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HaTo小屋「風見鶏」

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https://xxxhatoxxx.booth.pm/

ラブライブとアイドルマスターシリーズ、誰もが知る二次元アイドルコンテンツを代表する二大巨頭に楽曲提供した実績のあるHaTo(原知也)さんによるサークルの新作です。
この2つの名前を並べるとさすがに「圧」が凄いですねえ。同人界隈にはソシャゲや音ゲーに積極的に楽曲提供してる方々は多数いますがこの2つの名前を肩書きに載せられる強者は大手サークルを除けばあまりいなさそう。他にもメイドインアビスとかウマ娘とかアイドルへの提供実績があるらしい。凄い。

そんな強い実績とは裏腹に、このサークルの音楽性ってインストのポストロック中心という割と渋めな音楽性だったりするんですが、まあそりゃ仕事と趣味の音楽性が違うのは別に不思議じゃないですよね。
ですがインストだけでなくボーカル曲もあり、そっちは比較的アニメソング的な色合いが濃い。ボーカル曲の数は少ないけどそのどれもが味わい深い良曲ばかり。

かつて「Contrail」名義で発表された旧作「Hopeless」も良かったですね。viewtorino等でお馴染みの木下結さんをフィーチャリングしたEPで、けっこう大胆にボイスドラマ要素(ってかジャンル的にポエトリーリーディングって呼んだほうが適切か)を取り入れた作風だったから人を選ぶとも言えるんだけど、そのエモみあふれる音世界は一部で高評価を得ていたようです。刺さる人にはめっちゃ刺さる、そういうタイプの音。
ダウンロードカード形式のシングル「Inner Pulse」はプログレみ/マスロックみも感じられる轟音ギターによる激情系の曲調でメタラー的にも聞き応えありました。こちらも木下結さん参加してたんだけど何故かポエトリーリーディングのみで歌のほうは別の方が担当…。せっかく参加してるのなら歌声も聞きたかった…。

で今作なんですけど、4曲入りでそのうち2曲がインスト、2曲がボーカル曲。ポストロック系なのは相変わらずなんですが今回は旧作に比べると若干アイドルソング寄りになってるかもしれない?
1曲目は叙情的なクリーントーンのギターと小波のようなストリングスによるインスト、2曲目のタイトル曲「風見鶏」は上述の木下結さんボーカル。過去の曲に比べるとエモみよりもキャッチーさに重きが置かれてる? 木下結さんの繊細なkawaii系の歌声は素晴らしいですね。viewtorinoといいend and recordsといい木下結さんの歌う同人音楽にハズレは無い。クオリティについてはプロの仕事ですから言わずもがな。渋いスライドギターが味わい深い。

3曲目は軽快なギターワークが映えるインスト、4曲目「吸って吐いて」は知念結という方がボーカル。木下結さんとは別タイプのkawaiiボーカルって感じですがこの方も非常に上手いですねえ。このままアニメとかソシャゲに曲提供できそうなくらい完成度高い。

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フラワーアイリス(れにゃた)「呪われた黒の魔女~悲劇の少年~」

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https://hopeto.booth.pm/items/1308103

「サンホラ系」ですってよ奥さん。「物語音楽」でもなく「幻想音楽」でもなく「少女病系」でもなく、他でもない「サンホラ系」と帯にも思いっきり明記されてるんですよ。驚きですよねえ奥さん。
この界隈には「物語音楽」っていう一発で伝わる便利なジャンル名が完全に定着してるのに何故にあえて特定アーティストを名指ししようと思ったのだろうか? その謎を探るため我々調査班はアマゾン奥地に向かいたくなるくらい気になりますよね。別に気にならないですか? どうでもいいですか。そうですよね。

まあ自分がこのサークル買ってみたのは「サンホラ系」の表記に惹かれた訳じゃなくて単にたまには初心に帰ってこういう系を聞いてみようかなぁなんていう気まぐれだったんですが、結論から言うとこれは買って正解でした。サンホラとか物語音楽とか抜きにしてもなかなかに充実の内容。

まあ常々言ってるようでしつこいですがこの手の「物語音楽」を語る上で避けて通れない話題で、この界隈でこういう系のサークルやってる人達&聞いてる人達って「サンホラは一期しか認めない、許すとしてもRomanまで」という人達が多いという事。つまり二期特有の複雑怪奇な展開は御法度。とまでは行かなくても過剰に難解な展開はあんまり歓迎されない傾向はあると思う訳で。

ところがこの作品の4曲目「VOEU」、非常に複雑な展開で曲調がコロコロ変わりまくり。明らかに二期の曲調。っていうか具体的にMärchenの5曲目にめっちゃ似てる。Märchenって個人的にすごく好きなアルバムなんだけど現役ローラン以外からは割と過小評価されてる不憫なアルバムのように思えるんですよ。だからMärchenリスペクトな曲を入れてるってだけでこのサークルへの親近感みたいのが湧いてくるっていうか? 少なくとも一期しか認めない系の人だったらこんな曲入れないですよね。
ってかこの曲、単に複雑なだけじゃなくてメロディもアレンジもめちゃくちゃ完成度高いんですよ。驚きのブラストビート爆走展開もちょこっとあったりでメタラー的にも美味しいかも。じまんぐさんの声真似ナレーションもかなり再現度高いし。自分もそんなにサンホラフォロワー系を熱心に漁ってた訳じゃないけど少なくとも自分の知る限りではサンホラ二期系の曲調をここまで高いクオリティで実現したサークルは他にほとんど思い付かない。そんくらい凄いと思う。

続く5曲目「Qualia」も驚きの名曲。これはそんなにサンホラを意識した曲調ではなくシンフォニックなラウドロックっていう趣きなんだけどメロディもアレンジもびっくりするほどハイレベル。「サンホラwwwwwそんなの絶対聞かねえwwwww」みたいに拒絶反応あるタイプの同人リスナーにも聞いて欲しいくらいに突き抜けた名曲だと思う。特にストリングスのアレンジが神。まあサンホラ系ってコンセプトの縛りもあるからギターの音圧は控えめなんだけどもしこれがヘヴィな音作りだったらラウドロック系リスナーも大いに魅了するんじゃないかなぁ。同人音楽って作編曲者がバラバラのコンピレーション的な作品が多いからこういう作品コンセプトとの関連性の薄い突如湧いて出たような名曲が紛れ込んでたりしてそれが面白いと言えば面白いし厄介と言えば厄介なんですよねえ。

他の曲は割とサンホラ系の標準的な曲調の範疇ではあるんだけど6曲目の童謡っぽい無邪気なメロディとか3曲目のクサメタル的な疾走感も決して無視できない良さがある。

このフラワーアイリスってサークルは女性歌い手「れにゃた」さんの個人サークルであるようで、基本的に一般的なポップス系アニソンやってるサークルでサンホラ系に挑戦したのはこのアルバムが初めてなのかな? にしては完成度高すぎなんですけどね。このアルバムについては作編曲のほとんどを外部の方に依頼してるみたいですが、もう1つの新譜(一般ポップス)のほうはれにゃたさん自身が作曲してるらしい。
このサークル買うことにした理由の1つにはこのれにゃたさんの歌声の良さもありまして、歌唱力で圧倒したり声量で勝負するタイプではない気がするけど明るく柔らかい声質が実に魅力的ですよねえ。とても好きなタイプの歌声です。

という訳でかなりハイレベルな「サンホラ系」サークル、特に4曲目と5曲目めちゃくちゃ強いです。この2曲のためだけに買う価値あると思うけどまあサンホラ系に耐性が無い人には敷居は高いでしょうかね。ジャケが典型的エロゲ/ラノベ系の素敵なイラストなんでジャケ買いもアリかと。

TwinTania「2045」

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https://twitter.com/TwinTaniaBand/status/1114453633175707648

さて、皆様お待ちかねの新規サークル枠のお時間です(巨大主語構文)。

先日のM3でこのサークル買ったメタラーどれくらいいるのかなぁ。多分ほとんどいないような気がするんだけど…。結論から言うとこのサークルは「マスト」枠でしたね。確実に押さえておいて欲しかったレベル。
ぶっちゃけ試聴ではこのサークルの凄さの半分も感じ取れないっていうか、このクロスフェードって「美味しい部分」がほとんど抜粋されてないんですよ。意図的に聞き所を外してるような気がするほど。だから自分も正直あんま期待してなくて新規だからいちおう買っておくかぁ程度の軽い気持ちだったんですけどまさかここまでポテンシャル高いサークルだったとはね…いやはや驚きました。

まず「ツインタニア」なんてネーミングにしてる時点でゲーム音楽が下地にあるのは火を見るより明らかですね。間違いなく元ネタはFFでしょうから。
端的に言うとゲーム音楽を下地にしつつDjent及びプログレッシブメタルを目指してるような感じなんだけど、そのスタンスが中途半端ではなくてまじでガチ志向。もちろん初作品だからクオリティとか荒削りな部分は多いけど明らかに「本格」を目指してる匂いがする。

ちなみにボーカルもボカロも全く入ってない完全インスト。ブックレットには世界観を記した短編小説が書いてあるだけでメンバー構成は不明なんですがツイッターアカウントのほうから推測するにおそらくギタリストとドラマーの2人組だと思われ。でもドラム打ち込みの可能性もあり。

サークル側の作品紹介にはメタル、Djent、プログレッシブなんて文言は1つも出てこなくて、ただ「近未来をテーマにしたコンセプトアルバム」という説明があるだけ。「こっち系」の音楽をやってるって自覚は薄いサークル? にしては余りにもガチ志向なんですけどね。
近未来なんて言ってるだけあってサイバー感あふれるシンセが多用されてます。サイバーなトランス系シンセを乗せたDjent…。もう言わなくても分かる人は分かりますよね。そういう事です。サークル間の影響関係なんて絶対に無いはずだけど偶然こういう同じ系統のサウンドが生まれてしまうのは面白いですなぁ。

8曲入りのアルバム。短い曲も多いけど長い曲は7分越えてたりするからトータルするとボリュームは結構あり。

1曲目はクロスフェードでも聞けるレトロフューチャーなシンセで始まるんですがその後にやたら轟音なギターが入ってくる。ぶっちゃけ音圧を上げすぎて音のバランス悪くなってる感もあるけど、音圧上げることに命賭けてるような音作りはいかにもメタルコア系の発想だし微笑ましくもある?
1分半しかない短い曲にも関わらず起承転結が詰まったドラマチックでプログレッシブな展開には特筆すべきものがあると思う。この小曲を聞いただけでもこのサークルのポテンシャルの高さが伺える。

2曲目はいかにもポストハードコアなアップテンポで軽快なフレーズから始まったかと思ったら速攻でブレイクダウンしてサイバーなシンセが重なってきてその後もプログレッシブな展開が続くという実にせわしない構成。かなり複雑な展開なのに支離滅裂にならず説得力を伴っているのは何気に凄い。

3曲目は打って変わって穏やかな曲調に移行しますがミニマルな変拍子リフとポリリズムによってやはりプログレ度は高し。後半は再び轟音ギターも参戦して実に静と動の対比が素晴らしい。
4曲目は短い曲だけど試聴で聞けない後半部分がめっちゃDjenty。

5曲目はある意味でハイライトかなぁ。シンセはあまり入ってこないのでプログレ度は低いけど他弦ギターによるデスコアみたいな凶悪な重低音の嵐がインパクト大。たぶんこの曲を聞いたらこのサークルが本格Djentだって誰でも理解できるはず。試聴だと重低音なパートほとんど聞けないんですよねえ。
6曲目は再び繋ぎの小曲。アンビエント&EDMな展開。

7曲目は7分越えの長尺でやはり最大の聞き所の1つ。少しメロトロン風味もあるストリングスとピアノとシンセ、大音圧ギターの総出演によるプログレメタル。単に複雑な展開やってるだけじゃなくて流れにきちんと説得力があるしドラマ性も伴ってるのはやっぱ凄いですよ。ゲーム音楽感も濃い。
ラスト8曲目はピアノとストリングスがメインの静かな曲。

インストとしても十分に完成度は高いんだけど、もしボーカル入ったらどういう感じになるのかってのも気になるところ。やっぱ人の歌声っていうのは絶対に真似できない唯一無二のオリジナリティになり得るものですからね。次回作ではボーカル曲に挑戦して欲しい気もするし…でも女性ボーカルは見つけるの難しいだろうし、中途半端にデスボとか入れて一般リスナーの敷居が高くなるよりかはインストのままのほうが良いのかなぁ。

という訳でめっちゃDjentでめっちゃプログレッシブなサークル、初作品からいきなりこの完成度はやばいですね。試聴では全く凄さは分からないはずなんで買って聞いてみるしかない。次のM3参加するのか分からんけど…。

WAILING ARIES「Gleam」

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https://wailing-aries.booth.pm/

えーと、誤解を恐れずに言うならPolyphiaもしくはSithu Aye先輩と藍月なくるさんがコラボしたような感じ…?
いや、それは全くもって誤解です。さすがに恐れ知らずと言わざるを得ない。ってかSithu Ayeと藍月なくるのコラボってどんなのだよむしろ聞きてえよ聞かせてくれよ。

まあ真面目に例えるなら「Story of Hope」とかが近いんですかねえ、アニメ声の女性ボーカルとDjent要素入りのラウドロックの組み合わせって意味で。
このサークル…っていうかインディーズバンド? オタク文化寄りのインディーズバンドって感じなのかなぁ。自らを「Emotive AnimeSong Band」と公言してるみたいですから。
今作より前にシングルもリリースしていてライブ活動も行っていたみたいなんですが、まとまった音源(EP)としてはこれが初であり、何よりもこのバンドは公式アカウントにいちいちM3での配置スペースを名前の後ろに付けたりしてたんで気まぐれでM3参加してた訳では決してなくて同人音楽としての「自覚」の高いタイプのバンドなんじゃないかなぁと。まあ実際にめっちゃ同人音楽との親和性高い音楽性な訳ですけどね。

ってかこのバンド、試聴の段階ではDjent要素は明確には読み取れなくて普通の女性ボーカルラウドロック系だと思ってたんですよ。イベント前の記事ではImyを引き合いに出してたくらいですからね。
それが実際にCD聞いてみたところめっちゃテクニカル系で驚かされた。よくあるDjent「風味」なチャグい展開をちょい入れてる程度ではなくてかなり強く意識してテクニカル展開入れてる「本格派」。演奏力かなりあると思う。Djent好きな人にはめっちゃおすすめ出来る。

もちろん「アニメソング系」としても非常に上質な出来栄えで、キャッチーな歌メロを持った親しみやすい楽曲揃いの内容。
女性ボーカルについては冒頭で藍月なくるさんの名前を出しましたけどまあ似てるって言えば高音パートが似てるような気もするけど特に似てる訳でもないかなぁ…じゃあ何でわざわざ名前を出したんだよって感じですがそれは気まぐれです。自分の中では「こういう系」のボーカルの代表格が藍月なくるさんっていうだけです。
でも繊細で透き通ったkawaii系の声質って意味では共通点は十分にありますね。だから藍月なくるさんファンにもおすすめしたい。

今作は5曲入りのEPとなってます。
1曲目はインストなんですがこれがいきなりのサプライズで、前半はピアノで美しく始まるんですが後半でPolyphiaっぽいリードギターが入るんですよ。この手のラウドロックでフュージョン/Djent音を聞けることって珍しい。しかしながらPolyphiaっぽい展開はこの曲でしか出てこないのが少し残念。

1曲目から曲間なしで2曲目のタイトル曲「Gleam」に繋がります。ツービート疾走展開でメタラーも大満足。
音圧は高いけどゴリゴリしたヘヴィな展開やダークな展開は最小限しか無くて基本的に明るく爽やか。エモ爽やかテクニカル系サウンド。デスボも無くてkawaii女性ボーカルオンリーなのでほんと万人向け。
3曲目はディレイかかったクリーントーンが印象的な爽やかソングで、4曲目はたゆたうような穏やかなメロディとラウドサウンドの対比が心地良く、ラスト5曲目は再びアップテンポで攻める曲で締める。どの曲もほんと甲乙付けがたいほど出来が良くて素晴らしい曲ばかり。ラウド、キャッチー、エモーショナル、テクニカル、この4要素がハイクオリティかつバランス良く昇華されている非常に完成度の高いサウンド。

という訳でラウドロック好きにもアニメソング好きにもDjent好きにもおすすめ出来る強いサークル(バンド)です。どのベクトルについても無類の強さを誇るってのがポイント。
ストリーミングでも配信されてるみたいなんで是非。

Fyrri Líf「COSMOLOGY」

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https://fyrri-lif.booth.pm/items/1337137

という訳で今宵も恒例となった第n回「同人音楽のジャケットイラストについて考える会」を開催いたします。
今回ピックアップしますのは昨年秋デビューの準新規サークル「Fyrri Líf」の春M3新譜「COSMOLOGY」でございます。
いやはや実に美しいイラストですねえ。界隈で引っ張りだこの超人気絵師おにねこ大先生を彷彿とさせるような儚げで繊細な美少女をフィーチャーした幻想的なイラストでありこれは多くのリスナーの好みにグッサリと突き刺さるんじゃないかなぁ。これは中身の音楽のほうも少女病タイプの物語音楽かはたまた多重コーラス民族音楽かあるいは浮遊感あるアンビエントという可能性も…。

…ってことはなくて前回の記事でネタバレしてる通りバンプフォロワー系ロックなんですけどね。界隈には男性ボーカルにも関わらず美少女ジャケにしてるサークルは多々存在してるので別段珍しいことでもないんですけど、しかしながらここまでハイレベルな超美麗ジャケにしてるサークルは他にあんまり無いんじゃないかなぁ。ここまで力が入ってるとむしろ誠実さを感じざるを得ないっていうか「ジャケ詐欺」なんて安易な表現は使いたくなくなりますね。ってかボーカルが男性っていうだけであって世界観とかイメージはジャケと合ってる気がするし。全然詐欺じゃない。
この界隈における「男性ボーカルなのに美少女ジャケ」のパターンって、お前らこういう絵が好きなんだろ? 俺らも好きだからさ、これで良いよな!(固い握手)みたいな認識によって成り立ってるように感じますが利害一致してるんだしそこに何の問題があるのか?ってか同人音楽は男性ボーカルじゃダメみたいな風潮だってそんなの誰が決めたんだ?って感じだし。売り方がどうのとか宣伝方法がどうのとか、界隈の暗黙のルールとか人間関係の縦や横のつながりとかそんなの関係ねえ! 同人なんだし、しがらみに囚われずにもっと自由に飛ぼうぜ! 同人音楽という箱庭の空を自由気ままに飛び回ろうぜ!(ハイパー謎ポエム)

…という訳で要らない前置きが長くなりましたがバンプフォロワーな音楽性です。歌い方もかなり真似てる感じ。前作はここまで藤原さんの歌い方を直接的に意識してなかった感じなんですけどね…。ちなみに初期ではなく「orbital period」以降のポップスとして洗練された爽やか&キャッチーなバンプの音。
前回紹介した1stアルバム「It's A Brave New World」では「バンプ+プログレ+民族音楽」という余りに個性的な音楽性を披露していたFyrri Lífなんですけど今作ではプログレ要素も民族音楽要素も完全消滅してしまって良くも悪くも「普通」と言わざるを得ない音になってます。プログレ云々を抜きにしても単純に音楽としての刺激が足りず面白みが激減してるというのが本音。
とはいえ曲は相変わらず良く出来てるし、ギターの音やボーカルの歌唱も前作に比べて安定した感もあるのでロキノン/JPOPとしては洗練されたと言えるのかもしれない。前作を聞く前にこっちを聞いてたら普通に「お、いいサークルじゃん」って言ってた気がする。まあ要するに前作「It's A Brave New World」が余りに良すぎたってことなんですよ。

3曲入りシングルなんですけど3曲とも良い曲ですね。本家バンプにも劣らない「名曲感」があるんじゃないでしょうか。やはりメロディセンス素晴らしいサークルです。
あとバンプリスペクトの要素として無音トラックの後にお約束のシークレットトラックも入ってるんですよね。おまけとはいえ普通にフル尺の曲。なので実際には4曲入り。
「おでん」なんていういかにもネタソングなタイトルなんですが人によってはこの曲が一番印象に残りそう?

という訳で「普通に良い」最新作なんですけど次回作はプログレに戻ってくれるとのことなんで期待したいですね。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

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