスメタルと一緒くたにアルバムにぶち込む雑多な構成にこそ違和感を抱いていたというのが正直なところです。デスメタルとポップスの食い合わせって相性悪いのは当然で、デスメタルを食べ物に例えるならば激辛調味料ですよね、刺激の強さが魅力だけどあらゆる味を呑み込んでしまって辛さばかりが印象に残る。まあメタラーは感覚が麻痺してるからデスメタルとポップス混在してても普通に聞けちゃうんですけどね…。

そして、今作はメニューを減らして辛さを全面に出した本格カレー専門店としてリニューアルした(?)Liesvectですけど、ちゃろんさんの生み出す繊細な味に未練がないとも言い切れないけどでもやっぱりここは潔くカレー屋として頑張って欲しい訳ですよ。ミチザネさんのスクリームをメインに据えて活動していく以上は純然なポップスを並行して収録するのは得策ではないと思いますが、でも単にアグレッシブなだけではなくキャッチーな女性ボーカルの歌メロやテクニカルなアレンジもLiesvectの大きな売りですからね、そこにはまだまだ大きな可能性が拓けていますよね。多彩なジャンルを取り入れつつも散漫さを出さないってのが調理人の腕の見せ所ってことになるでしょう。

では各楽曲についてですが、まず1曲目「Gates」、前作の1曲目とほぼ同タイプの「分かりやすいサビ」があるメロデスチューン。ジャンルが多岐に渡っていた前作においては1発目がデスメタルであることに一般リスナーを遠ざける弊害を感じたりもしましたが、今作においてはメロデスな作風が一貫していることもあってこのアグレッシブな曲を冒頭に配置することに必然性が感じられます。
申し分のないメロデス曲だと思うのですが、ただ、音が依然として軽めに聞こえてしまう事と、あとスネアの金属音の残響がノイズっぽく聞こえてしまうのが惜しい…。楽曲の出来とギターのテクニカル度は界隈でも確実に上位に入るレベルだと思うんで、あとは残る課題は音作りだけですよね。これを次回作で解決してくれれば完璧なんじゃないかと。

2曲目「Phantasmagoria」は前作にも参加していた女性歌い手の月乃雛さんをフィーチャーした曲。この曲も前作の2曲目に近い作風ですが、相変わらず印象的なキャッチーなメロディが満載でまさにBlueさんの本領発揮といった出来栄え。1番のサビと2番のサビのメロディが違うというサンホラのような曲構成にも驚き。
ボーカルの月乃雛さんは歌唱自体の安定感も然ることながら、声質がBlueさんの作る楽曲のイメージにぴったり合ってますし、今後もLiesvectで歌って欲しいと願わずにいられませんよね。専属ボーカルになってくれれば一番ですけどね、それはさすがに難しいか…。
ギターソロの流麗さも前作より更にレベルアップしていて聞き応え抜群。

3曲目は「Redemption」…でいいんですよね? どうやら手違いでCDのパッケージに記載されてる曲順が1個ずつズレてるみたいなんでちょっとややこしい。詳しくは公式ツイッター参照。
ボーカルは続いて月乃雛さん。この曲においてもアグレッシブなメロデスリフとキャッチーな女性ボーカルメロが見事に両立されてる。2曲目とこの曲の作風をLiesvectの基本的な方向性、すなわちLiesvect「らしさ」だと認識して良さそうですかね。テクニカル、ドラマチック、アグレッシブ、この三拍子が完璧に揃ってる。

4曲目「Vlce」はクリーンボーカル無しでミチザネさんの独壇場。BPMは抑え目ながらも突進力の高いメロデスリフによって勢いを感じさせる楽曲。

5曲目「Verdant Machine」はDjent的なプログレッシブな雰囲気を充満させたミドルテンポ曲。やはりテクニカルな演奏には前作からの確かな進歩を感じさせる。シンセサウンドの入れ方も絶妙ですね。クリーンボーカル無しかと思いきや終盤近くになって月乃雛さんのボーカルが入るという異色な構成。

6曲目「Nexus」、再びミチザネさんのスクリームオンリー。この曲もアグレッシブでありながらもシンセの入れ方にプログレッシブなセンスを感じるかも。ミチザネさんは前作で披露したクリーンボイスけっこう良い感じでしたし、この曲あたりでクリーンで歌って欲しかった気もするかな?

7曲目「Sheen」は界隈でも屈指のハイトーン&パワー系の女性ボーカルであるおこげちゃんさん歌唱曲。言うまでもないけどやはりこの歌唱力は圧倒的。っていうかおこげちゃんさん担当曲に作中で一番テクニカル&変態的なアレンジを詰め込むっていうのがなかなか攻めのスタンスを感じ取れますねえ。特に2分半あたりからの間奏でのキモい(褒め言葉)リフの連続攻撃がやばすぎ。しかしこれによってAdust Rainを始めとする他のおこげちゃんさんフィーチャーしたサークルの楽曲との差別化に成功してる気もする。
もちろんメロディ自体もおこげちゃんさんのハイトーンに相応しいドラマチックさを備えていて文句なしにキラーチューン。

8曲目「Remains from」、前作でも終盤の「Ashes」において複雑めな曲構成のドラマチックな楽曲を配置していましたが、今作ではなんと10分近くの長尺曲。終盤にクライマックス的な盛り上がりポイントを置くという美学が見て取れますね。終盤に転調して登場するサビメロが特に好き。

9曲目「Fatel Vision」、これは前作の時点で既にサウンドクラウドで公開されていたインスト曲なんですが個人的にめちゃくちゃ気に入ってた曲なんですよね。てっきりお蔵入りになったのかと思いきやこうしてアルバムに収録されたのは嬉しい限り。
それにしても改めて聞いても名曲ですよねえ…透明感あふれる爽やかで軽やかな疾走感とフュージョン寄りなスタイリッシュでテクニカルなギターワーク…Liesvectで一番好きな曲かもしれん…っていったら言い過ぎかもしれませんがとにかく良い曲ですよ。今作のアグレッシブな作風とは合わないかな?と思いきや不思議なくらいエンディングに相応しい感じになってる。

ジャケットは今回はめちゃくちゃ硬派。オタクイベントで売られてるCDとは思えないほどに硬派。ディスクユニオンに置いてあっても違和感ないでしょうねこれは。

次回作はいつになるのか…秋にまたアルバム出ちゃうのか? さすがにそれはハイペースすぎて息切れが心配になりますし、やはりここはクオリティアップのためにも1年はかけて欲しいところでしょうか。といってもすでに楽曲とギターは完璧だからあとクオリティアップするべきなのはサウンドプロダクションだけですけどね。

「進撃の軌跡」がRevoさんの最高傑作…??

ふとAmazonレビューを覗いてみたらですね、びっくりするくらい絶賛の意見ばっかりなんですよね。ツイッターのローランの方々が絶賛しててもいつも通りの事で驚きは皆無ですが、なんせアンチ意見が書き込まれることも珍しくないAmazonレビューですからね。
ていうかさらに仰天したのがこのアルバムがRevoさんの「最高傑作」とまで評する意見が複数あるんですよ…。え…まじで?? MoiraやRomanよりも上だというのか??
まあAmazonレビューってあんまりコアなファンは書き込んでないような気もするけど、それでもここまではっきりした傾向があることは無視できないですよね。
もしガチなローランでも進撃の軌跡が過去のサンホラの名作群を上回ってると考えてる人がいたら驚きですけども…。

自分はこのアルバムは割とNeinと同種の作品だと捉えてたんですけどね(メロディの「再利用」が多いという意味で)。
思えばNeinは賛否両論の嵐でレビューもずいぶん荒れてましたが…あの時とは雲泥の差。なにがここまで明暗を分けたのか。

まず、考えられるのは「分かりやすさ」ですかね。
今回のアルバムは進撃の巨人のイメージアルバムですから、いつものサンホラみたいに考察しないと基本ストーリーさえ把握できないという敷居の高さが無くて、例えば「あ、これはアニについて歌った曲か」って気付けばそれだけで原作漫画やアニメ見てる人ならばすんなり理解できる訳ですよね。そこが決定的な違い。
あと、進撃の巨人という漫画及び映像作品をバックグラウンドに付けていることで、従来のサンホラに比べて圧倒的に視覚的イメージが強い。しかも並の映像作品じゃなくてあんだけハイクオリティな作品ですからね。補正が相当でかい。
それと、非ローランな進撃ファンからすれば、一般的な「キャラソン」のイメージを大きく逸脱する壮大かつ緻密なアレンジの楽曲と作品の世界観をこれ以上にないほどに見事に反映させた歌詞は非常に新鮮味があるのではないでしょうか。Revoさんの音楽をずっと聞いてる人間には「通常営業」だけども。
もちろん、今回は長尺曲が無くてコンパクトでシンプルな構成の楽曲が中心であることも「分かりやすさ」において重要。

もう1つ、レビュー見てると「今回はコミカルな要素が無いから良い」みたいな意見が散見されるんですよね。つまり近年のサンホラにおけるコミカル要素を邪魔だと考えてるリスナーはけっこう多いのかなぁと。まあ分からなくはないけど…でもコミカル要素も含めてRevoさんの音楽の魅力だと思うんですけどねえ。コミカルがNGな人だと西洋骨董屋根裏堂あたりの楽しげなミュージカル調もダメなの? 勿体ないなぁ。まあ人によってRevoミュージックに求める物が異なるのは仕方ないですけども。

あとは、単純に今作においてメインになってる勇壮なシンフォニックアレンジ曲を好むリスナーが多いということか。Revoボーカルのシンフォニックロック曲を好む人が多いっていうことなら個人的にも歓迎できるかな。自分もRevoボーカル推しのファンですからね。「二ヶ月後の君へ」とかほんとハイトーン駆使しまくってるしルクセンダルクの頃と比べてもめちゃくちゃ歌唱スキル向上してますよねえ。ていうかRevoボーカル中心の作品が最高傑作と評されてるのならむしろRevoさん本人としても大満足だったりする?
シンフォニックロックで統一したアルバムという意味ではメタラー向けでもあるのかなぁ…。でも基本的に紅蓮の弓矢の延長線上の曲調ばっかりだからあれが琴線に触れなかったメタラーは聞かなくていいと思うけど。

ちなみに、自分も先日の記事では少し否定寄りな感想を書きましたけど、この1週間ずっと聞き続けた結果、「最期の戦果」や「冷たい棺」あたりの完全新曲もだんだんと「スルメ」ってきましたね。特にアニ曲ね。やっぱり勇壮な曲調が良いし歌詞も素晴らしい。まあそれでも過去の名曲群と比べると一歩劣るのは否定し難いところですが。

やっぱりこれが最高傑作とまで言われたら違和感ありまくりだけど、でもアーティストとしては最新作が最高傑作認定されるのはこの上ない喜びなんだろうなぁ。進化を続けてる証ですからね。「○○の頃は良かったけど今は…」みたいな評価が一番凹むでしょうしね。

ローランの中でRevo作品の最高傑作を決める投票とかやったら恐ろしく票が割れそうですな。古参ファンならエリ組が最有力、新しめのファンだとNeinを推す人もいそう? 個人的にはMoira推したいけどRomanもMärchenも捨てがたいし…。あと曲単体だったらInterview with Noelとか愛咎を推したいかも。

「進撃の軌跡」感想の続き

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今回は既存曲が多めなこともあって、Neinほどには聞き込むのに時間を要する感じではないけど…それでも一般的アーティストに比べたら情報量が多大であることに変わりはないし2日3日程度の聞き込みで足りてるかどうか分かんないですが…まあとりあえず現時点での感想を書いておきます。

すでに述べたように新規のメロディのパワーが足りないという感想はやはり覆し難いところではあるのですが、Neinと2作品連続して同じ印象を得てしまったということは…もはや決定的な傾向であると認めざるを得ないでしょう。
自分がRevoさんの作る音楽を他の類似品と一線を画する特別なものだと考えていた根拠というのは、作り込まれた世界観と考察に値する深みのある歌詞、複雑でありながらも整合性を感じさせる卓越した構成力など…それも勿論欠かせない要素なんですけど、何よりもメロディの良さにこそ魅力を感じていたんですよね。メロディが圧倒的に良い。それが全盛期のサンホラの持つ魅力の核であった訳です。
しかしながら、どんな稀代のメロディメーカーであってもあれだけ荒っぽいメロディのぶっ込み方をしてれば勢いが多少落ちてしまうこともあると思うんですよ。なんせメジャーデビュー10年ですもんね…。普通にメロディ使ってるアーティストであっても10年もやってればネタ尽きて来るでしょ…。

しかし、そうであったとしてもやっぱり自分はRevoさんの音楽は他と明確に線引き出来る特別さを保ってると思うんです。というのは、Revoさんが過去に山ほど名曲を作ってきた事実は覆らないし、しかも、それが単なる「過去」にならないのがサンホラ/リンホラの特異性だからです。
熱心なRevoファンの方々の反応を見てれば一目瞭然だと思いますが、Revoミュージックにおいては過去のメロディの再登場が特別な意味を持ってる。皆さん過去の曲との世界観の繋がりや共通性を強く求めてるから、単なる新規メロディよりも過去メロディの再登場のほうが意味を見出しやすい訳で。メロディより物語が重要視されてるとも言えるかもしれないけどメロディそのものが物語の一部だと考えれば必然性はありますね。別にメロディが軽視されてる訳じゃないんで誤解なきよう。
まあ、今やファンもサンホラ/リンホラに新たな試みとか新鮮味とかあんまり求めてないように感じられるし(もしEDMとか流行りのサウンド取り入れても喜ぶ人はあんまりいないでしょう…Neinも1曲目だけだったし)良くも悪くも後ろ向きで「守り」に入ってしまったとも言えるかもしれないけど、でも過去に積み重ねてきた作品が偉大であるからこそ「守り」が成立するのであって、積み重ねがなくファンからの信頼の薄いアーティストには出来ない芸当ですよね。(ライブではなくスタジオアルバムにおいて)過去曲が現在進行系の武器になるアーティストなんてサンホラ/リンホラ以外にはいないでしょう。

で、今回のアルバムは「進撃の巨人」のイメージアルバムなのでNeinほどに過去曲大胆に引用してる訳じゃないんですが、そもそも進撃ソングの過去曲ってそんなに数多くないし「座標」と「代償」は引用を中心に構成された曲だから実質的に「弓矢」と「翼」の引用が散りばめられてる訳ですが、さすがに今回はその2曲のメロディが多すぎる気もする…。例えばMoiraの場合は、ここぞという盛り上がる場面でテーマメロディ再登場してうおおおおお!!!!!ってなった訳ですけど、今回は弓矢のメロディ多すぎるからクライマックスで弓矢のメロディ来ても感動が薄まってる感もあるというか…。といってもやっぱり「心臓を捧げよ」の後半が盛り上がるのは違いないんですけどね。

まあMoira等の「全盛期」のサンホラのアルバムに比べると物足りないのは否めないところなんですが、でもアニメのイメージアルバムとして考えるなら、ここまで徹底して作り込まれたイメージアルバムなんて他の例がないと思うし、ひたすら豪華絢爛な規格外の内容であることには違いないですよね。非ローランの進撃ファンがこれ聞いたらどういう反応するのか知りたいところではあります。観測範囲にはローランばっかりなので…。

1曲目「二ヶ月後の君へ」、進撃1話のタイトルパロ。「君」というのはリスナーの事かと思ってたんですが「二月吉日」の二ヶ月後のTV放映時のエレンに向けた曲なのかぁ…なるほどね…。その発想は全くなかった。さすが予想の斜め上を行きまくるグラサン先生。
曲調としては王道を行くRevoボーカルシンフォニックロック調。ハイトーンを駆使する場面が多いのはこの数年間で養われたボーカリストとしての自信の表れでしょうか。
Revoボーカルロック曲が好きな者としてはまさに「これが聞きたかった!」って膝を打ちたくなる出来栄えの曲であるし実際のところ今作中で一番気に入ってる曲ではあるのですが、しかし今作の新規楽曲に共通する「Bメロかと思ったらサビだった」現象(?)がこの曲にも当てはまってまして、ラストに登場する「Theme of the Linked Horizon」のメロのほうが「真のサビメロ」感あるかもしれない。やはり過去曲に負けてる…。でもまあToLHはリンホラ全体のテーマ曲だしね…別枠か。
「13の冬」には今後制作予定の曲も含まれてると思いたい。個人的には。

2曲目「紅蓮の弓矢」、誰もが知るアニメソングの歴史に残る名曲。「自由への進撃」で腐るほど聞いた曲ですが、まあ名曲だから何度聞いても素晴らしいんですけどね、でも前の記事でも書いたように「座標」がこの曲のアレンジバージョンだから同じアルバムに入れちゃうとクドいかもしれませんね…。
アルミンのナレーションが追加されてますが、曲のミックスも変わってるようでボーカルや各楽器の音の分離が良くなった? あと最後のサビの「こ!う!し!だ!」のところの歌い方が変わってますね。

3曲目「14文字の伝言」、タイトルの時点でローラン釣る気満々って感じでしたが内容のほうもローラン大満足&大号泣必至の完成度。まあ進撃ソングというよりただのRevoソングって感じですけどね。
ほんとグラサン先生の「母シリーズ」の安定感半端ない。女性率の高いローランから「女心が分かってる」と評されちゃう訳ですから本物ですよねえ。
他の新曲はサビで盛り上がりきらないもどかしさあったりするんですがこの曲は後半ドラマチックに盛り上がりまくるんで文句なしに泣ける曲になってると思う。Revo流「泣かせ」ソングの真骨頂。
ていうか、タイトルからしてROMANのメロディ絶対入るだろうと思ってたけど…まあ進撃のイメージソングだからそこまでサンホラと繋げる訳にはいかんか…。

4曲目「紅蓮の座標」フルバージョン、基本的に「弓矢」のアレンジバージョンといった趣きでリフとサビが同じメロディなんですけど、追加メロディがそれに勝るとも劣らない良さがあってめっちゃ好きなんですよこの曲。なんせ劇場版Sizeもアホみたいに聞きまくってましたからね。弓矢メロディと追加メロディのバランスが絶妙。
歌詞は原作既読勢からするとネタバレの嵐らしいんですけどね。そもそもタイトルの時点でネタバレっていう。

5曲目「最期の戦果」、雑魚ファンだからイルゼ・ラングナーって誰だっけ?ってなったけど
http://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BC
困った時のpixiv百科事典。なるほどね…ものっすごい忠実にキャラソン化してる訳か…さすがグラサン先生…。これなら進撃のコアなファンも大満足なのでは?
この曲は歌詞のストーリー性が特に濃くてサンホラ感がありますね。曲調も「見えざる腕」っぽくてテンション上がる。
でも前述の「Bメロかと思ったらサビだった」現象はこの曲にも当てはまってまして、サビで盛り上がりきらないのがやっぱりもどかしい…。全体的な曲調はめっちゃ好きなんだけどなぁ…。

6曲目「神の御業」、ウォール教のイメージソング? めっちゃ聖歌。大合唱で荘厳。2分ちょいの小曲ですが作中で絶妙なアクセントの役割を果たしてますね。でも「汝~」が「ハンジ~」に聞こえるってネタのせいでちょっと笑えるソングになってしまったんですが…。

7曲目「自由の翼」、これもオリジナルとちょっとミックス変わってるのかな? 自由への進撃で腐るほど聞いたからこれが紅蓮の弓矢の次に位置してないことに違和感もあるけど…。あの曲間の繋ぎ素晴らしかったですからね。

8曲目「双翼のヒカリ」はペトラさんイメージソングか…リヴァペト? 個人的にペトラさんとリヴァイ班はめっちゃ好きだったから全滅した回はショック大きかったなぁ…。視聴意欲が失せたくらい。
楽曲としてはRevo流のバラードで…まあいつも通り。3曲目ほどのドラマチックさはないけど、でも歌詞と合わせて聞けば泣けるソングだとは思う。

9曲目「自由の代償」、「翼」をカオス化したような、ひねくれたアレンジが特徴的な1曲。今作で最も複雑な曲展開を持つ曲でしょうね。劇場版Sizeと比べてほとんど差異がないので、もしかするともっと長く…10分近くの尺にする構想もあったのかもしれない?
この曲のカオスなアレンジは好きなんですけど、でもメロディがほぼ既存曲の流用なのでこのアルバムの「クドさ」の元凶になってるのも否めないところ。

10曲目…「彼女は冷たい棺の中で」、アニのソングだからアニソン…なるほど…。ひんやりしたバラード曲かと思いきや意外にもアップテンポで勇壮な感じ。この曲も歌詞と曲調は良いんだけどなぁ…サビがやっぱり足りない…。他の曲もそうなんだけどAメロBメロCメロは良いんですよ…印象的なサビメロだけ足りない…。
歌詞については今作で一番好きっていうくらいなんですけどね。「悪役」側の心情もしっかり作品に織り込んでることで世界観の厚みが表現できてますよね。
ボーカルは柳麻美さん? 自由への進撃のときとはちょっと違って聞こえるかも。

11曲目「心臓を捧げよ」、2期オープニング。オープニング曲がアルバム最後を飾るクライマックスとして機能しているという驚きの構成。この曲はTVサイズにないCメロ以降の展開が神ってますから進撃ファンも必聴ですね。クライマックスで今までのメロディが総登場する高揚感。でも弓矢のメロディがここに至るまでの過程で使われすぎてるから感動が薄まってる感も否めず…。まあそれでも十分に感動的なんですけどね。
あと、メタラーにしか通じないと思うけど間奏の楽器ソロパートはEAGLE FLY FREE感あるよね。

12曲目(ボーナストラック)は1曲目のアコギバージョン。13曲目は次元をワープする?効果音トラックで…14曲目は初回版のみ収録の「青春は花火のように」、進撃中学校の主題歌ですね。この曲は複雑な構成とか無くてシンプルな曲展開。普通のアニソンとしてすんなり聞けます。ボーナストラックなんだけど1曲目と似通った曲調なこともあって、この曲でアルバム締めることに必然性あるように感じる。ちゃっかり「よだか」とかいうサンホラワード忍ばせて世界観をつなげてんのは抜け目ないっすね。ノエルとの関連性が?

そんな訳で今回も煮え切らない感想になってしまいましたが…まあ今回も「二次創作」だし…第八の地平線が本番だから…まだ慌てるような時間じゃない。第八がまたしてもいまいちなメロディばっかりだったらその時はダメージ超大だと思うけども…。

でも自分はサンホラ2期から入門したにわかファンだし2期の基本方針は全面的に肯定してるから、2期以降は見限ったっていうタイプの元ファンとは全く異質なんですよ。メロディさえ良ければ万事OKなんです。メロディさえ良ければ15分越えの長尺曲でも無問題。20分越えても良い。という訳で次こそはRevo先生の超本気を見せ付けてくださいお願いします。

「進撃の軌跡」のfirst impression

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今回もちょっとネガティブ寄りな感想になってますのでそういうの読みたくない方はブラウザバックしてください…。考察の類もありませんので。


皆さん言ってますけど限定版の箱がまじで取り外しにくくてね…。なんせ三重の箱になっててギチギチですからね…。無理やり外したら壊れるんじゃね?と不安で力技を行使することも出来ず。自分のだけ不良品なのか?と焦ったけどみんな苦戦してるみたいだし安心しました(?)

サンホラ/リンホラファンにとっての最大の関心事であろう歌詞の考察については原作既読のローランの方々が語り尽くしてる感じですし自分のような浅いファンが書くことなんて何も残ってなさそうですが、考察抜きで単純に音楽としての感想を書くとしたらやっぱり…Neinのときの「第一印象」に割と近い感じになるかなぁ。
つまり、「既存のメロディに比べて新規のメロディがちょっと地味」かも…。

とは言えNeinのときほど過去の名曲のオンパレードではないし、あそこまでアンバランスな感じではないんだけど…でもやっぱり紅蓮の弓矢のメロディ使いすぎって感じは否めないかなぁ。アレンジされてるとはいえ弓矢のサビメロ4回も繰り返し登場しますからね…。
確か2ヵ月前にも書きましたが、「座標」と「代償」ってそれぞれ「弓矢」と「翼」のアレンジバージョンみたいな立ち位置だと思うんで、原曲も一緒に収録しちゃうと少々クドくなってしまうというか?
「自由への進撃」はマキシシングルだけどあれ単体で完成されたコンセプト作品だったと思うんで収録曲の再収録にはちょっと懐疑的だったりする訳ですが、でもこれ「進撃の巨人の音楽の集大成」として売るアルバムなんだからやっぱり代表曲は入れざるを得ないですよねえ。進撃ファンからしたら当然「紅蓮の弓矢入ってない?詐欺じゃん!」ってなるでしょうから。Revoさん自身の意志ではなくてもレコード会社からの要請があったとか…そんな邪推もしてしまいますが。

テーマメロディの繰り返し自体はサンホラでもずっと用いられてきたお馴染みの手法ですし、コンセプト性を強めてドラマチックな展開を生み出すのに効果的なのでそこに問題がある訳じゃないんですが、でもNeinのときのように、メロディの存在感が「既存メロディ>新規メロディ」のバランスになっちゃうとちょっと物足りなくなってしまうという弊害が…。

今回のアルバムの完全新曲、AメロBメロまでは良い感じなんだけどサビのインパクトが惜しいってのが多いかも? 悪くはないけどもう一押し欲しかったみたいなもどかしさが結構ある。
思えば、「心臓を捧げよ」のサビも既存のライブ曲の引用だと言われてたし、やはり今のRevo曲には新規のサビメロのパワーが足りないのかもしれない。「Interview with Noel」の頃までは必殺のサビメロ乱用しすぎて大丈夫か?って枯渇を心配してたけどやっぱり反動が来てんのかなぁ…。もしかすると来るべき第八の地平線のために強いサビメロ温存してんのかもしれないけど。

でも、ローランの方々の感想を眺めてると、新規メロディよりも既存のメロディ再登場したほうが「あの曲と繋がった!!!」っていう歓喜の反応が得られることが多いように見受けられるし、むしろ既存メロディのほうが歓迎される傾向があって、新規メロディの弱さなんて何の問題にもならないのかもしれない。
まあ、Revoさん過去に名曲メロディを贅沢に使いすぎてましたからね(特にMoiraとMärchenの頃)、だからメロディ再登場させて丁度いい位なのかも…?

そんな感じで今回も割とネガティブな第一印象を書き連ねてしまいましたが、でもNeinのときの混乱に比べれば大したことないというか。Neinのときはまじで動揺しましたからね…第一印象では既存の名曲のメロディしか耳に残んなかったから…。あの時はガチで焦ってた。

まあこの新作もまだ聞き込み足りないからもうちょっと聞けば印象も変わってくるだろうし、何より、今回は「本体」のサンホラではなく「二次創作」のリンホラですし、やっぱり本番は第八の地平線だし? まだまだRevoさんの本気はこんなもんじゃないはず…とまたも持ち越しの構え。

そういや1曲目に出て来る「13の冬を巡り」ってのは考察してる方々が言ってるように原作ネタバレのユミルの呪いっていうのと13の死の物語を巡るっていう意味なんでしょうけど、12曲目と13曲目の名も無きトラックを勘定に入れるのは無理がある気がするので…もしかすると未収録の2曲分の構想が存在してたとか? もしくは今後制作予定の劇場版の主題歌が2曲分? 後者の可能性が高そうだけど、今回は既存曲多めでボリューム物足りない気もするから前者の可能性もあるかなと思ったり…。

具体的な曲の感想は後日書きます。今のところ「安心安定の1曲目」な「二ヶ月後の君へ」と「母シリーズ」最新作の「14文字の伝言」が聞き所だと思ってます。「最期の戦果」はサビメロもう一押し欲しかった…。

今のサンホラ/リンホラって良くも悪くも非常に内向きなコンテンツだと思うんで、Revoさんの音楽をずっと変わらず愛聴してる人なら今回もがっつり満足できるだろうし、昔は好きだったけど今は…みたいなタイプの人なら今回も買わなくていいと思うし、まあ迷うくらいなら買わなくていいんじゃないかなって感じですかね。
Revoファンではない進撃ファンについては分からん。今回は複雑な曲が少なめだから一般向けではあるかな?

「進撃の軌跡」明日フラゲ日

今回も例によって最速ゲットして早めに記事を上げたいところですが、それにしてもローランの方々の事前の盛り上がりが本体のサンホラ新作のときに比べると控え目な気がしますかねえ…。まあ、オリジナルストーリーのサンホラとは違って今回は進撃の巨人の「二次創作」ですし、あと収録曲は既存の楽曲も多くて完全新曲はちょっと少なめですしね。
しかし「14文字の伝言」という爆弾も仕掛けられてる訳だしどう考えても生易しい内容じゃないですな。サンホラ本体とも繋がりまくりなネタ仕込まれてるのは確実でしょう。
あと今回は長尺曲が全く無しということで意外性もある。一般向けを意識した内容になってそうかな。ルクセンダルク大紀行の中盤みたいな超キャッチーな曲があるといいなぁ。


https://twitter.com/smithky123/status/863016133221171201
ところで、昨年秋にDIAさんと合作でアルバム出してたすみすさんのツイート…5万RT近くされてたのには驚きましたね…。すっげえ。まとめブログにも紹介されてたしもはや有名人じゃないですか。その影響で合作アルバムも品薄になってるみたい?
で、2分20秒でRPG1本分の気分を味わえるっていうからどんな斬新なコンセプトの動画なのかと思いきや…なんというかこれ、発想の勝利って感じがしますね。音楽自体は特に変哲もないゲーム音楽サントラ風作品のクロスフェードって趣きなんだけど、そこに添えられたシチュエーション説明文と美麗なイラストが実際にゲームをしてる感覚を呼び起こすというか。
でもこれ、同人音楽界隈の人間にとってはサントラ風作品とか別に珍しくもないって感覚だけど、同人音楽をよく知らないリスナーからするとけっこう斬新に感じるとか? そういう感覚差はありそうな気がする。感覚差ということでは、他にも例えば、同人ゴシックとかサンホラフォロワー系なんてうちらは聞き慣れて何の新鮮味もないけど、一般リスナーが聞いたら「なんだこれwwww厨二wwww」って反応になることもあり得るじゃないですか。
何が言いたいのかというと、つまり同人音楽界に身を置く人間には「普通」なアイディアであっても、その他の一般的オタクにとっては「面白い」と思えるものがもっと眠ってるんじゃないかと。そう思えるんですよね。でも同人音楽って限定された界隈の限定された人間の耳にしか届かないから多大なる損をしてるんじゃないかと。アイディアが飽和しまくってる同人音楽界にもまだまだ可能性はいっぱいあると思う。


https://twitter.com/rejectionjp
REJECTION公式アカウントがRTしてたけどAdust Rainのきっしーさんの感想が的確すぎて…。「REJECTIONがもしメジャー行ったら世界を変える」…そう!そうなんですよ!さすが分かってらっしゃる。やはりREJECTIONの凄さ、分かってる人はちゃんと分かってる感じ。tac-t!sさんも確か年間ベストにチョイスしてたしね。
あとLiesvectについての感想にも頷ける点があって…やっぱりマスタリングですか…残る課題は。楽曲の出来やギターのテクニカルさはすでに界隈トップクラスだと思うんだけど音質がそのレベルに追い付いてない感あって惜しいんですよね…。


https://sithuayemusic.bandcamp.com/album/senpai-ep-ii-the-noticing
Sithu Aye先輩、相変わらずオタクすぎてやばい。スタイリッシュ&テクニカルな音楽性と見た目のギャップも凄いけど、一番やばいのは百合厨ってことですねこの人。ガチすぎるでしょ。先輩には是非とも日本に移住してコミケ参戦して同人音楽島でCD売って欲しい。

REJECTION「RESISTANCE」

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https://twitter.com/rejectionjp
同人メタルの未来を切り拓くのはこのサークルしかいない!と改めて確信しました。様々なジャンルを貪欲に吸収し進化を続け、現在の同人メタルシーンの最先端を突き進むREJECTIONの最新作でございます。

全ての同人音楽リスナー必聴の傑作デビューアルバム「COSMOS」からたったの半年で再びそれに匹敵する傑作が生み出されたことには驚愕せざるを得ないですね。短い制作期間にも関わらず、メロディ、アレンジ、収録曲数、どの点においても一切の妥協の無い完璧な作品に仕上がっているというだけでも恐るべき事なんですが、それだけでなくてですね、サウンドプロダクションや音楽性そのものまで前作より明らかに進歩してるんですよ。信じられますか? 自分もそれなりに多くの同人音楽サークルのCDを聞き続けてるつもりなんですけど、半年でここまでパーフェクトな新作に至ったサークルって他に例がないような気がするんですよ。
これは主催の赤ヘルさんの才能とそこからあふれるアイディア、そしてそれらを支えるモチベーションがいかに充実しているかを物語っていると思うんです。

前例がないのはそれだけじゃない。この最新作って前作から大幅に音楽性が変更されてるんですけど、下手すると「別のサークル?」って思われかねないくらい大胆な変更。にも関わらず、「なんだこれ?求めてる音と違う」みたいなネガティブな感想を引き出すどころかむしろ従来の魅力をそのまま保持しつつ更に拡張したことにより多大なる説得力を内包しているという驚異の事実。ジャンル変更したのにイメージを全く崩さないって、かなり神がかった芸当だと思うんですよね。
しかもその変化した方向性には、時代の流れを敏感に捉えつつも単に流行に流されるだけではない優れた先進性を感じ取れるし、これを成し遂げられるサークルは滅多にいないでしょう。それが冒頭でちょっと大袈裟に言い放った「同人メタルの未来を切り拓く」という言葉の根拠になっております。でもそれが誇張ではないということは実際に聞いて頂ければ分かるはず。

前作からのジャンル変更というのは具体的には、ラウドロック中心だった前作からダンサブルなEDMチューンを中心にした作風に移行したことですね。こう書くと、単にラスベガスみたいなトランス系シンセサウンドを導入したラウドロックになっただけと思われそうですが、実際はそうではなくてロック要素のないインストのEDM曲がアルバムの中心になっているという。やはりこれは大胆な変化ですよ。
ラウド系でよくあるようにEDMな小曲をインタールード的に挟むのではなくてインスト曲がメインになってるんですからね。ジャンルを越境しただけではなく、歌モノ中心→インスト中心っていう様式の変化までやってんのに、それでいて従来のイメージを保ってるなんて…。うーん改めて奇跡的。

なぜそんな離れ業が成功しているのかと言えば、やはり「軸がブレてないから」。これが最重要ポイント。
「ジャンルを越えてバラエティに富んでる」なんていう宣伝文句は安易に使われがちだけど「バラエティ」と「散漫」は表裏一体なので、ちょっとした匙加減の間違えで散漫に成り果ててしまうことは珍しくないこと。
しかしREJECTIONの場合は、1stアルバムの魅力の中核になっていた「明るくてキャッチーでありながも切なさを内包したメロディ」と「壮大なスケール感を持つアレンジ」、この2要素が一貫しているからこそジャンル変更したとしても違和感が全くない訳ですね。やっぱりサークル…というかアーティストとしてブレない軸があるっていうことは何にも代えがたい武器になり得ると思うんですよ。

そんな訳でこの2ndアルバム「RESISTANCE」は素晴らしい内容なのですけど、じゃあこの2ndは進化を遂げてるから1stの上位互換なのか?っていうとそうでもなく、やっぱり個人的には1st「COSMOS」への思い入れのほうが強いですね。今作のEDM調に馴染めないって訳じゃなくて、単純に1stのほうがメロディが好き。最大のキラーチューン「Everlasting Life」もありますしね。
でもまあ、1stと2ndどっちが上かなんて比べる意味はあんまり無いと思うし、両作品ともREJECTIONの魅力が最大限に発揮された傑作だと思うんでどちらも聞いて頂きたい。どちらか1作だけ聞いて判断して欲しくないですね。

では各楽曲について具体的な感想を書いていこうと思いますが、まず1曲目「Resistance (intro)」、まあタイトル通りのイントロ曲で1分程度しかない短い曲なんですが…これが非常に重要な役割を担ってる。ありがちなイントロ曲とは訳が違う。
というのは、この曲はゴリッゴリにヘヴィなギターサウンドをバックにしてゲーム音楽風の壮大なストリングスが展開するんですが、この時点ですでにラウドロックと壮大サウンドというREJECTIONの重要な構成要素が示されているからなんですね。今回の新作は前作に比べるとラウドロック要素は減っているので、この序盤においてラウドサウンドを披露することが作品全体のバランスに貢献してることは間違いない。加えて、明るい曲調が中心のアルバムをこういうダークな曲調で始めることが絶妙なアクセントにもなってるし、更に言うと、対になっているアウトロ曲とこのイントロが作品を挟み込むことで作品のトータル性も強化しているという。ほんとに重要なイントロ曲。

2曲目「Sorrow Of Colossus」、これが今作のハイライト曲でしょう。インスト曲でありながらもリード曲としてイベント前にフル公開された曲であり、個人的にも赤ヘルさんの天才性を再確認する根拠にもなった決定的な曲。
簡単に言えばダブステップと壮大シンフォニックサウンドを組み合わせた曲なんですけど…シンフォニック要素のあるダブステップというよりかはダブステップ要素のあるシンフォニック曲と言ったほうがしっくり来るかなぁ。「壮大さ」のほうに重きが置かれてるように感じる。クロスフェード聞いたときは前者かと予想してたんですけどね。実際はシンフォニックパートのほうが長く感じるし。
ていうか、シンフォニック+ダブステップという組み合わせならば他のサークルでも聞いたことあるんですけど、ここまでの圧倒的なスケール感と完成度を実現した同人音楽なんて他にあんまり無さそうですよねえ。シンフォニック部分もダブステップ部分も共にぐうの音も出ないほどに完璧。付け焼き刃的な中途半端さが皆無。ほんと天才的としか言いようがない。
しかも、単にジャンルを足し算した以上の凄みをひしひしと感じるんですよね。2つのジャンルがシームレスに繋がり違和感が全くない。まさにジャンルを超越した、プログレッシブと評したくなるほどのドラマ性。

3曲目「Sinner feat.オカメP」、これは作中で唯一の赤ヘルさん作曲ではない曲のようで、オカメPというボカロPからの提供曲っぽいですね。しかし他の曲から浮いているということもなく、REJECTIONのイメージにぴったり合ってる曲になってるかと思います。ラウドロック調にシンセとDJスクラッチを乗せたミクスチャー的アプローチと赤ヘルさんの中性的なボーカルが歌い上げる切なくも甘い歌メロが見事に調和してる。メロディに歌謡曲っぽさもあってそこが赤ヘルさんの曲との相違点かな。しかし賑やかで甘い曲調とは裏腹に歌詞はなかなか世知辛い感じで(いきなり「四畳半で盗んだタバコに火を付ける」だからなぁ…)けどそのミスマッチ感も面白い。

4曲目「Just Kidding」、これは昨年の筑波大DTM部のコンピに収録されてたインスト曲ですが、これも2曲目と並んで赤ヘルさんの天才性を強く印象付ける傑作ですね。ファンタジックでシンフォニックな出だしからエレクトロな曲調に移行する展開が実にインパクトあります。多彩な音色が入り乱れるオモチャ箱のような楽しさが全編に満ちあふれており、これもまたジャンルを超越した天才的センスを感じずにはいられません。基本はダブステップ等のEDM的な手法を用いて作られてるとは思うんですが、どことなくロック的なグルーヴを感じるというか? それによって自分のように普段EDMを聞かない人間も馴染みやすい音になってるような気がするんですよね。

5曲目「Sweet Sweet Valentine Day」、これはバレンタインに公開された企画曲ですね。この曲のみ女性ボーカルをフィーチャーしており、バレンタインを題材とした甘々な電波アニソンorアイドルソング的な少し異色な曲になっております。この曲もめっちゃ良い曲だとは思うんですけど…でも以前も書いた通りやっぱりイレギュラー性の濃い曲に感じるかなぁ。明るい曲という意味ではREJECTIONの基本路線と合致してるけどちょっと糖度が高すぎるというか…。
そういや前作も5曲目が「IMAGINE THE FUTURE」という筑波大のメッセージソング?のメタルコアアレンジだったけどあれもボーナストラック感あったし、今回の5曲目もアルバムのド真ん中に位置するボーナストラックなのかなと、個人的にはそう勝手に解釈しております。あと零さんのギターソロは何度聞いてもカッコよすぎる。

6曲目「1995」は完全に1stアルバムの路線を踏襲した楽曲で、ラウドロック+甘い歌メロの組み合わせにめちゃくちゃ安心感あります。ノスタルジック感あふれるメロディ&歌詞、それを支える骨太なバンドサウンド、これぞREJECTION流のラウドロック。サウンドプロダクションも向上して完成度はますます上がってますね。もちろん赤ヘルさんのボーカルスキルも前作より上がってる。REJECTION特有の甘く切ない音楽は赤ヘルさんの歌声なしでは成立しないものであるのは疑いようがない所ですね。
個人的にはCメロのオルゴールをバックに切ないメロを歌い上げるパートから間奏に移行する部分で、歌がいつの間にかシンセの音色に変わってるところが特に気に入ってます。

7曲目「Walking Through」は再びインストEDMチューン。もちろんインタールード的な小曲ではなく5分近くの尺があります。しかしその長めの尺を飽きさせずに聞かせるだけの工夫が随所に施されてる。シャッフル系の軽快なリズムにワブルベース等の多彩な音色が絡んで非常に賑やかな音を作り出しています。自分はEDMに疎いんでそれぞれの音色の名称は分かんなかったりするんですが…とにかく賑やかで楽しい。「Just Kidding」同様、やっぱりロックに近いグルーヴ感があって親しみやすい気がする。チップチューンなパートも良いなぁ。

8曲目「Twinkle,Twinkle」、ボーカル曲の中ではこれがハイライトかな。タイトル通りめちゃくちゃキラキラな曲。REJECTION流の多幸感ラウドロックの真骨頂とも言える名曲。
誰もが知る童謡の「きらきら星」のラウドロックアレンジとも言えそうな曲でして、きらきら星のメロディにオリジナルのメロディを継ぎ足したような曲構成なんですがそのオリジナル部分がめっちゃ良いんですよ。既存の童謡をベースにしてここまで発展させられる手腕に驚かされます。個人的にREJECTIONに求めてる音が100パーセント実現されてると思うしほんとに最高な曲。

9曲目「The New Beginning (outro)」、アウトロなんだけど役回りは非常に重要。1曲目と同様にアルバムのトータル性において欠かせない存在。RPGクリア後に流れるエンディング曲みたいな雰囲気だけど、2分未満の短い曲なのにメロディめっちゃ良いですよね。実に感動的です。

10曲目はボーナストラックで「Just Kidding」のリミックスバージョン。スピードコアというジャンルらしい。ていうかこの曲ってアップテンポになるとクリスマスソング感ありません? クリスマスに聞きたい。

そんな訳で、ラウドロックからEDMからアニソンからゲーム音楽まで全てを飲み込んだ非常に対象範囲の広い作品になってますのでほんと多くの人に聞いて頂きたいですね。前作と合わせて全ての同人音楽リスナーに聞いて欲しい。まじで。
赤ヘルさんはおそらくこれからリアルでご多忙な時期だと思うので次のアルバムはおそらく来年以降かなとは思いますが、REJECTIONはまだまだ進化の可能性を大きく秘めていると確信しますし勢いは止まらないと思いますね。

同人音楽の今後?

話題になってた六弦A助さんとCROW'SCLAW鷹さんの記事とそれに伴う新たな同人音楽ニュースサイト立ち上げについてですね、素人なりに考えたことをちょこっと書いておこうかと思います。
いわゆるぶっちゃけ話系の記事なんですけど特に衝撃もなく、ずっと前から誰しもが漠然と感じてたことを界隈の大物が改めて文章化しただけというか? 新鮮味のある話ではないけどでも有名サークルの方々が公言したという事実については重要な意味と影響があると思うし、この機会に同人音楽の今後について考えるべきなんでしょうね。
でもまあ、お2人ともロック系サークルの方ですから今の同人音楽の主流であろうEDM系や音ゲー系のサークルにこの話が適用されるのかどうかは分かんないですけどね。そっち系は全然順調なのかもしれない? よく知らないけど。

六弦A助さんの「ソシャゲみたい」という例えは言い得て妙というか、まさにソシャゲ状態ですよね。今まで散々課金し続けて来たんだから今更止まれないっていう。惰性…まあそうなんでしょうけど長年続けてて惰性にならないほうが難しいですよね。常に新鮮なモチベーション保ち続けるなんて至難の業かと。
うちのブログでもいつも言ってますけど、やっぱりイベント毎に新作アルバム(ミニアルバム)出し続けて、それをM3とコミケで年4回もやってりゃサークル側もリスナー側も疲弊して当然ですよね…。でもこれってサークル側が悪い訳でもないしリスナー側が悪い訳でもないですよね。
リスナー側が推しサークルの新作を聞きたいと思い、もし新作なければガッカリするのは当然だし、サークル側がその期待に応えようとするのも当然。どこに悪がある訳でもない…。
でも、もうちょっと双方が疲れないペースを模索すべきなんだろうし、実際それによって作品リリースのペースが落ちたからといってそれをサークルの勢いが落ちたと評するのも何か違いますよね。

六弦A助さんの立ち上げたニュースサイトについては、毎日更新という基本方針に驚きを隠せないんだけど、六弦アリスの活動もあるのに両立は大丈夫なんだろうか…。やっぱりこういうのはリスナー側の人間がやるべきなのでは…って思うけど、そもそもリスナーが出来ないからサークルの方が自らやらざるを得ない状況になってるんですよね。超まとめも然り。本来リスナー側の人間が自発的にやる役回りをサークル側の方々がやってるのが現状っていうか?
で、サークル側の方々がこういう情報まとめを行うと、不平等にならないようにしようっていう発想で全部のサークルを紹介しようって傾向になり、でもそれは余りにも労力と時間がかかりすぎるから継続への不安もある訳で。
(まあリスナーが情報まとめをやると自分の好きなサークルしか紹介しないですからね。うちのブログなんてまさにそれですから)
あとは、情報まとめは非常に重宝するけど、でも特定のまとめサイトやレビューサイトの影響力が大きくなりすぎると、そのサイトの運営者とのコネが重要視されるようになったりして、音楽そのものよりもコネが優先されたらそれも問題になり得ますよねえ。

うーん…。まあこの問題も今始まった話じゃないと思うんですけども、決定的な解決策なんて存在しなさそうですね。

https://twitter.com/rejectionjp
まあうちのブログとして微力ながら解決策を提示するとするなら、今最大の有望サークルであるREJECTIONを聞いてくださいとしか言いようがない…。1stアルバム「COSMOS」と2ndアルバム「RESISTANCE」、合わせて買ってくださいよろしくお願いします(謎のステマ)
いや、でも冗談抜きで、実際のところ各リスナーがそれぞれの推しサークル(特に新規サークル)を地道に広めていくしかないと思うんですよね。ほんと、ツイッターでちょこっと宣伝するだけでも意味があると思いますし。




https://greylethal.bandcamp.com/album/17
https://soundcloud.com/answer_to_the_momonga/pre-peregnatio-xfd
Grey Lethalとアンサツモモンガの無料配布もリッピングしたんですけど、どちらも期待通りの素晴らしい内容。詳しい感想は後日書きますが、ほんと、Grey Lethalみたいな実力あるサークルが正当な評価を得られてないのはこの界隈の歪みの1つなんじゃないかと改めて思いますよ。

https://twitter.com/zemeth_obstacle/status/860487674724892672
そういや、各所で注目されてるZemethっていうメロデスプロジェクト、これだけ推されてるってことは相当ハイクオリティなのかな?と思いきや…むしろこれは良い意味でチープな魅力あるタイプですよね。ゲーム音楽系メロデスって感じ。さすがは元ボカロP。海外レベルのメロデスバンドよりこっちのほうが親しみやすい。ていうかリブユウキさんこんな本格的な絵画っぽい絵も描けるんだ…すげえ。

Xiloro「Dig A Pear」

dig a pear


http://chloro2236.blog.fc2.com/blog-entry-183.html

ほんとね…このサークルはめちゃくちゃ面白いことやってるんですよ。未だご存知ない方が多いとは思うんですけどね、この機会に是非とも聞いて頂きたい。試聴だけでは全貌を把握できない系の音楽なので是非とも購入して聞いて頂きたい。iTunesでも配信されてるんで同人音楽にありがちな入手困難も無くて誰でも気軽に聞くことが出来ますよ。

一聴すると普通のガールズロックっぽい雰囲気だし(実際は全然普通じゃないけど)割と万人向けだと思うんで多くの方におすすめしたいんですが、でもこのサークルの真の面白みを理解できるのは新旧洋邦の音楽を分け隔てなく聞き漁ってる音楽詳しい系リスナーだと思うんで我こそは音楽詳しいマンだと自負する方にこそ聞いて頂きたいかも。

このサークルの凄さっていうのは、もちろん音楽そのものの凄さもあるんですがそれに加えて、このサークルって実は本来は同人ゲーム制作サークルであって、このXiloroっていうのはその同人ゲームサークルから派生した別名義?みたいな感じで…つまり音楽が活動のメインではないってことですね。
にも関わらず、音楽を専門にやってるサークルを凌駕するペースで作品を立て続けに発表し(活動開始から1年でフルアルバム2枚とマキシシングル1枚)、しかもただハイペースなだけではなく内容も大充実していてオリジナリティについても他サークルの追随を許さないレベルっていうね…。まさに驚異的。

でも本当に凄いのは、これだけハイペースに作品出してるのに収録曲の1つ1つが「キャラ立ち」してるっていう事なんですよ。これを実現できてるサークル(バンド)ってかなり希少だと思うんですよね。
というのは、ハイペースにリリース続けてるサークル自体は決して珍しくはなくて、例えばセミプロ系の有名サークルなんかは毎イベントでミニアルバムをリリースしてる訳なんですけどね、そういうサークルって大抵「あれ?この曲ってこの前のアルバムに入ってた曲とほとんど同じじゃね…?」みたいに楽曲のパターン化が著しかったりする訳で、まあパターン化することは活動が長くなれば仕方ないし、パターン化イコール安心感とも言い換えることが出来るから必ずしも悪とも言い切れないんですが、でもまあ新鮮味や刺激が無くなるのは否定し難いところですよね。
ところがこのXiloroは、2年連続でフルアルバム出して合計楽曲数は25曲にも及ぶというのに、全ての曲が「キャラ立ち」してる。同じパターンの曲がほとんど無いんですよ。これってやばくないですか? どんだけ音楽性の引き出しが豊富なんだよっていう。しかも、バラエティ富ませるために安直にジャズっぽい曲調とか民謡調などのありがちな手段に及ぶこともなく、邦楽と洋楽の垣根を破る、もしくは時代の壁を破ることでバラエティに富ませてるというか? そこがすげえんですよ。
そしてそして更に、それだけバラエティ富んでてもXiloro「らしさ」と言える核の部分は全くブレてないんです。うちのブログは「オリジナリティ」と「バラエティ」の両立というのをめちゃくちゃ重要視してる感じなんですけど、そこをこれ以上に有り得ないほどに完璧に達成してる…。ケチの付け所がねえ…。

ただ、同じく筑波の天才の赤ヘルさん率いるREJECTIONと比べると、このXiloroは時代の壁を越えることが面白さに直結してるけど、時代の流れに対応した「先進性」は無いから…まあそこだけですね負けてる部分があるとしたら。いや、でもXiloroがダブステップとかDjentとか取り入れても違和感しかないしそんなの求めてないから現状のままで1ミリも問題ないのですが。

まあそんな訳で完璧な内容の最新作なんですけど、ずっと完璧だった訳ではなく、昨年の夏コミで出たマキシシングル「レンダリング」のときには方向性に少し疑問符が付いてたんですよね。というのは、このXiloroの面白さって、基本的にオルタナっぽいガールズロックとして聞けるんだけど、リフがやたらHR/HM的だったり曲展開が妙にひねくれてたり、でも総合的に聞くとやっぱりオルタナ系のインディーロックの範疇にあるというか、そういう絶妙なバランスにこそ魅力があると思うんですよね。
しかし「レンダリング」収録曲はタイトル曲こそXiloroの良さを維持してはいたものの、他の2曲がちょっとメタル側に寄り過ぎててXiloroならではの面白みが減退してた感もあり…。いや、曲としては良い曲だったけどやっぱり何か違う感じがね…。
でも今回の2ndアルバムでは1stの時の絶妙なバランスを再び取り戻していたので、シングルの方向性は一時的な実験だったのかな?と思っております。

前置き長くなりましたがそろそろ今作の具体的な内容に移ります…。

まず1曲目の表題曲「Dig A Pear」、重厚なギターサウンドによるオールドスクールなハードロック系リフが非常に印象的なオープニングチューン。このリフ、1stの1曲目の「Neverlasting」と同系統ではあるんですが、二番煎じ的な感じではなくやはり変化を感じる。Neverlastingのほうもリフの存在感が際立ってたけどあくまで主役は歌だったと思うんですが、今回のDig A Pearについてはリフが完全に主役で歌がおまけみたいな位置付け。この曲に限らず、今回の2ndアルバムはギターリフを中心に構成した曲が目に見えて増えてますね。
更にいうと、ギターの音作り自体もけっこう変わってて、元々からこのサークルはギターの音が分厚かったけど今回は輪をかけてギターの音がデカくなってる。一般リスナーには耳障りなんじゃないかな?って心配するレベルで音がデカい。ギターの音圧はでかけりゃでかいほど良い!みたいな発想に基いてそうな轟音サウンド。だがそれが良いんですよ。この轟音サウンドが型破りな雰囲気を助長していて、HR/HM的なお行儀の良さと一線を画してる。それによって更にジャンル越境の面白みが増しているというか? とにかく個人的にはこの音のデカさが爽快感に繋がってる。
あと、ボーカルがおまけみたいなポジションと書きましたが、ボーカルの役回り自体はめちゃくちゃ重要。はっきり言って、この女性ボーカルのMeltyさんの歌声無しではXiloroの音楽性は成り立たないと思う。というのは、Meltyさんの歌声の持つサブカルオシャレバンドでも通用しそうでありアニソンでも通用しそうでもありのジャンルの中間に位置してる雰囲気があって初めてXiloroのジャンル&時代の越境は成功するのであって、もしこの歌声がなければ単なるオールドスクールなハードロックになってた可能性もあるかなと。

次の2曲目「Tengu」もこれまたギターリフの主張がデカい曲。ていうかこのリフめちゃくちゃ良いですよね…このグルーヴ感たまんない。傑作ギターリフっすね。ここまでHR/HM的なギターリフ主導だとインディーロックという枠には当てはまらないと思うけど、かと言ってメタルかというとそこまで機械的ではなくちょっとオルタナ的な有機性があったり、ハードロック的な懐古感はMeltyさんのオシャレな歌声が相殺してるし、この何とも言えないハイブリッド感こそがXiloroの魅力だなと思うんですよ。

3曲目「レンダリング」、これは夏コミのシングルの表題曲の再収録ですね。ヘヴィな1曲目2曲目とは打って変わってまったりとした曲調で、メランコリックな歌メロと揺れまくるギターエフェクトが印象的。

4曲目「Volksgarten」は公式の曲解説だと「異国風情がある」って書かれてたけど特に民謡っぽい雰囲気があったりする訳でもないかな。終盤に中東っぽいメロディ入ってくるけど。とんがりまくった個性的な曲が多い本作においては割と「普通」な曲かな。

5曲目「Particle」、バラード枠かと思いきやごく自然に変拍子が入ってくる。後半のギターソロのところではベースがめっちゃテクニカルなアンサンブルを聞かせますしかなりプログレ寄りと言える曲調。1stにも転調などのひねくれた展開はけっこうあったんですがここまで明確にテクニカル志向を打ち出した楽曲は無かったのでこれは大きな変化と言えますかね。このXiloroは敷根さん(もきねさん?)と市瀬さんの2人のメンバーがそれぞれ作曲しているようですが、今作の「トドメ」の1曲と言える超絶テクニカル曲「Surfing On」といい、市瀬さんのほうはだいぶテクニカル志向に傾いてるようですねえ。
アレンジのプログレ性にばかり気が向いてしまいますがメロディも秀逸だし実に整合性の高い楽曲に仕上がってますね。

6曲目「クラゲの気持ち」、今作最高の変態ソング。試聴で部分的に聞いたときは童謡っぽい可愛らしい曲かなと思ってたんですが、確かに可愛らしくはあるけどド変態な曲展開します。ぱっちりひつじに通ずる変態性があるかも。
出だしは試聴でも聞ける童謡風のポップなパートで、でもよく聞くとこの時点でタッピングのピロピロが入ってたりするし既に変態くさいですね。サビメロは浮遊感あるアレンジで、そこからポストロック風味の軽快なリフが展開されますが徐々に不穏な雰囲気に移行し、テンポダウンしたAメロが展開されたと思いきや急激にテンポアップしてメロスピばりのピロピロが繰り広げられたと思ったらギター弾きまくりのままダークな曲調になって最後にAメロのメロディが再現されて終了…。
まあいちいち説明しても伝わらないと思うし実際に聞くのが手っ取り早いと思いますがとにかく曲展開が迷子。予想不能にも程がある。支離滅裂の寸前で踏みとどまっているような危うさに面白みがあふれる変態ソングですね。

7曲目「夢を歌ってくれ」は一転して落ち着いた渋いフォークソングっぽい曲調。奇をてらった展開などはなくMeltyさんの情感ある歌唱が中心になってる1曲ですね。Meltyさんも1stに比べると表現力がかなり増してる気がしますねえ。

8曲目「Post Office」、中3のとき作った曲って書かれてますけどマジで?? 天才か。めちゃくちゃ良い曲じゃないっすか。英詞ということもあって洋楽ポップス感が特に強い曲かも。これを中3で作ったっていうんだからやっぱり洋楽からの影響が濃いんだろうなぁ。

9曲目「Her Engine Looks Like A Wheel」、酔っ払ったような?素っ頓狂なハイトーンボーカルとドライブ感あふれるギターリフの組み合わせが実に爽快な1曲。オールドスクールな洋楽ハードロックっぽい感じとオシャレなサブカルポップス感が見事に混じり合ったハイブリッド感ありますね。やはりこれもMeltyさんの歌声なしでは成立しない絶妙さでしょうね。

ラスト10曲目「Surfing On」、今作のハイライトチューンにして今作最大の問題作。「難しすぎて演奏者の精神を蝕んだ」っていう説明文ありますが…そりゃそうでしょ…どう聞いてもやり過ぎな曲。変拍子やらポリリズム駆使したテクニカルに次ぐテクニカルな展開。Octaviagrace辺りがやってそうな難易度ですよね。
しかしですね、それでもめちゃくちゃ良いメロディ持った曲だと思うんですよ。Xiloroの最高傑作と言えそうなくらいに良い曲。過剰にテクニカルなアレンジについても、無駄にテクニカルにしたっていう感じではなくてちゃんと必然性があるというか、曲の良さを際立たせるためのプログレッシブなアレンジだと思えるし、だから演奏者の苦労はしっかり報われてると思うんですよね。
でもまあ演奏者に強烈な負担を強いるような曲を何度もやる訳にはいかないだろうしこの路線の曲は今後はなさそうですかね…。めっちゃ良い曲であることは確かですが。

1stに引き続きノビルさんの手がけた個性的な絵柄のジャケもほんと素晴らしいですよね…。このジャケの雰囲気も含めてXiloroの総合的なカラーが決しているというか、それくらい重要。

そんな訳で、マニアックなリスナーにも一般リスナーにも幅広く対応してる素晴らしい作品ですので是非とも聞いて頂きたいですね。1stは1500円だからこっちを先に聞いてみるというのもアリだとは思う。でも1stも傑作だから聞いて欲しい。

REJECTION新作のデジタル配信&通販開始

https://twitter.com/rejectionjp
今の同人メタルシーンで最も注目されるべきサークル、REJECTIONの新作「RESISTANCE」がなんと早くもデジタル配信とboothによる通販開始ということで、これはイベントに来れなかったリスナーにも最大限に配慮した神対応としか言いようがないですね。素晴らしい!!
今回の新作はEDM要素が大増量しているのでクラブミュージックが好きなリスナーにもおすすめしたいですし、もちろん従来通りラウドロックが好きなリスナーもばっちり楽しめるのは請け合い、そしてシンフォニックな壮大な展開も強化されてるからメタラーにも美味しい。相変わらず全方位に対して隙がなく、ジャンルを越えて幅広い層のリスナーが楽しめること間違いなしの大充実の作品ですので是非とも聞いて頂きたいですね。ちなみにイベント前にも書きましたが、男性ボーカル作品を普段聞かないリスナーにまで対応してますからね。もうまじで全同人音楽リスナー聞きましょう。


https://laralastudio.bandcamp.com/
Laralastudioも早くもBandcampとboothの通販始まってる…まじ神対応。


https://twitter.com/Liesvect/status/859407142276579328
Liesvectの曲順やっぱり間違ってたのか…。ボーカルのクレジットが合わなかったからおかしいと思ってたんですよ。でもまあ曲順の間違いなんて些細なことですし内容には無関係ですしね。内容についての感想はもう少しお待ちを…。


https://twitter.com/floydyoyo/status/858326983905759232
Type-Y.Oのミニアルバムも早く買いたいんだけど…ボマス頒布だったからショップ委託待ちなんだよなぁ…。


そういやHollow Mellowのスペースでもらったチラシ、ワンマンライブでソールドアウトしなかったら解散とか書かれてますね…。う、うーん…。こういうのはちょっとなぁ。まさか本気で解散するつもりだとは思わないけど…。


無料配布でもらったCDもちょこちょこリッピングしてたんですけどね、Roman so Wordsの無料配布はライブ後に急遽作った急造品みたいだから期待してなかったんだけど…何これめっちゃ良い曲やん!!! まさかここまでキラーチューン級な曲が出て来るなんて夢にも思わなかった。これはフルバージョン早く聞きたいですね…。この調子だと次のアルバムも最高なことになりそうですなぁ。

https://autumnbaguette.jimdo.com/
あと、各所で話題に上がってたautum baguetteってサークルの無料配布も聞いてみましたが、なるほど確かに1曲目の教会音楽風な曲調とオートチューンなボーカルの組み合わせは面白いっすね。demiに近い雰囲気を感じるかな?


今回のM3はREJECTIONがぶっちぎり優勝かと思ってたんですけどXiloro新譜が予想以上の素晴らしさ…。年間ベスト上位確実の傑作フルアルバムを2年連続でぶつけてきたって凄いことだと思うんですよ…。Xiloro新譜はジャケがこれまた優勝レベルなんですよ。ノビルさんの絵いいですよねえ。

リンホラのアルバムも2週間後かぁ…早いなぁ。まあ今回はM3の後だし少し間があるからまだマシですな、NeinのときはM3直撃でしたからね…。


アニメの話…。今期はやっぱり正解するカド一択かな。世界観もキャラも最高。有坂あこさんキャラ原案だしサンホラ民も見ましょうぜ。
あとはエグゼイドが相変わらず面白い…。最大の売りだったゲンムさんの顔芸が無くなって代わりに諏訪部ボイスのデブが出て来たときは不安だらけだったけど見事に持ち直しましたね。

M3お疲れ様でした

という訳で皆さま、今回のM3の大本命REJECTIONの1stと2ndはセット購入して頂けましたか?
個人的には「COSMOS」は100枚くらい売れて欲しかったけどそもそもそんなに搬入数が無かったですよね…。「Everlasting Life」がやばいってしつこく言い続けてましたけど聞き所が試聴にほとんど入ってないから実際に買って頂けないと分かってもらえないですしねえ…。まじで物語音楽が好きなリスナーは全員聞けっていうくらいの曲なんですけどね。
で、肝心の新作「RESISTANCE」のほうも早速聞きましたけどやっぱり同人メタルの未来を切り拓くのはREJECTION以外にあり得ねえと改めて確信するほどの内容。詳しい感想は後日に回しますが、方向性は大幅に変わっていてもREJECTIONの魅力は1ミリも揺らぐことが無く、むしろ加速しているという奇跡。やはり赤ヘルさんの天才性は本物ですよ…。
ていうか、赤ヘルさん就活突入で今後しばらく活動できないのかと思いきや…新たな新作の企画が上がっただと…??

そしてXiloro、こちらの新作も間違いなく傑作。夏コミのシングルでちょっと方向性に疑問符が付いたから事前に不安もあったんですが、それは全くの杞憂に終わりましたね。新作アルバムでは1stアルバムのときの良さを完全に取り戻し、それどころかその良さが更に拡張されてる。同人ゲームも並行して制作してるのにも関わらず、たった1年で再びこれほどの傑作を生み出すとは…とんでもねえ…。
しかも、何よりも驚異的なのはこれだけ曲数が多いのにパターン化の罠に陥らず、それでいてXiloro「らしさ」と言える個性も強力にアピールしてるところなんですよ。まあこちらも詳しい感想は後ほど…。
このサークルもね…フルで聞かないと凄さが分からない系なんですよね…。実はめっちゃメタラー向けなサークルなんですよ。

Liesvect新作も相変わらず強い。たった半年でこれだけ濃密なフルアルバムを作ったということが凄まじいし、心なしかギターのテクニカルさも更に増してる気がする。サウンドプロダクションさえ向上すればもはや敵なしと言える領域に到達しそう。月乃雛さんの歌声はLiesvectのイメージにぴったりだと思うし固定メンバーになってくれれば良いんだけどねえ…難しいか…。


無料配布系はもしかしたら逃すところもあるかなと覚悟してたんですが意外に残ってましたね。事前に未チェックだった無料配布もちゃっかり貰って来ました。ていうか、実はGrey Lethalとアンサツモモンガの新作も無料配布だったんですよ。この2サークル回収し損ねてる人かなり多そうな気がするんですけども。Grey Lethalの実力の高さはもっとメタラーに認知されるべきだしアンサツモモンガもクオリティどんどん上がってるからもっと知れ渡って欲しいんだよなぁ。

「虚無と偽装と狂気」は残念ながらジャケの印刷が間に合わず今回は新作頒布できなかったみたいですね…。ギリギリまで粘っていらっしゃったようですが…こればっかりは仕方ないか。動画もめっちゃ良い出来だったのになぁ。出来れば秋M3でリベンジして欲しいですね。プログレを標榜する希少なサークルですし。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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