Apolloやばい…

というよりboothとpixivがやばい…。アカウント入れ替わるっていう不具合、1人か2人程度が訴えてるだけなのかと思ったら…けっこうな人数いるみたいじゃないですか…。まじ洒落にならない。これApollo開催中止は当然でしょうけど、それどころかboothも閉鎖、更にはpixiv本体にまで責任が波及する可能性ありますよね…。かなり深刻な事態なのでは。もはや同人音楽ジャンルの域に留まらない大問題ですよね…。

自分はコンビニ決済にしたからクレカ情報とかは漏れてないですけど、でも既に入金したNanosizeMirのDLはどうなるの…。メンテ明けにちゃんとダウンロード出来るのかなぁ。1000円強が無駄になるのも困るんですが、レア音源が聞けなくなるのはとても困る…。まあこの大騒ぎじゃそんな些細なこと気にしてらんないかもしれないけど…。インターネットの二次創作文化を支えてきたpixivの一大事ですもんね。以前もpixivで一悶着あって絵師さんの他サイトへの移住とかあったけど、今回は情報漏洩とか本気でやばい事態ですしね…。どうなってしまうんだろう…。

はぁ、せっかくのwebイベントだったのに…。まあこれは全面的にbooth側の問題だと思うし、超まとめさんや同人音楽界隈への悪影響はそんなに無いとは思うんですけどね。
あ、とりあえず黄昏の旅団の新曲とLethariaの無料曲、あとおじゅんさん歌ってるCait Sithさんの曲はすでにダウンロードしてるんで後で記事に書きますね、個別記事にするほどは書くことないけども。KRASTERIIの無料音源もさっさとDLしとけば良かった。というかMalikliyaも参加してたんだ。例のまとめの一番目立つ位置にMalikliyaの方のツイートあったからびっくりしましたよw
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web同人音楽イベント「Apollo」開幕

ザッと検索してみた感じではかなり好評のようですね。絶賛する意見をいくつも見かけました。史上初のweb同人音楽イベントということで、サークル側からもリスナー側からも大いに関心を集めてるようですし、これだけ話題になってたらほぼイベント成功したと言えるのでは。
ただ、好評の対象はあくまでイベントコンセプトと超まとめさんの試聴システムであって、boothの販売システムの方がどう評価されるのかはまだ分からないですね。boothについては事前に苦言をいくつか見かけたんでたぶん改善の余地はたくさんあるんでしょう。

それにしても、600サークルもあったらやっぱり事前にサークルチェックしたかったですよね。イベント前にはサークル一覧もロクに更新されてなかったしboothが非公開になってるところばっかりだったこともあり、サークルチェックしようがなかったですよ。実質2日間という時間制限付きで全部チェックするのしんどいですよね。まあコミケに倣って3日間だけってことにしたんでしょうけど、確かに日時を絞った方がイベント的な盛り上がりは演出できますが、これだと断片的な試聴だけで衝動買い的に漁るような楽しみ方しか出来なさそう。うちら同人音楽バカ(?)はイベント1ヶ月前から念入りにサークルチェックするのが常になってますし、やはりこの時間制限はつらい。

しかも、Apollo限定ダウンロードという代物まである訳ですし、なおさら期間限定が恨めしい。この機会を逃したらもう手に入らないかもしれない訳ですからね、はっきり言ってM3やコミケよりシビアと言えるか。まあ、自分も事前の段階では、期間限定ダウンロードはこのwebイベント盛り上げるために効果的な手段だと思ってたんですよ、でもいざ開幕したら、たった2日間のうちにDLしないといけないとかやばい…かなり焦りますね…。なんせサークルチェックする時間も与えられてなかった訳ですし。NanosizeMirみたいにレアな音源を期間限定にしてるサークルもありますからね。せめてApollo限定にしてるサークルさんの音源を検索で簡単に探せるようにして欲しいなぁ。まあこれはイベント実際にやってみないと分からなかったことですし主催側の落ち度じゃないですけどね。


あとジャンル選択についてですね。同人音楽界隈はジャンルを基準にして音楽を聞いてるリスナーが少なめな気がするんですよ、だから、ジャンルだけじゃなく「幻想的」とか「女性ボーカル」とか「東方」とか、キーワードで表示する機能があった方が良いかもしれないですね。boothの方には検索機能あるみたいですが「会場」に検索窓がないのはやはり不便かと。あと価格帯検索とかあると便利だけど…まあそこまでやると同人音楽としてはちょっとアレかもしれないがw でも無料DLが探しやすくなるから実用的だとは思うんですが。
というか、ジャンルにPROGRESSIVE ROCKがないんですけど何故なんでしょう…。え、そんなマイナーなジャンルいちいち載せる訳ないって…? …ああそうですよねw でもBLUESとかCOUNTRYとかいうジャンルまであるんですけど…。そんな渋い音楽やってるサークルなんているんか。それならプログレの方がまだ需要あるんじゃないの?
あと、会場に入る度にBitplaneさんの曲を強制的に聞かされるのはどうなのか…。いや主催なんだから当然の権利かw


本当ならば、ここでおすすめサークルを列挙したいところなんですが時間制限があってなかなか厳しい。明日更新できるかな。うちのゴリ推しサークルLost my Proustも、1ヶ月後のコミケ前に宣伝すればいい訳だし…。とはいえ、コミケ行かないリスナー向けにいちおう宣伝した方がいいのか?

「Apollo」今夜から開始

今日の0時から開始するのかと思ってたんですが21時から開始らしいですね。
直前になって参加表明するサークルが続々と現れたのでちょっと驚きましたが、何の用意もないけどせっかくの機会だからとりあえず乗っかっておこうか?みたいなノリで参加するサークルが多そうな気がしますね、登録無料なんだろうしそれで正しいと思いますが。

https://twitter.com/pixiv/statuses/537907006787436544
600サークルも集まったのか…。既にこの数字だけである程度はイベント成功したと言えるんじゃないでしょうか。少なくともコミケより全然サークル数多いですよね。知名度あるサークルもかなり増えてきたようですし。注目度は高いようです。
ただ、boothのシステムに不備が多いという苦言もちらほら見受けられまして、必ずしもスムーズに準備が進んでるイベントではない事が感じ取れます。まあ、そもそもpixivって音楽サイトじゃないですもんね…。
まだイベント初回ですし、諸々が試験的な段階なんじゃないかと思うんで、色々とグダグダな面があっても仕方ないんでしょうね。次回以降に改善されるでしょう。

個人的には、気になるサークルもけっこう参加してるけど新譜は無いだろうから買うものはほとんど無さそうかなぁ。コミケやM3に参加するサークルだったらわざわざネットで買うの面倒くさいですし。即売会なら現金を渡すだけで済むけどネット通販だと色々と情報入力しなくちゃいけないですしね。とりあえずNanosizeMirが一番の目当てだけど、後は無料ダウンロードを適当に漁るくらいで終わりそうな予感。未知のサークルで面白いところがあったりするかなぁ。

やっぱりイベントに直接参加できない遠方のリスナーさん向けwebイベントって位置付けになりそうかな。このwebイベントに合わせて新譜がたくさん作られるほどに定着するようならばまた話は別だけど、そこまで達するにはけっこう時間かかりそうか。まあイベント時にしか盛り上がらない同人音楽界において単純にイベントの数を増やしたというだけでも大いに意義はあると思うんですけどね。

秋M3から1ヶ月

早いもんですねえ…もう1ヶ月も経ったのか。皆様はM3戦利品はもう大方リッピング終えてるんでしょうか。ご多忙で全然手を付けてないという方もいらっしゃりそうですが。
自分は例によってちまちまとリッピング進めてるんでまだ半分も聞けてません。一気に聞いたら勿体ないから意図的に遅めてるんですけどね。まとめてリッピングしてしまうとどうしても作業的になりがちですし、やっぱり聞きたい分だけ少しづつリッピングした方がじっくりと1枚づつ味わえると思うんですよ。まあ聞き方なんて人それぞれでしょうけどねw

あと、今月出たLIGHT BRINGER新譜がなかなかのスルメ盤でずっと聞き続けてますし、それに加え紅蓮の座標も何だかんだでヘビロテし続けて何とうちのラスエフの再生数で1位にまで登り詰めてしまいまして。完成度としてはオリジナルの紅蓮の弓矢の方が上だと思うんですが、「こってり味」の弓矢に比べて座標の方は割と「あっさり味」というか、いやオーケストラアレンジは座標の方がド派手ですけど曲展開は良い意味でさっぱりしてるというか(まあ劇場版サイズだからだろうけど)、とにかく聞き疲れしないしヘビロテ向きな気がするんですよね。おそらくフルVerでは濃厚味になるんでしょうけどね。でもフルVerではここまで再生回数は伸びないだろうな。まあ自分の場合は必ずしも再生回数イコール曲へのハマり具合ではないですし。
そんな訳でこの2つの聞き応えありすぎる新譜があったおかげで更にM3作品のリッピングが順調に遅れてるという訳です。
まあ春M3までにリッピングすれば問題ないですよね…(遅い)



https://booth.pm/apollo/
さて、ネット上の同人音楽イベント「Apollo」もいよいよ今週末ですが、公式サイトのサークル一覧は更新されていないものの、参加サークルは少しづつ増えてきてるみたいですね。Etherは新曲の無料DLやるみたいですし、葉月ゆらさんも参加するようで、有名サークルも増えてきたか? Majestic Righteousnessも参加するみたいですね。
まだイベント初回だしどうなるかは分かんないですけど盛り上がって欲しいものですよね。サイトの冒頭の文章で「売り上げ」とか「稼ぐ」という言葉を前面に持ってきてるのは仮にも同人音楽をメインにしたイベントとしてはどうなのかな?と疑問に思うところも多少あるんですけど、まあそういう主催側の思惑は置いといても、こういうweb上でのイベントというコンセプト自体は素晴らしいものですしね。それにイベントを作り上げるのは主催じゃなくてあくまで参加サークルさん達ですし、せっかく用意された機会なんだし最大限に活用するのが良いんじゃないかと思ったり。



http://mmpk.web.fc2.com/Crimdoll.htm
Crimdollがまさかの高評価ですよ。正直これはかなり意外でしたね、なんせ1分半しかない音源ですし、てっきりスルーされるんだろうと思ってたんで。1分半とか完全に試聴音源レベルですし、にも関わらず満足度70%とか相当に期待されてると考えて良いんじゃないですかね。というか、この1年くらいの間に出て来た新規サークルでここまで褒められたサークルって他にありましたっけ? 自分の記憶の限りだとたぶん無いんじゃないかと思うんですが…。いやはや凄いですよ。悶絶メタルさん的にも何気に同人プログレを期待してたりするのか?
でも個人的には不安定な演奏にそれほど味を感じてる訳ではないし、特にドラムはもうちょっとジャズ的なテクニカル感があった方がいいなぁと感じてるんですが。自分はレトロなプログレが特に好きって訳でもないですしね。まあ、いずれにせよまだ1分半しか聞けてない訳ですし完成品を聞くまでは評価しづらいですよね。冬コミで完成品が出ることに期待したいですよ。
それよりも、「ごく一部で話題を集めておった」って…。「ごく一部」ってどこですか!?どこにいるんですか同人プログレッシャーって…?

プログレと言えば、まだ例のATBシリーズ続いてるみたいで、今度はATBイエスやるみたいですね。個人的にはYESはMachine MessiahかThe Gates of Deliriumが1番かなぁ。ファンタジー系の音楽好きな人はMachine Messiah是非聞いて欲しいですね、めっちゃ遊園地プログレ(?)なんで。YESはRoundaboutがアニソンになりましたしプログレ興味ない方でもアルバム聞いてるとは思うんですが。

Last.fmのすすめ(再)

実はこのブログを始めて間もない頃にもラスエフを勧める記事を書いたことあったんですが、あの頃は読んでる人が少なすぎてほとんど意味なかったと思うんだけど、今なら多少は効果があるかな?

そもそもLast.fmって何だよ?って疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、簡単に言えば音楽の再生記録をweb上に保存して他のユーザーと交流できたりするSNSって感じでしょうか。でもSNS的な要素はかなり薄めで、実質的にはただ再生記録を残すだけのツールになってますね。

Last.fmの何が楽しいかと言いますと、他のユーザーとの音楽の相性が確認できるところなんですよ。ツイッターの音楽クラスタでも割と定期的にお互いのラスエフ晒して相性を見ながら盛り上がってますよね。これはゴチャゴチャ説明するよりも実際やってみれば楽しさが一発で分かると思うんでとりあえず登録してみましょう。
でも相性MAXでもたぶん音楽の趣味は半分くらいしか共通してないよね。はっきり言って相性ゲージ甘いと思う。「ご近所」の項目見てていつも思うけどプログレ好きでメタル好きでアニソン(同人音楽)も好きっていう人は世界中を見渡しても少ないんだろうなぁ…。

そしてここからが重要なんですが、Last.fm上で特定アーティストの音楽を何人くらいのリスナーが聞いてるのかを確認することが出来るんですよね。とりあえずこれをご覧ください。
http://www.lastfm.jp/music/Tears+Fall+Spills
Tears Fall Spillsのアーティストページなんですが…。4リスナー??少なすぎるだろ…。絶対もっと多くのリスナーが聞いてるはずだと思うんですが、きっとLast.fm使ってるリスナーが少ないからこういう数字になってしまうんですよね。もっと正確なリスナー数が知りたいのでLast.fm使う人が増えて欲しいなと思う訳ですよ。たぶん同人音楽リスナーでLast.fmをまともに使ってる人って半分にも満たないんじゃないかなぁ。

http://www.lastfm.jp/music/Sound+Horizon
ちなみにサンホラのリスナー数は2万。いやさすがにもっと多いと思うしこれも正確なリスナー数には程遠いでしょうね。
http://www.lastfm.jp/music/The+Beatles
世界一有名なバンドBeatlesのリスナー数は…桁多すぎ!!300万?でもこれも全然正確なリスナー数じゃないでしょうね。ビートルズ聞いてる人なんて世界中で数億人くらいはいそうですもんね。

あと、「テイストの似たアーティスト」って項目があって、これ利用すると近い音楽性のバンドやサークル探すのに便利なんですよ。でも同人音楽だとリスナー数が少ないのでけっこう偏りが酷かったりで…
http://www.lastfm.jp/music/Laralastudio
Laralastudioの似ているアーティストにSatanic a la modeとMajestic Righteousness…。どう考えてもこれうちの再生履歴のせいですねww申し訳ないw でもこういう珍現象もラスエフの面白さの1つですよね(?)

という訳で、ラスエフ楽しいので知らなかった方は是非登録してみましょう。もちろん無料ですし。

紅蓮の座標(劇場版size)配信開始

一言でいえば「紅蓮の弓矢のシンフォニックメタルVer」ですかね。この疾走具合といかにも映画的なオーケストラのド派手さとかラプソを思わせるかも。
紅蓮の弓矢のアレンジがベースであることは先行上映で聞いた人達の情報で分かってたんですけど、こんなに疾走させてるとは意外だった。にも関わらず、「紅蓮の弓矢を遅くしたバージョン」だと評してる人がけっこういるみたいですが、確かにその通りで、ドラムは疾走してるからBPMとしては早いはずなんだけど歌のテンポは原曲より遅くなってるから全体的な印象としては遅く聞こえるんですよね(もし原曲のテンポでツービートにしてたらドラフォ化してましたねw)。
原曲にはない新規のパート(Aメロ、Bメロ、Cメロ)は良いんだけどアレンジ部分についてはやっぱり原曲ほどの盛り上がりはないかもなぁ。まあアレンジ物ってのは得てしてオリジナルを越えられない宿命ですしね。とはいえ、アレンジベースでもこれだけ新鮮な魅力を持った楽曲を作り上げる手腕には感服せざるを得ないですね。
サビの「紅蓮の…」の後に何て歌ってるんですかね?よく聞き取れないんですが「図上」かな?座標が図上に存在するみたいな?よく分かんないですが考察班のローランさん達が解き明かしてくれるでしょうw

それにしても、劇場版サイズで3分半もあるということはフルサイズだと一体どれくらいになるんですかね…。8分くらいの長尺を期待してもいいんでしょうか。
紅蓮の弓矢はフルサイズでの複雑な曲展開がアニメファンから不評を買いましたが、個人的にはフルサイズの方が断然好きなんですよね。2番以降が聞き所だと思ってますし。だから今回の紅蓮の座標もフルサイズで真価を発揮する楽曲なんじゃないかと思いますね。
「自由への進撃」の時と同様にCD化は後期の曲とセットになると予想しますが、「自由の翼」の方はどうアレンジするんだろうな…。原曲が既に疾走しまくりだから逆にスローテンポにするのか? 出だしのクワイア部分をメインにした方が盛り上がるような気もするなぁ。自由の翼の方は紅蓮の弓矢に比べると若干薄味だったのでアレンジで魅力を増す可能性も大かもしれないですね。

そして進撃の巨人アニメ二期も決定したらしいですが、二期もリンホラがOP担当するのかな。TV版で2曲担当して劇場版まで担当しておいて二期で別アーティストになるってこともないと思うんですが…でも再来年か…かなり先だしまだ分かんないですよね。

Crimdoll「辿り着いた空 (「妖精とサウィン祭」より)」

辿り着いた空

プログレッシブロック…!それはクラシックやジャズの芸術性をロックミュージックに大胆に導入した孤高の音楽ジャンルである!
…と、なんとなく悶絶メタルさん風の書き出しにしてみました(?)。

春M3で頒布された植木屋さん主催のプログレコンピ「UNA SEA」の時にも書いた事の繰り返しになりますが、悶絶メタルさんのライナーにもある通り、同人音楽とプログレの相性って実はかなり良いんですよね。プログレがルーツだと言われるゲーム音楽を始めとして、サンホラも二期ではプログレ度が色濃いですし、プログレという語彙が積極的に用いられてないというだけで実際にはプログレ的な方法論で作られたアニソン、同人音楽はかなり多いですし、無意識のうちにプログレが同人音楽に溶け込んでいると言えるのではないでしょうか。

ただ、プログレ「っぽい」同人音楽は多々あれども、真っ正面から「プログレッシブロック」を標榜しているサークルは数えるほどしかいなかった訳ですよね。ほとんどはゲーム音楽系かサンホラ系なので。
しかし、今回ついに「プログレッシブロック」を堂々と名乗る同人音楽サークルが現れた訳ですよ。それがこのCrimdollです。
しかも、ただのプログレッシブロックではなく、「本格的」「70年代」という形容まで付いているとなれば、同人音楽界にひそむプログレマニアは否応なしに興味をそそられることでしょう(自分はプログレ初心者だしプログレッシャーとか名乗れるレベルには達してないですが、マニアな方もきっといますよね…?)。
そして、その「本格的」プログレッシブロックを、同人音楽界でポピュラーなジャンルである女性ボーカル物語音楽と組み合わせるというんだから、これはプログレに無関心なリスナーでも興味が湧くのは必然でしょう。物語音楽というジャンル自体はサンホラの模倣の域を出るサークルが少なくて個人的には関心が薄らいでいたのですが、本格的プログレと融合させるというのなら話は別ですよ。A.C.TやMoon Safariといったファンタジックな音像を持つプログレとサンホラ系を組み合わせたら面白いんじゃないか?という漠然とした考えは自分も常々抱いていたものですから、それを実現してくれそうなサークルが登場したことで興味を持たざるを得ませんでしたね。

ただ、今回は初参加ということもあり、ちゃんとした音源はまだ完成していないようで、頒布されたのは序章のそのまた序章、たった1分半しかないデモ音源ではあるんですが、さすがに1分半では音楽性を完全に把握するのは無理だとしても、方向性と雰囲気くらいなら感じ取れるでしょう。
という事でさっそく再生してみましょうか。1分半しか収録されてない音楽CDを再生するの初めてかもしれない。


ー再生中ー

ー1分半後ー


なるほど…。こういう感じか…。確かに70年代プログレっぽいですね、めっちゃレトロですなぁ。うーん、でもここまで古臭くする必要あったのかなぁ、もうちょっと現代的なセンスでまとめても良かったのでは。でもわざわざ70年代プログレって強調するような方々が作ってるような音楽ですからね、これくらいマニアックな音で正しいんでしょう、多分。
あとクオリティ面で惜しいのはドラムかな…生演奏なのは良いけどちょっとバタバタしすぎてる感じが。まあ演奏テクニックというより音の処理の問題なのかもしれないですが。ボーカルもちょっと弱々しい感じはあるけど、これはイベント直前で急遽メンバー交代があったみたいだから仕方ないのかな。いやでも幻想音楽系ではこういう儚い声質はむしろ好まれるかな。間奏のシンセのフュージョン系っぽい音は良いですよね。メロディセンスは…1分半聞いただけじゃ判断しづらいかも。

まあ色々と書いてしまいましたけど、まだ初作品のデモの段階ですし、荒削りだったり試行錯誤の途中だったりするのは当然ですよね。そもそもこれは同人音楽ですし(最近はクオリティ高すぎる新規サークルが続々と出てくるから麻痺しがちですが)、アマチュアの音楽でいきなりレベル高い音源を発表するということの方が特殊なのであって、むしろこれくらいのレベルが普通かもしれないですよね。
それに、クオリティ云々よりもやっぱり重要なのは音楽性ですよ。同人音楽でも珍しいレトロなプログレと物語音楽の融合というアイディアを具体的に提示してみせただけでも評価されるべきなのでは。まあ現状では志の高さにクオリティが追いついてないというのが素直な感想ですが、クオリティなんて作品を重ねれば高まっていくだろうし些細な問題ですよね。
このサークルは冬コミにも当選したようですし、完成版が冬に頒布されるかもしれないですね。期待したいと思います。

Laralastudio「Hello shooting star」

Hello shooting starジャケ

えーとこのジャケは…青の時代かな? もしかすると次回作のジャケはキュビズム的な作風になってたり?
というのはもちろん冗談ですが、やっぱり手作り感のあるジャケ良いですよね。神絵師さんに依頼して美麗なジャケ絵にするのも良いけど、若干不得手ながらもサークルさんが自らイラストも手がけてた方が同人音楽ならではの味があるというかですね。
とはいえ、音楽的には既にM3の壁配置レベルの実力は余裕であると思いますし、知名度の向上を狙うならジャケ絵効果を使うことも必要になってくるんですかね…。まあそれはサークルさんの判断次第ですしリスナーがどうこう考えても仕方ないですけどね。

さて肝心の内容の方ですが。1曲目のタイトル曲「Hello shooting star」、これはイベントに先駆けてサウンドクラウドにフルバージョンがアップされていた訳ですが、この堂々たるオーラたるや、まさに壁サークルオーラ(?)とでも言うべきか。同人音楽よく知らない人にこの音源を聞かせて「ここ有名サークルだよ」って言ったら絶対信じてしまうと思いますね。それくらいの完成度。まあ過去作も全て完成度は高かったんですが、Jポップ寄りだったりサブカル寄りだったりで僅かながら同人音楽リスナーのメイン層のツボから外れてた感はあったのかもしれないですが、この曲はsupercell的なストリングのアレンジとかもう直球すぎるアニソン風味ですからね。これは文句なしに全同人音楽リスナーにおすすめ出来る音楽だと思いますね。
柳かおりさんの素晴らしい歌唱やメロディの完成度は言うまでもないんですが、Laralastudioの凄いところって実はリズム隊の音源ですよね。自己主張の強いベースラインや生音に近い迫力を感じさせるドラム。ポップス系リスナーだけでなくロック系リスナーも満足させるクオリティがありますよ。本当に幅広いリスナーにアピール出来る音楽ですね。うちみたいな取り扱いジャンルが狭すぎるブログで推すのが相応しくないくらいには普遍性のある音楽ですよ。

ただ、これだけの出来であっても、やっぱり前作のタイトル曲「さよならプラネット」には及ばないかもなぁ。さよならプラネットはなんというかね…曲も最高なんだけど雰囲気とか世界観とか全てが良くて、ジャンルとか飛び越えた魅力があると思いますね。現時点でラララ最高の曲でしょう。未だに聞いてるくらいですからね。
前作はゲストボーカルの曲が2曲もあったりでちょっと異色な作風だったんですが、何気に前作好きなんですよね。1曲目を一番ヘビロテしてたけどゲストボーカルさんの曲もメロディ好きでかなり聞いてましたね。今回の新作は割と2ndに近い作風かなと思うんですが、もし似た方向性が2作続いたら新鮮味が薄れてた可能性あると思うしやはり3作目で少し作風に変化加えたのは正解だったと思う。

さて話を新作に戻して…2曲目の「瞼」、1曲目に比べるとちょっと地味かもしれないけどこれも安定感のある出来栄えですね。
3曲目の「floating cloud」は割とアップテンポだしストリングのアレンジやサビでの盛り上げ方も上手いし良曲ですね。
4曲目の「迷子の鬼」、これもイベント前にフルで公開されてた曲ですが、柳かおりさんの歌唱が実に味わい深いバラードです。

全体的に2ndに近い作風だけど2ndほどロック寄りでもなく、ストリングの多用でアニソン寄りな作風になってるのでLaralastudioで最も同人音楽らしさが強い作品かもしれないですね。
ただ、イベント前にも書いたけど「ゆらゆらムーンライト」みたいなキャッチーな曲が好きだからああいう曲がまた聞きたいかも。ポップな作風とシリアスな作風が交互に来てる印象あるから、次の春の新作はポップ寄りになる可能性も? 期待したいですね。
冬コミにも無事に当選されたようですが、さすがに間隔が短すぎるから新作あるとしても1曲だけ無料配布とかになりそう? まあコミケ初出展なら新作にこだわる必要ないと思うんですけどね。とりあえずLaralastudio聞いたことない人は冬コミで1st買いましょう。1stはまじ全曲良いですからね。毎回言ってるようでしつこいですがw

shaky ART's「shaky ART's feat.のくしん」

shaky ARTs featのくしん

えーとこれは…カゲ○ロのアレンジCDかな?
…という訳ではなくオリジナルの同人メタルなんですけどね。フードかぶってるキャラがいると全部カゲプ○に見えるというのはさすがに短絡的すぎますねw
初期の頃の手が写ってるだけの簡素なジャケと比べるとずいぶんな進化っぷりですよね。でもジャケ絵は上手い絵師さんに依頼すればそれだけでレベルが上がる訳だからサークルのレベルが向上したというよりかはコネとか依頼料とかそういう問題なのかもしれないが…。いずれにせよ同人音楽ではジャケが非常に重要なのでこの力の入れ方は間違ってないと思います。コミケでこれ売ればカ○プロのファンがバンバン釣れるかもしれない(?)

でもこれ、あながちジャケ詐欺とも言い切れないというか、このジャケのスタイリッシュな雰囲気と中身の音楽の洗練された音楽性がそれなりに繋がってると言えなくもないので、もしこのジャケに釣られて買ってしまったとしても損はしない…と思います、多分。ワンオクとか好きな層でも楽しめそう?

まず今作の特筆すべきポイントとして、音質が劇的に良くなってますよね。初期のこもったような音とは大違いですよ(あの音の悪さにもあれはあれで味があったんですけどね)。今回コラボしている「のくしん」っていう何かニコ動で活動してそうなネーミングの人による功績みたいですが、この音質なら壁配置でも誰も文句言えないだろうというオーラありますよね。

そして音楽性にも新しい試みが顕著に見られますね。イベント前に公式ブログ覗いたら、次の新作ではDjentっぽい要素も入れてみた、みたいなこと書いてあったんですが、この書き方だときっと付け焼き刃的なレベルに留まっててオマケ程度にDjent要素が入れてあるだけなんだろうな…と軽く考えてたんですが、いざ聞いてみたら(同人メタルとしては)かなり本格的と言えるレベルのDjent系サウンドに仕上がっているから驚きましたよ。EMOKOさん辺りの同人Djentの第一人者(?)と比べても引けをとらないくらいの出来栄えなんじゃないですかね。
1曲目はDjent要素のあるスクリーモという趣きで、2曲目はクリーンなサビも無くカオティックな要素が濃いDjentと言った感じですが、どちらも完成度はかなり高いですね。

ただ、悶絶メタルさんのレビューと同じ結論になってしまいますが、やっぱりshaky ART'sはSystem of a Downフォロワー的なコミカルな味のある変態メタルが個性だったと思うんで、今作ほどに洗練されてしまうとちょっと面白みに欠けるかなぁというのが本音ですかね。こういうスタイリッシュなDjentっぽいサウンドなら他でも聞けますけど、System of a Downフォロワーってけっこう希少ですしね。
でも、これだけサウンドのクオリティが上がったのは素直に凄いと思いますし、それにこの方向性のままDjent系サークルになるとは思えませんからね。おそらくこれは試行錯誤の段階の通過点だと思うんで、たぶん次回作ではこの洗練されたサウンドと従来のSystem of a Down的な味を上手いこと融合させた新しい音を聞かせてくれるんじゃないでしょうか。作風が安定してるというのもそれはそれで魅力的なんですけど、こうやって作品ごとに試行錯誤を重ねて確かな進化を感じさせてくれるサークルって楽しいですよね。


http://maxbet777.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
そしてこっちは春M3で頒布の旧作ですね。ちょっとジャケがアレなんで直接載せるのはやめておきますが、うん、もう見たら分かると思いますが色々とアウトな感じでインパクトありすぎですよね。M3ってR-18とか別に関係ないのかな?まあ同人誌じゃないしな。
しかしながら、本当にアウトなのはジャケじゃなくて中身の歌詞のほうなんですよね…。2曲目の歌詞がね…これ○○民がうっかり買って聞いてしまったらやばいんじゃないのww完全にアウトでしょwww メタラーに○○民なんていないから大丈夫だろ?と思うじゃないですか、それがそうでもないんだよなぁ…。メタラー兼○○民って自分の観測範囲にけっこういたんですよね。まあ同人音楽とか聞く層じゃないからたぶん大丈夫だとは思うけど…。でもM3なら参加者が限られてるけどコミケみたいな参加者が大量にいる場で頒布したらうっかり○○民の手に渡ってしまう可能性も…? うーん、色々な意味で危険なCDですなww しかしそのはっちゃけっぷりがロック精神なんでしょう、ホルモンもギリギリな歌詞ありますもんねw

というか、これ秋の新作みたいなコラボ名義じゃなくて、よく見るとサークル名自体が全く別物になってるんですよね。でも実質的にshaky ART'sのコラボ作品っていう認識でいいのかな?
ジャケや歌詞のインパクトにばかり注目してしまいますが、実は中身の音楽かなり良い出来なんですよね。というか現時点でshaky ART'sの最高作なのでは?
この作品では東方メタルのAlice in the holeのギタリストとコラボしてるようですが、メタル由来の硬派で様式美的な要素が従来のshaky ART'sのカオティックでコミカルな要素と見事に融合してかなり面白い音楽性になってるんですよね。

1曲目はセリフトラック(セリフと言ってもサンホラ系みたいな厨二ストーリーじゃなくてむさ苦しい男がボイスチェンジャーでエロゲについて語ってるという何ともアレなトラックですがw)、3曲目はヒップホップ(これも攻撃的な歌詞ですな…)なのでメタラー的な聞き所は2曲目と4曲目だけなんですが、どちらもキラーチューン級の出来栄えだと思いますね。
2曲目はメタリックな和風リフとお馴染みの変態ハイトーンボイスが見事に絡み、サビもキャッチーで良いですよねえ。終盤のカオティックな展開も良い。でもやっぱり歌詞のインパクトに気を取られてしまうww
4曲目はメタル要素はそれほどではなくハードコア、ミクスチャー寄りでSystem of a Down要素の方が濃い「いつもの」shaky ART'sって感じですが、完成度はかなり高いですね。特にサビでタイトル連呼する部分が中毒性高いですよ。この曲名、絶対下ネタだろと思ったけどやっぱり下ネタっぽいですね。普通にかっこいい曲だから下ネタだと知らずに聞いた方が楽しめそうだけどw 曲の終盤でホルモン的なエモくてキャッチーなサビが入るお馴染みの展開も最高ですよね。shaky ART's流ミクスチャーロックの完成形と言える出来なのでは。

秋の新作は音楽的に洗練されてはいるけど面白みが減退してる感が否めないんで、この作品くらいのコミカルとシリアスの匙加減が一番なのかなぁと思いますね。まあ、ちょっとジャケも歌詞もネタに走りすぎて危険すぎる気はしますがw
この作品でのメタル要素がかなり良い感じなんで、出来ればまた次回作でもAlice in the holeの方とコラボして欲しいなと思ったりしますが。そういえばAlice in the holeのオリジナル魔術師メタルってどうなったん…?

LIGHT BRINGER「MONUMENT」

monument.jpg

自分はLIGHT BRINGERのインディーズ時代のCD聞いてないようなにわかリスナーなのであんまり深くは語れないんですが、とりあえず自分なりの感想を書き留めておこうかと思います。

新譜の発売直前になって活動休止という衝撃的な告知がされた事もあり、ファンにとっては非常に複雑な心境と共に聞かざるを得ない新作であるとは思うんですが、前述の通り自分はにわかですし思い入れは少ないんで普通に新作として客観的に聞けてるとは思います。まあファンの間で一番評価の高いインディーズ時代のアルバム聞けてないんだからこのバンドの事は半分以下しか把握してないことになるだろうし過去作と比較対象するとしてもメジャー作品のみになるからほとんど参考にならない文章になるとは思いますがご了承ください。

まず、Amazonレビュー等を見ると今作の評判はいまいちのようですが、その評価は新参リスナーの自分としても納得ですかね。「GENESIS」にあったようなキャッチーなメロディとテクニカルな演奏の見事な融合は今作では中途半端なレベルに留まっているし、前作「Scenes of Infinity」にあったような勢いも感じられない。
ただ、今作はキーボーディストが作曲の中心になってることもあってかプログレ色がかなり前面に出ていて、プログレメタル好きとしてはなかなか楽しめる作品になってるんじゃないかと思うんですよ。
このLIGHT BRINGER、Jポップやアニソン系のキャッチーなメロディとパワーメタルの融合したバンド、みたいな一般的認識なのかもしれないですが、個人的にはやっぱりプログレメタル的な要素が最重要だと思ってるんですよね。だから比較対象はUnlucky MorpheusじゃなくてALHAMBRAの方が相応しいですよね。更に言うなら表面上の印象に差はあれどMarchen Stationや北欧のA.C.Tと同系統のコンセプトの音楽性とも言えるか。
でもAmazonレビューとか見た感じだとこのバンドのプログレ要素に魅力を感じてるリスナーは少数派のように感じられるし、プログレ要素に着目しないのなら今回の新作は微妙な出来でしかないのかなぁ。前作Scenes of Infinityはパワーメタルを求めてる層には好評だったみたいですが個人的にはGENESISほどハマれた訳ではないですし。やっぱりこのバンドのファン層はパワーメタルを求めてる層とプログレを求めてる層で乖離がありそうですな。同人メタルでもそうなんだけど、作り手側はプログレ要素を盛り込もうとするんだけどリスナー側の需要は少なめみたいな状況ありそうですよね。

さて各曲の感想ですが、2曲目の「Clockwork Journey」、疾走感満点のパワーメタルだしFukiさんの歌声もパワフルこの上ないのですが、メロディの完成度やスケール感という点では前作の「Hyperion」には全く及ばないかもしれない。でもドリームシアター的なテクニカルなフレーズがふんだんに盛り込まれているのでプログレメタラー的にはけっこう満足感のある楽曲なんですよね。特に3分辺りからのベースソロ→シンセソロの流れは最高ですわ。Hyperionはパワーメタル系のファン層には大きくアピールする楽曲だったんでしょうけど、個人的にはこの曲の方が好きかも。地味だけど。
3曲目の「Gothel」はイントロからいきなりプログレ的なウネウネした不穏な音色のシンセだし、パワーメタル系リスナーやアニソン系リスナーには不評そうだよなぁ。でもメロディは意外なほどにキャッチーだし聞きやすいんですよね。個人的にも気に入ってる曲です。でもやっぱりサビ後に入る気持ち悪いシンセは賛否ありそう。テクニカルではあるけど演奏にシャープさが足りないし、客観的に本作の「中途半端」な印象を象徴する楽曲であることは否めないかな…。
4曲目の「Dicer」はミドルテンポでグルーヴ感のあふれるノリの良い曲で、これも気に入ってます。ハードロック的な音色のリフ良いですよねえ。間奏から歌に戻る時に入る効果音的なシンセの音が何気に好きだったりする。これもちょっと異色な曲調だし印象としては決して派手ではないと思いますがある意味で疾走曲よりも味わい深いと思いますね。

5曲目の「魔法」はプログレでもメタルでもないアレンジで普通のJポップ的だし印象は薄いかな。でもメロディは普通に良いし何気に味のある曲なんですけどね。
6曲目はパワーメタル系リスナーにとってはお待ちかねの劇的な疾走曲ですが、個人的にはキラーチューンってほどではないかな。いや、他のバンドだったら確実にキラーチューンな曲だと思うんですが、このバンドだと疾走してる曲はそれほど面白く感じないんだよな。勿論ただ何の芸もなく疾走してるだけじゃなくて余りにも緻密なアレンジだし凡庸なメロスピとは格が違いますけどね。
7曲目「名もなき友 ~Lost in winter~」は3曲目と並んで中途半端という印象を与える曲かもしれない。プログレ系のアレンジだけどちょっと気怠い雰囲気というか、やはりシャープさが足りず、それなりにアップテンポではあるけど勢いがあるという程ではない。でもこれけっこうスルメ曲だと思うんですよね。特にイントロのフレーズ、これテンポ変えて何度か繰り返されるフレーズですがこれが味わい深い。

8曲目の「Monument」、アルバムタイトル曲であり、まるでバンドの最終曲になることを想定して書かれたような歌詞なのでファンの方々なら感慨深くなってしまうこと必至な楽曲なんですが、バンドを締めくくるに相応しい曲なのかというと…これまた中途半端というか…。曲の出来自体は素晴らしいと思うんだけど、なんでしょうねサビ後に入る腑抜けたようなシンセの音色は…。これでFukiさんの熱唱の余韻が台無しになってる感。もっとあざとい「最終曲」に出来たんじゃないかと思うんだけど敢えて外したのかもしれない? このシンセの音色のおかげで有終の美というよりは何ともやるせないグダグダな最後みたいな印象になってると思うんですがそれがバンドの最後の状態とシンクロしてる部分もあるのかな。もちろん、シンセの音色以外はとても完成度の高い曲だし、単なるバラードに終始せずに途中でプログレ展開があるのも気に入ってますね。

全体的に不完全燃焼と言えるような煮え切らない雰囲気はあるもののクオリティは落ちた訳じゃないし、歌メロもちょっと地味だけど聞き方を変えればスルメ曲と言えなくもないので、名盤とまではいかなくても普通に良作アルバムなんじゃないかと思います。プログレ度は高めなんでプログレッシブなアレンジが好きな自分は前作よりたくさん聞いてるくらいなんですけどね。
しかしこれでこのバンドが終わりとか残念すぎますよね…。FukiさんのボーカルならUnlucky Morpheusがあるし更に新バンドも結成される可能性もあると思うけど、やっぱりこのLIGHT BRINGERみたいなプログレッシブな味わいは他バンドでは無理なんだよなぁ。プログレッシブでキャッチーでパワフルでファストという、全てを兼ね備えた凄すぎるバンドなんですよね…。日本メタル界にとって大きな損失であることは間違いないでしょう。
ただ活動休止も当然悲しいんだけど自分はそもそもインディーズ時代聞けてないから再発して欲しいな…無理だろうけど…。

元気のGは~始まりのG~

始まりのGってGENESISってことですよね?
そんな訳で、今更ながら「Gの閃光」ヘビロテしまくってるんですが(実は録画溜めまくってて先週一気見したのです)、やばいですな…この謎の中毒性…。雰囲気とかちょっと古臭くて時代錯誤な感あるのに何故か強烈に惹かれるというのはキングゲイナーOPに通ずるものがあるでしょうか。EDの映像のシュールさもインパクトありすぎですよね。特にマスクww 登場キャラ達が異様なハイテンションではしゃぎまくってる摩訶不思議な画なんですが、主人公が殺したキャラ2人に抱えられてる図とかちょっと意味深ですよね…。まあ基本的に戦争やってるストーリーですから明るいばっかりのEDじゃないんでしょうけど。
肝心のアニメ本編の方は…ちょっと富野節が強くて自分みたいなにわかには敷居が高いなぁって感じで、もしEDにハマらなかったら切ってた可能性も無きにしもあらずか。勿論ロボットのバトル描写は見てて楽しいですけどね。でもやっぱりにわかなんでビルドファイターズの方が楽しめるというのが本音ですw

それにしても、今期はアニソン豊作ですよねえ。先日記事にも書いたテラフォーマーズのOPはカオティックな実験要素と即効性のあるパワーメタルを組み合わせた斬新なアニソンですし、魔弾の王のOPはシンフォニックなアレンジとクワイアが荘厳さを演出するクサアニソン(?)ですよね。鈴木このみさんの担当したアニソンって当たりが多いですよね、ノーゲームノーライフのOP然り。
あとヒャダイン氏の手がけたコックリさんのOPも電波系で楽しいですし、EDも無駄に名曲ですよねw コックリさんって男向けなのか女向けなのか?野崎くん同様にはっきりしないポジションだけどまあ面白けりゃ何でも構わないですよね。こひなのリアル頭身バージョンがもっと見たい?
時雨のアニソン曲は好き嫌い分かれそうだけど個人的には好きですよ、喰種OPも良かったですし。



https://booth.pm/apollo/
そういえば、例のネット上の同人音楽イベント「Apollo」、かなりサークル集まってるじゃないですか。でも知ってるサークルが少ない…。もしかしたら自分が知らないだけで有名なサークルもけっこうあるのかもしれないけども。
とりあえずまだイベント初回だし様子見してるサークルさんも多いのかもしれないですね。それなりにイベント盛り上がったら次回は参加サークル増えるのかな。
https://nanosizemir.booth.pm/
NanosizeMirの1stがApollo限定でダウンロード!? 廃盤の1stずっと聞きたかったしこれは願ってもないチャンスですよ。これだけでもこのイベント楽しみになりましたねー。他サークルも廃盤の作品を限定ダウンロードとかしてくれないかなぁ。せっかくwebでイベントやるのなら限定ダウンロードってのが一番上手い手だとは思いますね。CDならば関東圏の人間ならコミケやM3で買えば済むことですしね。
黄昏の旅団はアルファベット表記だったから見付けづらかった。新曲出るのかな? shaky ART'sも出展するみたいですね。あとLost my Proustはサークルの出展はないけどタクティスさんが個人で出展するっぽい?
こんだけサークルが出展してるとなると未知のメタル系サークルもいくつかありそうだけど…事前にサークルチェックした方がいいのか? 開催期間3日しかないみたいですしね。

SPARESPINE「栄光の天文艦隊/麻薬帝国」

栄光の天文艦隊

このサークルは作品発表ペースがゆっくりで比較的寡作なため、それほど派手な印象はないかもしれないですが、非常に堅実な作りでハイクオリティな作品を送り出していてオリジナル同人メタルでも屈指の存在感を放っていると思いますね。
ハイクオリティとはいっても東方系の有名サークルみたいな圧倒的なテクニックとかメジャー並みの優れたプロダクションがある訳ではないんですが、地道にコツコツ作り上げて完成度を上げてる感じですかね、でもそれが同人メタルらしさが感じられて良いんですよ。

無料配布が豊作だった(?)今回のM3において、このSPARESPINEも例に漏れず無料配布だった訳ですが、ここは無料配布でも毎回内容の本気度が半端ないですよね。以前も「深夜の高速軌道」が無料配布されていましたが、インストなしの5曲入りでしかもどの曲も聞き応え抜群という破格な内容の無料配布でしたからね。
そしてもちろん今回の無料配布も充実の内容になってます。次回作のアルバム「楽園の残響(下)」からの先行シングルということで2曲収録されているのですが、2曲ともキラーチューン級の出来栄えですし、はっきり言って500円くらいで売ってる他サークルのシングルよりも存在感あるくらいですよ。

1曲目「栄光の天文艦隊」は前作に引き続き回路の556tさんがボーカルを務める疾走パワーメタルで、前作の「光の演算」と同路線の曲なんですけど、いわゆる飛翔系パワーメタルだと思うんですがメロディが哀愁寄りでこっちの方が光の演算よりも好きかもしれない。556tさんのボーカルは相変わらず安定感ありすぎですねえ。ご本人はあんまりメタル好きじゃないのかもしれないけどパワーメタルに合いすぎな声質だと思います。サビ後のリフ展開がツボですね。ギターソロもいいなぁ。音質や音の密度も前作に比べて向上してる気がする。

2曲目「麻薬帝国」は男性ハイトーンボーカルJo'Lさん担当曲で、前作とは打って変わってスローでヘヴィな路線の曲なんですが、後半に入ってから疾走開始するプログレ的な展開が良いですよねえ。疾走パートはほんと聞き所だらけって感じの密度ですよ。こういう展開ってアイアンメイデンのスロー曲の定番パターンというか、むしろアイアンメイデンっぽいガンマレイ曲っぽい展開というか? Jo'Lさんのサビでの強烈なハイトーンはジューダスプリーストっぽいですね。この方も上手すぎるボーカルさんですよ。アニソン要素とかないガチガチなメタル曲になってます。

もうこの2曲聞いただけでも次回のアルバムへの期待が膨らみますよねー。
前々作「燃えるからだとひきかえに」は長尺の曲が多く、ボリューム感は凄くてプログレ的な曲もあったけどその一方で冗長な印象も否めなかったんですよね。そして次の「楽園の残響(上)」ではその弱点が改善されコンパクトでキャッチーな曲が多く曲調もバラエティ豊かで非常に聞きやすい内容になってたんですがプログレ的な展開は控え目でした。しかし今度の新作は旧作2作の良い部分を兼ね備えた作品になりそうな予感ですよ。どうやら冬コミまでに完成は無理なようで、アルバム頒布は春M3になるっぽいですが、こりゃ春M3は豊作の予感しかしないですね。
そういえば、このサークルで毎回お馴染みになってるペーパーですが、あの漫画って岩下さんが描いてるんですかね…漫画を描いた絵師さんの名前とか書かれてないし多分そうなのかと思うんですが、はっきり言って同人誌とか出せるレベルの画力ですよね。作編曲ギターベースドラムだけでなく絵も上手いとかマルチにもほどがありますよね…。

うーむ…

http://mmpk.web.fc2.com/MAJESTICRIGHTEOUSNESS.htm
まさかこんなに低評価になるとは…。てっきり「B級だけど味がある!」みたいな評価になるんだと思ってたんだけどなぁ。まあボーカルがヘナヘナなのは事実ですけどね…でもこのヘナヘナボーカルにこそ魅力を見出しているマニアの方々いますよね…?
もしこの低評価でサークルの方々が意気消沈して次回作が出なかったらどうしようなんて思ったりもするけど、きっとツイッターとかで同人メタラーがちゃんと評価与えてると思うから大丈夫ですよね?たぶん。
この作品、なんとなくドラガの1stを思い出す雰囲気なんですよね、伝説的ヘタウマボーカリストKickさんの歌うあの名盤「聖邪のドラゴン」ですよ。ボーカルの性別とか違いはあれど、拙い部分は色々とあるがその拙さが最高の味わいを生んでいるという共通点がありますよね。悶絶メタルさんは1stは黒歴史扱いだと考えてるかもしれないけど、うちにとってはオリジナルの1stの方がLeoさん歌唱のリメイク版の何倍もの価値がありますからね、ヘタウマ万歳(?)

しかし、Majestic Righteousnessでこんだけ低評価となると…ガロンダイトはもっと無理そうだな…。ガロンダイトは雰囲気からしてチャラいからなぁ…まあここはキャッチーさが売りですからそれでいいんですけど。でもクサい曲もちゃんとあるんですけどね。(ガロンダイトの音楽がダメという意味ではなく悶絶メタルさんで評価されづらいタイプの音楽という意味なので誤解しないでくださいね。うちはガロンダイト推してますから)
そういえば、ガロンダイトのドラムってMalikliyaの人が担当してたんですね…。全然知らなかった。ガロンダイトのドラムは演奏レベルに不釣合いなほどに上手いなぁとは思ってたんですけどね、なるほどプロ級の人が担当してた訳だ、納得しました。Malikliyaの人はAsrielのドラム担当したことがあるほどの腕前みたいですからね。

そのMalikliyaですが…今回のM3のチェックリストで全く見かけなかったし戦利品写真でも見かけなかったから買った人あんまりいなかったのかなぁ。今回のM3の必須サークルの1つだったと思うんですけどねえ…。でもサイトに事前にボカロ曲しかアップされてなかったからボカロサークルだと思われてスルーされてしまったのかも?惜しいなぁ、もうちょっと早く人間ボーカルの曲がアップされていれば…。まあ作業ギリギリだったみたいだし仕方ないですけどね。
ここはシューゲイザーブラックというジャンルだけ見るとちょっとマニアックそうだけど、実際は女性ボーカルで幻想的な雰囲気という同人音楽のメイン層を直撃できそうな音楽性ですからね、プログレプログレ言ってるうちのブログなんかよりむしろゴシックとか幻想系が好きなリスナーに評価されそうな方向性なだけに惜しいですよ。次回のM3参加するのかなぁ…。



今回の記事はレビューにおける評価の話題だったんで、ついでに個人的なレビューとの付き合い方を書いておこうかと思います。
自分は基本的に音楽レビューの類は褒める文章を参考にするようにしてるんですよね。例えば、Amazonレビューに10個レビューが投稿されていて、そのうち9個が酷評だったとしても、1個でも絶賛のレビューがあれば絶賛の方に目を留めます。どういうことかというと、1つでも褒める意見があるのならその作品には(一般的には分かりづらい魅力かもしれないけど)何らかの魅力が必ずあるはずだと考えるからなんですよね。その1個の絶賛を書いた人はきっと普通の人とは感性の異なる変わり者なのかもしれないし、「センスがない」と一蹴されてしまうようなリスナーなのかもしれないけど、でも少数派だから間違ってるなんてことは言えないですよね。個人のセンスに正しいも間違ってるもないと思いますし。
この考え方は同人音楽ではもっと意味が増すかもしれませんね。リスナーの絶対数が圧倒的に少ないということもありますし、1つ1つの称賛の意見が一般の音楽以上に重みを持ってくると思います。極端に言うならば、同人音楽では誰か1人でも名盤認定すればそれはもう名盤なんじゃないでしょうか、他に賛同する人がいないとしても。

まあ、うちで名盤認定してる作品にはそんな感じのがいっぱいありそうですけどねww こんなこと書いてみてもやっぱりもう1人くらいは賛同してくれる人が欲しいですよ…さすがに独り善がりが過ぎますしw じゃあ2人絶賛したら名盤ってことにしましょう(?)

黄昏の旅団「Deep-sea gravity」

Deep-sea gravity

同人メタル界の小野正利…とか春M3の時に書いてましたけど2nd以降はハイトーンを控え目にして中音域を主体にしてる感あるからあんまりこの呼称は今は合わないかな。まあそんな呼称を使ってた人間がうち以外にいたとは思えないですがw

さて今回の新作は無料配布だった訳ですが、いつもならこのブログの人は新作が無料配布だという情報を見ると渋い反応するのが常なんですが(無料配布は入手難度が上がるので)、でもまあこの黄昏の旅団は前回の春M3の時もイベント後に無料配布音源をサウンドクラウドにアップしてくれてたし取り逃しても大丈夫かなーと軽く考えてたんですよね。でもイベントからけっこう経ってるのに未だにサウンドクラウドに上がってないんですよね…やっぱり今回はイベント限定だったのか…。まあサウンドクラウドに上げちゃうとわざわざイベントでゲットした意味が薄らぐから今回は上げないという判断になったのかもしれないですけど、でもイベント来られない遠方のリスナーが聞けなくなってしまうというデメリットもありそうですね…無料配布はショップ委託もないし。ほんと無料配布って難しいですよね。どこのサークルさんも試行錯誤してるんじゃないかと思うんですけど。

今回わざわざ無料配布にしたという事は、きっと新規リスナー獲得のために分かりやすい路線の楽曲になってるんだろうなと思ってたんですが(具体的にはメタラーホイホイな疾走曲とか)、でも実際はその真逆で、新譜の1曲目「Deep-sea gravity」はこのサークルの楽曲の中でも最も難解で敷居が高い作風と言えるのではないでしょうか。ギターリフは過去作にはないヘヴィさ、そして複雑なリズムを擁したプログレ的な展開が主体になっており、しかもいつものようなキャッチーなサビメロもないという、かなりマニアックな路線で攻めてきたなぁという印象ですよね。このサークルの多彩な音楽性を垣間見せる楽曲だしもちろん個人的にはこういうプログレッシブな路線の曲は歓迎なんですけど、でもこのサークル聞いたことないリスナーがこの無料配布を受け取って聞いてみたらどう感じるのかな。少なくともあんまり入門用のCDって感じはしないですよね。あえてこれを無料配布の1曲目に選んだのはどういう意図があるんでしょうね。
この曲、プログレメタル寄りな作風だとは思うんですがドリームシアター系とはちょっと毛色が違う感じですよね。ヘヴィな曲をやってみてもやはり基本的な部分は1stみたいなメロハーであるように感じます。プログレメタル系バンドみたいなメカニカルな無機質さはないですし。キャッチーさでは過去曲より劣ってるように感じますがおじゅんさんのボーカルはいつも以上にパワフルですし説得力に溢れていますね。
ドリームシアターと言えば前回のイベント後にサウンドクラウドで公開された「Pandora's Box」もドリームシアターを若干意識したような曲調だったと思うんですけど、あっちの方がメロディが分かりやすいしあの曲を無料配布した方が新規リスナー獲得という観点では良かったんじゃないかな?と思ったりもするんですが、もし今回のこのプログレメタル曲でホイホイされるリスナーがいたとしたら相当にマニアックな嗜好の持ち主って気がしますね、それはそれで面白いですがw

2曲目「The sleeping dolphin」は打って変わって静かでジャジーな曲調になりますが、1曲目同様に海をイメージした曲っぽいですね。1曲目が深海を突き進む潜水艦のイメージだとしたら2曲目のイメージは夜の砂浜みたいな感じか? 今までこういうしっとりした曲調はなかったですけどこういうのも良いですねえ。おじゅんさんのボーカルも実に表現力豊かで味わい深いですよ。

正直言うと、今回の無料配布はこれだけじゃ評価しづらいというか、冬コミで出す予定だった作品への布石になってるんじゃないかという予感がしてるんで、判断は保留みたいな感じですかね? 今回が無料配布だから力を抜いてるとは全く思わないし、むしろこのサークルの多様な音楽性を見せつける冒険作だと思うし興味深い内容ではあるんですがまだ試行錯誤の途中って感もありますしね。
次こそはメタラーホイホイな疾走曲やってくれないかなぁ、メタラーってとりあえず疾走してればある程度は釣れるようなチョロい生き物だと思うんですよ(酷い偏見)。
あと個人的に黄昏は1stのメロハー路線がなんだかんだで一番好きだったんでああいう明るくてシンフォニックな曲もまたやって欲しいかな…。このサークルはこんだけ多様なんだから同じこと繰り返してマンネリとか絶対ないと思いますしねw



http://ciproject.net/
さてCI projectの方も今回は無料配布だったんですがこっちは1曲しかないですのでまとめて記事にしてしまいます。3作連続でおじゅんさんボーカルということは、もうおじゅんさん固定ボーカルって認識で構わないんですよね? CI projectの方では黄昏の方とは一味違ったストレートなJロック路線でおじゅんさんのボーカルを聞かせてくれるのが嬉しいですよね。今回の新曲は夏コミのミニアルバムのバラードに割と近いメロディ展開ですけど、やっぱりこういう切ない系のメロディ作るの上手いですねえ。

そういえば…

気付けばそろそろこのブログも2周年ですね…。まさか2年も続くとは思ってなかったですよ。というかこのブログ読んでる方もまさかこんな得体の知れないブログがそんなに続くとは思いも寄らなかったでしょうw

ここまで続けられた要因として考えられるのは、やはりこの1年ほどの間に登場した新規サークルの充実っぷりですね。Lost my Proustを筆頭に、(^O^)や今回のMalikliya等、他にもいくつもありますが、刺激的で斬新な音楽性を生み出そうと試行錯誤している前向きで挑戦的な姿勢のサークルが次々と出て来たことで、同人音楽シーンの潜在的な可能性をはっきり実感できたのがモチベーションに繋がってると思います。
まあ、うちの推してるサークルはプログレ系に偏ってるし万人受けするタイプのサークルじゃないと分かってますけどね、でもシーンの需要に答えるだけではない「攻め」の姿勢が魅力的だってことは分かって頂けるんじゃないかと思うんですよ。
1年前までは割とゴシック系や幻想音楽系にも手を広げたいと考えてた気がするんですが、やはり上記のサークルが登場したことをきっかけにメタルとプログレに焦点を絞るスタンスに移行してきてますね…。まあ経済的な理由でいっぱい買う余裕がないってのも勿論あるんですが、やはりジャンルを絞った方が深く掘り下げやすいですしね。
別にゴシック系や幻想音楽系がダメだという訳じゃないし素晴らしいサークルさんがいっぱいいることも分かってますが、でもM3はあれだけ沢山のサークルが参加してるんですし、シーンの需要に沿わないような変わり種なサークルがもう少しスポットライト浴びても良いと思いません? まあうちみたいな底辺ブログじゃスポットライト浴びせられませんけどもw

あともう1つの継続できた理由としては、昨年も同じこと書いたような気がしますが、ツイッターの遮断ですね。
ツイッターがあれば感想をそっちでちょこちょこ呟いて満足してしまうからブログ更新するモチベーション減るし、あとサークルさんのアカウントをフォローするのは情報収集には役立ちますが、ぶっちゃけ新作情報ってイベント前にしかツイートされないし、大半は日常的なつぶやきなんでフォローするメリットは少ないというか、むしろデメリットが大きいんですよね…。ツイッターって自由気ままにつぶやくツールですから、自ずとネガティブな発言とかも流れる訳で、そうするとサークルさんの人柄が音楽の印象に少なからず影響を与えてしまうんですよね。そうなるとやはりモチベーション下がってしまうというか…。まあそういうの気にならない人も多いんでしょうけど、自分はどうしても気になってしまいますねw だからイベント前でどうしても進捗が気になった時以外は出来るだけツイッターは見ないようにしてます。

このブログあと1年続くかなぁ…どうかな。でも次の春M3は豊作の可能性大だと思いますし、そこまでは絶対続けたいんですけどね。
超まとめさんみたいな同人音楽シーン全体を牽引せんとするビッグな存在が出て来たから個人ブログの存在意義とか薄くなってるのかもしれないけど、まあうちなんて底辺極まりないしそんなの関係なくひっそりと続けていくだけですね。需要があるから更新してるというよりかは好きなサークルをゴリ押しするためにやってるような部分もありますし、Lost my Proust応援ブログという認識でも構わないですw


そういえば、話題は変わりますがLIGHT BRINGER活動休止だそうで…なんてこった…。メンバーチェンジ後のアルバムも好評だったのに…。新メンバーとの間で色々あったんですかね…。FukiさんはUnlucky Morpheusの方に専念するのかな、もしかしたらあんきもメジャーデビューとかあるのか?
LIGHT BRINGERはインディーズ時代のCDを持ってないんで浅くしか語れないんですけど、でもFukiさんの超絶ボーカルとJポップ的なキャッチーなメロディにプログレッシブでテクニカルなアレンジと、まさに自分の理想とする邦楽メタルだったんでとても残念ですね…。

Majestic Righteousness「METAL ANGEL REGENERATOR A-RISE」

METAL ANGEL REGENERATOR A-RISE

ご覧くださいこの圧倒的ジャケ詐欺…!! この可愛いジャケで中身が男性ハイトーンボーカルのB級クサメタルだなんて想像も付かないでしょうね。もう今年の同人音楽ベストジャケ詐欺賞は決まったも同然ですね(?)。ちなみにCDジャケの現物よりも特設サイトの画像の方が解像度が高くて綺麗というのも同人音楽あるあるですね…!

まあ「詐欺」って言うからネガティブなイメージになるけど、普通にネタとして面白いから全然問題ないし、そもそも同人音楽じゃ外側が美少女ジャケで中身が男性ボーカルとか日常茶飯事ですしね、伝統文化みたいなもんでしょう。あれですよ、外見が女で中身が男とか、今やってる俺ツインテみたいなものですよ(?)。それに、クサメタルが好きだからといって海外ファンタジー映画みたいな世界観のジャケ絵が好きとは限らないですからね、実は暑苦しい絵より美少女イラストの方が好きなんだっていう方も多いでしょう。自分もそうですしねw
とは言いつつも、このジャケで騙されてうっかり購入してしまった某アイドルアニメのファンが再生ボタンを押してギョッとしていたら面白いなーとか思ってるんですけどね(下衆)。左の子はもうあのキャラにしか見えないし、真ん中の金髪の子がポニーテールだったら詐欺としては完璧だった…?

ジャケ詐欺にばかりに興味が向きがちですが、もちろん内容も素晴らしいですよ。昨年秋の1stシングルの時点で既にクオリティ高かったんですが、今回はシングルの再録曲を含めると全10曲という大ボリュームでまさに渾身の1作と呼ぶに相応しい内容でしょうね。同人音楽にもクサメタル系サークルは多々あれど、そのほとんどが女性ボーカルだったりファンタジー系だったりV系寄りだったりモダンな要素を導入したりで洗練されたサウンドになっている中で、ここまで直球でダサい(褒め言葉)B級クサメタルを聞かせるサークルは珍しいでしょう。

B級B級と連呼してますが、演奏や楽曲の出来はかなりのものなんですよね。サタアラ辺りと比較して遜色ないレベルかもしれない。ただ、ボーカルがヘナヘナで不安定なハイトーンボーカルなので、これがB級の印象を強めてる感はあるんですが、むしろこのヘナヘナボーカルが良いんですよね。高音パートとか音を外しまくりだしお世辞にも上手いとは言えないんですが、この拙さが何とも言えないヘタウマな味わいを生んでるんですよ。オリジナル同人メタルとかいうニッチなジャンルを好き好んで聞いてるような方々はみんなマニア的な嗜好を持ち合わせてると思うから分かって頂けると思いますが(東方メタル聞いてる層はちょっと違うかもしれないが…)。曲やアレンジの出来はかなり良いから、もし上手い女性ボーカルが歌ってたら一般的な同人音楽リスナーからも需要あったかもしれないしジャケ詐欺にもならなかったと思うけど、でもこのヘタウマ風味が失われたらこのサークルの面白みは半減してしまいそうですね。同人音楽のヘタウマって何度も聞くと中毒性が湧いてくるものなんですよw ちなみに単なる下手とヘタウマは別物だと思ってますので、何でもかんでもヘタウマ扱いしてる訳じゃないんで誤解なきよう。

クレジット見た感じだと今回はボーカリストの味塩さんが1曲だけ作曲してるみたいですが、基本は前作と同じく2人のコンポーザーが作編曲していて、それぞれのコンポーザーが作った曲が前半と後半に固めて収録されてるのも前シングルと同じ構成ですかね。前半はパーカッショニスト(ドラマー?)のtlosseさんが作曲、後半はギタリストのK.I.さんが作曲した曲が並んでるんですが、前回のシングルの時はパーカッションの人が洋楽メタル風、ギタリストの人が邦楽メタル風というような傾向があるように見受けられたんですが、今回もほぼその傾向を受け継いでますね。
特に、分かりやすいのは5曲目で、これ聞いたら誰でも洋楽志向だなと感じるでしょう、なんせこれ完全にQUEENのパロですもんね。同人メタル(主に東方)では洋楽パロとか珍しくないとは思うんですが、ほとんどはドラフォとかメロスピ系なんじゃないかと思うんですよ。それをあえてQUEENのパロとか…渋すぎるチョイス。でもブラガとかヘブンリーみたいにQUEENをリスペクトしてるメロスピ系ってけっこうありますから、そっち経由の影響だったりするのか。もしくは、筋少がQUEENの同じ曲のパロやってたりするから筋少の影響なのかも? でもこれ聞いてたらQUEENっぽい同人音楽とかあったらちょっと面白いんじゃないかと思ってしまいましたよ。例えばボヘミアンラプソディ的な物語音楽とか?…ちょっと無理そうだけどもw

今回の一番のキラーチューンは1曲目の「wanna be a mighty warrior」でしょうね、もうタイトルの時点でラプソを思わせるような勇壮っぷりなんですが、曲の方も期待を裏切らない勇ましさですよ。イントロからして超クサい展開なんですが、Bメロの暑苦しい合唱がたまりませんねえ。これぞB級クサメタル!といった感のある非常に分かりやすい曲です。
2曲目は前回のシングルの収録曲の再録で、民謡系の小曲だけどやっぱり同人音楽によくある民謡と違って海外メタルの民謡曲っぽいノリなんだよなぁ。
3曲目は海外メロスピ系バンドがやるキャッチーなメロハー系の曲みたいな趣きで、メロディもめっちゃキャッチーですね。ただ途中で疾走パートもあるからクサメタラーも安心? 歌詞がカマっぽい…もとい女性視点なのでジャケに最も近いイメージの曲と言えるかも。もしかしたら女性ボーカルを想定して作ったのかもしれないが。
4曲目は前シングル収録曲ですが、これもほんとに良く出来た曲ですよねえ。民謡パートと疾走パートの対比、サビの盛り上げ方まで実に見事だと思う。ただ、前作からの再録のボーカル曲は2曲ともキラーチューンなんだけど、今回の新曲でキラーチューン級なのは1曲目しかないんだよなぁ、だから再録曲を除くとちょっとアルバムの印象が弱まるかもしれない? まあシングル買ってなくて今回初めて聞くリスナーならば100パーセント楽しめると思うんですけどね。
5曲目は前述の通りQUEENパロで、続く6曲目からは後半突入、ギタリスト作曲の曲になりますね。イントロを経て7曲目、これもキラーチューンですなぁ。サビの熱唱というか金切り声のような絶叫が熱い熱い。
8曲目はボーカリスト作曲の小休止的なインスト曲で、続く9曲目は疾走曲なんですが、歌メロの印象がちょっと弱めなんだけど演奏やアレンジが良いからやっぱり安定感ありますね。
10曲目は9曲目から間髪入れずに繋がるラストを飾るに相応しいベタな感動系バラードで、これも良いメロディですねえ。相変わらず鐘の音がクサいですなぁ。バラードだけどもうちょっとメリハリあるアレンジだと良かったかも?

そんな感じで、クサメタルマニアならば満足できること請け合いの聴き応えある作品に仕上がってますね。これだけの力作を聞かせてもらったからには次回作にも期待せざるを得ないですね。ジャケ詐欺にも期待か?

よっしゃあああああああああああああああああああ!!!!!

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/11626179
Lost my Proust当選きたあああああああああああああああああああ!!!!!!
いやー良かったですよ、もしまた落選してたらコミケ運営に苦情のメール送ってたかもしれないですからね!!冗談ですけどね!
今回はアルバムみたいだし気合入りまくった作品であることは確実だし、これでもう冬コミは勝ったも同然!もし他のサークルが新譜落としまくってても安泰ですね!!同人メタル最強サークル(主観)が冬コミを席巻する!!…といいなぁ(希望)。というかサークルカットにPROGRESSIVE TRANCE METALCOREってちゃんとPROGRESSIVEが先頭に来てるのがいいね!やっぱりプログレッシブな要素をアピールしていかないと勿体ないと思うんですよこのサークルは。これだけ面白い音楽性なのに単なるピコリーモやブラステの亜種みたいに思われてたら損すぎる。

https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/11615175
Laralastudio今回も申し込んでたんですね、今回は無事に受かったようで良かったですよ。M3から間がないからたぶん新譜は無いだろうけど、コミケレベルでこのサークルの素晴らしい音楽が認知されるのなら喜ばしいことですね。しかしこのサークルカット…なんだかやる気を吸い取られそうな危険な脱力系イラストですよねww これで中身はクオリティ高い音楽なんだからこれもある意味でジャケ詐欺でしょうかw
ガロンダイトも受かってるけど…でもたぶん新譜は無いし、これだけ連続で受かってしまったらたぶん次は落とされる可能性高いからちょっと勿体ない気もしますね、夏にアルバム完成させて夏コミで頒布みたいなパターンが一番良い気もするので。まあそれでもせっかく受かったんだから例によって宣伝もするつもりですが。

shaky ART'sがコミケ申し込んでるのがかなり意外だった。例の歌い手CDみたいなジャケの新譜でニコ動系リスナーをバンバン釣るフラグですね(?)
更にはCrimdollの名前まであったのでびっくりしましたよww まさかコミケ視野に入れてるとは思いも寄らなかったんで。例のプログレ曲の本編が頒布されるのか…?
SPARESPINEも受かってるからアルバムに期待ですねー。どうやらほとんど制作作業は終わってるっぽいので出る確率は高いのではないでしょうか。
快楽音楽堂も受かってるけどあくたむし新譜は微妙そうだな…。まあこんだけ延期しまくったらそりゃ期待はしづらいですよw もし出たら豊作の冬コミ再びになりそうですけどね。
毎日五月病も受かってるけど新譜ないんですよね知ってます(?)

A-HEAD受かってしまったか…。Sterblich Magie新譜を2日目に出して欲しくないし正直落ちて欲しかった(外道)。いや、ほんとまじで東方の日に渾身のオリジナル新譜出すのはやめましょうよ!!勿体ないですって!!春M3にしましょう!!
あと東方メタル勢が3日目に配置されてるんじゃないかとこっそり期待してたけどそんな事はなかった。まだオリジナル作品ラッシュは先のようですね。春に来るかな…どうかな…。Minstrelも今回は東方っぽいし…。まあオリジナルは売れないだろうから仕方ないですね。Unlucky Morpheusもオリジナルはもうやらないだろうな。おそらく東方勢がオリジナルやるとしても1回限りでしょう。売れ行き悪くて1回で見限るんじゃないかと勝手に予想。勿論5150やSterblich Magieみたいに本格的にオリジナルでやっていくサークルが増えれば嬉しいんですけどね。



https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/11612344
そして落選組の話題へ移行…。
黄昏の旅団は冬コミで4曲入りのミニアルバム出す予定だったみたいですが残念ながら落選…。というか、夏コミの時も書いたけど申し込みジャンル間違ってるんですよね。音楽(洋楽・邦楽)じゃなくてデジタル(その他)なんですよね…分かりづらすぎる。なんだよデジタルその他って。音楽の要素が全くないじゃん。早く「同人音楽」っていうジャンルコード作ってくれよ。というか例のネット上のイベントにも出展して新曲出すっぽいですね。更に冬コミの新譜も準備していたとは…。そうかこのためにM3新譜はあえて無料配布にしたのかぁ。あ、M3新譜の記事も近いうちに書きますんでお待ちを。

Ephebophiliaはミニアルバム出す予定だったっぽいのに落選か…勿体ねえ。まあ春M3に期待ですね。クオリティ高まってると思うし楽しみですよ。
https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/11621704
リリハルも落ちてますが、まあ新譜はないんだろうから次の夏コミで構わないですよね…。と思いきやサークルカットが見慣れない絵なんですが???まさか新譜ジャケなのか???
サタアラは申し込んでないのかと思ったら落選なのか。というかジャンル間違えてる?あれ??
幻覚アリアは申し込んでないっぽいか。ちょっと意外ですな、この勢いのまま壁サークル目指すんだと思ってたんで(?)。


冬コミは夏コミに比べれば快適な環境ですし参加も比較的に楽なので、全力の作品をお待ちしております!無料配布は出来れば勘弁して頂きたいですけどもw
でもその前に秋M3新譜ですよ。同人音楽界隈はイベント時だけバーッと盛り上がってイベント終わると熱気がすぐ冷めてしまう傾向あると思うんですがうちのブログは1年中同人音楽の話題で盛り上がりたいと思ってるんで。ジャンルは超偏ってますけどね!
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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