Lost my Proust「Requiescant in Peace and Grace[rE:]」

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https://lostmyproust.jimdo.com/

「サイバー+変拍子+ポストハードコア」なサークルLost my Proustの1年ぶりとなる待望の新作!!なんですが、今回は完全新作ではなくて1stアルバムのリメイク(再録)作品となっております。
現在のクオリティでもって装い新たに生まれ変わった傑作1stアルバム、新規に聞くリスナーはもちろん初期から聞き続けているリスナーにとっても価値高いものになること請け合い

…とテンプレ気味に無難に済ませたいところですが話はそんなに簡単じゃないんですよね…。
まあ、皆さんご存知のようにリメイク作品っていうのは往々にして評価が難しい代物になりがちなのですよね。特に、初期からリアルタイムで追っている「めんどくさい」タイプのファンにとっては、思い入れのある初期作品が作り直されることに対して複雑な思いを抱くこともあるでしょう。かく言う自分もまさにその典型でして、このLost my Proustの1stアルバムのリメイクにどうやって向き合えばいいのか、未だに決めかねている感もあります。なんせ、自分が同人音楽CDで最も愛聴したアルバムですからねえ…思い入れについては誰にも負けない自信あります。

って訳で、扱いの難しい本題に入る前に、アンケート解答の報酬である完全新曲「VALEN」のほうの感想を先に書いておこうかと思います。会場で配布されたステッカーの裏のQRからアクセスしてアンケートに答えるとダウンロード出来るやつです。めっちゃ素晴らしい曲ですのでまだ聞いてない方は早く聞くことおすすめしますよ。

先日の記事にも書いた通り、この新曲は2ndアルバムの頃の「ストイック」なLost my Proustと3rdアルバムのキャッチーさの際立った「万人向け」なLost my Proust、そして新機軸の要素を取り入れた現在進行系で進化を続けるLost my Proust、この3つのLmPが1つの曲の中に凝縮された物と言えるかもしれません。
まずギターフレーズやシンセのフレーズは「B.I.S.」や「tinnitus aurium in glassmoon」を思わせる趣きで、非常にLost my Proustらしいというか、ある意味で集大成的である「extraterrestrial」に近いかもしれない。プログレッシブでDjentyなグルーヴとサイバーなシンセサウンド、Lost my Proustの基本的構成要素ですね。
しかし、これだけだと安定感はあるけど新鮮味は足りない楽曲になり得るところでしたが、Hidaka Mikuさんによる歌メロが3rdアルバムを踏襲した超キャッチーな路線。具体的には「Flying Fishs」に近い、ちょっと語弊あるけどアイドルソング路線とさえ言えそうな愛らしさを持った歌唱。やっぱりHidaka Mikuさんってこういう自然体な歌唱のほうが合ってる気がするんですよね。HATEのときみたいにビブラート効かせた歌唱だとちょっと肩に力が入りすぎてる感もあって良さが活きてないっていうか…。歌メロについては3rd路線で正しい気がします。あと、イントロからクリーンボーカル入るのって初だったりする? これもボーカリストとして蓄えた自信の表れかな。
そして楽曲後半では新機軸要素も顔を見せます。メタルコアお約束のブレイクダウンの代わりにアトモスフェリックなエレクトロニカパートを入れてるんですがこれが素晴らしい。ハンドクラップっぽいパーカッションの音も実に新鮮味ある。これって流行りのフューチャーベースとか意識したのかな? 自分もEDMのジャンルには疎すぎて確かなことは言えないんですけども…。とにかく、この浮遊感あるエレクトロニカサウンドとキャッチーなメロの相性がめちゃくちゃ良い。
という訳でこの路線で次回作を作ってくれるなら次も名作になるのは確実ですね。ってかLost my Proustは同じ作風を繰り返すことはせず常に前進し続けてることが一番の魅力ですから次回作までにはさらに進化していることでしょう。

…で、そろそろ本編であるリメイクアルバムの話に取り掛かりたいところですが…新曲のようには綺麗に評価できないのが正直なところ。
せっかくリメイクしたってことはオリジナルバージョンとは桁違いのクオリティに生まれ変わってるのを期待したいところなんですけど…ぶっちゃけそれが微妙なラインなんですよねえ…。確かにクオリティは上がってるけど見違えるほど良くなったと断言できるほどのレベルではないっていうか。
自分はLost my Proustの楽曲センスやアレンジセンスについては非常に高く評価していますがサウンドクオリティについてはまだまだ発展途上だと思うんですよね。2ndアルバムのときクオリティがグンと上がったけどそれ以降は割と横ばいなところあると思うし…。
せっかく名作である1stをリメイクするんならクオリティがポテンシャルの限界に到達して、これ以上はアマチュアレベルじゃ無理ってくらいまで成熟してからリメイクに踏み切っても遅くはなかったんじゃないかとも思えるんですよ。今回委託してたmarutyuさんのサークルを比較対象にするのはちょっと酷かもしれないですけど、あのクオリティはキツいとしてもあれの一歩手前くらいなら可能だったんじゃないかなぁみたいな妄想をしてしまう。まあこれも結局リスナーの勝手な我ままな意見でしかないんですけどね。
ってかまじでmarutyuさんのサークルはクオリティ高すぎて…このハイレベルサウンドで無名サークルとか嘘だろ??みたいな。改めて同人メタルシーンの平均レベルが上昇してるのを実感するところですね。Lost my Proustのデビューした4年前とはもうクオリティの基準が変わってる。

ではリメイクアルバムの具体的な楽曲の感想をば。
1曲目「Chronus vs Caerus」はラウドロック系でよくあるEDMなインスト序曲…だと思いきや、このSF映画を思わせるようなスケール感とプログレメタルに通ずるようなサイバー感、やはりこの時点で只者じゃないことを匂わせてますね。
リメイクバージョンではギターのミックスが大きくなってかなり印象変わってる。出だしからいきなりデーンとギターが主張してきて、オリジナル盤を愛聴してた人間にはサプライズですな。

2曲目はボーカル曲1発目「Rise into the Ray」、これもオリジナルに比べてギターがめっちゃ前に出てきててだいぶ印象が異なります。まあギターのミックス以外にも違いは勿論あるけどパッと聞いただけじゃ気付かないレベルかな。やっぱり、リメイクというより再録、リミックスバージョンという印象のほうが正しいか。
まあ再録バージョンの出来はともかく、元々のオリジナルバージョンが優れた楽曲であることは疑いようがない。っていうか、1stアルバムのボーカル曲1発目ですでにこんなジャンル不定の楽曲やってたことが改めて凄い。この曲っていちおうメタルコア(ポストハードコア)という位置付けではあるんだろうけど、ギターリフの緻密さはハードコア系とはだいぶ感触が異なるし、何よりシンセですよ、シンセ入りのラウドロックだと思わせといてまさかドリームシアター的なプログレメタルなシンセソロをやるなんて、信じられない離れ業なアイディア。ジャンルの枠にはまらない、Lost my Proustのオリジナリティを象徴する楽曲の1つなんですけど、驚くべきはこれメインコンポーザーのHidaka Mikuさん作じゃなくてギターのsyunsukeさん作なんですよね。zakiさんも含めコンポーザー3人いるのに3人とも極めてLost my Proust「らしい」楽曲を作ってるって驚異的ですよね。これだけ個性的な音楽なのにそれぞれが個性を完璧に体現してるっていう。これってメジャーのアーティストでも実現するの難しいんじゃないの?
しかしこの曲、唯一欠点があって、それはブレイクダウン。このあからさまなテンポダウンの存在によって「音の薄さ」「スカスカさ」を強く印象づけてしまうし、それによってメタルコアというジャンルの尺度で必然的に評価されることになりジャンル不定の自由さの足枷になっちゃってるんですよね…。メタルコアって「音圧こそ正義」みたいなジャンルだからこのサークルの音楽性には明らかに不利っすよね…。このブレイクダウンが無ければ音の薄さを馬鹿にされることもなかったんじゃ…。

3曲目「For My」、はい来ましたLost my Proust最重要楽曲。この曲が無ければ自分がLost my Proustにハマることはなかったであろう運命的な曲。他の楽曲がメタルコア、ポストハードコアを下地にしながらさり気なくドリームシアター要素やサイバー要素を入れてオリジナリティ確立しているのに対し、この曲だけはものっすごいストレートにドリームシアターやってる。どんなに集中力が散漫なリスナーであってもこれ1発聞いただけでプログレメタルだって絶対に気付きますからね。
しかし改めて今聞くと、他の収録曲に比べるとこの曲はプログレメタル要素がストレートすぎてオリジナリティという意味では劣るかもしれませんが、この「分かりやすさ」はやはり不可欠でしょうな。この曲が無ければLost my Proustが普通のメタルコアとは一味も二味も違う音楽性ってことに気付かない可能性ありますからね。
元々から非常に完成度の高い楽曲だったので再録バージョンでも印象はさほど変わらない。やはりギターのミックスでかくなっただけ。この曲の主役は言うまでもなくzaki.mymyさんのベースプレイ。イントロからいきなりソロぶちかましてきますからね。7割くらいベースのための曲って感じすらある。ハイライトは2分10秒あたりからの怒涛の変拍子フレーズ→疾走の流れ。ここは何度聞いても鳥肌ものですよねえ。メタルコア系だと思って聞いたらまさかこんな超絶テクニカルな曲を聞くことになるとは…とにかく当時も衝撃受けましたよ。そしてベースプレイだけでなくギターソロも叙情的でカッコいいプレイなんですよねえ。今のLost my Proustに失われてしまったもの…それはギターソロ。ハードコア寄りになってギターソロ廃したのか、もしくはライブの再現性を考慮してなのか。でもまたギターソロやって欲しいなぁ…。

4曲目「Gallow」、これはオリジナル盤リリース当時にリード曲として公開されてた曲ですが、未だにLost my Proustの全ての楽曲の中でも上位に食い込む素晴らしい曲だと思う。ほんと名曲。
キャッチーなシンセサウンドとラウドロックの組み合わせ、一聴するとよくあるチャラ系ラウドロックに聞こえてしまうでしょうけどよくよく聞くとLost my Proustならではのオリジナリティが随所に織り込まれてることに気付きます。やはりここでも鍵となるのはzakiさんのベースプレイ。Aメロの背後で動き回るテクニカルなグルーヴをまとったベースプレイ、これがダンサブルでありながらプログレッシブなイメージを作り上げオリジナリティに大きく貢献しています。そしてBメロのHidaka Mikuさんの歌メロ、今はすっかり使われなくなったケロケロ加工ボーカル。自分けっこうケロケロ声は肯定派なんで今でもケロケロ使って欲しいと思ってたりするんですが…まあその辺りはこだわりなんだろうなぁ。ケロケロ嫌がるメタラーも多いみたいだし。
再録バージョンはギターのミックス大きくなったのと、シンセの一部フレーズ変わってる?

5曲目「antidote」、Lost my Proust最大の異色曲。なんせメンバー以外がメインボーカルやってる唯一の曲ですからね。そして曲調もダークな雰囲気の他の曲とは一線を画するエモ爽やか系。ぶっちゃけアルバムの流れから完全に浮いてるし、1stアルバムだからまだ方向性が定まってなかったのかなぁなんて邪推したりしますが、でも単体としてはめちゃくちゃ良い曲なんですよね。自分も初めて聞いたときはこの曲が一番好きでしたから。
とにかくメロディが秀逸。Hidaka Mikuさんの卓越したメロディセンスを象徴する楽曲の1つだと思う。間奏のシンセ類も実に美しい。あとAメロBメロがクリーンでサビでスクリームという逆転の展開もLost my Proustのひねくれっぷりが顕著に表れてる。

6曲目「tinnitus aurium in glassmoon」、zakiさん作の楽曲ですが、同じくzakiさん作にしてLost my Proust最高傑作候補の楽曲である「Creation of Inane」のプロトタイプと言えそうな曲調。とはいえむこうの下位互換に甘んじてる訳ではなくこの曲もオリジナリティあふれてますけどね。Lost my Proustの凄さって、同じタイプの曲を何度も作ったりせず常に新しいアイディアを供給し続けてることなんですよね。それでいながら「らしさ」の核は完璧にキープしてる。これが唯一無二の理由。
メタルコア、Djentよりもプログレメタル寄りな刻みを見せる精巧なギターリフ、そしてSFチックなサイバー感が満載のシンセ。ゲーム音楽感もあり、これもジャンルの枠に収まりきれない魅力に満ちてますね。あとこの曲もギターソロ良いんですよねえ。今は無くなってしまったギターソロ…。

8曲目「Beyond the Divine Laws」、これも非常に面白い曲なんですよねえ。相変わらずジャンル不定で、しかもLost my Proustで他にこういうタイプの曲が無いし極めて個性的。キラキラシンセを核にしたアップテンポな曲調だけどメタルコアどころかメタルに分類することすら怪しいくらいジャンル不定だったのが、再録バージョンではギターの主張でかくなったことで辛うじてメタルと呼べるようになったかな? まあジャンルの枠にはまらないのがこの曲の面白さだから別に大したことじゃないんですけどね。あと再録バージョンはシンセソロが強化されてるのも良い。
ケロケロかかってるとはいえtac-t!sさんのクリーンが聞ける希少な曲でもありますね。あとこの曲もギターソロ素晴らしい。

8曲目「THE LAST GARDEN」、アルバムの締めはしっとりとしたピアノ&フルートによるインスト。メロディは「Rise into the Ray」なんですけど実はそれに気付くのにけっこう時間かかった。

そんな訳で改めて、Lost my Proustの原点にして最強、優れたメロディと個性的なアレンジを持ち合わせた楽曲ばかりの名作アルバムですよねえ。今回の記事、再録盤ではなくオリジナル盤への言及ばかりになってしまった感もありますが…まあ1stはまともな感想書けてなかったからこれがちょうどいい機会でしたね。

それと再録の出来栄えはともかく、初のプレスCDってだけでも実に感慨深いものがありますよ。Lost my ProustのCDにブックレットと帯が付いてるってだけでもね…。CDの盤面のデザインもカッコいい。さすがtac-t!sさん。
当然、これメロブとかで委託されるんですよね? 委託開始したら店頭にチェックしに行かなきゃ…。

このペースだと次回作は来年の夏になるのかなぁ…。遠いなぁ…。今回が完全新作じゃなくて肩透かしだったからなるべく早く新作来て欲しいけども…。VALENが次回アルバムに入るとして残り4曲くらいなら春M3までにいける…?
あとは、音楽性についてはもはや心配は無用でしょうけど、サウンドクオリティはどれくらい進化できるのか。果たしてmarutyuさんに勝てるクオリティまでいけるのか…っていちいち比較対象にするのもアレですが。
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Lost my Proust「Lycoris Libretto」

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ついに…奴らが帰ってきた…!!(ハリウッド映画風)

かの傑作「A certain cenotaph on an illusion」から1年半の時を経て、オリジナル同人メタル界でも最高級のクリエイティビティを持つハイセンスプログレッシブ音楽集団 Lost my Proust がついに完全復活を遂げました…!!
どれだけこの時を待ちわびたことか。

まあ、(制作)活動休止中もサタアラへの提供曲があったり企画盤「Leave me Past」があったりして全く休止してる感なかったし、更には夏コミ1ヵ月前に例のニンテンドーコアコンピもあったりでむしろほとんど間を空けずになんらかの新規音源を提供してくれてた訳なんですけど、でもLost my Proust名義の完全新作は久しぶりですからね。やはり非常に感慨深いものがあります。
活動再開がアナウンスされる前は、なんとなくですが今年の冬コミあたりに3曲入りシングルで復活かなぁとか漠然と予想してたんですけど全くハズレましたね。約半年も早い夏コミで、しかも5曲入りっすよ。復活早々からこのボリューム…。どんだけこのサークルは創作意欲が高いんだっていう。
(個人的な話で申し訳ないんですが予想より早く夏コミで復活してくれて良かったですよ…たぶん冬コミまでこのブログ継続できないと思うんで…)

でも真に驚くべきことはやっぱりこの新作の内容です。休止してたはずなのに…めちゃくちゃパワーアップしている…!? どうなってんだまじで。
活動休止と言ってもアイディアやモチベーションを蓄積するための「充電期間」を取っていた訳ではなく、リアル絡みの諸々で音楽活動できない状態だったんだと思うんですけど、そんな多忙な中においても常に音楽に対する情熱はたぎっていたってことなんでしょうね…。そうでなければこの作品の中に渦巻く圧倒的な熱量はあり得ないでしょう。活動再開したばかりだというのに一切の妥協のない超本気な内容になっていることに驚愕するばかりです。

ではこの新作「Lycoris Libretto」について具体的に感想を述べていこうと思いますが…。試聴公開後の記事にも書いた通り、「復活作にして異色作」です。それはフルで聞いてみた今も変わりません。でも、言葉にすると同じになってしまうけど「異色作」という語句に込めたニュアンスは大きく変わっています。というのは、単に「マンネリ防止に今までとちょっと違うことに挑戦してみた」なんて中途半端な代物ではなく、新しい方向性に挑戦をしながらもそれを完璧に形にすることに成功していて尚且つ今までの持ち味も失わずにキープしているという恐るべき内容になっているのです。

その新しい方向性というのが「明るいメロディ」と「東方っぽいメロディ」だというのは先日の記事にも述べた通りですが、前者の明るいメロディについてはほんと違和感が全くないどころか、むしろなぜ今までこういう曲調やらなかったのか不思議に思えてしまうレベルでしっくりハマってます。Hidaka Mikuさんの歌声については明るい曲調のほうが合ってるんじゃないかってくらい。まあ1stアルバム収録の「Antidote」は単体では素晴らしい曲だったけどアルバム全体の雰囲気から浮いてましたからね…。明るいメロディのアイディアは以前から存在してたけど作品の統一感のためにあえて封印していた可能性もある?

東方っぽいメロディについても…「Dance in another END」にその片鱗はありましたかね。まあ東方っていうか単に和風なメロディってだけなんですが…。この手のメロディを何でもかんでも東方扱いするなというツッコミは無しの方向で。あくまで便宜的な扱いってことで。
でもやっぱり意識的に東方に寄せてあるように聞こえるんだよなぁ…この新作の歌メロ。
非常に個人的な意見で申し訳ないのですが、同人音楽って東方アレンジが圧倒的な勢力を誇っているから、せっかくオリジナルやるんなら東方アレンジ勢と差別化するために和風なメロディは多用しないほうがいいのではないか?みたいなよく分からん持論を持ってて、あんまり和風メロ主体のオリジナル同人音楽って好きじゃなかったりするんですよ。他の有力な東方アレンジサークルの間に埋もれてオリジナリティをアピールしづらくなるんじゃないかって。勝手な妄想に過ぎないんですけどね。
しかしこのLost my Proust新作においては、意図的に東方に寄せてあるような気がするんですよ。オリジナリティが多少減退することは承知の上で、それでも同人音楽の主流である東方アレンジに接近し(東方アレンジそのものにはならないっていうのはもちろん大きなポイント)、更には東方アレンジ側の有力サークルとの比較対象にも挑もうとしてる…みたいな? 同人音楽でも特にメタルコア系は中心が東方側にありますからね。比較の対象は必然的に東方系サークルになってしまうのかと。オリジナルのメタルコア勢はまだまだ全く数が足りてないですし。
あとは、東方アレンジしか聞いてないっていう同人メタラーもけっこう多そうだからそっちのリスナーへの間口を広げるっていう意図もあるかもしれないですけどね。
もちろん、単にこういうタイプのメロディをやりたかっただけ、という可能性もあるでしょう。いや、むしろその可能性のほうが高いかな…。色々と勘ぐりすぎですな。

そろそろ1曲ごとに具体的に語っていきますが、収録曲5曲のうち3曲目だけベーシストzaki.mymyさん作曲で、あとは全てメインソングライターのHidaka Mikuさんの曲です。

まず1曲目「Lycoris Radiate」、実質的なアルバムタイトル曲ですね。1発目から早速Lost my Proustが遂げた進化と新しい試みを共にビシビシ味わえる強烈な曲です。
出だしの荘厳なクワイア。いきなり新要素ですよ。今作にて音楽性がスケールアップを果たした事実をいきなり感じ取れます。そこから変拍子を擁したピアノの高速フレーズ→バンドサウンドが入りDjentな展開に。今までもDjentを意識したフレーズはあったんですけど、今作ではDjent「っぽさ」は確実に増してますね。しかし単なる型通りのDjentのリズム展開だけではなく、きらびやかでゲーム音楽的なシンセの絶妙な絡ませ方など、Lost my Proustの独自性を強く主張するサウンドに仕上がっているのはさすがとしか言いようがない。このイントロだけでも見事な展開ですなぁ。
そしてHidaka Mikuさんによるクリーンボーカルが入る訳ですが…いやほんとに素晴らしい歌唱ですよね。本作の魅力はたくさんあるのだけど、最も特筆すべきなのはやっぱりHidaka Mikuさんの過去最高に冴え渡った歌声だと思うんですよ。
実を言うとですね、某所で前作のボーカルがずいぶん貶されてたこともあって、もしかすると新作ではHidaka Mikuさんのボーカルパートが大幅に削減されてるんじゃないか…?って危惧もぶっちゃけあったんですよ。でも蓋を開けてみればその真逆、クリーンボーカルが大幅増量した内容になっています。しかもこの堂々たる歌唱っぷり。楽曲をリードするだけの確固たる強度を感じる歌声です。幾度ものライブを経験することでHidaka Mikuさんもボーカリストとしての自信と実力を蓄えたということなんでしょう。今まではtac-t!sさんのデスボイスがあくまでメインボーカルであって、Hidaka Mikuさんのクリーンボーカルのほうはサブの扱いだった気がするんですけど、今回は完全にクリーンボーカルのほうにメインが移ってるように感じます。特に5曲目なんかはデスボイスがおまけ扱いって感じありますしね。
このクリーンボーカル増加により同人音楽「らしさ」も大きく増したように思います。「女性ボーカルもの」としての完成度が飛躍的に高まったことで、メタラー以外の一般的な同人リスナーも聞きやすくなったのではないでしょうか。逆に従来のLost my Proustのストイックさとハードコア度は多少減ってしまったかもしれないですが。まあその辺りも計算づくでやってる感はありますけどね。
クリーンボーカルパートと並ぶこの曲の聞き所は2分47秒あたりと3分55秒あたりからのリフでしょうかね。この曲ってそれほど複雑な展開がある訳じゃないんですけど、要所要所で変化を付けて楽曲を引き締める役割を果たしているこれら印象的なリフは非常に重要な働きを担っていると思います。特に後者のリフ、意外に今までのLost my Proustに無かったタイプのフレーズだと思うんですが、このゲーム音楽感が満載のフレーズ最高ですよね。Lost my Proust「らしさ」もばっちり主張してるし、このノリで1曲作って欲しいと思えるほど。
全体的に、テクニカルな演奏においてもボーカルパートにおいても過去最高水準の楽曲に仕上がっていると思います。Lost my Proustの遂げた進化の具合をこれでもかと思い知らされること必至です。ただ、前作のボーカル曲1発目である「B.I.S」の上位互換とまでは言えないかな…。やっぱりオリジナリティにおいては「B.I.S」には敵わないかなと。今回は東方に寄せてある分、個性が僅かながら減退してる感もあるから。一般受けしそうなのはやっぱりこっちなんですけどね。

2曲目「M.Brain」はインスト曲。言うまでもないことですがLost my Proustのインスト曲は単なる繋ぎ曲だなんてあり得ません。ボーカル曲に匹敵、もしくは越えるほどの密度を備えたインスト曲であるのがデフォでございます。
でも今回は意外に軽い感じ…? いや軽いって言っても細部まで作り込まれていることは変わりないんですが、「For my」のような超テクニカルな展開や「Fetal Movement」のようなドラマチックな曲展開は控え目で、メインのシンセのフレーズとかけっこうフュージョン風味だったりしますし、比較的気軽に聞ける作りになっている気がしますね。今作は中身がギッチリ詰まった楽曲が並んでいる中でちょっと息抜き?的な役割もあるかも。

3曲目「Appelbaum Syndrome」、これはzaki.mymyさん作ですが、これがまた異色曲。というか今回の収録曲ってほとんど異色曲しかないんですけどね。
イントロの明るいリフでいきなり度肝を抜かれます。この浮遊感のある爽やかな音色のギターリフ…強烈なインパクトありますね。しかしこの印象的なリフの出番はなんとこれっきり。実際この曲は非常に複雑な曲展開を持っていて、各フレーズが1回づつしか出番ないんですよ。なんとも勿体ない。しかしその代わり目まぐるしく変わる曲調によるスリリングな感覚をたっぷりと味わえ、たった4分しかない尺とは信じがたいほどです。
冒頭の爽やかリフが過ぎ去るといつも通りのキラキラシンセを交えた疾走感あるメタルコア展開に移行しますが、Syunsukeさんのギターワークはやはり前作から進歩しているのが実感できますね。一通り展開した後にHidaka Mikuさんのクリーンボーカルによるサビが入りますが、ここは試聴に入ってなかったから意外性ありました。でも1回きりしかないのがやっぱり惜しい…。
そしてビートダウンしてDjent的な展開に。そしてここから徐々に明るい雰囲気に移行し、2分50秒あたりになるとまるで天上のごとき神々しい雰囲気にまで辿り着きます。まさにジャケ絵のイメージまんまです。再度登場するHidaka Mikuさんのボーカルも天使のごとき柔和さ。

4曲目「Flying fishes」は更なる異色曲です。3曲目も明るい曲調ではあるんですけど、基本的にLost my Proustのイメージの範疇に収まってると思うんですよ。でもこの4曲目はというと…あり得んくらい明るい。イントロの頭でいきなり「え???」ってなること必至です。はっきり言って青春ソング並みの明るさ。あの暗い曲ばっか作ってたLost my Proustが青春ソング…?? にわかには信じがたいですが、じゃあこの曲はLost my Proustらしさの無い駄作なのかというと…。むしろ真逆で、この曲が今作のMVPだと思うんですよね。
従来のイメージを覆すような曲調に挑戦しながらも、付け焼刃的な匂いは全くさせず、むしろめちゃくちゃ板に付いたように聞こえるという。もちろん従来の持ち味もキープしていて、それらが総合的に今作のハイライトと言えるだけの完成度に繋がっているという奇跡的なアレンジセンス。「Antidote」を引き合いに出すまでもなく、Hidaka Mikuさんは元から明るい曲調も得意にしてたんでしょうなぁ、そうとしか思えない素晴らしい出来栄え。
この曲も1曲目と同様にHidaka Mikuさんのクリーンボーカルの独壇場。まるでアイドルソングのごとき可愛らしさを振りまく魅惑の歌唱っぷりであります。もちろん単なるポップソングに終始するはずなどなく、サビではtac-t!sさんが吠えまくりますし、間奏ではプログレッシブでハードコアなアレンジも完備されてます。
改めてLost my Proustの創造性の幅広さを思い知らされる強力チューンですね。

ラスト5曲目「The canticle for replicant of her」、これもかなりの異色曲。そしてもちろん最高の出来栄え。試聴の段階では東方っぽいメロディに聞こえたけど…フルで聞いてみると東方っぽさもあるけどやっぱりサタアラに近いかなぁ。この曲におけるHidaka Mikuさんの独壇場っぷりは1曲目と4曲目以上。tac-t!sさんの出番は控え目、対して歌メロは非常にキャッチーで、完全に同人音楽一般の基準における「女性ボーカルもの」楽曲として強くアピールできる内容になってます。
更には新要素として民族音楽要素まで貪欲に取り入れられていて、はっきり言ってLost my Proust「らしさ」は減退しているんですが、しかしこういう異色な路線(サタアラ寄りな歌中心のアプローチ)であってもこれだけ完成度の高い内容に持っていけるという事実を証明してみせたのは非常に大きなことだと思うんですよね。もはやHidaka Mikuさんのボーカルはこのサークルの主役となり得る実力を持っているのだと誰もが認めざるを得ないでしょう。
それにしてもこの曲の歌詞って不思議な響きだし…造語だったりするんですかね。1曲目と連動する荘厳なクワイアといい、今回はオリジナル同人音楽の主流にも上手く寄せてる気がする。
tac-t!sさんの出番は少なめだけどBメロのシンセに乗せた咆哮は実にカッコイイし、歌中心とはいえHATEの2ndに感じたような物足りなさとは違いますね。

2ndアルバム「A certain cenotaph on an illusion」と今作のどちらが良いかというと…やっぱり判断難しいんですが、2ndアルバムがLost my Proust「らしさ」を極めた作品だったとするならば、今作はこのサークルの持つ潜在的な多様性を極めた作品だとも言えるでしょうか。当然どちらも最高の作品なんですけどね。というか1stアルバムとシングルも合わせて全てが最高の作品なんですが。

次回作も今回みたいな明るいメロを多用ってことはないでしょうけど、でも更なる新たな可能性を切り開いていくこともあり得るかもしれないですね。
見事な復活を遂げたLost my Proust、今後もこのサークルから目が離せないですよ。

「WE ARE THE NINTENDOCORE.jp」来ましたぜ!!!!!

https://parallelogramrecords.bandcamp.com/album/we-are-the-nintendocore-jp

ほんともうね…Lost my Proust新曲…最高やん…。やっぱり推しサークルの新曲とか来ちゃうと自ずとイベント当日みたいな妙なテンションになりますなぁ。たった1曲でお祭りテンションですよまじで。
リリースがだいぶ遅くなってやきもきさせられたけど、まあ参加バンド側の問題じゃなくておそらく主催レーベル側の事情だったんだと予想するんでバンド側には全く責任はないですよね(決め付け)。

それにしても、ほんとこのサークルは期待を裏切らないですよね。期待を裏切らないって言っても毎度同じことやってるから安心とかそんな消極的な意味じゃないですよ。もちろん軸となる部分がブレないことは重要なんですけど、毎回新しいことをやって常に前進しているのがこのLost my Proustの強みなんですよね。「安心感」と「刺激」が常にセットになっているんですね。
そして、毎回試聴において公開された断片の何倍もの魅力がフルバージョンに詰まっているのもこのサークルの作品のお約束となっている訳ですが、今回も例に漏れずって感じですね。フルで聞かなきゃこのサークルの魅力は分からんのですよ。聞き所が盛り沢山な1曲となっております。まさに復活第一弾に相応しい楽曲ですわ。

今回の新曲「extraterrestrial」、試聴で聞いた時は歌メロがちょっと地味かなぁ?みたいに感じたりもしたんですけど何だかんだで何度も聞いてるとめっちゃキャッチーなメロに聞こえるようになってきましたね。まあファンならではの補正というのが多少は働いてるのは否めないかもしれないが…でもスルメ系メロディに属することは間違いないかなぁと。少なくとも聞いて一発で覚えられる系のメロディじゃないっすね。
あと、この新曲なかなか曲構成が複雑。ひょっとするとLost my Proust史上最も複雑な展開を持ってるかもしれない? インスト曲ならこれより複雑なのはあったけど歌モノとしては一番かもしれないっすね。
スルメ系メロディでしかも曲展開複雑。そんな尖った楽曲をあえてコンピ提供曲に選ぶとかまじ冒険的ですよねえ。普通なら分かりやすいキャッチーな曲にしますよね。しかしその挑戦的な精神にロックを感じます。万人受けする曲調で大勢を釣ることよりもごく一部のマニアを一本釣りすることを目指してるかのよう。

でも逆にこの曲、ある意味ではコンピ提供曲に打って付けと言えなくもないんですよね。というのは、大袈裟かもしれないですがこの曲「Lost my Proust全部入り」とも形容できそうなくらいに詰め込みまくりな曲なんですよ。
具体的には「Alter Ego」以外の2ndアルバム収録曲を良いとこ取りしたみたいな内容です。基本構造は「Dance in another END」、全体的な曲展開とサビ部分が共通してるかな。あとDjentyなリフは「Radiant Ghost」で、そして間奏のプログレッシブなシンセは「Fetal Movement」、リズムは「B.I.S」に通ずるものがあるかも。
2ndアルバムをこの1曲に凝縮した…って言ったらさすがに言い過ぎかもしれないですがそれくらい聞き所が満載であることは確かです。

演奏技術においても2ndアルバムから向上が見られますね。Syunsukeさんのギターは以前よりも増してDjent的な複雑なグルーヴを見事に弾きこなしていてリフの安定性はかなり上がってるように感じられます。zaki.mymyさんのテクニカルなベースラインは…今回は聞こえづらいかな…縁の下の力持ちってことで。あとドラムは打ち込みですけど精度が更に上がってる気がしますね。tac-t!sさんの咆哮もいつも通りの安定感。
あとHidaka Mikuさんのボーカルはですねえ…。某所でめっちゃ貶されてたこともあったからもしかしてそれによるマイナスの影響があったりしないかなぁって不安も少しあったんですよ。しかしこの新曲で披露している歌声は実に堂々としたものですよね。ニンテンドーコアということもあってオートチューンケロケロ使いそうだなって予想してたんですが(実際Mercy Personality !s Darkの曲はケロケロしてるし)、ところがケロケロもハモりも無い、まるでライブを想定したかのような「素」の歌声って感じですよね。これが味わい深さがあるんですよ。

イントロの8bitな音色の時点で素晴らしいですよね。単なるレトロゲームサウンドじゃなくてLost my Proustらしいメランコリックさがあってグッと来る。ニンテンドーコアコンピの提供曲だからといって無理矢理にチップチューンサウンドを入れてるという感じではなく、あくまで従来のLost my Proustサウンドの延長線上として自然にチップチューン要素を取り入れている感覚。まあ元々からゲーム音楽の影響の濃い作風だった訳だし全く違和感ないですよね。
バンドサウンドが入ると共にHidaka Mikuさんのクリーンボーカルが入りますが、ここってサビじゃなくてたぶんAメロ扱いですよね。Lost my Proustの曲ってAメロがクリーンでサビでスクリームっていう逆転パターンが多いですからね。このDjentyなリフには前述の通り確かな成長を感じざるを得ない。
そして個人的にこの曲の最大の聞き所だと思うのが1分34秒あたりからのシンセのリフですよ。「Fetal Movement」を思わせるようなこの浮遊感あるフレーズ。ちょこっとしか出番ないのが実に惜しい…。
チップチューンパートを挟んで2分56秒あたりから開始するギターリフも聞き所ですねえ。これに絡む8bitシンセのメロディもまた秀逸なんですよね、特に歌が入る直前の部分。
3分53秒あたりからのお馴染みのトランスシンセによるプログレッシブなパートがクライマックスに向けた盛り上がりを演出します。ここからブラストビートの爆走→クリーンの歌メロに繋げる展開が見事ですよ。

Lost my Proustを構成する要素が余すところなく入っているし復活第一弾を飾るに相応しい素晴らしい1曲ですね。でもこれが最高作だとは思わないかな…最高作はあれですよね、夏コミ新作ですよねきっと。この提供曲を上回るすげえ曲が入ってると信じてます。


…で、他の参加バンドの2曲についても書いておきますね。ついでみたいな扱いで申し訳ないですが…まあ個人的な思い入れがLost my Proustは別格だから仕方ないのですけども。

Debug My Video Game Errorの提供曲は、サウンド的には1stミニアルバムの延長線上なんですけど、メロディがあんま東方っぽくないですねこの曲は。けっこう一般Jロック寄りな脳天気な明るい曲調。キャッチーさはもちろん健在なのでコンピ提供曲には打って付けな感じか。

Mercy Personality !s Darkのほうは…これは売れる(確信)。個人的な趣味を除いて客観的に聞いてみてこれが一番人気出そうな感じですよねえ。ニンテンドーコアのハードコアな部分とチップチューンな部分が両方とも精度高い。そしてサビメロがめっちゃキャッチーになってるし、果てはボカロによる語りパートまで入ってて、まるでキバオブアキバ辺りを意識したようなオタク風メタルに仕上がってますね。同人音楽やってるLost my Proustよりオタク臭いという。ミニアルバムからだいぶ路線変更した感じだけどこのノリで2nd作ったら売れそうな気がしますよ。

Leave me Past(Lost my Proust)「Raincarnation」



http://lostmyproust.jimdo.com/

Lost my Proust活動休止…。
今年4月に突如発せられたその悲報に、全俺が絶句し、全俺が悲嘆に暮れたあの「事件」から半年が経過した今回のM3。なんとそこには、新作を携えて1年半ぶりにM3に参戦したLost my Proustの勇姿が…!!

…まあ新作と言っても過去曲のアレンジやリミックスが収録された企画作品なんで、まだLost my Proustの「完全復活」ではないんですけどね。それでも、何らかの新作が用意されているというだけでも個人的には大歓喜ですよ。
今回の企画アルバムだけでなく、先日の夏コミではSatanic a la modeフルアルバムにメインコンポーザーのHidaka Mikuさんが曲提供していてそれがまた素晴らしい出来栄えでしたし、更にはライブ活動のほうも継続していて、今度はフランスのバンドの前座やるとか凄いことになってるようで、全くもって活動休止宣言なんて初めから無かったんじゃないかと思えるほどの精力的な活動っぷりで実に頼もしい限りですね。
まあ、活動休止といっても厳密には「音源制作」活動休止だったんで、その音源制作以外の部分でフルに活動しているって感じでしょうか。それにしてもこれだけ途切れなく活動しているそのモチベーションの高さには驚くべきものがあります。はっきり言って活動休止も何もしてない他サークルよりよっぽど勢いあるんじゃないかと思えるくらい。

そんな訳で今回発表されたリミックスアルバムですが、名義が「Leave me Past」という新規の名義になっていまして、これはあくまでサイドプロジェクトであってメインのLost my Proustとは別カウントであると明確に区別がなされている感じなんでしょうか。外部アーティストにリミックスを依頼していることも別名義の理由なんでしょうけど、やはり相変わらず几帳面な印象を受けますね。

さて具体的な作品内容についてですが、先に言っておくと、いくらLost my Proustがうちの最推しサークルであるからと言って、さすがにリミックスアルバムで絶賛の言葉ばかりを並べるのは少々難しかったりするんですが、それでも、Lost my Proustの新たな可能性がしっかりと垣間見える興味深い作品であることは間違いありません。

まず1曲目、1stアルバム収録の「Rise into the Ray」をHidaka Mikuさんがアレンジしたシンフォニーバージョン。まあ既存楽曲のシンフォニックアレンジとか別に珍しくもないし普通の発想だと思うんですが、この曲はちょっと一味違う。何とこのアレンジ、ガチなオーケストラみたいな出来になってるんですよ。まじで本格的。よくあるゲーム音楽風味のシンフォニックアレンジの同人音楽を想像して聞くと度肝を抜かれますよ。種類豊富なオーケストラの各楽器の音源をこれだけ見事に使いこなしてるのが凄いし、ここまで出来ちゃうんだったらもう本物のオーケストラの楽譜とか普通に書けてしまうのでは…? そういや劇団のBGMも手がけたって話ありましたがこれならBGM制作なんて余裕でしょうな(というかそのBGMはCD化しないんです?)。
改めてこのサークルのポテンシャルの高さを思い知らされた次第です。これは次のLost my Proust完全新作では本格的シンフォニックサウンドが導入されるフラグでしょうか? ほんとこのサークルはどこまで進化する可能性を秘めてるんでしょうか…つくづく恐ろしいサークルだ…。

2曲目は外部アーティスト、Foilverbさんの手による「The song dead man loved」のチップチューンアレンジ。チップチューンなので当然ながらレトロゲーム的な音色に変換されてる訳ですけど、音色以外については割と原曲に忠実というか、テンポや曲構成もほぼそのままチップチューン化している感じでしょうか。まあ自分はこのジャンルを愛聴してるリスナーじゃないんでこのアレンジの出来栄えについて評価できる基準を持ちえない感じなんですが、普通に聞いてて面白い曲になってると思います。

3曲目も外部アーティスト、KenkoTaijiという方による1st収録の名曲「Gallow」のブレイクコアアレンジ。とはいえ自分は無知なもので、そもそもブレイクコアっていうのがどういうジャンルなのかよく分かってないんですが、調べてみたところアーメンブレイクっていうビートが特徴的なんだとか。どの辺がアーメンブレイクなのか全然分かんないんですが、アーメンブレイクって必殺技っぽい響きだしかっこ良さげですね(?)。
このリミックス、サンプリングされてる原曲の音が埋もれてて全体的にゴチャゴチャしてる印象あるんですけど、おそらくブレイクコアってジャンルがそもそもこういう物なんでしょう。自分はEDMとかさっぱりな人間なんでこの価値が分からないのですが…申し訳ない。

4曲目も外部からのゲスト、DJ KUBUSという方による「Rise into the Ray」のファンコットリミックス。というかRise into the Rayの出番二度目ですよ、この曲ってメンバーの皆さんのお気に入りだったりするんです?
ファンコットっていうジャンルが全くの初耳だったんですが、インドネシア発祥のダンスミュージック…? これまたマニアックな感じしますなぁ。
しかしこのリミックスは上記のブレイクコアバージョンよりずっと分かりやすい。ダンスミュージック系のリミックスって言われて真っ先に思い浮かべた音像がこんな感じでしたから。早回しで音程上げた原曲のサンプリング音も非常に効果的に使われてる感じ。EDMとかほとんど聞かない自分でも楽しめるリミックスですね。ファンコットというジャンルを知ることも出来たし勉強になりましたありがとうございます。

5曲目はゲストではなくLost my ProustのギタリストSyunsukeさんによる「Creation of Inane」のポストロックアレンジ曲。これがまた面白い出来栄えなんですよねえ。試聴でちょろっと聞いた感じでは雰囲気系のポストロックアレンジかと思ってたんですが、フルで聞くと後半部分でがっつりと盛り上がってマスロック的な刺激的な展開もあったりで、インスト曲ながらもかなり聞き応えある曲になってます。ギターだけでなくドラムの音源もかなり緻密に作られてる印象ですしこれは次回作でのクオリティがますます楽しみになりますなぁ。
この曲も1曲目のシンフォニーバージョンと並んでLost my Proustの持つポテンシャルの高さを再確認できる曲と言えるでしょうか。この2曲のためだけでも今回の企画アルバムの価値あったと思う。

6曲目のwating for doomsdayのボーカルバージョンは…これはオマケだね、うん。デスボイスとクリーンボーカルがちょろっと乗っかってるだけで。これは試聴に入ってなかったのも頷ける。まあ、もともとインスト曲としてめちゃくちゃ完成度高い楽曲なんだからボーカル乗せるっていってもこんなもんでしょう。

そんな感じで、必ずしも全曲が楽しめるって訳ではないにせよ、様々なジャンルでリミックスバージョンを作る面白さやLost my Proust自身の更なる可能性も見えたりで、企画作品ならではの魅力が詰まっている1枚だと言えそうですね。
あとtac-t!sさんの手がけたジャケも毎度ながらセンス抜群ですなぁ。やはりLost my Proustはこのアートワークのセンスがあってこそですよね。

しかし、言うまでもなく真に望んでいるのは完全新作な訳ですけど…それにはまだ時間を要するのでしょう。メンバーの皆さんのプライベートの諸々が落ち着いて、そこから制作に入ると考えても最低で1年くらいはかかりそうか。来年の冬コミあたりとか? でも、その間にまたサタアラの時みたいな曲提供もあるかもしれないし1年や1年半程度なら余裕で待てますよね。それまでこのブログも継続させたいところです…。



それと、ジャケ画像がないと寂しいかと思って試験的にサウンドクラウド埋め込んでみましたけど…どうでしょうかね。ちょっとページの読み込み重くなりそうだけど…。
というかスマホだとサウンドクラウドの画像表示されないか…。じゃああんまり意味ないかなぁ。スマホで見る人多そうだし。

Lost my Proust「A certain cenotaph on an illusion」

A certain cenotaph on an illusion

Hey!! This Band is Japanese Progressive Trance Metalcore!! Very Very Cool!! Please Listen!!

…いや、あのですね、Lost my Proustがこれだけ凄まじい内容の作品を作り上げても同人メタル界で評価されないんだとしたらもう海外のメタラーに訴えかけるしかないと思いまして、それで試しに英文的な何かを書き綴ってみたのですが、そもそも海外メタラーがこんなブログ読みに来る訳ないから意味がなかった、残念!
今回の新作は飛躍的にサウンド面で進化を遂げてるから海外のメタラーにも十分アピール出来そうな気がするんだよなぁ。このサークル全部英詞ですし海外進出(?)も行けそうですよね。

そんな訳で、すでに冬コミ直後の記事でも述べた通り、今回のLost my Proust新作は本当に呆れるくらいに凄い作品です…。なんなんでしょうねもう…。まさかここまで進化するとは思ってなかったですよ。あんだけ事前にヨイショしておきながらこのサークルの実力を見くびっていたのかもしれません。もはや同人メタルという枠を飛び越えてると言っても過言ではないくらいのセンスを持ってると思いますよ。
最初に1周目聞いた時は余りの凄まじさに圧倒されてちょっと涙出そうになったくらいだったんですよ、もうこんな作品を生み出しちゃったら次回作でこれ越えるの無理なんじゃないの?このサークルのポテンシャルで成し得る限界点にまで一気に到達してしまったんじゃないのか?って思うくらいに。

でも、その後ずっとヘビロテし続けて、3日ほど経過した今現在はちょっと冷静になっていて、この作品はまだまだLost my Proustの通過点に過ぎないなという結論に達しましたね。つまりまだ足りない部分、改善点は十分残されていると。
今回の新作はサウンド面で見違えるほどに向上しており、テクニカルな見せ場も大幅に増幅されていて「プログレッシブトランスメタルコア」という自らのアイデンティティに対する自覚も前回のシングル以上に明確になってると感じられるし、一聴すると過去作を圧倒する出来であるように聞こえるのですが、ただ、急激進化を遂げた代わりにちょっとアレンジの詰めが甘くなってるかなという点も僅かながら見受けられるんですよね。1stアルバムも1stシングルもアレンジに対する不満点みたいのは皆無に近かったんですが、今回はちょこっとだけ不満あるんですよ。本当ちょこっとだけなんですけどね。まあ、これだけのクオリティアップを果たした訳だからそんな些細な点に不満を述べたらバチが当たりそうですけどね。クオリティアップしたことによって更なる可能性が開けてそれが相対的に「足りない」という感覚に結びついてるのかもしれないですが。

いずれにせよ、不満点があるということはつまりまだまだ成長の余地が大いに残されてるということだし、このLost my Proustという「モンスター」はまだまだ進化するってことですよ…恐ろしいじゃないですか。ワクワクするじゃないですか。
あと、個人的に1stアルバムには思い入れがあるんで、今回の新作が凄いからといって「1stを完全に越えた!」みたいな評価にしたくないってのもあるかもしれないですね、1stにも2ndにもそれぞれの魅力があるということでいいですよね。1stアルバムは音は薄っぺらいしテクニカル展開も控え目だけど、アレンジの完成度は高いしメロディも本当に充実してますからね。もちろん1stシングルも最高だし、要するにLost my Proustは全て素晴らしいんですよ。

さて、各楽曲について語っていきましょうか。
まず1曲目「Fetal Movement」、インスト曲なんですが、同人音楽における1曲目のインストはおまけ的な前奏曲というセオリーを覆す、6分を越えるボリュームありまくりの曲になってます。もちろん例によってドリームシアター的な複雑でテクニカルな展開が完備されていますよ! このサークルをメタルコアとかピコリーモだと思って聞いた人が初っ端からこんなドリームシアターな曲を聞かされたらどう感じるんでしょうねえw 何度も言ってますけど、このLost my Proustは一聴するとピコリーモやブラステ系統のメタルに聞こえるかもしれないですが、重要なのはドリームシアター的なプログレ要素なんですよ。その認識を欠いてると真の魅力に気付かないと思うんですよね。
曲の話に戻りますが、この曲のイントロ、美しいですよねえ、ベースのハーモニクスと浮遊感あるシンセの音がたまらん。もうこの時点でプログレッシブな感性がいかんなく発揮されております。もちろん終始穏やかな曲調な訳はなく、途中からバンドサウンドが入ってプログレメタル展開になりますが、トランスシンセの奏でるメインリフにはピコリーモ的な雰囲気は欠片もなく、ドリームシアターとしか言いようがありません。ドリームシアター的とはいっても「For my」ほどにテクニカルではなく、どっちかというと構成美で魅せるタイプの楽曲になってますかね。プログレ的ではありますが小難しい雰囲気は抑え目で、ゲーム音楽に通ずるような親しみやすさがあるのも実に良い。これはメタラー以外も魅了し得る音でしょう。プログレメタル展開の各パートの繋ぎ目にはイントロと同じアンビエント的なフレーズが再び奏でられ、これがまた絶妙なアクセントになってますねえ。個人的に一番の聞き所はやっぱりラスト付近のギターソロですかね、ここのフレーズ良すぎるよ…。最高にドラマチックです。

1曲目のインストだけでも満腹感あるんですが、これに続く2曲目「B.I.S」が必殺の超キラーチューンなんですよ…こっからが本番です! もうこの曲については壮絶としか言いようがない。今回の新作にはアレンジに若干の不満点あると書きましたが、この曲については完全無欠です、全く隙のない超ハイテンションチューンでございます。Lost my Proustのオリジナリティである、トランスシンセを使ってプログレッシブなフレーズを奏でるという音楽性の究極の形がここにあります。しかもこの曲においては、プログレッシブなだけでなくトランス本来の麻薬的な高揚感まで最大限に引き出すことに成功しており、知的さと高揚感という正反対の状態が同居しているかのような異様さがありますね。こんな曲を作り上げるとかまじHidaka Mikuさん化け物級だわ…。「天才」から「化け物」にランクアップしましたw でもドラムのプログラミングだけは外部の人がやってるっぽいけど。Bメロの部分のドラミングほんとやばいですよね…息をも付かせぬほどの緊張感が満ちてますよ。
あとこの曲は途中で終わったと見せかけて疾走させる展開が卑怯ですよねえ、こんなのテンション上がりまくるでしょw ほんとこの曲に関しては今後越えられない壁になりそうな予感はしますね。アレンジもメロディも最強、今まで自分が聞いた同人メタルでも最高峰の楽曲だと思います。

そして、2曲目の大興奮の余韻を引き継いでそのまま派手に疾走する3曲目「Alter Ego」、これも強烈です。分かりやすい疾走曲なんで一般メタラーからも支持を集めること間違いなしですね。Aメロとか1stシングルの「The song dead man loved」に近い雰囲気もありますが、あっちのようなプログレ展開はなく割とストレートな展開ですね。音質が格段に良くなってるんで疾走感も割増に聞こえます。女性ボーカルの歌うBメロも大好きですね。Hidaka Mikuさんの歌声めっちゃ好きなんですよ。たぶん他のリスナーさんからしたら、ちょっと存在感の薄い女性ボーカルとかいう印象なんだろうし、もし悶絶メタルさんのレビュー来たとしたらやっぱり女性ボーカル弱いとか言われちゃうのかなと予想するんだけど、でも個人的にはこの歌声以外は考えられないんですよね。これは絶対に譲れないですよ。まあHidaka MikuさんがこのLost my Proustのプログレッシブな側面を担うコンポーザーである事による補正も入ってるかもしれないですが、それだけじゃなく、なんというか、上手いだけのボーカルさんなんてぶっちゃけ沢山いるんですよ。だから同人音楽って「味」の方が重要なんだよね。この方の声はLost my Proustの音楽性に絶妙に合ってると思うんですよ。トランスシンセの派手さやtac-t!sさんの野太く野獣のような咆哮との対比という点で最高の声というかですね。
曲の話に戻りますが…この曲の最大の聞き所はやはりギターソロですね、ギターとシンセのハモる部分がまじかっこいい。これクサメタラーも惹き付けそうなフレーズですよね? メタルコアというジャンルを飛び越えたこういうフレーズがあるのもこのサークルの魅力でしょうね。ベーシストのzaki.mymyさん作曲なのにベースの見せ場がないのはちょっと残念かな。

4曲目は…Nameless fraterとかいう謎の外部コンポーザーによるインスト曲ですが…すみませんこの曲いつも飛ばして聞いてます…。あんまり存在意義の分からない曲というかですね…。「実質6曲」って紹介されてたしそういう事ですよね…うん。

5曲目「Radiant Ghost」はギタリストSyunsukeさんの曲だけあってテクニカルなギターリフが中心に据えられた楽曲になってますね。過去作と比較してもかなり複雑化しているギターリフでテクニカル感も満点なんだけど不思議とキャッチーさもあって、軽快なテンポも相まって全体的にかなり聞きやすい曲になってると思います。中間部でのシンセとギターリフの絡みがやはり絶品ですな。やっぱりプログレメタラー的にはシンセとギターの絡みってツボなんですよね。女性ボーカルがCメロにしか登場しないんだけど、もうちょっと出番あっても良いような…。やっぱりこのLost my Proustのメインボーカルはあくまでtac-t!sさんであって、女性ボーカルは割とバックコーラス的な扱いなんでしょうかね。いやバックコーラスでも構わないからもうちょっと出番があると嬉しいな…。女性ボーカル多めの方が同人音楽リスナー受けも良いだろうし…。でもLost my Proustはストイックだから女性ボーカルパートを必要以上に増やさない方針なのかなぁ。

6曲目の「Dance in another END」は再びHidaka Mikuさん作曲で、2曲目に次ぐくらいのキラーチューン…と言いたいところですがこっちは完全無欠とは言えないんだよなぁ。メインとなるパーツについては独創性も抜群で素晴らしい出来なんだけど、繋ぎのパーツがちょっと惜しいというかですね…。Aメロで女性ボーカルの歌い上げる三拍子系のメロディは本当に美しくて鳥肌ものなんですが、その後に入るリフでちょっと勢いを削がれちゃってる感が。あと、サビ後のドリームシアター的なテクニカルフレーズの後にもうちょっと展開が欲しかった感じもあるんだよな。まあ、これだけの完成度の作品に対して不満述べるのは我が儘ってもんでしょうけどね…。もしこれ以上の作り込みをしたのなら冬コミに確実に間に合わなかったでしょうし、さすがにこれ以上は新譜待たされるのしんどかったし仕方ないですよねこれは。
しかし基本部分は本当に素晴らしい楽曲だと思いますよ。カオティックな演奏をバックにした2度目のAメロの女性ボーカルの歌唱とか本当に美しすぎて溜息出ますよねえ。やっぱりもうちょっと女性ボーカルの出番が多い方が良いような…。

7曲目「wating for doomsday」は1曲目と同様にプログレ展開のあるインスト曲で、一部のフレーズが共通してることから考えてもこれは1曲目と7曲目は繋がってると解釈すべきなんでしょうね。In the Presence of Enemiesみたいに長尺の組曲を前半と後半で分けてアルバムの最初と最後に配置したみたいな感じか?

…また今回も長ったらしい文章になってしまいましたがやっぱり書きたいこと書き切れてない感じありますね…。でも疲れたんで…続きはまた雑記かなんかで書くかも。
もしこれ程の作品を世に出しても評価されないんだとしたら理不尽に感じざるを得ないですね。とはいえ、いくら高度でハイセンスであっても需用のないタイプの音楽性だし仕方ないんだけど…。
同人音楽界隈じゃプログレメタラーの絶対数が少ないだろうからこのサークルの魅力を理解出来る人あんまりいなそうだし…。いや、でも東方アレンジ界隈にはプログレメタルの需要もそれなりにあるのかな。これだけのサウンドクオリティならばきっと東方メタラーでも興味持ってくれると思うし、まだまだ同人メタル界で評価される可能性は十分あるかな。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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