Unlucky Morpheus「affected」

affected Unlucky Morpheus

Fukiさんサンホラ参加記念!ということでUnlucky MorpheusのC86頒布のオリジナル1stアルバムの記事を今更ながら書いておきたいと思います。実はまだ書いてなかったんですよ…。

というかC86って昨年の夏コミなんですが、何故こんなに書かずに放置してたのかといえば、まあ単純にこのサークルのような有名サークルならば悶絶メタルさんのレビューもあるし、まとまった文章でなくてもツイッター等で感想つぶやいてる人も多いでしょうから、うちなんかでわざわざ急いで取り上げる必要もないだろうと考えて先送りにしてしまったというか。やっぱりこのブログ的には有望な新規サークルを優先して紹介したいと思ってるので。
でも来月のM3では早くもオリジナル第2弾が出るみたいですし、さすがにこれ以上先送りには出来ないので、M3カタログ発売前に書いておかないと不味いなと思ってギリギリで書き始めた次第です。サンホラ参加もちょうどタイムリーでしたしね。
同じくC86頒布の5150オリジナル別名義JORMUNGANDのほうはまだ新譜出なさそうだからもうちょい先延ばしします…下手したら1年経ってしまうな…。

さてこのUnlucky Morpheus、ご存知の通り東方メタルアレンジで非常に有名なサークルなのですけど、前述の通りオリジナル第2弾がすでに確定していて、しかも看板ボーカルのFukiさんがサンホラという厨二アニソン系音楽の権化(?)にゲスト参加するなんていう驚きの情報が舞い込んで来たとなれば、これは普通に考えてメジャーデビューが近いんじゃないかとか勘ぐってしまいますよねえ。LIGHT BRINGER活動休止もあんきもメジャーデビューへの布石だと考えたらしっくり来るし。でも実際のところはまだ全く分かんないです。
まあオリジナルへの移行はメジャーデビューとは全く無関係な可能性も勿論ありますけどね、他の東方メタルサークルでもオリジナル出すところが増えて来てますから。しかしUnlucky Morpheusほどの大物サークルのオリジナル作品となれば、今後の東方勢のオリジナル移行における重要な試金石となるのは確実ですし、その第1弾となる本作は大いに注目すべき作品だと言えるでしょう。

で、肝心のオリジナル1stの内容についてですが、結論から言ってしまうと…正直いって微妙かもしれない。
いや、誤解のないように言っておくと、平野幸村さんの天才的テクニカルなギター、Fukiさんの超絶ハイトーンボーカル、どちらも同人メタル最高峰、いやむしろ同人クオリティをとっくに越えていることには疑いの余地はないですし、圧倒的ハイクオリティな作品に仕上がっていることは確かなんですが…なぜか物足りなく感じてしまうんですよ。
その理由は明白で、オリジナル楽曲の比較対象が必然的に東方曲になってしまうからなんですね。この作品の収録曲も決して出来が悪い訳ではないし、むしろ全編を疾走曲で埋め尽くし、劇的なクサメロで彩った潔い作風はクサメタラーのツボを突いてるだろうし大歓迎されそうなんですけど、それでも、東方の名曲群と比べてしまったらさすがに地味としか言いようがない。自分はクサさよりもキャッチーさを重んじるメタラーなので余計にそう思えるのかもしれないですが。

今までは後ろ盾となっていた東方の名曲達が、オリジナルに舵を切った途端に今度は乗り越えるべき高い壁に変貌してしまうという、なんとも皮肉な話ですが、これはオリジナルをやろうとしてる東方サークル全てにのしかかる課題でしょうね。
とはいえ、Minstrelのオリジナルとかは東方曲と比べても遜色ないくらいの素晴らしいキャッチーさがあったし、ずっとオリジナル並行してリリースしてる5150も抜群の安定感あるんですけどね、でもオリジナル全然やってない東方勢については期待と不安が入り混じってる感じかなぁ。

さて具体的な収録曲についてですが、1曲目は定番のRPGっぽいイントロ曲、それに続く2曲目は出だしのクワイアといい超名曲「魔境堕天録サリエル」を意識してる感ありますねえ。魔境堕天録サリエルはほんと名曲すぎますよね…同人メタルどころかジャパニーズクサメタル全体で見ても最強レベルの名曲だと思うんですよ、Fukiさん初期の可愛らしい(?)甲高い声も含めて全てが最高すぎる曲ですね。対して、この2曲目はというと…ちょっとサビが地味ですかね…。もちろん平野さんの流麗すぎるギターソロやFukiさんのパワフルすぎるボーカルは圧倒的なんですけど、でもメロディがね…そもそも東方の超名曲が比較対象とか分が悪いにも程があるんですけども…。

3曲目、これはなんかもうインギーすぎる。平野さんのインギー愛がビシビシ伝わってくる曲ですね。これは割と洋楽志向の曲だから東方を比較対象にする必要はないかな。何気にこのアルバムで一番好きなのこの曲かも、やっぱりインギー何だかんだで良いですなぁ、クサメタルの基本って感じで。
4曲目は和風テイストあってかなり東方寄りかな、アルバム全体としては意識的に和風感を抑えてる感じあるけども。
5曲目はサビがなかなかドラマチックでアルバム中で最も東方曲に対抗し得るメロディがあると言えるかも。なんか中途半端にデス声入ってるけどこれ平野さんがやってるのか。
6曲目はポップ寄りな作風で、Fukiさんの歌唱も柔らかい感じなんですけどそれでいてしっかり疾走していてクサメタラーへの配慮万全。ただサビはキャッチーさが足りないかな…LIGHT BRINGERのこういう系の曲はもっとキャッチーだしなぁ。
7曲目はラストを飾るに相応しいドラマチックな疾走曲なんだけどやはりサビのインパクトは東方曲には及ばないか…。悪くはないんだけど。ギターソロはほんと凄いの一言。

歌を重視で聞くと東方に比べて物足りなく感じるけど、ギターソロ重視で聞けば十分にクサいし、疾走曲も満載なので、やっぱりクサメタラー的な需要から考えれば完成度の高い作品なんじゃないでしょうか。感想ツイートとかいちいちサーチしてないから分かんないけど不評な作品とは思えないですね。微妙に低評価にしてるのはうちだけでしょう。
でもオリジナル路線Unlucky Morpheusの比較対象は東方曲だけでなく、もう1つ、Fukiさんがボーカル務めるLIGHT BRINGERもありますからね、あっちは東方に負けず劣らずの鬼キャッチーなメロディ満載だし、やっぱりキャッチーという観点からいうとこの作品は劣勢と言わざるを得ないか。でもメタラーでキャッチーさ重視のリスナーって明らかに異端でしょうしね…。
キャッチーさと言えば、LIGHT BRINGERの昨年のアルバムって不評気味だったけど、あれってスルメ作品だったのに加えて、LIGHT BRINGERってあくまでキャッチーさとプログレッシブさが売りのバンドだから、こっちのUnlucky Morpheusのノリでクサメタル的な基準で評価されちゃうと勿体ないと思うんだよな、クサさとか疾走とかはLIGHT BRINGERにおいてはそれほど重要な要素じゃないでしょ…。クサメタル的な評価で大きく損をしたバンドだと思えてならない…。

話ちょっとズレましたが、とりあえず来月にはUnlucky Morpheusオリジナル新作が再びリリースされる訳ですし期待したいですね。このオリジナル1stはクサメタル寄りな作風ですが、次は割と同人音楽寄り(サンホラ系?)のキャッチーな感じになりそうな気がするんだけどどうかなぁ。
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Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

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↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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