リリハル作品のデジタル配信が大幅強化

http://releasehallucination.blog.jp/archives/1058809346.html

これすごいっすね。iTunesやAmazon MP3といったお馴染みの配信サービスを始めとして、なにやら日本で未展開のサービスまでいくつも含まれてるという…。気合の入りようが半端でない。アップルミュージックでも聞けるのか。ここまで徹底的にデジタル配信を完備した同人サークルって他にいるんでしょうか。音楽のクオリティでも同人音楽の域を越え始めてますけどなんと配信手段においても同人音楽越えを達成してしまうとは。恐るべし。
BABYMETALの爆発的な人気によって証明されたように、日本のオタク系メタル ≒ 同人メタルって海外に潜在的な需要がかなり存在すると思うんですよね。だからデジタル配信が充実するのはとても意義深いことだと思います。これを機にさらに知名度を高めていって欲しいものですね。
そういや、完売したPHANTAS-MAGORIAのほうのバンドキャンプ配信も始まってたようですが、実はこのブログでまだPHANTAS-MAGORIAの1stの記事って書いたことないんですよね…。いずれか書くつもりでいたんだけど機会を逃しまくってしまって。で、バンドキャンプ配信をきっかけに書こうかなと思ってたんだけどまたタイミング逃してしまった。

それと、最近「同人以外」の作品記事が連続してましたが、実はついでに…と言っちゃ何ですがもう一発続けて同人以外の記事書こうかなと思ってたんですよ。MAHATMAと同じWalkure Records所属の女性ボーカルプログレメタルバンドなんですけどね。あとDebug My Video Game Errorの記事も書いておきたい。コンピいつになるか分かんないし。
別に同人音楽のネタが切れたから同人以外が連続してるって訳でもなくて、むしろ未開封の同人CDめっちゃ溜まってるんですけどね…。でもうちのブログの方針的にはアニソン風味のインディーズメタルは同人メタル近辺の音楽ということで取り扱うのも有意義かなと思っていまして。おすすめ出来そうなバンドあればちょくちょく取り上げたいところです。もちろん優先順位は同人音楽のほうが上ですが。

そういやFukiさんがTVKのsaku sakuとかいう番組に出てましたね、ぬいぐるみと一緒に寝る女子力高いFukiさん…。パワフルな歌声と素の喋りの可愛さのギャップが良い。
もうすぐ夏アニメも始まるけど何見りゃいいのかよく分からん。とりあえずラブライブとRewriteと頑張るぞいはオタクとして最低限見ないといけない感じなんですかね(義務感)。
というかNanosizeMirアニソンデビューですよね。すげえっす。よく見たらアニメ公式サイトのプロフィールのところにプログレって書かれてるじゃないですか。やはりNanosizeMirはプログレアニソンだったか。
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MAHATMA「Orchestra of the Life」

http://mahatmaofficial.web.fc2.com/index.html

このバンドは同人音楽ではないんですが「同人音楽臭」がなかなかに強い音楽性なんで紹介しておこうかと思います。ちなみに同名の韓国産スラッシュメタルバンドが存在するようですがそっちとは無関係だと思われます。

実は前回紹介したFuki Commune…というよりLIGHT BRINGERのほうと関係性が深いバンドなんですが、そもそもこのバンドを知ったきっかけがLIGHT BRINGER推しの某レビューブログで紹介されていたからで、そしてAmazonのFuki Communeのアルバムの「この商品を買った人は…」にも表示されてたから気になって試聴を聞いてみたらLIGHT BRINGERと共通するアニソン系のキャッチーな歌メロとテクニカルな演奏を合わせ持ったバンドだったものだから即購入を決めたという感じでございます。
というか、このバンドってhibikiさんがサポートメンバーで参加してたり、逆にLIGHT BRINGERのほうにこのMahatmaのメンバーがサポートでライブ演奏したりと、LIGHT BRINGERと縁もゆかりもありまくるバンドなんですね。おそらくLIGHT BRINGERファンの方々からは当然のように知られているバンドなんでしょう。そうでなくともジャパメタ好きな方々なら普通に知ってそうですね、なんせ凄まじい演奏力ですもんねこのバンド。所属もWalkure Recordsだし。

公式サイトの写真を見れば分かる通りメンバーは3人ですね。もう1人キーボーディストがいたみたいですが脱退してしまったみたいです。
ギタリストとドラマーと女性ボーカルという編成。このうちギタリストとドラマーが超絶テクニカルな演奏力の持ち主。LIGHT BRINGERに匹敵する…どころかむしろ上回るくらいに技巧的な演奏を前面に押し出した楽曲が多数で、この手の音楽性を好む者にはたまらないバンドでしょうね。
一方の女性ボーカルはというと…超絶技巧な演奏陣に比べると正直いってかなり地味…というか拙い…。ハイレベルな演奏にボーカルの力量が釣り合っているのかというとちょっと厳しいと言わざるを得ない。でも、その拙さが冒頭で述べた「同人音楽っぽさ」に繋がってるとも言えるので必ずしも悪い訳ではないんですけどね。

音楽性は、前述の通りテクニカル系ではあるんですがプログレメタルかというと…そうでもないんですよね。そもそもメタル度の高い楽曲は実はそんなに多くない。どっちかというとフュージョンやファンク系のフレーズが多用されてるので「ものっすごいテクニカルなJポップ or アニソン」って表現するのがしっくり来るかも。
でもやっぱりこれだけテクニカルだとメタル系に通ずるノリが自ずと発生するので、メタラーにも余裕でおすすめ出来るバンドであることは間違いないですね。

1曲目のインスト「Overture for romance」と2曲目の「Romance」、これは合わせて1つの曲と捉えていいでしょうね。合わせると10分ですよ、いきなり大作曲です。
1曲目のほうは壮大なシンフォニックサウンドと分厚いクワイアによってファンタジックな世界観を演出します。ゲーム音楽っぽい雰囲気もありますかね。やはり同人音楽に通ずるようなオタク感は少なからず感じる。ゲストが40名以上も参加してるらしいんですがおそらくそのほとんどがこのクワイア要員なんでしょう。
シームレスに2曲目に繋がり、バンドサウンドが登場しますが開幕からいきなりドラムとベースが怒涛の暴れっぷりで意表を突かれます。基本的な曲調は同人音楽にもよくありそうなシンフォニックロックなんですがこの荒ぶるドラムとベースのおかげで変態性が大増量してる感じでしょうか。もちろんギターもテクニカルなんですが、この曲においてはかなりメロディックなプレイを披露してますね。特に終盤での泣きまくりのギターソロは感動的であります。あと、GALNERYUSとALHAMBRAのキーボーディストYUHKIさんがゲストで演奏していて大きな聞き所になっています。
ボーカルは…やはり圧倒的な演奏に比べると存在感が薄いかなぁ。でもこの女性ボーカルのアニソン的な声質自体は悪くないと思うんですけどね。

3曲目「Brand new world」、これは打って変わって明るめでポップな曲調。とはいえもちろん演奏陣は縦横無尽に暴れまくりなので「普通」のポップソングとはかけ離れたノリで、言うなれば超テクニカルなアニソンって趣きの楽曲になってます。ギターは超絶技巧ではあるんですがファンク系のグルーヴでリズムを刻んでるのでやっぱりプログレメタルって感じではないですね。しかしそれが典型的なプログレ系の音楽とは異なる独自性に繋がっていて実に魅力的であります。単純なテクニックひけらかしではなく変態的グルーヴがしっかり個性になってる好例と言えそう。
この曲ではこの女性ボーカルさんの声質も合ってると思うんですよね。2曲目みたいにドラマチックでエモーショナルな盛り上がりを要求するような曲調だとこのボーカルは正直表現力不足かなぁと思うんだけど、こういうポップな曲調ならば違和感ないですね。

4曲目「Last tears」、これはバラード系の曲調なので自ずと超絶技巧も抑え目になってます。この曲はボーカルの声質ばっちり合ってると思う。ボーカルを含めた総合的な完成度ではこの曲が一番かもしれない。メロディもとても綺麗だし味わい深い曲ですねえ。

5曲目「精霊歌」、これめっちゃ同人音楽くさいですよね。民謡系サークルとかやってそうな曲調。そこはかとなくジブリ風味のあるファンタジックな雰囲気を帯びたシンフォニックアレンジが特徴的ですね。バンドサウンドは前曲と同様に出番控え目。これもボーカルの声質ぴったりですな。

6曲目「セレクト」、再び超絶技巧ポップソング路線に戻ります。複雑でありながらもキャッチーさを感じさせるギターとベースの絡みが生み出すこのプログレッシブでファンキーなグルーヴ感は必聴ですよ。まじで癖になる。メロディも素晴らしいしほんと凄え曲ですわ。同人音楽っぽい雰囲気はあると思うけど…ここまで凄まじいテクニック持つ同人サークルはいないだろうな…。

7曲目「ラッキー☆セブン」、これめっちゃアニソン。電波ソング系のアニソン。もちろん鬼のようにテクニカルな電波ソングなんですけどね。これもメロディの完成度高し。Bメロの変拍子な歌メロが特に良いですなぁ。全体的にコミカルな雰囲気なんですが、間奏では超高速なギターピロピロとかDjentなリズム展開が飛び出したりとかまさにジェットコースター的な展開が楽しめます。

8曲目「銀河の果てから」、これは男性ボーカルが登場する本作唯一の曲ですね。曲調はこれもジブリっぽい民謡風味かな。サビはけっこう盛り上がる感じだけど…全体的にあんま好きな曲じゃなくていつも飛ばしてたり…。

9曲目「Starry night」、これはラテン系のリズムをフィーチャーした曲なんですがサビで曲調が一転してツーバス疾走し始めます。分かりやすく疾走メタル的なノリやってる曲って実はこの曲だけかも。途中でドラムソロのパートあるんですけど2曲目に比べると大人しく聞こえる不思議。

10曲目「Dragon’s fly」、起伏に富んだ展開を内包したドラマチックな曲ですね。テクニカルな演奏もシンフォニックなアレンジも共に冴え渡ってるんだけど、サビメロがちょっと弱めなのが惜しいかな…。

11曲目「COSMO GRAPHIC~愛は世界の始まり~」、本作最長の8分越えの曲ということでどんなプログレッシブな展開が待ち受けているのかと思いきや…意外と淡々と展開する合唱曲といった感じ。メロディは割と良いと思うんですけどね。

後半の曲がちょっとインパクト不足な気もするけど7曲目あたりまではほんと捨て曲なしで充実してますよ。テクニックだけでなく楽曲作りのセンスにも長けたバンドだと思います。テクニカル系音楽が好きなリスナーはもちろんのこと、アニソン系メタラーにおすすめしたい素晴らしい作品です。まあうちなんかで今更おすすめするまでもないかもしれないですけどね。

Fuki Commune「Welcome!」

http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A025435.html

2014年発売の「Monument」以来となるLIGHT BRINGER待望の新作…ではないんですよね。Fukiさんソロ名義の1stアルバムでございます。

でもLIGHT BRINGERのキーボード奏者であるMaoさんがほとんどの収録曲を作ってるみたいだし、更には発売に先駆けた試聴音源を聞いてみた限りではLIGHT BRINGERのイメージをそのまんま継承したかのようなキャッチーな歌メロ&メタリックで疾走感あふれるサウンドの楽曲が揃ってる印象だったんで、これ実質的にほぼLIGHT BRINGER新作でいいんじゃね? というかMaoさん中心だからMao BRINGER?
とかまあそんな感じの期待感を持っていざ新作を聞いてみた訳ですけど…。

結論から言うと、このFukiさんソロ作はLIGHT BRINGERとはだいぶ異なる音楽性ですね。もちろん共通点も多いんですがやはり似て非なるものであるというべきか。
LIGHT BRINGERの最終作(になってしまう可能性の高い)「Monument」も今作と同様に大半の曲をMaoさんが作っていた訳ですが、まあこっちは名義がFukiさんソロですからね、そりゃ方向性が違ってて当たり前なんですけどね。

この2作の違いを一言でいえばこっちはプログレメタル要素がほぼ皆無ということですね。
主役はあくまでFukiさんの歌声であり演奏陣は基本的にバックバンド的なポジションに収まってる感じでしょうか。その演奏陣はMaoさんを始めとして若井望さんやBABYMETALの神バンドのメンツ等の実力派揃いなんですがそれぞれの演奏力を前面に出したような見せ場は控え目といった印象です。

一般的なメタラーやアニソン系リスナーならばおそらく、LIGHT BRINGERにおいて多用されていたテクニックをひけらかすような「邪魔な」プログレ演奏パートが減って聞きやすくなったと感じるのではないでしょうか。実際、感想をサーチしてみた限りでは今作に対して好意的な意見、絶賛する意見が大半でしたしね。
でも個人的にはやっぱりプログレ要素が無くなったのは寂しいと言わざるを得ない…。いやもちろんFukiさんソロなんだから演奏陣が無駄にしゃしゃり出るような内容になってる可能性なんて最初からほぼ無かったと分かってはいるんですけどね。なんというか、プログレパートが無くてもFukiさんの歌うキャッチーな歌メロさえあれば十分に満足できるだろうと思ってたんですよ。でもいざ聞いてみたら、思ってた以上にプログレパートがないのが物足りなさに繋がってる…。やっぱりLIGHT BRINGERというバンドの魅力においてプログレ要素の比重は高かったんだなぁと改めて再確認。

それにしても、Maoさんの作る曲ってLIGHT BRINGER時代はひねくれたアレンジが特色だったというか、特に「Monument」ではウネウネした気味の悪い(?)シンセを前面に出した偏屈な曲ばっかりだったじゃないですか。「Gothel」とか典型例で、あの曲ってせっかくのパワフルな歌メロを不気味なシンセが台無しにしてる感すらあって、インディーズバンドならまだしもメジャーバンドがこんな変態的アレンジするなんてずいぶんとイカれてるなぁと感じたものです。Maoさんって見た感じは爽やかイケメンなのに何でこんな根暗くさい変態性を好むのか。なかなかに不思議です。
しかしですね、「Monument」個人的にめっちゃ大好きなアルバムなんですよ。人気作の「Scenes of Infinity」より断然Monumentのほうが好き。Monumentを駄作扱いしてるファンがけっこう多いみたいだけど…まあ変態すぎるから仕方ないとは思うんですが。メロディもスルメ系なのは否めないし。

その「Monument」に比べると今回のFuki Communeでは変態性を完全排除、万人受けしそうなキャッチーで分かりやすいメロディに徹していてほんと大きな変わりようですよね。いや元々Maoさんの曲はメロディ分かりやすかったんですけどね、アレンジが変態だっただけで。
しかしその変態性の欠如のせいで予想以上に物足りない…。Fukiさんの歌声は言うまでもなく国内メタル女性ボーカルで最高峰の実力がある訳で、バックの演奏など関係なしにその歌声だけで全てをねじ伏せるような説得力を間違いなく有しているのですが、でもはっきり言ってFukiさんが凄いのは当たり前なんですよね。最強なのが当たり前。だから最強プラスアルファを求めてしまうってのも正直ありますかね…。

1曲目はイントロ的なインスト曲…みたいなんですけど実はiTunesで購入したからこの曲聞けてないんですよね。iTunesだとこのイントロが未収録で曲番号が1個づつズレてます。
2曲目「月が満ちる前に」、これは文句なしの完璧な曲。プログレ要素はないけどこの曲については歌メロが完璧すぎるから何の不満もございません。そうそう、こういう曲が聞きたかったんだよ!と言いたくなるほど、Fukiさんの歌声の魅力を活かし切った名曲。

3曲目「輝く夜へようこそ!」、これは怪盗ジョーカーっていうアニメのEDテーマ曲に抜擢された紛うことなきアニソンであるようですが…実は怪盗ジョーカー1度も見てないんですよね…。1度くらいは見ておくべきですかね。絵柄からしていかにもキッズアニメって感じですが、この曲も子ども向けアニメに相応しい雰囲気のアニソン風ロックナンバーに仕上がってると思いますね。まあアニソンなんだからプログレ要素なくて当たり前ですよね。この曲についても非常に完成度高い歌メロなので不満などないです。

4曲目「I’ll never let you down!」、これは超パワフルな疾走チューン。Fukiさんの圧倒的歌唱と爆走サウンドが織りなす隙のない出来栄え、まさにメタラーのための曲。ファンの求めてるものにガッツリ応えた曲調だと言えるかなと。間奏開けのFukiさんの「ンーアアッ!」って唸り声?がすげえ迫力だと思います。でも、この曲あたりからプログレ要素ないのがちょっと物足りなくなってくるんだよなぁ…。

5曲目「僕が生きる世界」、これは疾走感は抑え目ですが歌謡曲的なメロディと軽快なグルーヴで安定した展開を聞かせますね。でも個人的にはやっぱり「普通」な曲止まりかもなぁ…。

6曲目「朝な朝な」、これは乙女ゲーか何かの主題歌で、作ってるのもMaoさんではないのでここまでのアルバムの流れと明らかに異質な感じです。普通に良いメロディのバラード曲だとは思いますが。

7曲目「狂い咲け雪月花」、これもエロゲ主題歌なのかな。こういう取ってつけたような和風アレンジのメタル曲ってあんま好きではないんですけど、この曲は歌メロがとても良い。サビ盛り上がりますよね。若井さんのギターソロもドラマチック。やっぱりこういう曲調のほうが得意なんでしょうかね若井さんは。

8曲目「青い季節に」、再びMao BRINGERに戻ります。この曲は2曲目と並んで今作のハイライトだと思っております。この甘酸っぱい青春メロディ。Monument収録の「魔法」をアップテンポにしたような感じですかね。こういう曲調のときのFukiさんの可愛らしさと力強さを合わせ持った雰囲気がとても好きです。

9曲目「Liberator」、打って変わってシリアスな曲調に。サビメロの展開は2曲目にちょっと似てるけどこっちのほうがメタラー向けな雰囲気ですかね。変態性はないけどちょいプログレ感ある曲調かな。これもゲームへの提供曲らしい。

10曲目「未来」、6分を越える本作最長の楽曲で、前半バラードで途中からアップテンポになるというドラマチックな曲構造を持ち、演奏陣の見せ場も十分にあるので割とプログレ寄りな曲と言えそうですね。でもサビメロがちょっと展開が単調な気がして…個人的にそれほど気に入ってる訳ではなかったり。

11曲目「Sail on my Love」、これはLIGHT BRINGERの「Genesis」の最後を飾る爆走キラーチューン「Love you」を彷彿とさせる曲調ですね。まさにアニソンメタラーをホイホイしまくりそうな強烈なインパクトを持ってます。でも「Love you」に比べるとサビでの爆発力が足りない気もするんだよなぁ…まあLove youが名曲すぎるだけだしこの曲の出来が悪い訳じゃないんですが。

そんな感じで、Fukiさんの歌唱は相変わらず凄まじいし演奏陣も完璧だし良い曲も多いんだけど…どうにも比較対象をLIGHT BRINGERにしちゃうといまいち満足できないみたいな煮え切らない感想になってしまうんですが、でもMaoさんこの作品では本領発揮してないと思いますしね。LIGHT BRINGER名義で新作を出してくれればきっと…。

プログレ要素とかどうでもいいっていう層ならば文句なしの名作になり得るんじゃないでしょうかね。大半のファンはMonumentよりこっちのほうが圧倒的に好きでしょうし。

そしてジャケですが、まじFukiさん麗しすぎっすね。そりゃフォト○ョ的な技術とか多少は使ってるのかもしれんけどそれにしたって元が良くなけりゃどうにもならんでしょうしね。これはジャケ買いする人もいるだろうな。
同じくFukiさんアップのジャケだったGenesisと比べると…なんか別人感ありますよね。Fukiさん金髪よりやっぱり黒髪が似合ってるのか。というか若返ってるようにすら見える。若返りとか…某荒木先生じゃあるまいし…。そういやFukiさんってジョジョリスペクトなんだっけ。

demi「Singles -Apollo4 Limited Edition-」

http://demiworks.net/

同人音楽界でも随一の美メロ追求スタンスで異彩を放つサークル、demiがネット同人音楽イベントAPOLLO限定でダウンロード販売した企画アルバムです。
シングルコレクションということでベスト盤的な位置付けであると同時に、現在では入手困難な廃盤作品からのレア音源も収録されているので初期作品を持ってない者にとっては大変有り難い企画盤でございます。

限定ですよ限定。APOLLOでしか購入できなかった音源なんですけど皆さん忘れず購入なさったでしょうか。まあ自分みたいに後追いリスナーではなくリアルタイムで1stから追いかけてきた方ならば必要のない代物なんでしょうけど。

初期の廃盤から収録されたレア音源は1曲目と2曲目ですね。
1曲目の「Leave Prism Light」は同タイトルの1stシングル(ミニアルバム?)からの収録です。ずっと聞きたいと思ってたんでこういう機会を与えてもらったことはとても有り難いですね。最初期の楽曲ということもあって現在のdemiの作風とはちょっと異なる…というかこの曲、かなり直球でV系のノリですね。「ゲーム音楽とV系の中間」の音楽性を志すdemiなんですが初期の時点ではかなりV系の側に寄っていたのかなと想像できます。しかしながらメロディの良さという長所はこの時点ですでに完成されていたようですね。サビメロめっちゃ良いですよねこの曲。間違いなく名曲ですよ。

2曲目「ネジ廻しの行方」は2nd「派遣の闇」からの収録ですね。この曲については現在のdemiのスタイルとほぼ同じなので、どうやら2ndの時点でdemiの音楽性は確立されたようですね。ゲーム音楽(プログレ)的な浮遊感を持つシンセの音色とテクニカルなベースライン、V系由来の軽快なグルーヴに耽美メロ。まさに現在のdemiの構成要素が勢揃いしている楽曲です。特にベースラインについてはdemiの楽曲中でも屈指の暴れ方していてインパクトありますよねえ。あとラストで早回しみたいにテンポアップしていく展開が特徴的。

3曲目「猛き翼」と4曲目「砂の爪跡」は2ndアルバム「過信」の収録曲なんですがバージョンが違いまして、1stインターバルアルバム「本音を閉ざして」収録の「予告」バージョンになっています。この「本音を閉ざして」については自分も買う機会はあったはずなんですけどね…何故か買わずにいたらいつの間にか完売になってたんでこの機会に聞くことが出来たのは有り難いですね。
アレンジについては「過信」収録バージョンとさほど変わらないと思うんですけど、一番の違いはボーカルを初期作品で歌っていたRitchさんが担当していることですかね。「砂の爪跡」については予告バージョンのほうが心なしかコーラスが整ってる気がして、ぶっちゃけ本バージョンよりこっちのほうが好きだったりするんですよね。

5曲目「Compass in Your Mist」、これは1年前に頒布された同タイトルのシングルからの収録ですね。これも廃盤になってたんですね…。この曲もほんと素晴らしいですよねえ。ているさんボーカルの明るく可愛らしい作風シリーズ。超キャッチーなメロディときらびやかなシンセとテクニカルなベースラインのコンビネーション。プログレポップと呼ぶに相応しい。

6曲目「Directions Shift」、これは唯一廃盤になってない作品からの収録ですかね。でも昨年の冬コミで頒布されたバージョンとはミックスが変わってるんですよね。冬コミのバージョンは誤って未完成の段階のものを頒布してしまったんだそうで、こっちのバージョンが完成バージョンであるようです。確かに冬コミのバージョンより音が明瞭になったことで埋もれてたテクニカルなギターのフレーズもくっきり浮かび上がってますね。でも、冬コミバージョンの霧がかかったような音像も捨てがたいというか、あれはあれで味わいがあったと思うんですよ。あっちのほうがdemi独特の浮遊感が活きてたというか。まあどちらのバージョンにも良さがあるということでいいと思うんですけどね。

ジャケがまた秀逸なんですよね。過去作品のジャケを縦に細切れにして並べただけではあるんですけど各々のジャケがめっちゃスタイリッシュだから並べただけでもかなり見栄えが強力だと思うんですよ。

そんな訳で素晴らしい曲が揃った企画盤なので是非とも聞いて頂きたい…。と言いたいところですがAPOLLO限定なんで今はもうダウンロードできないんですよね…残念ながら。
もしかすると次のAPOLLOの時にまたこういう企画盤がリリースされるかもしれないですし、購入し損ねた方はその機会を待ちましょう。

6月19日といえば

れぼ教祖…じゃなくて陛下のお誕生日ですね。おめでとうございます。
箪笥が光ったりとか沖縄ツアーが箪笥の1.5倍の費用とか怒涛のメディアミックス展開とか話題には事欠かないんですけど、やっぱり肝心の新曲のほうがご無沙汰なんで…そろそろ何らかの情報が出て来るといいんですけどね。


えーと…APOLLOのほうはですね…。ロック以外のジャンルもそこそこチェックしたんですがやっぱりこれぞと言ったサークルが見付からず。それなりに気になるサークルはあるけどやっぱり決済が面倒くさい…。まあクロワッサンシカゴとdemiのシングルコレクションで十分な収穫だからもういいかなって感じもあるんですが。
あと前回も書いた気がしますが「アニメ/ゲーム」っていうジャンル分けが不可解すぎる。このジャンルを二次創作向けだと解釈してアレンジ作品を登録してるサークル多いけど、結局は東方アレンジも艦これアレンジも他のジャンルに分散してるしこのジャンルの存在意義が分からない。そもそもアニメゲームって音楽のジャンル名じゃないし…。

https://demi.booth.pm/
demiのシングルコレクションはAPOLLO限定ダウンロードだと思うんで今日中に購入しないと後悔することになるかもしれないですよ。素晴らしい曲が揃ってるんでほんとオススメです。というかジャケデザインがめっちゃ良いですよね。過去作のジャケを縦に切り取ってコラージュしたものなんですがこれ眺めてるだけでも楽しめるくらい。

https://kaion.booth.pm/items/272678
こくまろみるくの廃盤ダウンロードか…。これ持ってないから気になるけど…決済が面倒くさい(定期)。「○○してやりたい!!」って連呼しまくったり中間部でのセリフがなかなかホラーでやばいっすな。ゴシック風の音やってても他とは明らかにベクトルが違う。さすがいわまさん。

https://fumix.booth.pm/
このボカロサークルちょっと気になるかな。残響系って書かれてるけどまさにそんな感じのマスロック感。

https://tomoki.booth.pm/items/207199
ダンサブルなEDMメタルか、これもちょっと気になる。

あとですね、各サークルとも「いいね」(スキ)の数が人気の指標になってる感あると思うんで応援したいサークルあったら積極的にいいねボタンを押したほうがいいかもしれないですね。ツイッターのふぁぼ、RT数みたいなもんですね。

「flavor has no taste vol.2」がようやくバンドキャンプで公開!!

https://tomorro4.bandcamp.com/
APOLLO開幕したんですけどその話題に入る前に、ついに来ましたよ!!!ともろうさんの新作がバンドキャンプにアップされました!!!
何度も何度もしつこく言ってるようですがこのブログの人の同人音楽リスナー歴4年の中で最も再生数が多い作品でございます。ともろうさんの至高のハイトーンボイスが歌い上げる最強の歌メロと実験精神に満ちたプログレッシブなアレンジ。何度聞いても飽きない超ヘビロテ作品。必ずしも再生数が作品の評価に直結してる訳ではないにせよ、このブログ的に最重要な作品の一つであることには変わりありません。

まあ、やっぱりともろうさんの最高傑作は「Aqua Snow」か「In the shadow of the lipe」だと思うんですけどね。どちらも同人音楽という枠を越えて自分の音楽的嗜好に大きな影響を与えた掛け替えのない楽曲です。でも「てぐせ壱」ってノイズが凄まじいからヘビロテにはあんま向いてないんですよね。そのノイズさえも含めてあの作品の魅力なんですが。
それに対して今回の新作は、サウンド的にだいぶ洗練されて聞きやすい音になってるのがヘビロテの要因の1つなのかなぁと。もちろん楽曲が超絶素晴らしい出来なのが最大の理由ですけどね。

ちなみに、M3で無料配布されたバージョンと今回のバンドキャンプで公開されたバージョンでは微妙に違いがあります。1曲目についてはヘビロテした人間しか気付かない程度の細かい修正しかないんですけど、2曲目のほうはゲーム音楽を意識したSEが追加されてて趣きがけっこう変わってるかも。個人的にはやっぱり聞き慣れたオリジナルバージョンが好きですが。
あと、今回のバンドキャンプ公開においてちょっと残念なのは、M3頒布盤に収録されていた東方アレンジ2曲が入ってないことですかね。あのアレンジはかなりクオリティ高いだけに勿体ない気がします。バンドキャンプってアレンジ作品はNGなんだっけ?

無料ダウンロード作品なんでとにかく聞いてみて頂きたいですね。
必ずしも万人受けするタイプの作風ではないことは分かってますし、同人音楽界隈の需要に合った作風ではないことも確かです。
でも、ごく一部の超マニアックな嗜好の人間だけが喜ぶようなニッチな作品ってある意味でとても同人音楽「らしい」代物だと思う訳ですよ。だから、沢山の人に支持されて欲しいというよりかは、広大なインターネットのどこかに存在するその「ごく一部」の層にこそ届いて欲しいと思ってたりするんです。これはともろうさんの作品に限ったことではなく、このブログで紹介してる音楽の全般に割と共通してることなんですが。



https://demi.booth.pm/items/247208
今回APOLLO初参加のdemiなんですが…APOLLO限定の廃盤音源集だと…!? demiの廃盤作品は常々聞いてみたいと願っていたものですからこれは非常に有り難いですよ。初期作「Leave Prism Light」と「ネジ廻しの行方」が聞けるだけでなく、「過信」収録曲の予告バージョンも収録されてるのが嬉しいですね。「Directions Shift」もリミックスバージョン?
そして廃盤になっている名作アルバム「迷信」もダウンロード限定で販売されてるのでこれは見逃す手はないですよ。

https://strayalice.booth.pm/items/271691
幻象アリスの新作…M3じゃなくてAPOLLOで無料公開しちゃうのか…? これは意外。もしかするとAPOLLOを軸にして活動していく方針にしたのかな。
インスト曲が多いしこれは本作品じゃなく繋ぎ作品かなって感じもありますが。あとこのサークルの特色だと思ってたギターロック調の曲がないのが寂しい…。

https://diadiadia1.booth.pm/items/271410
DIAさんのサークルの新作は無料ダウンロードですね。ピアノ主体の可愛らしいボカロ曲になってますよ。

https://primary-music.booth.pm/items/271386
あ…Primaryの超お得価格のベストアルバム…。昨年買い損ねたんだよなこれ。

他のサークルについては後ほどチェックします。良さげなサークルとの出会いがあればいいのですが。でも決済がね…めんどいんすよね…。まあ今回はクロワッサンシカゴとdemi廃盤集で満足しちゃた感じはありますが。

クロワッサンシカゴ「スイミー書房」

http://croissantchicago.com/

今回のAPOLLOプレビューで知ったサークル(ボカロP)なのですが非常に素晴らしい音楽なので改めて紹介しておきたいと思います。ボカロに詳しいリスナーさんならとっくにご存知かもしれませんが。なんせこれ4枚目のアルバムみたいですし。
自分はボカロ系にはとことん疎くてイベント前のサークルチェックの際もかなり見落としが多いとは思うんですがやはりこういうプログレッシブなセンスを持ったハイレベルな音楽が存在してるんですね。ちゃんとチェックしないとマズいっすね。

音楽性については、サイトにも説明が書かれている通り、ポストロックとアイルランド民謡とジャズを融合させたようなハイブリッドな音になっています。ポストロック、オルタナロック的なギターワークと民謡メロディが違和感なく融合され、そこにマスロック的、プログレ的な変拍子やポリリズム等の技巧的な要素を織り交ぜることによってとても独創的な音世界を生み出していますね。
民謡要素によって全体的に牧歌的で雄大なイメージを想起させる楽曲が多いです。ただ、民謡要素はこのボカロPの楽曲の共通要素ではなく、他のアルバムではもっとロック寄りな内容になってるみたいですが。

収録曲は10曲のフルアルバム…なんですが公式サイトには「ミニアルバム」って記載されてますね。このボカロPにとっては10曲でもフルアルバム扱いにならないのか…。基準が厳しい…?
10曲も入っててこんなにクオリティも高いのになんと無料ダウンロードですからね。びっくりですよ。しかもこのアルバムだけでなく他のアルバムもほとんどが無料という…。気前良すぎる…。

1曲目「浮く書店」、早速このボカロPの超ハイセンスな音楽性がフル発揮されている強力な楽曲ですね。木琴の音色を多用した変拍子による摩訶不思議な雰囲気のフレーズが特徴的なんですが、あくまで楽曲の非日常的な雰囲気を強調するために変拍子が使用されてると言った感じで、奇妙でありながらもとても親しみやすい雰囲気になってると思いますね。曲名通り、まるで空中に浮遊してるかのような楽しい感覚を得られます。この曲はトリッキーな演奏をメインに据えているためボカロによる歌メロは抑え気味な印象です。

2曲目「そして、文学と眠る」、こちらも木琴を多用したファンタジックな浮遊感ある音はそのままですが、歌メロはとてもキャッチーですね。ベースラインも印象的。
3曲目「海辺のカフカを読んだ日」、民謡メロディと変拍子を絡めた展開でやはり技巧的です。文学的なテーマに相応しい知的オーラを発散してますね。サビは音程高めでかなりドラマチック。管楽器によるジャジーなソロパートもありますね。

4曲目「郵便屋さん」、軽快なリズムに民謡フレーズが乗り、サビは可愛らしいメロディ。この曲は変拍子使ってないと思うけどやっぱりプログレ感あるよなぁ。アレンジが巧みすぎる。
5曲目「魔法遣いのオールドハウス」、ドライブ感あふれるダイナミックなギターフレーズと手数の多いドラミング、木琴の高速フレーズのコンビネーションが非常にスリリング。これもめっちゃプログレ的。
6曲目「リネン室の天使、無垢」、これも5曲目に近い曲調かな。
7曲目「純文学と女学生殺人事件」、なにやら物騒なタイトルだけあってドロっとしたダークな曲調にシフトしますね。でもサビはとても綺麗なメロ。

8曲目「スイミー」、表題曲だけあって民謡メロディもプログレ要素もキャッチーなメロディも全てが見事に融合してます。後半のハイライト曲。
9曲目「透明シアター」、この曲が作中で一番アップテンポな曲かな。いかにもボカロらしい早口な歌メロが印象的。サビの後に入るウネウネしたシンセの音色がプログレ者ホイホイ。この音色を他の曲でも使って欲しかった感…。
10曲目「あの春の栞」、ラスト曲に相応しいしっとりしたバラード曲。

ジャケ絵も実にハイセンスですなぁ。やっぱりハイセンスな音楽にはハイセンスなアートワークが必須ですよね。

ゴチャゴチャ書きましたけどこれ無料ダウンロードなんでとにかく聞いてみてください。百聞は一見にしかず…ならぬ百読は一聴にしかず。めちゃくちゃハイレベルなんで普段ボカロ聞かない人にも超おすすめ。プログレ好き、民謡好きなリスナーなら尚のこと必聴でございます。

APOLLOプレビュー

https://booth.pm/apollo/
今回から開催前にも試聴が聞ける仕様になったみたいですね。短い開催期間中に試聴を全て聞くなんて至難の業でしたしこれは有り難いですよ。
で、試聴開放された「ロック」をチェックしてたんですけど、さっそく面白いサークル見つかりましたよ。

https://croissantchicago.booth.pm/items/192076
このクロワッサンシカゴっていうボカロサークル、民謡やジャズとポストロック(マスロック)的な変拍子展開を組み合わせるというなかなかプログレッシブな音楽性なんですけど、これがめっちゃクオリティ高いし独特なハイセンスな雰囲気あってオリジナリティ的にもばっちりだしほんと凄いサークルだと思いますよ。しかも、10曲入りのフルアルバムがなんと無料ダウンロード??? ちょっと気前良すぎじゃないですかね…。
というかこのサークル、「いいね」が35個も付いてるし普通に知名度あるボカロPっぽいですな。まあこれだけクオリティ高いのに無名だったらおかしいですもんね…。でもそれだと尚さらフルアルバム丸ごと無料ダウンロードの理由が謎だったりするんですが。

https://697nekoze.booth.pm/items/220408
あとこのボカロサークルも良さげかな。説明文にもある通りひねくれたアレンジが面白い疾走感あるロックです。

https://usushioshisuu.booth.pm/items/267764
このボカロサークルもちょっと面白そうかな。期間限定作品かぁ。

なんかボカロ系が多いですけど、まあM3の時はあんまボカロサークルをチェック出来てなかったからちょうど良いと言えなくもないか。
前回APOLLOで無料ダウンロードだったSEVERUS WANDっていうボカロサークルは今回は出てないのかな。あのサークルはかなりの有望株だと思うんだけど。

https://cozmemo.booth.pm/items/259783
ここって新規のメタルサークルかな。人間ボーカルみたいだけど、でもちょっとクオリティが微妙か…。

https://demi.booth.pm/
まだbooth非公開ですけどdemiも参加予定みたいですね。APOLLOは初かな? 夏コミのほうは残念ながら落選でしたがこちらでリスナー層を拡大して欲しいものです。

https://diadiadia1.booth.pm/items/205082
DIAさんは新曲公開してたけどboothのラインナップは変わってないか。
https://soundcloud.com/diadiadia1/determinationwe-are-mission-launch-by-dia
新曲めっちゃカッコイイので未チェックの人は是非聞きましょう。Djent的なテクニカルでプログレッシブな展開を導入したRPG戦闘曲って感じでスタイリッシュです。
https://twitter.com/diadiadia1/status/722369700038975488
あとDIAさんと言えば…けっこう前の話ですが「DTM4コマ」がすごいRTされてましたよね。この脱力系の絵柄が味わい深い。

C90当落発表

https://twitter.com/lost_my_proust
大勝利っ!!!!!!!!大勝利確定ですよ!!!!!
いやー良かったですよ。今回もかなりヒヤヒヤしながら当落情報を待ってましたけどね。せっかくの復活一発目のイベントが落選なんてことになったらサークルの勢いが削がれかねないしそれは絶対に避けたい事態でしたからね。ここぞというところで空気を読んでくれるコミケ運営さんまじ有能!!!
これで夏コミは安泰ですな。だって「新譜予定」じゃなくて「新譜持っていきます」って、あたかも既に出来上がってるかのようなニュアンスですもんね。100%完成はしてないとしても7割くらいは出来上がってるのかも?
そして気になるのがアルバムなのかシングルなのかという点。まあ活動休止明けでいきなりアルバムって考えづらいから3曲入りシングルの可能性が濃厚ですが…でもLost my Proustのことだからいきなりアルバムぶちかまして来る可能性も否定できないっすな。
そんな訳で大勝利確定となった今回の夏コミなのですけど、自分自身が夏コミ確実に行けるか保証がないっていう…。たぶん行けるとは思うんですけどね、でも2ヵ月後の状況が微妙に読めない感じでして。まあ万が一行けなかったとしても知人に買ってもらうか後日に東京未来音楽とかで買いますんで大丈夫ですが。
それにしても…ニンテンドーコアのコンピはどうなったんでしょ…。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12727692
一方、昨年の夏コミにおいて同人メタルの歴史に残る傑作フルアルバムを発表したSatanic a la modeは残念ながら落選…。むむむ…。「世界一速くてうるさいJ-POP」ってどんなのかめっちゃ気になるんですけど。ものっっすごい速いブラストビート多用したりするんですかね。なんとなくですが、いんきょうさんは脱メタルしてlutaphampha寄りなスタイルになっていくような予感あったんですがむしろ逆にエクストリームに進化していくようでこりゃ今後がさらに期待高まりますねえ。秋M3もしくは冬コミを待ちましょう。
落選は当然ながら残念なんですけど、でもフルアルバム出すっていう一番重要な局面ではしっかり受かってる訳だしやっぱり運営は空気読んでるのかもなぁ。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12705944
そして同人ゴシックで最大の期待株のPratanallisは初のコミケ当選したようでこれは朗報ですな。ここは同人メタラーなら絶対チェックすべきサークルだと思うんだけど未だに知らない人けっこういそうな気がするんだよなぁ。この機会にもっと知れ渡って欲しいものです。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12737570
Junseiさんは今回は黄昏の旅団ではなくソロ名義で申し込んだようですね。そして見事に当選。ソロ名義での初コミケということで新作も期待できるかな? 前作に引き続きヒノデさんとのコラボが聞きたいところですが。
あとXorsizerも受かってるみたいなんでPaspalさんとJunseiさんのイケボコラボの続編を是非とも期待したいところなんですが果たして。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12736287
「コミケ運営に愛されたサークル」(?)ことガロンダイトは今回も当選。強い。まじ強い。これはガロンダイトはもっと評価されるべきっていう運営様のご意向なんじゃないのか…? ほんともっと評価されて欲しいっすよ。
新譜アルバム予定って書かれてるけど…どうなんでしょうな。もし2ndアルバム出るようなら更に今回の夏コミ強力ラインナップになりますね。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12733611
インストプログレメタルサークルenigmatic blueも受かってますね。1stアルバム出た直後だからまだ新作出ないだろうけど春M3で買ってない人はアルバムおすすめしますよ。プログレ興味ない人でも楽しめると思いますんで。
というか、このサークルの隣がLost my Proustで、そこからHollow Mellowまでプログレ(メタル)島じゃないですか。サタアラとリリハルいたらこの辺りに配置されてたに違いない。
Crimdollはどうなんかな…。新作あっても物語パートとインプロヴィゼーションばっかりだとまたアレなんだけど…。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12722424
Register6オリジナルアルバムだと??まじで?? ついに来ましたか。ここはオリジナル曲で東方に匹敵するメロディ作れるサークルだと思うんでまじ期待したいですな。
Carbonic Acidはすっかりオリジナルに定着したようで良い傾向ですな。MinstrelやUnlucky Morpheusは…やっぱり東方か。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12737110
ICDDの3rdアルバムいよいよ来んのか? 春M3のリブユウキさんのソロ作はV系寄りでメタル度が低そうだったから買ってないけどICDDの新作なら当然期待ですな。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12703057
ここも新作アルバム出るのか。実はコンピでしか聞いたことないサークルなんですが、プログレメタル要素あるんなら買おうかなぁ。クオリティめっちゃ高いのは分かってるんですがクリーンパートないメロデスって個人的にはちょっと手を出しづらかったりするんで迷ってしまうんですよね。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12702003
ラブライブメタルアレンジのGrey Lethalもオリジナル2nd来るみたいですよ。こりゃまじで今回の夏コミ強くね?? ラグランさんのボーカルはキャッチーな歌メロのほうが映える気がするから2ndはアニソン系の曲とかあるといいなぁ…。というか「オリジナル 百合 音楽 ヘヴィメタル」…百合…??? ラブライブだけでなくオリジナルも百合なのか?

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12716445
demiは落選かぁ…。残念だけど、でもシングルで新作をちまちま出すよりここは3rdアルバムに向けて曲を作り貯めるべき局面な気もするし必ずしも悪いことではないのかもしれない。秋は無理だろうけど、来年の春あたりに3rdアルバム来て欲しいなぁ。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/12736243
そういや少女病って今回出てるのかな?となんとなく検索かけてみたらこのサークルが引っかかってクッソ笑いました。筋肉少女帯と少女病を組み合わせたような音楽性だったら面白いかもしれないけどたぶんネーミングで笑い取るだけのサークルなんだろうな…。

赤飯さんも受かってるけど新譜あったりするのかなぁ。まあ赤飯さんに期待してる同人メタラーって自分くらいしかいない気がするけど。

ところでwebカタログ…「有料エリアの開放キャンペーンは6月末まで」とか書いてありますね…。つまり無課金勢は今月中にサークルチェックしろということっすな。…まあM3ならもしwebリストが有料化したら課金もアリだと思うけどコミケは音系サークル少ないから課金まではしたくないな。

Hollow Mellow「Cinema Fantasia」

http://irumarin.com/

やはり格が違いますねこのサークルは。同人ゴシックというジャンルにおいて最高峰のクオリティと風格を備えた圧倒的な作品であることは疑いようがないでしょう。
完全新作としてはなんと2年以上の間隔を空けてリリースされた待望のHollow Mellow新作アルバムです。

短い間隔で作品が連発されるのが常である同人音楽界においては2年という期間はかなり長めのインターバルであった訳ですが、それだけ待った価値のある素晴らしい作品になってますよ。
実はその間にリメイクアルバム「Reincarnation」もあったんですけどね…。でもあの作品はボーカルをIRUMAさんに差し替えてJillさんのバイオリンを追加しただけであまり目新しさがないように思えてならなかったので実は買ってないのです…(小声)。まあオリジナルバージョンが十分すぎるほど完成度が高いのだから別にいいかなぁみたいな。やっぱり自分が待ち望んでいたのは完全新作ですからね。そしてその完全なる新作がついに来た訳ですよ。

バイオリニストJillさんが正式加入してからは初の完全新作となる訳ですね。やはりJillさん加入以前とは明らかに音の趣きが変わってますよね。言うまでもなく生バイオリンの音は超強力です。大々的にフィーチャーされた生バイオリンによってクラシカルな壮麗さが大幅に増強され、楽曲の持つ貴族的な優雅さがグレードアップしておりますね。ただでさえ高かったクオリティがさらに底上げされてます。
ただ、手放しに絶賛できるかというとそうでもなく…生バイオリン導入によってギターの出番が減ってしまってる感じがあるんですよね…。以前だったらNemuさんが主旋律を弾いていたはずのフレーズをバイオリンが代わりに担当してる場面が増えていて、相対的にギターが目立たなくなってる感じも否めないというか。まあゲストバイオリニストじゃなくて正式メンバーなんだからこれだけ出番が割り振られてるのは当然なんでしょうけど、でもやっぱりNemuさんのプログレッシブなギターワークを目当てで聞いてる者としては若干の寂しさを禁じ得ないんですよね…。
とはいえ別にJillさんの演奏に不満があるとかいうことではないので誤解なきよう。まあ同人ゴシック聞いてる主な層はギターよりもバイオリンの音色を重視するリスナー多そうな気がするしやっぱりJillさん加入は完全にプラスに働いてるんでしょうけどね。

収録曲は9曲。大ボリュームのフルアルバムです。そのうち2曲はIRUMAさんソロ名義のアルバムからのリメイク曲ですがオリジナルバージョンから大幅にクオリティアップしているので聞き応えありますよ。

1曲目「Romantique」、これはアルバムリリースに先駆けてMVが公開されていた楽曲ですね。しかし「先駆けて」って言ってもこれ公開されたの2年前なんですよね…てっきりこれが公開された年のM3で新作出ると思ってたんですが…いやほんとに長かった。
この曲はアルバムオープニングに相応しい勢いを持つ楽曲ですね。ロシア民謡的な疾走感あるビートとクラシカルなアレンジが秀逸です。特に間奏でのバイオリンとギターの掛け合いが鳥肌モノ。Jillさんのバイオリンも凄いんだけどやっぱりNemuさんのプログレッシブなギターワークは至高ですよ。もちろんIRUMAさんの可愛らしさと妖艶さと力強さを複合したかのような歌唱も相変わらず素晴らしい魅力を放っています。

2曲目「Lesson」、これが今作のハイライトチューンでしょうか。圧倒的な完成度。新加入のJillさんのバイオリンの音色が最大限に活かされたクラシカルな曲調。IRUMAさんの天才的なメロディセンスも絶好調で、これは新編成Hollow Mellowの代表曲と言ってしまって構わないんじゃないかと思える素晴らしい出来栄えですね。A.C.Tに通じるようなプログレッシブポップ感さえあるかも。せっかくのNemuさんのテクニカルなギターワークがちょっと影に隠れ気味なのだけが寂しいですが…。

3曲目「Lamento」、基本バラード曲なんですがちょっとラテン系テイストあって弾むようなリズミカルさもあります。やはりアレンジの妙を感じられますね。ベースとドラムは活躍してるけどNemuさんの出番はやはり少なめ…。

4曲目「Asterisk」、これも続けてバラード系なんですがサビではバンドサウンドがっつり入ってメタル的なドラマチックな盛り上がりを演出します。この手の楽曲でのNemuさんのプログレッシブなバッキングは相変わらず絶品の一言。やっぱりこのギターワークがなくちゃHollow Mellowじゃないですよねえ。ドラムがメタルコア的な手数足数多いフレーズ多用するのもメタラーには嬉しいところ。

5曲目「Seiren」、これはIRUMAさんソロ作からのリメイク曲ですね。当然ながらオリジナルバージョンよりはるかにグレードアップした内容になってます。かつてはアマチュア感が残っていたIRUMAさんの歌唱は格段にレベルアップしてもはや一流としか言いようのない貫禄あるものになっていますし、そしてなによりサウンドプロダクションが向上して演奏がクリアに聞こえるようになったのが大きいですね。オリジナルバージョンはどうにも曇ったような音質が惜しかったですからね。
しかしながら改めてこの曲ほんと凄いですよねえ。複雑なリズムでありながら全く難解さはなくキャッチーなメロディを聞かせるセンスは天才的だと思う。

6曲目「Twilight -暁のヴァンパイア-」、これは疾走感あるV系メタル。もちろん単なるV系ではなく、NemuさんのプログレッシブなセンスとJillさんの壮麗なバイオリンによって他と一線を画する音になってますね。IRUMAさんの妖艶さと繊細さとパワフルさを兼ね備えた歌声も絶品です。

7曲目「Stage」、これもリメイク曲なんですがほんと名曲すぎますよねえ。スケール感あふれるサビが涙腺を刺激します。バラード系楽曲としてはIRUMAさんの最高傑作なんじゃないかと。生バイオリンが高級感を何倍にも増してます。

8曲目「Adieu -幸福の王子様-」、これは今作のハイライトPart2ですね。プログレッシブV系メタル、まさにHollow Mellowにしか出来ない音がここにあります。Aメロの変則的なリズム展開とサビメロの複雑な展開が特徴的ですがそれらプログレッシブな要素をキャッチーさと格調高い雰囲気で包み込むセンスは見事としか言いようがないですよ。

ラスト9曲目、表題曲である「Cinema Fantasia」、ジャケ絵のイメージ通りレトロな映画を思わせるようなスケール感たっぷりの楽曲になってますね。IRUMAさんの歌声の表現力もまさに極まっております。こんだけ壮大さのある曲なんだから8分くらいの尺でプログレッシブでドラマチックな曲展開があっても良さそうな感じするんですけどね。ほんとHollow Mellowは1度長尺の曲やって欲しいなぁ。Nemuさんの出番も大増量で。

IRUMAさんの天才的なメロディセンスと表現力豊かな歌唱、Nemuさんの唯一無二のプログレッシブなギターワーク、そしてJillさんの優雅さあふれるバイオリン。この3つの孤高の才能が集結して圧倒的作品を作り上げておりますね。メジャー作品と全く差のない超ハイレベルな内容ゆえに、同人音楽シーンの成熟を象徴するような作品とも言えるでしょうか。
まあこれだけハイクオリティだと作品が出るペースがゆっくりになるのも当然だし、次はまた2年後くらいになるかもしれないですが気長に待ちたいと思います。というか次のアルバムはメジャーデビューアルバムになりそうな気がしますけど。

Mimis「Mimis」

http://laralastudio.web.fc2.com/

見慣れない名前ですが新規サークルではなく、Laralastudioでお馴染みの竹之内貴英さんとギタリストのJuniさんのお2人によるユニットですね。昨年秋にも2曲入りシングルを発表してましたがその時はこのユニット名ではなかったんでこの「Mimis」という名前では初作品ってことになるのかもしれないですが。

お2人のユニットとはいっても、実は共作及び共演した曲はほとんど無くて、各々が1人で作った曲が交互に収録されてるという変則的な内容なので厳密にはユニットというよりかは各々のソロ作品をまとめて収録したコンピレーション作品と言った方が適切なのかもしれないですけどね。

竹之内さんサイドについてはLaralastudioの男性ボーカル版と言った感じの安心安定な内容になっております。楽曲も良曲揃いだしサウンドクオリティも文句なし。Juniさんサイドはロキノン的なストレートなギターロックがメインになってますね。こちらもさすがのクオリティですね。
竹之内さんのボーカルに関しては前回のシングルのときにも書いた通りほんと上手いと思います。素朴で味わい深い歌声ですよねえ。Juniさんの歌声がちょっとV系風味のある都会的なイケボだとするならば、竹之内さんは農村でトラックの荷台の上でフォークギターかき鳴らしながらのんびり歌ってるようなイメージの声ですかね(?)。あくまでイメージですけどね。このお2人の声の対比も良い感じだと思います。

収録曲数は11曲、大ボリュームのフルアルバム仕様です。Laralastudio本隊より先にこっちのフルアルバムが出るとは驚きです。
1曲目はJuniさんと竹之内さんの共演したインスト。短い曲ですが演奏しっかりしてるのがこの時点で分かりますね。クレジット見るとドラムがJuniさん担当になってるんですが生ドラムなんですかね?
2曲目、Juniさん作の「Fuck you」、なかなか直球なタイトルですが普通に爽やかなロックナンバーです。Juniさんのイケボも冴え渡っておりますな。

3曲目「バックグラウンドミュージック」、竹之内さんによるフォークソング風のゆったりナンバーですね。ラララ近作の延長線上とも言えそうなまったりした曲調に竹之内さんの素朴な歌声が最高にハマってます。ボーカルはオートチューンケロケロ仕様。他の曲ではケロケロ使ってないので別に歌唱力的な問題ではなく普通に演出としてケロケロさせてるんだと思うんですが。
しかしながら、「ぼくらの歌はバックグラウンドミュージック、頭の後ろでさらりと聞き流してください」とか…謙虚すぎる歌詞ですなぁ。実際フルアルバムなのに500円とか謙虚にも程があると思うんですけどね…こんだけクオリティ高い内容なのにも関わらず。歌詞の後半で唐突に話題が宇宙にシフトするぶっとび方も竹之内さんらしさ。

4曲目「タカシ」、メロディめっちゃ良いし歌詞のノスタルジックさも相まって個人的に気に入ってる曲です。これは女性ボーカルに聞こえるんですけど…クレジットはJuniさんオンリーなんでボイスチェンジャー的な加工してるんですかね。せっかく良い曲なのにこの女声のせいで微妙な印象になってる気がする。普通にJuniさん歌ったほうが良かったのでは。

5曲目「幽霊屋敷」、これは「ゆらゆらムーンライト」に近いファンタジックで童謡風味な雰囲気で竹之内さんの十八番とも言えるパターンでしょうね。竹之内さんの優しい歌声も可愛らしい曲調にぴったり。素晴らしい完成度。こういうのNHKのみんなのうたで流して欲しいですよねえ。

6曲目「輝いて」、これはサビメロ最高ですよねえ、曲名通りJuniさんサイドのハイライト曲と言える輝きがあると思います。
7曲目「ボーダー」、こっちは竹之内さんサイドのハイライトですかね。サビメロ強力。「名曲感」が満ちてる。以前サウンドクラウドにスピッツのカバー曲が上がってましたけどこの曲はその辺りのJポップからの影響を伺わせる素晴らしい曲ですね。竹之内さんの歌唱も特筆ものです、けっこう音程の高い曲なのに完璧に歌いこなしてますもんね。

8曲目「流星」、これはここまでの流れから打って変わって暗めな曲調になりますね。イントロのギターも変則的なリズムだったりしますし不思議な雰囲気。
9曲目「遠く離れて」、これはラララ前作の4曲目「どこまで」と同系統の曲調ですね。ずっとAメロが続いて最後にサビが一発来るという溜めに溜めた曲構成が効果的。執拗に繰り返される「チクタク」という歌詞も強く印象に残りますね。ただ、アウトロにギターソロが無いのが寂しい。「どこまで」ではJuniさんのギターソロが大きな聞き所になっていただけに。

10曲目「verification」は再びJuniさんによる疾走感あるロックナンバー。カッコイイです。
ラスト、11曲目「骨」はここに来てようやく竹之内さんとJuniさんのボーカル共演です。タイトルのイメージとは180度違うフォークソング調の楽しげな曲調です。お2人の声の対比も素晴らしく最後を飾るに相応しい曲ですね。

ジャケ絵は…自転車がカッコ良い。ほんと毎回着実にイラストの腕前も進歩してるのが伺えるのは見てる側としても楽しいですよね。

そんな訳で大ボリュームで良曲も多く満腹感ある内容になってると思います。
特に竹之内さんサイドについてはLaralastudioで培ってきた音楽性の集大成的な内容になってる気もしますね。しかもそのラララの多彩な音楽性が全て竹之内さん自身のボーカルで表現可能だということを実証してしまった訳ですから尚さら大きな意味を持ってますよね。今後Laralastudioが竹之内さんの完全なソロプロジェクトになる可能性もある?
でもオリジナル同人音楽界は相変わらず男性ボーカルに厳しい界隈ですからね…もしそれを実践するなら同人音楽外のフィールドにおいてなのかもしれないですが。

Answer to the MOMONGA「Preparation!」

http://answertothemomonga.tumblr.com/

オルタナ/ポストロック/マスロック系サークル「アンサツモモンガ」の最新作です。
「Preparation!」というタイトルから察するに、おそらく今回の新作は次回作へ向けての準備的な位置付けの作品だと思われますし、内容もボーカル曲が無くインストオンリーで曲数もいつもより少ない3曲入りとなっていますが、でも物足りない内容なのかというとそんなことは全くなくて、むしろ前作から着実に進歩を遂げた音楽性を聞ける充実作になってますよ。

前作「HypnoPhobiaPhobia e.p.」は、同人音楽的に例えると岸田教団辺りを彷彿とさせる女性ボーカルによる歌メロと雰囲気にマスロック的なテクニカルなアンサンブルを組み合わせるという、とても独特な音楽性を提示してみせた意欲作だったと思うのですが、ただ、マスロック的な高度なフレーズを弾きこなせていない場面も散見されクオリティ面ではいまいちという印象は拭えませんでした。
しかし今回の新作は、前作のマスロック路線を踏襲しつつも演奏の安定感が確実に向上しているのが感じられますね。前作でのバタバタした拙い感じがだいぶ払拭されましたよね。演奏面だけでなく楽曲の構成もより洗練されたように感じられますし、半年で予想以上に進歩したなぁという印象です。

インスト曲オンリーな内容なんですが、そもそもポストロック系バンドってインストバンドが多いからその点はほとんど物足りなさ感じないですね。むしろインストのほうが「それっぽい」感じになってるというか。
かと言ってこのままインストサークルになってしまうのは勿体ないかな。やっぱり同人音楽というフィールドで活動するんならボーカル入ってたほうが良いと思うし。マスロックとアニソン系の歌メロを合わせることで得られる独自性も大きいと思うんで。

1曲目「atri」、これは変拍子は入ってると思うけどそれほど複雑な印象はないし普通にキャッチーなポストロックという感じですかね。メロディも分かりやすいし、これは普通にボーカル入れて良さそうな曲ですな。

2曲目「焔立つ(demo)」、demoと書かれてはいますが十分に完成度は高い曲だと思います。キャッチーな1曲目とは打って変わって、変拍子やポリリズムを駆使した複雑さを印象付ける楽曲になってます。全体的にシリアスでダークな雰囲気が充満してるし割とプログレメタル寄りな趣きもあるでしょうか。ドラムとベースだけのシンプルな出だしから始まって少しづつ楽器が加わっていき盛り上がっていく構成が見事。

3曲目「カメラオブスキュラ」、これは再び明るくキャッチーな曲調になりますが、イントロからいきなり難易度の高そうなマスロック的フレーズで攻めてきますね。前作の同系統の曲と比べると演奏力が上がっているのが一聴瞭然だしインパクトも抜群です。3分未満の短い尺ながらも楽曲展開はドラマチックで非常に聞き応えある曲になってると思います。特にラスト近くの展開は圧巻。

4曲目と5曲目はボーナストラック的な枠で、1曲目と3曲目のチップチューンバージョンが収録されているんですが、これがまた本編バージョンとは一味違った面白さがあって楽しい音になってますね。

今回のクオリティで次回作のミニアルバムが作られるのならばかなり期待できると思いますね。おそらくあと半年あれば更なるクオリティアップも望めると思いますし、マスロック系が好きな方やロック調の女性ボーカル曲が好きな方はもちろんのこと、クオリティ不足を理由に様子見してたリスナーさんが居たとしたら次回作は確実に買いだと思いますよ。

あとジャケのアートワークですね。前作も良かったけど今回も相変わらずスタイリッシュで素晴らしいですね。やっぱりセンスあるなぁと。
全くの偶然だと思うんですがプログレ界隈で話題のHakenの新譜のジャケと似てるのも面白いと思ったり。発売日が近すぎるし因果関係は全く無いと思うんですがこういう偶然って面白いですな。

秋M3の開催日が10月30日

http://www.m3net.jp/diarypro/diary.cgi?no=92

例年より1週間遅いんすね…。ただでさえ冬コミとの間隔が短いのにさらに縮まってしまうではないですか。なんてこった。でも逆に夏コミとの間隔は広がる訳だから秋M3自体で新作が出る可能性は高まるとも言えるか…。あと台風と当たる危険性が若干減るかもしれない。
募集締切は6月24日だそうで…それまでに申し込む予定のサークル様は忘れずに申し込んで頂きたいものです。申し込み忘れなんて落選よりも悲劇ですからね…。

秋M3で目玉になりそうなサークルってどこかなぁ…やっぱりぱっちりひつじか? 三度目の正直のshaky ART'sフルアルバムは秋なのか夏なのか。あとしばらく沈黙を保っていたEphebophiliaあたりも期待したいんだけどなぁ。今回新作なかったTears Fall Spillsも期待ですな。サタアラも夏か秋に何らかが来るとは思うんだけども。リリハルも秋頃にはきっと何らかの動きが…。

まあ秋M3の前にまずは夏コミ当落なんですけどね。6月10日。Lost my Proustさえ受かれば個人的には勝ったも同然なんですが、逆にダメだったらもう…アレですね。ただクソ暑いだけの夏コミに成り果ててしまうかも…。

そしてなかなか来ないニンテンドーコアのコンピ。コンピが来てから開封しようと思ってたDebug My Video Game ErrorのCDなんですけど、さっぱり動きがないから先に聞いてしまったんですが…なんかめっちゃメロディが東方っぽいっすね…。思った以上に同人メタル臭が強い。でも1曲目を聞いて期待したようなLost my Proustに近いプログレッシブな感性は他の収録曲からあんま感じられないかも。東方メタル好きな人向け?

しかしながら、10日に当落発表、翌週の17日がAPOLLO、更に翌週の22日がFukiさんソロアルバム…。毎週のようにイベント(?)があるじゃないですか今月って。なかなか慌ただしい。
APOLLOはですねえ…毎回新しいサークルとの出会いがあるから全く侮れないんですよね。参加サークルも徐々に増えてきてる感ありますし今後さらに期待が膨らみます。ともろうさんもイベント直参加は無理でもAPOLLOならいけるんじゃないかなぁ。


そういや、テレ東のド深夜の邦楽アーティストのPVを垂れ流しにしてる番組でこの前abstractsのPV流れててびっくりしましたよ。誰が見てるのか分からんようなド深夜の番組とはいえTVでオンエアされるのってやっぱり少しだけ感動してしまいますねえ。
あとついでにアニメについての話題ですけど今期は田中くん推しですね。のんのんびより監督だけあって独特の空気感や演出や音楽も秀逸だしキャラデザも最高。田中妹は特にやばかったですなー。黒バスキャストを起用したホモアニメだと思って切った人も多そうだけど勿体ないっすよ。
あと更に関係ない話題ですけど、ごく一部で話題になってた(?)ドリームシアターをハイエンドオーディオで聞く会とかいうやつ、かなりアレなイベントだったみたいですが曲目を見たら自分の好きな曲をかけまくってたみたいで主催の人には親近感が湧いてしまいましたね…。この選曲に同感できる人はかなり趣味が近い人だと思う。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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