同人CD感想まとめ書き版 (2016 Part4)

http://toen.mints.ne.jp/
toen というポストロック系サークルなのですが…ぶっちゃけますと完膚なきまでにジャケ買いしたCDです。
自分は同人音楽の主流から外れたサークル買うことが多いし、そうするといかにもって感じの美少女ジャケの率が低くなりがちなんですが、でもオタクイベントならではの買い物をしたいという気持ちも多少あるんで時折ですが衝動的にジャケ買いをしてしまうこともある訳です。まあどうでもいい個人的な事情ですね…。
単にジャケがかわいい美少女イラストの同人CDならばそれこそいくらでも転がってるのですがこのtoenの特異性はというと、本業イラストレーターの方が趣味でやってる音楽サークルという点ですね。エロゲも手がけてる実力ある絵師さんみたいだしほんとジャケイラスト綺麗です。ちなみに音楽サークルと同人誌サークルのサイトが統合されてるんで同人誌のほうの情報も同一サイトに掲載されてるんですがR-18なんで未成年のリスナーは閲覧注意。
さて肝心の音楽性ですが、前述の通りポストロック系なんですけど全編インストだしテクニカルなマスロック要素も無いんで割とBGMっぽい雰囲気かな。エロゲのBGMだと思って聞けばジャケとの整合性も取れるかも。2曲目とか何気にダークでプログレ感もあるけど。
本業絵師さんのサークルとはいえ音楽的クオリティは決して低くはなく、むしろ音楽専門サークルに全く引けを取らない完成度。特にドラムの音作りは緻密でかなりしっかり作られてるなという印象です。
絵も上手くて尚且つ音楽も作れるっていう…天は二物を与えまくるっていうマルチ才能の事例として注目して良さそうなサークルですね。女性ボーカル入ったらさらに良くなるかなぁとは思うけど。


http://deepinfantasia.web.fc2.com/
deep in Fantasia、ここも小説サークルでありながら音楽サークルも並行してやってるっていうマルチな事例なんですが、こっちは色々と惜しい面が目立つサークルなんですよねえ…。
「圧倒的シンフォニックメタル」という大仰な煽り文句によって一部の同人クサメタラーの注目を(おそらく)惹いていたであろうサークルなんですが、やりたい方向性が明確なのは良いんだけどいかんせんクオリティが同人メタルの平均値に全く届いてない…。音作りもボーカルもB級感が否めないし。
しかしながら歌メロの良さには秀でたものがあり、昨年秋の無料配布シングル「heavy thunder warriors」は歌唱力のあるゲストボーカルが歌っていたこともあってなかなか印象深いクサメタルチューンに仕上がっていたと思うんですよ。個人的にもかなりヘビロテしてましたんで。
そして春の新作である(実質)3曲入りシングルの「the distorted truth」なんですけど…再びクオリティが元に戻ってしまった感じ。1曲目は女性ボーカルをフィーチャーして同人音楽の需要に寄せてある感じなんですけど…無料配布のときのボーカルさんに比べるとやっぱりインパクト劣ると言わざるを得ないか。
2曲目も…メロディは良いんですけどね、やっぱりボーカルがB級すぎて…。声質は悪くないと思うんですけどね。全体的にゴチャゴチャしてる感じもあるし色々惜しい…。
クサメタル系サークルとしてのポテンシャルは何気にけっこう高いと思うんで、あとは今後もう少しクオリティアップしてくれるのを期待したところです。

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同人CD感想まとめ書き版 (2016 Part3)

https://adorearia.com/
春M3初参加の新たなる「Aria」系サークル、Adore Ariaの初CDです。
事前に出ていた試聴はイントロ的な小曲だけだったんで具体的な音楽性とかいまいち不明で、でも名前が「それっぽい」感じだからそれっぽいのをなんとなく期待してたんですけども…蓋を開けてみれば意外や意外、ボカロ曲でした。そしてメタルコア。それとシンフォニックなインスト曲。プロフィール見る限りでは女性ボーカルがメンバーとして存在してるみたいなんですけどね…これは仮歌バージョンなのか?
クオリティ的にはそれなりに良い感じだとは思うんですがあんまり際立った個性みたいのは感じないかも。良くも悪くも普通。あと3曲目のインスト曲にノイズがやたら入るんですけどこれって音源の不具合じゃなくてこういう演出なんですよねきっと。この手の演出はビビリますよほんと…。
何にせよ人間ボーカル作品が出てからが本番?


https://soundcloud.com/komura-3/2015m3-atropos-aria-lunatic-desire
こっちのサークルも「Aria」です。その名も atropos aria、ネーミングはカッコイイんですけど…音源のほうは色々と発展途上な感じ。公式ツイッター見た感じではそもそも明確な方向性も決まってないみたいだし…。
でもこの1st音源についてはシンフォニックブラック+ポストロックな感じでけっこう面白い内容になってると思うんですよね。6分の長めの尺の中に起伏に富んだ展開が詰め込まれていて、特に男性ボーカルが裏声を駆使したサビ部分とか荒削りながらもオリジナリティを感じます。これに女性ボーカル入れてもうちょい完成度を上げればMalikliya的なポストブラック系の同人メタルになり得るかも?
というかサウンドクラウドに上がってる最新音源はずいぶんクオリティ上がってるし、何気に期待すべき新規サークルだったのかもしれない。ちゃんと聞かずに1年も放置してたのマズかった…?
「atropos aria」、同人メタラーなら記憶に留めておいて損はない名前かも。


…そういやそのMalikliyaのほうはイベント参加から遠のいてるけど実質的に活動休止なのかなぁ。せっかく期待大のサークルだったのに。修平さんもドラマーの仕事が多忙みたいだし仕方ないのか。


というか、Aria系サークルとか言ってるけど春に新作出したあのAriaサークル忘れてない?って思われそうですが…いや、買ってはいるんですよ。リッピングもしたんですけどね…どうにも感想が書きづらくて…。基本的に過去作とあんま変わんない内容ですしね…。

M3カタログ発売は10月1日 (追記あり)

http://www.akibaoo.com/c/item/2500020403488/
という訳で1週間後ですね。非常に待ち遠しいです。例によって最速入手するつもりですけど、やはりカタログチェックで最大の楽しみといえば新規サークルの発見ですよね。
いつも言ってるようですがこの界隈に漂う厄介な停滞感(実際に停滞してる訳ではなく漠然としたネガティブな空気感があるという意味です)を打ち払うような勢いのあって多方面にアピール可能な誘引力のあるサークルがそろそろ出て来て欲しいものですね。
いや、すでにハイセンスで高いポテンシャルを秘めたサークルはいくつも存在してるんだけど(うちで推しまくってるサークルのことです)でもそこら辺のサークルは売り上げや知名度になかなか結びつかないですからね…。売れる音楽が良い音楽だとは思わないですがこの界隈の活性化のためには売れるサークルも必要なんでしょうし。
売れるサークルとマニアックなサークルが両輪のように存在してる状態が望ましいのかなぁ。まあ個人的にはマニアックなサークルだけでも全く構わないんですけども。

https://twitter.com/JeMhRsw/status/778521912376827904
Octaviagraceフルアルバムのジャケ手がけてるのVOFANさんだと? こりゃまたえらい気合入ってますなぁ。というか完全にオタクCDでしょこのジャケ…。下手するとRoman so Wordsよりオタク度高いかも。コミケのスペースに並んでても全く違和感ないでしょうなぁ。むしろコミケで売って欲しい。こりゃ同人音楽リスナーもマストバイなアルバムになりそうっすね。
先行公開されてる新曲のほうはというと…ちょっと大人しいっすね。疾走してる訳でもなくテクニカルなアンサンブルも心なしか控え目でサビメロもパンチが弱い。まあ今回はフルアルバムなんだし他の収録曲に尖ったやつが沢山あると信じております。
己稀さんの歌声はますます素晴らしいっすね…Roman so Wordsの次回作も期待せざるを得ない。

https://twitter.com/mintjam_info
MINT JAMのベスト盤的なものがリリースされるんですかね。配信限定みたいだけど。非常に有名なサークルというかアーティストですけどシングル1枚しか聞いたことないからこの機会に聞いておくべきなのかなぁ。


そういやサンシャインも今日で最終回っすか…。個人的には「未熟DREAMER」までの展開は完璧だったと思うけどそれ以降については悪くはないんだけど理想的とまではいかなかったかなぁという感想だったりするんですが、でもμ'sを盲目的に追いかけるのはやめるというオチは無難ながらも良い展開だと思いますね。正直、序盤から事あるごとにμ'sをいちいち持ち出す展開にだいぶモヤモヤしてましたし…。
まあμ's(初代ラブライブ)の後を追ってるだけというのは前半の作品構成そのものでもあった訳だしやっぱりメタいですなぁ。個人的にも初代とサンシャインは別コンテンツだと捉えたいのでこの落とし所は歓迎できますね。



https://twitter.com/diadiadia1/status/779667120275660800
DIAさんのM3の合作新譜の情報がちょこっと公開されてましたね。この美麗なジャケ絵…この時点で気合の入り方が伺えますねえ。クロスフェードはまだですが、基本的に「架空RPG」の戦闘曲のノリなんだと予想するんですがファンタジー×激情×ポストブラックな曲もあるそうでけっこう激しめなのも期待できるのかな?


そしてラブライブサンシャインの最終回ですよ…。見事なまでに賛否両論(いわゆる炎上系)の最終回でしたねえ…。自分の観測範囲にラブライバーそんなに多くないから分かんないけど相当に評価荒れてそうな予感…。
やっぱりライブパフォーマンス前のあの茶番が…長すぎましたな。完全に学芸会。あまりに恥ずかしすぎてチャンネル変えたくなる衝動と戦っておりましたよ。ああいうのやるにしても、もうちょっと短くまとめて欲しかったなぁ…。
そして、結果を明示せずに中途半端に終わらすというラスト。これについては全く不満はないというか、こういう視聴者の想像に任せる作りは嫌いじゃないです。むしろ前回で勝ち負けにこだわらない的な流れがあったのだから結果を曖昧にするのも自然に思えますし。
それに割と二次創作を意識したネタが多い作品でしたから、具体的なラストはみんなで考えて薄い本を作ってね的な意図もあるのかなぁと。
でもまあ…なんというか、勘ぐりすぎかもしれませんが意図的にサンシャインという作品の評価を下げるような終わらせ方にしたんじゃないかって思えてならないんですよね。上記のライブ前の茶番にしても、あのシーンを丸々取り除けば王道な展開になってた気もしますから(生徒がステージ前に押し寄せる描写も批判されてるみたいだけども)。
あえて評価の下がるような描写を入れたってことは、これは「サンシャインは初代ラブライブより劣っていなければならない」っていう前提で作られていたからだと思えてしまうんですよ。完璧だったμ'sに対してAqoursが未熟なユニットであるのと同様に、作品そのものも初代より劣っていなければならない…みたいな? もしこれでサンシャインが評価を落としても相対的に初代の評価が上がるから総合的にはブランドイメージに傷は付かないってこともあるだろうし。
それにしたってやっぱり無難に終わらしたほうが良かったとは思うんですけどね…。初代ほどではないにしてもサンシャインも十分すぎるほど人気作になってた訳ですし。
まあ色々言いたいことはあるし完璧な作品だったとは言えないでしょうけど、キャラにも思い入れ出来たしやっぱり良い作品でしたよ。同人音楽のブログなのにこんなグダグダ語りたくなるって時点でそれは証明されてますよね。

Sound Holic「Metallic Sanctus」

http://sound-holic.com/_kourou_2014.html

基本的にアレンジ作品は取り扱わ(以下同文)
…なんですが、せっかくなのでイレギュラーついでにもう一発アレンジ作品を扱ってみようかと思います。

この作品はですねえ…ぶっちゃけ今まで聞いたアレンジ作品の中では一番の内容かもしれない。
まあ自分はそんなに大量にアレンジ作品を聞きまくってる訳じゃないんで全く当てにならない評価だとは思いますけどね。でも、自分はアレンジ作品についてはかなりマイナス補正を入れて聞いてる傾向あるんで、それでも満足度が高いっていうのはやっぱり凄い作品だと思う訳なんですよ。

この作品は大手アレンジサークルSOUND HOLICのメタルアレンジシリーズの中の1作なのですが…。
そもそもSOUND HOLICってユーロビートアレンジか何かで有名なサークルなんですよね?詳しく知らないんですけども。そのユーロビートとかポップスが中心のサークルがちょっと気まぐれに…と言ったらアレですけども、たまには作風に変化を付けようってノリで作ったのがこのメタルアレンジシリーズなのかな。
具体的な経緯は全く知らないけど要するに重要なのはメタル専門でないサークルが作ったメタル作品ってことですね。

あとこのサークル、1度のイベントで4枚も新作を同時に出すこともあるようで、しかも歴史の長いサークルだからディスコグラフィーもとんでもない数の作品が記載されてますよね。まあ、新作が複数あるのは大手サークルには珍しいことではないんでしょうけども、しかしなんというか…大量生産…って言ったら語弊あるかもしれないですが個々の作品を全力を尽くして作り上げるタイプのサークルとは対極なのかなって印象は受けてしまいますよね。
(というかこの手の大手サークルって関わってる人間の数が相当多そうだから単一サークルっていうよりレーベル的な位置付けなのかな?)

…にも関わらずですよ、そんな偏見的なイメージを吹き飛ばすくらいにこの作品めちゃくちゃ出来が良いと思うんですよ。
「とりあえずメタルっぽいやつ作ってみるかぁ」みたいな適当なスタンスで作ったような臭いは全く無くて、豊富なアイディアを注ぎ込まれた聞き応えのある内容になってます。もちろん、有名老舗サークルってことで技術的な面で他のサークルよりアドバンテージが大きいってのはあるのかもしれないですが、それにしたって普段メタルやってないサークルでこれだけの物を作れるのかと驚きを隠せない感じです。いや、むしろ普段メタルやってないからこそメタルというジャンルのテンプレに縛られないものが作れるのかも?

音楽性は、同人メタルの王道と言える疾走感あるパワーメタル系のノリが中心なんですが、ただ愚直に疾走&クサメロなだけではなく、スタイリッシュなV系要素やカオティックなプログレ要素そしてヘヴィなメタルコア要素などがバラエティ豊かに内包され、しかもそれら各要素が程良いバランスで組み合わさっている印象があります。
意外にこれらの要素を丁度良い塩梅で配合した同人メタル作品って少ない気がするんですよね。V系に偏ってたりメタルコア一辺倒だったりするサークルの方が多いですから。これもメタル専門でないサークルだからこそ出来る芸当なのかなぁ。まあ、バラエティ豊かな分だけ個々のジャンルのリスナーに対するアピールが弱いっていう弱点もあるかもしれないですが。

音楽性の多様性と共に、もう1つ特筆すべきなのは参加している女性歌い手のユリカ(花たん)さんの超絶パワフルな歌声ですね。国内メタル女性ボーカリスト最強の存在であるFukiさんにも肉薄するほどのパワーを持つ圧倒的ハイトーンボイス。もはやユリカさんが歌ってるだけで無条件にキラーチューン感が漂うと言っても過言でないほど。この作品はバラエティ感あるから全部の曲がクサメタラー向けとは言い難いですがユリカさんの歌ってる3曲はもれなくクサメタラー殺しな曲だと思いますね。

イントロに続く2曲目「FLASH STORM」、早速ユリカさん歌唱の強力パワーメタルチューン。いかにもクサメタラー向けな疾走曲なんだけどあんきものような王道メロスピではなくV系やメタルコアっぽい要素も少し入ってるように感じられる。スネアの甲高く硬質な響きはあんま純メタル系では聞けない音なだけに新鮮味あります。

3曲目「シンカーゴースト」、これは男性ボーカルをフィーチャーした曲でV系メタルっぽい感じでしょうか。男性ボーカルの声質は邦ロック然としていてメタル感は少ない。おまけ程度にデスボイスも入ったりしますが…まあこの曲は特に面白みは無いかな。

4曲目「Infierno de Esoteria」、これはNana Takahashiさんボーカルで…この方はSOUND HOLIC所属のボーカリストなのかな? ユリカさんのようにメタル曲にハマった声質ではないですが綺麗な声質で堅実な歌唱かと思います。ミドルテンポ曲ですが何気に変拍子入りでカオティックな要素もあり。メタルってよりかオルタナ寄りな雰囲気かな。

5曲目「ヴァイシュラヴァナ」、インスト曲ですがメタルを基調にしてV系やハードコア要素も絡めたなかなかに密度の濃いアレンジになってると思います。

6曲目「Time Of My Life」、これは男女ツインボーカルでミクスチャー寄りかな。男性ボーカルはデスボイス…というにはちょっと中途半端だけどラップの延長線上って感じかな。BメロでDjent的なテクニカル展開もあり実にメリハリの効いたアレンジ。V系+メタルコア感のあるテクニカルでスタイリッシュな鋭さのあるドラムアレンジも聞き所。

7曲目「DESPERATE」、再びユリカさんの超絶ハイトーンボイスのターン。これもドラマチック&疾走でクサメタラー大満足な曲でしょう。

8曲目「Undefined Darkness」、これもインストなんですがハードコア寄りでカオティック感もある捻りの効いたアレンジでやはり聞き応えあり。

9曲目「星舟」、Nana Takahashiさんボーカルで爆走パートもありこれはクサメタラー向けかな。しかし疾走一辺倒ではなく絶妙な緩急が付けてある辺り卓越したアレンジセンスを感じざるを得ないです。うねるようなドライブ感のある高速ギターフレーズがカッコイイ。

10曲目「IRON FIST」、タイトル通り力強いメタリックなリフとドラマチックなツインリードが効いたインスト曲ですがやはりシャープなドラムアレンジがここでも見事な役回り演じてますな。

11曲目「MAGIC OF LOVE」、3度目のユリカさんのターンにして本作最強のキラーチューン。これはまじで名曲。個人的にはあんきものサリエルに次ぐくらいに好きな東方メタルアレンジかなぁ。サビメロが二段構えで用意されてて盛り上がり方も半端じゃないっすね。クサメタラー大歓喜確実な超強力チューンです。

何気に東方アレンジでまともに個別記事を書いたのってこれが初めてなんじゃないかな…(ブログ初期の頃は適当に書いてたし)。まあそれくらい個人的にツボった作品である訳ですが、でも今後再びまともにアレンジ作品扱うことは無いだろうなぁ。やはりイレギュラーってことで。
メタル専門でないサークルの作品ってこともあり、意外と未チェックのクサメタラー諸氏もいるかもしれないですね。

このSOUND HOLICがメタルでオリジナルやる可能性は…まあ無いだろうなぁ。音ゲー提供曲でオリジナルやってるみたいだけどメタル曲は無いでしょうし。

たまにはアレンジ作品をば

基本的にアレンジ作品は取り扱わない方針の当ブログなのですが、たまには気分転換の意味も兼ねて?書いてみようかなと。イベントの狭間のこの時期にしか書けないってこともあるんですが。


http://thousand-excaliver1.webnode.jp/
このEternal Excaliverのアルバムも実はけっこう前に買ってたんですよね。話題になってたみたいだし。
このサークルは、国内メタルの新人の中でもとりわけ人気が高く話題性も豊富なバンドであるPhantom Excaliverのメンバーが立ち上げた艦これアレンジサークルでして…。って今更こんな説明不要でしょうけどね。同人メタラーなら誰しも知ってるでしょうし。
結成当初はThousand Leavesの名前を受け継いでThousand Excaliberって名前だったみたいですけど…なぜかこの2作目では名称変更することになったようですね。理由はよく分からんけど。
本隊であるPhantom Excaliverのほうはというと、アグレッシブなメロデス要素と勇壮なメロスピ要素を組み合わせたスタイルにコミカルな持ち味を加味することで、独特の雰囲気を生み出し人気を博しているみたいですが…。確かにオリジナリティにおいても演奏力においても群を抜いたものがあり、客観的には高人気と高評価に頷けるのですが、でも個人的には明るい曲調ばっかり続くのがどうもね…。明るい曲調自体が悪い訳ではないし、曲単体で聞けばめちゃくちゃカッコイイし感動的ですらあるんだけど、アルバム通して聞くと同じテンションの展開が続くこともあって途中で飽きてしまう感じもあり何とも惜しいんですよね。代表曲の「MOTHER EARTH」にしても、せっかくのキラーチューンなんだけどアルバム中に似た曲調がいくつもあるからこの曲の輝きが埋もれちゃってる感じもありますしね。
この艦これアレンジ作品のほうでも基本的な作風は近くて、やっぱり明るいメロディが満載。でもこっちではメロスピっぽいサビの無いデスボイスだけで押す曲もあったりするんで本家より多少はバリエーション生まれてるかな?
というか、自分は艦これの原曲知らないんですけど、これほんとに艦これアレンジなの? Phantom Excaliverのオリジナル曲じゃないの?って疑問を持ってしまうくらいには音楽性が絶妙にハマってる気がする。違和感なさすぎる。
あとは、Phantom Excaliverのコミカルなイメージを担ってるデスボイス担当の巨漢ボーカルさんの代わりにこっちではAiliph Doepaのボーカルの人がデスボイスやってるからコミカルテイストは大幅減…っていうか皆無に近いですね。
収録曲については、捨て曲はほとんど無いんじゃないかってくらいにはクサメタラーの琴線に触れまくるであろう劇的なメロが満載ですね。艦これって良曲多いんですね。実は音楽的にも東方に対抗できるレベルだったりするんでしょうか。よく知らないけども。
特に2曲目、6曲目あたりはかなりのキラーチューンな気がします。
演奏力の高さは言わずもがな、超絶流麗なピロピロフレーズの雨嵐で、一般的な同人メタルサークルとは明らかに別次元ですな。あんきもやIRON ATTACKと同等のプロレベルの基準っすね。まあ同人メタルというジャンルは演奏力で評価するものでもないし他のアマチュアレベルのサークルと同じ軸で比較するのも野暮なんですが。


http://akyb0001.tumblr.com/
このAs Killing your Breakdownのアルバムも1年前か…。
Djent寄りなテクニカル要素も内包したメタルコア/ポストハードコア系サークルですが、かつてのデモ音源のときの荒削りな印象はすっかり姿を消し、この1stアルバムはめちゃくちゃ完成度高くて凄いことになってます。この手のラウドなサウンド好むリスナーなら誰しも納得できるであろう圧巻のクオリティですよね。改めて東方ハードコア界隈のレベルの高さを思い知らされる内容って感じです。
気に入ってるのは2曲目、3曲目、5曲目あたりですかね。特に5曲目は短い尺ながらもテクニカル要素あってツボな展開です。2曲目とかハードコアらしからぬ流麗なギターソロまであって驚かされます。ほんと演奏力高いっすなぁ。サビでは「分からないまーまー終わるー」って口ずさみたくなる曲ですけども。
でもまあ…いつもアレンジ作品について語るときにバカの一つ覚えみたいに言ってますがやっぱりオリジナルやってくれないと真にやりたい方向性が見えて来ないってのはある訳で。オリジナルやって欲しいっすね。


https://soundcloud.com/tomorro4
アレンジ作品と言えば…ともろうさんの新しいデモ音源も上がってたけどやっぱりこれも東方アレンジかな? このともろうさんらしいキラッキラなアレンジ良いっすなぁ。アレンジ作品だろうが何だろうがともろうさんの新しい歌声聞けるだけで無性に嬉しくなっちゃいますね。
それにしてもまだ45%…。果たして来月のイベントまでに間に合うのか…。

SWEETXXXMATERIALS.inc「the Paradox of Enchanted Doll's」

http://nimys16.wixsite.com/sweetxxxmaterialsinc

クサメタラー諸氏はこの作品名を見て「Symphony of Enchanted Landsのオマージュか?」と思ってしまうかもしれないですがたぶん全く関係ないでしょうね。いや…そもそもそんな連想をした人間は自分しかいないか、うん。

ちょっと見慣れないサークル名かもしれないですが新規サークルではなく、過去にボカロで3枚もアルバム出していてそれなりに活動歴のあるサークルみたいですね。ボカロ系を聞いてるリスナーならば馴染みがあったりする?
で、この作品が初の人間ボーカルをフィーチャーしたアルバムであるようです。ちなみにリリースはC89、昨年の冬コミですね。

音楽性はというと、皆さま慣れ親しんでる典型的なV系ベースの女性ボーカルゴシックです。もうジャケを見た時点で察することが出来ると思うんですけどね。
曲ごとに別々の女性ボーカルを起用しているのですが、どのボーカルさんも安定した歌唱力を持つ人ばかり。あんまり存じ上げない名前が多い感じだけどニコ動界隈の歌い手さんなんでしょうね。
そして3枚もボカロアルバム制作してるだけあって楽曲もサウンドも非常にこなれていて、現状の同人ゴシック系の基準でもかなり上位に入るくらいにはハイクオリティなのではないでしょうか。
7曲入りですがインスト曲は無く、全てボーカル曲になっています。なかなかのボリューム感です。

1曲目「the Doll's House」、ゴシック系の王道とも言えそうなオルゴールの音色とピアノを基調とした静かでダークな雰囲気をたたえたボーカルパートから一転して、中盤からEDMメタル風な疾走パートに移行するのがインパクト大ですね。3分未満の短い尺なんですがけっこうドラマチック。

2曲目「妄愛シザーハンズ」、典型的なV系ゴシック曲。ギターソロもいかにもV系な感じだしメタル要素はないですが、疾走感はあるし女性ボーカルも上手いので十分にカッコいいです。

3曲目「ロマンティカルサイコパシズム」、こちらはEDMシンセ入りのV系メタルっぽい感じ。ボーカルはとてもロリ…もとい可愛らしい歌声。ギターの音はソリッドだしドラムの音もバランス取れてるしほんとハイクオリティな出来だと思います。

4曲目「双子の人形劇」、ジャズ歌謡っぽいシャッフルビートな曲調でやはりこれもV系っぽい。担当ボーカルさんはパワフルで良い歌声っすね。

5曲目「絶夢」、これはちょっと趣きが変わってズッシリしたビートでヘヴィなノリ。ちょこっとだけですがデスボイスも登場したりします。ボーカルさんの声質も割と好みな感じなんでこの曲が個人的には一番気に入ってるかな。

6曲目「DICTATOR」、これが今作で一番メタル度が高い。女性ボーカルゴシック+メタルコアの組み合わせで、同人音楽で言えば幻覚アリアに近いかな? 荘厳なクワイアもあるしドラマチックなツインリードも完備でまさにメタラー向けと言える強力な1曲。メタラー的な観点から言うとこの路線で統一してアルバム1枚作って欲しかったところですが…。でもそれじゃ幻覚アリアとかぶってしまうか。

ラスト7曲目「Enchanted Doll's」は終曲に相応しい三拍子のメルヘンチックな曲。

全体的にクオリティはかなり高く、女性ボーカルも実力派揃いで隙のない出来栄えだと思うのですが、ただ、優等生的な出来ではあるけど他の同人ゴシック勢と差別化できるだけの突出した要素がほとんど無いので、個人的に推せるかというと微妙なところでしょうか。
もちろん、同人ゴシックやV系ロックが好きなリスナーさんなら聞いて全く損はない内容だと思いますよ。メタラー諸氏にとっても6曲目はキラーチューンだと思いますし。

夏コミから1ヵ月

ブログ継続するの難しくなるかも…としつこく言っていたにも関わらず何だかんだで今まで通りのペースで更新続けている訳ですが、まあ先月はほんとやばめな感じだったんですけどね、今月に入ってから余裕が出て来たっていうだけですね。
それでも不安定な状況が根本的に解決した訳でもないんでずっと続けるのはやっぱり厳しいかもなぁ。とりあえず秋M3までは大丈夫そうかな…たぶん。確実じゃないけど。
そして4周年まで…なんとか頑張ってみる所存です。

Lost my Proustの次回作はいつになるのか…早ければ冬コミ…? いや早すぎるか。M3はスキップする傾向あるから来年の夏コミまで待つことになる可能性もあるかな。1年も待つのは正直しんどいですけどね…。
でも次回作の前にまずは最新作の「Lycoris Libretto」のショップ委託が先ですよね。夏コミ行けなくて入手できてないリスナーもけっこう多いと思いますんで。
素晴らしい内容であることは毎回共通してるんですが今作は特に「万人受け」するタイプの作風なんで是非とも多くの人に聞いて頂きたいですよ。
Lycoris Libretto
今回の新作はLost my Proustの潜在的な可能性をさらに拡張するかのような異色作だった訳ですが、次回作ではLost my Proust「らしさ」も取り戻しつつ新たな可能性への挑戦も含んだ作品になってることを期待したいですね。
今回は5曲目が他のリスナーからは一番評価されてそうな気がするんですが、もちろん素晴らしい曲ではあるんですけど、しかしながらLost my Proustに「しか」出来ない曲とは言い難いですし、あの曲だけが単独で評価されたとしてもこのサークルの音楽性の本質が見失われることになりそうで…。まあ余計な心配だとは思うんですけどね。
Lost my Proustの本質は前作「A certain cenotaph on an illusion」のほうにあると思いますんで、初めて買う方は是非とも2作セットで買って頂きたいですね。

一方、Lost my Proustと並んでこのブログの最推しサークルであるともろうさんのほうは…イベント前ということもあって進捗率がアカウント名になってるんだけど、まだ41%…。イベントって来月上旬なんですよね…? しかもプレスCDなのに…大丈夫なんでしょうか…。

秋M3カタログ発売日は10月1日あたりですかね? 今回は開催日が遅めだから場合によっては発売日も更にズレそうな気もするけど。せっかく(自分が)M3行ける可能性が高まってきたんだし今回も豊作になって欲しいものですよ。Liesvectのフルアルバム、そしてshaky ART'sのRe:リベンジのフルアルバム…。もちろんその他にも期待サークルは多いです。そして新規サークルで強力なのがガツンと来て欲しいですよねえ。


話は飛びますがサンホラの沖縄ツアー、結局具体的な新作情報とかは出なかったみたいですね。今は充電期間で、来年中には何らかの新作が出るんだとか。来年は進撃二期あるから…やっぱりリンホラか? それともサンホラのアルバムも来年に来ちゃうのか?

それとサンシャイン…。なんというか…ちょっと百合系の二次創作を意識しすぎなんじゃね?みたいな感じが拭えず。曜ちゃんの妄想…あれじゃガチ○ズやん…。初代はここまでガチっぽい描写なかったですよね。
百合っぽい関係性にすることが悪いとは思わないのですが、あまりに明確にしすぎると二次創作の領域に踏み込んじゃう気がするし、公式でやるべきじゃないような…。まあそれだけラブライブのファンは百合系が好きな人が多いってことなんでしょうな。サンシャインは初代での需要を踏まえて作ってある感じあるんで。
三角関係な展開は良いと思うんですけどね。というか今回は曜ちゃん上げ回と思わせといて梨子ちゃん上げになってた気がする。嫉妬でうじうじする曜ちゃんに対し、仲間が一致団結してラブライブに向けて取組んでる最中で1人だけ東京に行く羽目になるという罰ゲームのような(?)状況においてもめちゃくちゃ前向きで凛としている梨子ちゃん、今までは犬嫌いと壁クイくらいしか属性がなくてメインヒロインは荷が重くね?みたいな感じだったのが一転してヒロインオーラを増してた気がしますよ。

鬱P feat. 赤飯「IDOLATRY」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26873416

夏コミの赤飯さんの新譜…欲しかったんですけどね…。諸事情により行けなかったものですから次の機会に買うことにします…。
で、今回紹介するのは新作ではなく1年前の夏コミでリリースされた鬱Pと赤飯さんのコラボ作品でございます。

まあ自分もボカロ系には疎いものですから鬱Pの作品もベスト盤?的な「悪巫山戯」ってアルバムしか聞いたことないんですけどね。
例によってそんなニワカの自分がわざわざ説明する必要なさそうですが、ラウド系の攻撃的なサウンドと歌謡曲的な親しみやすいメロディと厨二な歌詞が売りの、言わずと知れまくった有名ボカロPですよね。
歌い手とのコラボは赤飯さんとしかやってないのかな? でこれが赤飯さんコラボの2枚目って訳ですね。

内容について語る前に、この作品は紹介動画が面白いんですよね。
キリンの被り物をかぶった鬱P本人が説明会然としたプレゼンをするというコンセプトの動画なんですが、作品の世界観をイラスト等を使って表現する紹介動画が多い中で、こういった理屈で押すタイプの動画ってのは珍しいと思いますしそれだけでも興味を惹きますよね。
そのプレゼンで語られる「カレーうどん理論」、興味深いですね。同人メタルのみならずオタク界隈における激しい系の音楽に共通するテーマとも言える「キャッチーさ」と「激しさ」の違和感なき融合。単純にキャッチーなメロディと激しいバンドサウンドをくっ付けるだけでは不完全であり、その2つの要素の接合にはカレーうどんにおける「和風だし」に相当する要素が必要であるとの主張なんですが、なるほど納得させられます。作品の世界観ももちろん重要なんですけど、こういった理論的なもの(専門的な音楽理論ではないけど)を表立って動画にしてくれるのってなかなか面白い試みですよね。
あとは、すでに上書きされてしまって見れないんですが特設サイトのほうに、予約特典とかそんなのは同人でやるな、メジャーでやれ!という文が添えられていたのもインパクトありましたな。他の有名サークルとは一味違うものを感じましたよ。

一方の赤飯さんのほうも、かつての売りであった「七色の歌声」を封印してひたすら熱い歌声で押しまくる作風はこの作品あたりから始まったのかな? 赤飯さんソロ名義の感想記事のほうでも書きましたが、もはや七色の声の歌い手というイメージには留まらず、メタル系(ラウド系)シンガーとして捉えるべきだし同人メタラーも大いに注目すべき存在だと思う訳ですよ。歌い手に対する偏見等で聞かないのは絶対に損してると思う。

さてこの赤飯さんフィーチャリング2作目の「IDOLATRY」ですが、フィーチャリング1作目の「PSYCHODRAMA」とはだいぶ作風変わってますよね。4年の月日を経たことで単純にクオリティ上がってるのは当然ながらあるんですが、「PSYCHODRAMA」のほうがラウド系でありながらもメタルっぽさやV系っぽさが目立っていたのに対し、今作のほうはよりハードコア寄りになってる気がします。あと歌謡曲メロディが増量してるのも特徴的。

1曲目「ぬりかべ」、1分半にも満たない小曲なのでイントロ曲かと思いきや…なんとサビメロまでしっかり完備したボーカル曲。しかも疾走感もあるしがっつり盛り上がるメロディ展開で1曲目に相応しい勢いも備えてるんですよ。なのに何故1分半しかないのか。コラボ1作目の「理想郷へおいでませ」も1分半だったけど…でも向こうはサビメロ無いからなぁ、こっちのほうが「勿体ない感」は確実に上回ってる。

2曲目「食事」、演奏はハードコア系だけど疾走感やメロディ展開は割とメタル寄りなノリかもしれない。赤飯さんの熱唱は言うまでもなく強烈。ちょっとホイホイホイホイ合いの手がうるさい気もするけどまあライブ前提の曲なんでしょうな。
食事を「生を喰らい」「命を喰らい」とあえて表現するこの厨二的発想。まあ1作目のほうがもっと厨二感きつかったから(特に「暗い遊園地」とか)それと比べたら落ち着いた感はあるかもしれないけど、でも鬱Pさんあんな理詰めなプレゼン動画作るような人だし素で厨二してる人ではなさそうな気がしますけどね。

3曲目「ヒューマンエラー」、これは更に典型的なハードコアな音作りですね。激しさとキャッチーさを見事に両立した曲なのですが、そこにはプレゼンにもあった「和風だし」が隠し味のように効いているということなんでしょう。ラウドであってもそれがキャッチーさを妨げたり耳障りにならないような絶妙なバランスを音響的にも配慮している感ありますかね。もちろん疾走感もばっちりで全くテンション途切れません。

4曲目「ジャンクヒンズダンサー」、タイトル通りにダンサブルなEDM要素入りハードコア。いかにも現代風なラウドロックと言えそうですがサビではエモエモしくならず歌謡曲的なキャッチーさが際立ちます。絶妙なグルーヴ感を生み出す赤飯さんの卓越したボーカルパフォーマンスも特筆もの。

5曲目「テラーストーリーテラー」、これもグルーヴ感あるリフが印象的です。サビはやはりキャッチーなんですけど、でもアニソン系のキャッチーさとはちょっと違いますかね。前作ほどV系っぽさはないけど(もちろん赤飯さんの歌い方にも依るんだけど)ドロっとしたアダルティな歌謡曲的な雰囲気は強いですかね。

6曲目「偶像崇拝」、実質的タイトル曲ですかね。ラウド要素は抑えめになり代わりに歌謡曲度がさらに濃くなります。ナナナナ~ってバックコーラスは若干昭和臭も狙ってる? サビのメロディアスさ、ドラマチックさは作中でも最高ですね。感情込めまくりな赤飯さんの熱唱には心動かされます。

7曲目「看板娘の悪巫山戯」、これはボカロカバーですね。この曲だけお祭り系電波ソングみたいなノリでアルバムの流れから浮いてるかも。もちろん単体では良く出来た曲だと思うんですけど。ラップパートの掛け合いが2番で入れ替わるネタは面白いですよね。

8曲目「パンの唄」、めっちゃ軽いタイトルなのにも関わらず実際の曲調は歌謡曲極まったブルージーでアダルティな雰囲気に満ちていて歌詞も超シリアス。さすがにちょっと渋すぎて個人的にはあんま好きじゃないんだけども…。「ひょうめんちょ~りょ~く」ってやたら繰り返されるから曲名を「表面張力」だと勘違いしがち?

ラストの「おまけ」トラック、なぜかちょこっとだけ「見習いハーデス」の一部分が流れます。

前作と今作、どっちが良いかっていうとちょっと迷うところですかね…。音のクオリティは当然ながら今作のほうが向上してるんだけど、でも今作は歌謡曲的な濃厚さが際立っていて癖が強いんで、前作のほうが聞きやすさでは上回ってる気がする。というか前作収録の「再生」めっちゃ好きなんですけど今作はあれに匹敵するキラーチューンは無い気がするし。
まあどちらにもそれぞれの魅力があるってことですな。

いずれにせよ、赤飯さんの熱唱と鬱Pの絶品のラウドサウンド満載の作品であることに違いはないのでまだ聞いたことない同人メタラーがいたら是非ともチェックして頂きたいです。

Carbonic Acid「エアーパッキンガール」

http://tansanca.futene.net/

えーとですね、先日の夏コミでも新作を出したこのサークルなんですが、この記事で扱うのは残念ながら新作のほうではありません。昨年の冬コミで出た旧作のほうです。はい恒例の今更記事でございます。
そもそもオリジナル1st「カウントダウン」の方もまだ記事を書いてなかったんで…そちらもそのうち書くつもりですが。

このCarbonic Acidについては、元々は東方アレンジサークルで、長めの休止期間を経て昨年春に復活してからはオリジナル路線に移行、Unlucky Morpheusとの関連性は深くて姉妹サークル的な位置付け? たぶんそんな感じですよね。リアルタイムで追ってた訳じゃないんで詳しくないんですが。まあうちなんかがわざわざ説明する必要ないくらい東方メタル界隈の中核に近いポジションに居る存在ですよね。

その初のオリジナル作品となる「カウントダウン」のほうでは同人メタル界はおろかジャパメタ全体でも屈指の力量を誇る最強ボーカリストFukiさんをフィーチャーしたことで話題性の強い作品だった訳ですが、この作品では「絵恋ちゃん」なるアイドルをボーカルに起用することにより一転してアイドルメタル路線に移行しております。
ボーカルについては、Fukiさんが比較対象になる時点で分が悪いにも程があるんで、まあ落差が凄まじいのは仕方がないかな…。バックの演奏クオリティはもちろん変わらないんですけど全体としては別ジャンルとして捉えるのが吉でしょうね。
まあ、アイドルメタルというジャンルそのものを否定する人間がわざわざ同人メタルを聞いてるなんて考えづらいですしその辺りに文句が出ることはなさそうですけども。
そして、夏コミ新作でも同じく絵恋ちゃんさんを起用してたんでおそらくこのアイドルメタル路線は一時的なものではなく、今後もこの路線で続けていくつもりなのでしょうね。

しかしながら改めてアイドルメタルと同人メタルの違いって何なんでしょうね…。ビジュアル面を除いて音源にのみ限定すれば、女の子が複数で合唱してるか単体で歌ってるかの違いくらいしかないんじゃないでしょうかね(この作品はアイドルが単体で歌ってるんですけども)。良い意味で「素人っぽい」可愛さを売りとした女性ボーカルが激しいメタルサウンドに乗ってキャッチーなメロを歌い上げるという点ではアイドルメタルも同人メタルもほとんど差異は無さそうですよね。
前々から思っているのですけども、BABYMETALのワールドワイドな超絶人気に同人メタルもあやかる…って言ったら語弊ありますけど、そっち系のリスナーにも同人メタルに少しでも興味持ってもらえたらいいのになぁと常々思っていた訳ですよ。いわゆる楽曲派と呼ばれるリスナーならばアイドルメタルから地続きで同人メタルも違和感なく聞いてもらえるような気がするので。
そういう意味でこのCarbonic Acidのアイドルメタル路線は2つのジャンルの橋渡しになり得るし、今後の同人メタルにとってけっこう重要な役割を果たしそうな感じもありますよね。

そんな訳でアイドルメタル路線自体は意義深いことだと思うんですけど…でもこの絵恋ちゃんさんの歌声はぶっちゃけあんまり好きじゃないかも…。別に下手って訳じゃないんですけどね。声質がちょっとクドいかなぁ。まあそれは個人的な意見であって、他の同人メタラー諸氏はあんま気にならないかもしれないけど。みんな二次元三次元問わずアイドルソング聞きまくってると思うし。

ボーカルがアイドルに変わっただけでなく、音楽性も「カウントダウン」からけっこう変化を遂げていますね。「カウントダウン」ではFukiさんの歌唱を前提にしていたのか、Unlucky MorpheusとLIGHT BRINGERを足して割ったようなメロディックパワーメタル路線だったのですが、しかしこの作品においては、パワーメタル要素も残ってはいるのですがそれにハードコアやエモスクリーモ系の要素が加わっていてハイブリッド感あるサウンドになっています。元々のCarbonic Acidの作風をよく知らないんですが、こっちの路線のほうが「らしい」感じなのかな?
しかしクレジット見ると、驚くべきことに今作は中心人物の仁耶さん作の楽曲より紫煉さん作のほうが多いんですよね。作風はあんきもから離れたのにクレジット的にはあんきも度が高まってる不思議。
あと、「カウントダウン」はドラムは打ち込み音源だったっぽいですが今作はICDD等でもお馴染みの修平さんが担当していて、全体的にバンド感も強化されてるように感じます。

1曲目はシンセを交えたラウドロック系のイントロ、2曲目「リンゴの殺し屋」はうねるようなグルーヴのパワーメタル系リフがインパクト大です。この曲はHR/HM度が高いですが、Bメロとかミクスチャー感ありますしやはり前作とは違う。サビとかめっちゃ典型的メロスピ展開ですが、このサークルは元々がアレンジサークルだったこともあり既存曲のオマージュとか意識的に入れてる感じもありそうかな。この曲のギターソロは紫煉さん弾いてるみたいですね、さすがの超絶技巧。言うまでもなく同人レベルじゃねえっす。

3曲目「地獄ロジャー」、メインリフはHR/HMっぽいノリですが、サビは明らかにエモスクリーモ系ですね。やはりドラムが生ということもありバンドサウンドが引き締まってて厚みありますね。

4曲目はタイトル曲「エアーパッキンガール」、これ紫煉さん作みたいだけど…めちゃくちゃキャッチーですよねえ、メロスピだけじゃなくこんな超ポップな曲も書けるのかぁ…すげえなぁ。タイトル曲ということもあってか今作で最も印象に残る歌メロですね。

5曲目「ブルータルアバンギャルドプログレッシブエクストリームテクニカルポストデスメタル」…長えよっ!! しかし大袈裟なタイトルとは裏腹にその実態はたった6秒しかない「You Suffer」系のネタ音源。きっとサブジャンルが増殖しすぎなメタルへの批判がこもってるんでしょう(たぶん違う)

6曲目「ミドマデゴジシュー~愛の約束~」、出だしのカオティックコア風フレーズがインパクト強すぎてそのイメージに引っ張られがちですが、よくよく聞くとそこまでカオティックでもないかな。サビとか普通にパワーメタル疾走だし。というかこれも紫煉さん作なのか。芸風広いなぁ…。

7曲目「君が展覧会を開いても」、これはメタル要素ほとんど無く、爽やか青春風味のエモエモしいギターが印象的なんですが、これも紫煉さん作なのかよ…芸風広い…(2度目)。歌メロも非常にキャッチーでツボ心得てる感じですな。

夏コミ新作の「カマキリミイラ」は買ってないんですけど(そもそも夏コミ行けてないし)、パワーメタル要素はさらに減って、代わりにDjent要素が入ってたりするみたいですね。
次なるアルバムもフィーチャリング絵恋ちゃんさんなんだろうかやっぱり。

葉月ゆら × Seraph 「紅夜に詠う少女の禁忌」

http://hatukiyura.sakura.ne.jp/utaushojo/

同人メタル界が世界に誇る天才ギタリスト、あにょさんが参加していることでメタラーから大きく注目を浴びていた作品

…と紹介したいところなんですが…注目を浴びていたかどうかは微妙なところですね…。そもそもこの作品にあにょさんゲスト参加していること知ってたメタラーはどれくらい居たのか怪しいところですし。あにょさんが参加してるってことが特に宣伝されてた気配はなかったですからね(まあゲストギタリストだし当たり前か)
もちろん自分はあにょさん参加してるのが理由で作品購入を決めた訳ですが、まあ普通に葉月ゆらさんとSeraphを目当てで買った人のほうが圧倒的に多いんでしょうな。

Seraphの旧作で同じくあにょさんがゲスト参加していた「Beautiful Decadence」ではあにょさんの出番は1曲だけだったのですが、なんと今回は4曲でギター弾いています。
出番大幅増加…と言いたいところですが、相変わらずギターのミックスは小さめだし、それにギターが楽曲全体に満遍なくフィーチャーされてる訳でもなく、ギターソロでしかまともな出番がなかったりするんでやっぱりあにょさん目当てで買った人間にとっては物足りない部分もあるかもしれない。

とはいえ、この作品は「Beautiful Decadence」に比べると全体的にメタラーがいかにも好みそうな劇的なアレンジとクサいメロが満載の内容になってるんで、あにょさん抜きにしてもメタラー向けだと言えなくもない? まあ、せっかくクサメロ多めでもギターの出番が控え目だから中途半端で惜しい感じあるんですけどね。

イントロに続く2曲目「血宴-Vampire's Banquet-」、いつも通りアリプロフォロワー的なアレンジの楽曲なんですが、(Seraphにしては)割とアップテンポな曲だし北欧メタルっぽいフレーズもあったりするんでクサメタラーにもばっちり対応してる曲と言えそうです。
ただ、せっかくクサメタルに近いテンションを持ってる曲なのにギターの音が抑えめだからやっぱり物足りないんですよね…。ギターをもうちょっと前面に出せばめっちゃカッコ良い曲になりそうなんだけども…でもまあそれはあくまでメタラーの感性に依る感想であって、ゴシック系のリスナーからしてみればこれ以上ギターを強くすると耳障りに感じるのかもしれないですしね。葉月ゆらさんにしてもSeraphにしてもメタラーはメインターゲットじゃないでしょうから。
この曲も含め基本的にボーカル曲は全て葉月ゆらさんと海紅さんのツインボーカルで、今回はソロボーカル曲はありません。葉月ゆらさんの歌声の圧倒的なオーラについては改めて言及するまでもないですが、海紅さんは普通に上手いボーカルだとは思うんですけどやっぱり葉月ゆらさん相手じゃ存在感で劣るのは仕方ないか。でも個性の強いボーカル2人が正面衝突したら楽曲のバランス崩れそうだし、海紅さんのほうがバックコーラスっぽい位置に収まってるおかげで丁度良くなってるのかも。

3曲目「Diana」、これは四つ打ち系の穏やかなデジタルビートとクラシカルなメロディの組み合わせでちょっとlove solfegeっぽい?
個人的にはこの曲が今作のベストチューンかなと思います。というのは、今作の他の曲って割とクサメタル寄りなテンションあるのにギターの音が足りないせいでもどかしさを感じざるを得ないんですが、この曲についてはスローテンポな曲調ということもあってか、ギターの配分が丁度良いと思えるんですよ。葉月ゆらさんの歌声も当然ながら素晴らしいんですが、やっぱり主役はあにょさんの感情乗せまくりなギターソロでしょうなぁ、あにょさんはプログレ系テクニカルなフレーズに特化してるギタリストかと思いきやこういう叙情的なフレーズ弾かせても一流なんですよねえ。たまらんすよ。

4曲目「Enmity Love」、Seraphお得意の明るいパターンの曲調ですが、これはあにょさん不参加の曲なのでちょっとバックが地味な気もしますが歌は良いですね。

5曲目「呪血のアリストラクシー」、これはイントロの荘厳なストリングスからしてクサメタラーめっちゃ惹き付けそうな感じ。ドラマチックなクサ要素が満載だし楽曲としては申し分ない出来だと思うんですが、でもやはりギターのミックスが小さいせいで迫力不足というか、SeraphもArsMagnA時代よりかはずっと進歩してるのは確かだけどギターの助力無しだとまだまだ音が薄っぺらい感じあるかなぁ。あにょさんのターンが来ると俄然として音の「高級感」が増すんですけどね。

6曲目「Klema」、これは疾走パートもあるしクサメタル感がかなり強めですよ。要所要所で登場するあにょさんの躍動感あふれるギタープレイが大いに楽曲を盛り上げます。クサクサでドラマチック。メタラー的にはこの路線の曲をもっと聞きたい感じですが…まあSeraphはメタル系サークルじゃないしね。あくまで疾走曲はイレギュラーなんでしょう。

今作のおにねこ大先生のジャケ絵はいつもに増して気合が入ってる気がしますね。背景の描き込みも半端ないし、ぶっちゃけ少女病新作よりこっちのがインパクト強いですよねえ。数多の同人CDを手掛けるおにねこさんのイラストの中でもかなり上位に入る出来栄えなのでは?

そんな訳で、充実の内容ではあるけど、メタラー的にはあにょさんの出番がもっと欲しかった部分もあり惜しさが否めないんですが、まあそれはあにょさんの個人サークルThe Herb Shopのほうに期待しましょう。何度も言ってるようだけどabstractsに対抗してボーカル入りの作品とか作ってくれないかなぁ。
そういや、冬コミのHerbivoraのアルバムも買ってたんですけどね、同人クオリティをはるかに越えた超テクニカルな内容で当然ながら最強なんですけど、でもやっぱりアレンジ作品は記事は書きづらい感じですね。

Grey Lethal「雨の境界」

http://greylethal.seesaa.net/

このサークルも要注目度はめちゃくちゃ高いっすよ。同人メタラーなら絶対に押さえておくべき期待株。
ラブライブアレンジで同人音楽デビューした経緯を持ちますが今はオリジナル路線に移行。その実力は高く、ボーカル、ギター、楽曲、どれを取っても高水準で、たった1人で全てを手掛けているとは信じがたいほどの高いクオリティを備えています。

音楽性についてですが、公式によれば「北陸系メロデス」とのことなんですが、北陸系ってのは分かるとして、メロデスって項目についてはちょっと微妙な感じもあり…。オリジナル1stである前作「The Venomous Interior」とかエモいクリーンボーカルも入るから自分はメタルコアの感覚で聞いていたんですが、でもギターソロとかHR/HM的な様式に則ってる感じあるからやっぱりメロデスなのかなぁ…? とはいえ全体的な雰囲気はメタルコア寄りだし…。ジャンル的な線引きって難しい…。

でもそれはあくまで前作の話でして、今回の新作についてはメロデス要素が大幅に減退してるのは確実ですよね。そもそもデスボイスのパートがほぼ無いんですから。疾走するパートではエクストリームメタルっぽくなりますがその頻度も低い。

クリーンボーカルも前作での英語詞のエモエモしい洋楽寄りなスタンスから一変して、ラブライブアレンジの時のようなキャッチーでアニソン寄りな雰囲気に戻っています。
前作の方向性が好きだった硬派なメタラー諸氏にとってはこのアニソン寄りな内容は肩透かしになるかもしれないですが、でもラブライブアレンジから聞いてるリスナーにとっては「これが聞きたかった!」と歓喜できる内容なのではないでしょうか。自分もまさに後者です。
そもそもラグランさんの張りのあるハイトーンボイスってキャッチーなメロディでこそ真価が発揮されると思うんですよ。もちろん前作のエモい歌声もカッコ良かったしあれも捨て難くはあるんですが、でも同人メタル(オタクメタル)としては今回のほうが断然に正しい(?)在り方をしてると思う。まあ正しいとか間違ってるとかそういう問題じゃないんですけどね。
デスボイスを排したことにより一般リスナーも聞きやすいソフトな雰囲気になった気がしますが、でも完全に無くなってしまうとまた物足りない感じあるかも。ラブライブアレンジの「Someday of my life」とかキャッチーなアニソンメロとスクリームが絶妙に絡み合う神アレンジでしたからね。あのバランスが理想的かなぁとか個人的には思ってたりします。

今回はシングルということで収録曲は3曲。本当ならばアルバム出す予定だったみたいですが残念ながら間に合わなかったみたいですね。まあ時間をさらに費やすことでクオリティアップを望めると思いますからこの延期も最終的には良い方向に働くことでしょう。

1曲目の表題曲「雨の境界」、爆走するパートもあるんだけどやはり全体的には中程度のテンポで落ち着いた感覚でしょうか。リフは十分にヘヴィですが、前作のようなアグレッションは抑え目でキャッチーな歌メロが際立った楽曲に仕上がってます。
ゴシック風味のオルガンの音色が入るのも新要素ですね。リフワークの精度は相変わらず高い。ボーカリストとしても高い技量を持ったラグランさんですがギタリストとしての腕前も相当なものですよね。マルチミュージシャンによる1人サークルが目立つ同人メタル界隈においてもとりわけ突出した才能を持ってらっしゃると思いますよ。半端ないポテンシャルを感じずにはいられない。

2曲目「桜が咲いても」、これはラブライブアレンジの雰囲気をそのままオリジナルで再現したかのような青春ソング感ある楽曲ですね。ボーカリストとしてのラグランさんの真骨頂と言えそうな見事な出来栄えです。やっぱりこういうキャッチーさの中でこそ輝く歌声ですよねえ。個人的には現在の同人メタルの男性ボーカルでもトップクラスの歌声だと思うんですよまじで。(V系っぽい歌声はあんま好きじゃないんでそれは除いて)
曲調としてはメタルっていうよりかメロコアとかに近い雰囲気ですが、ギターソロではがっつりとHR/HMな流麗なプレイを見せ付けてますね。

3曲目はボーナストラックの「こきりこ節」、なんと富山民謡。しかしこれがネタ曲ではなくてめちゃくちゃカッコイイんですよ。もし歌詞が英語だったらガチなメタル曲にしか聞こえないと思う。日本の民謡のメタルアレンジでここまでカッコ良く出来るとかすげえなぁ…。

1人で全てのパート手掛けてる同人メタルサークルでここまでの完成度で作れるサークルって東方界隈を含めても他にあんまり居ないんじゃないでしょうかね? まじで隠れた実力派サークルですよ。というか隠れてちゃいけないんですけどね。現在の同人メタル界、隠れてるサークルが多すぎ問題。
今回はシングルということでボリューム的に物足りないところは若干ありますがこの路線で作られる次なるアルバムには大期待したいところです。冬コミあたりに来るかな?
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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