「進撃の軌跡」がRevoさんの最高傑作…??

ふとAmazonレビューを覗いてみたらですね、びっくりするくらい絶賛の意見ばっかりなんですよね。ツイッターのローランの方々が絶賛しててもいつも通りの事で驚きは皆無ですが、なんせアンチ意見が書き込まれることも珍しくないAmazonレビューですからね。
ていうかさらに仰天したのがこのアルバムがRevoさんの「最高傑作」とまで評する意見が複数あるんですよ…。え…まじで?? MoiraやRomanよりも上だというのか??
まあAmazonレビューってあんまりコアなファンは書き込んでないような気もするけど、それでもここまではっきりした傾向があることは無視できないですよね。
もしガチなローランでも進撃の軌跡が過去のサンホラの名作群を上回ってると考えてる人がいたら驚きですけども…。

自分はこのアルバムは割とNeinと同種の作品だと捉えてたんですけどね(メロディの「再利用」が多いという意味で)。
思えばNeinは賛否両論の嵐でレビューもずいぶん荒れてましたが…あの時とは雲泥の差。なにがここまで明暗を分けたのか。

まず、考えられるのは「分かりやすさ」ですかね。
今回のアルバムは進撃の巨人のイメージアルバムですから、いつものサンホラみたいに考察しないと基本ストーリーさえ把握できないという敷居の高さが無くて、例えば「あ、これはアニについて歌った曲か」って気付けばそれだけで原作漫画やアニメ見てる人ならばすんなり理解できる訳ですよね。そこが決定的な違い。
あと、進撃の巨人という漫画及び映像作品をバックグラウンドに付けていることで、従来のサンホラに比べて圧倒的に視覚的イメージが強い。しかも並の映像作品じゃなくてあんだけハイクオリティな作品ですからね。補正が相当でかい。
それと、非ローランな進撃ファンからすれば、一般的な「キャラソン」のイメージを大きく逸脱する壮大かつ緻密なアレンジの楽曲と作品の世界観をこれ以上にないほどに見事に反映させた歌詞は非常に新鮮味があるのではないでしょうか。Revoさんの音楽をずっと聞いてる人間には「通常営業」だけども。
もちろん、今回は長尺曲が無くてコンパクトでシンプルな構成の楽曲が中心であることも「分かりやすさ」において重要。

もう1つ、レビュー見てると「今回はコミカルな要素が無いから良い」みたいな意見が散見されるんですよね。つまり近年のサンホラにおけるコミカル要素を邪魔だと考えてるリスナーはけっこう多いのかなぁと。まあ分からなくはないけど…でもコミカル要素も含めてRevoさんの音楽の魅力だと思うんですけどねえ。コミカルがNGな人だと西洋骨董屋根裏堂あたりの楽しげなミュージカル調もダメなの? 勿体ないなぁ。まあ人によってRevoミュージックに求める物が異なるのは仕方ないですけども。

あとは、単純に今作においてメインになってる勇壮なシンフォニックアレンジ曲を好むリスナーが多いということか。Revoボーカルのシンフォニックロック曲を好む人が多いっていうことなら個人的にも歓迎できるかな。自分もRevoボーカル推しのファンですからね。「二ヶ月後の君へ」とかほんとハイトーン駆使しまくってるしルクセンダルクの頃と比べてもめちゃくちゃ歌唱スキル向上してますよねえ。ていうかRevoボーカル中心の作品が最高傑作と評されてるのならむしろRevoさん本人としても大満足だったりする?
シンフォニックロックで統一したアルバムという意味ではメタラー向けでもあるのかなぁ…。でも基本的に紅蓮の弓矢の延長線上の曲調ばっかりだからあれが琴線に触れなかったメタラーは聞かなくていいと思うけど。

ちなみに、自分も先日の記事では少し否定寄りな感想を書きましたけど、この1週間ずっと聞き続けた結果、「最期の戦果」や「冷たい棺」あたりの完全新曲もだんだんと「スルメ」ってきましたね。特にアニ曲ね。やっぱり勇壮な曲調が良いし歌詞も素晴らしい。まあそれでも過去の名曲群と比べると一歩劣るのは否定し難いところですが。

やっぱりこれが最高傑作とまで言われたら違和感ありまくりだけど、でもアーティストとしては最新作が最高傑作認定されるのはこの上ない喜びなんだろうなぁ。進化を続けてる証ですからね。「○○の頃は良かったけど今は…」みたいな評価が一番凹むでしょうしね。

ローランの中でRevo作品の最高傑作を決める投票とかやったら恐ろしく票が割れそうですな。古参ファンならエリ組が最有力、新しめのファンだとNeinを推す人もいそう? 個人的にはMoira推したいけどRomanもMärchenも捨てがたいし…。あと曲単体だったらInterview with Noelとか愛咎を推したいかも。
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「進撃の軌跡」感想の続き

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今回は既存曲が多めなこともあって、Neinほどには聞き込むのに時間を要する感じではないけど…それでも一般的アーティストに比べたら情報量が多大であることに変わりはないし2日3日程度の聞き込みで足りてるかどうか分かんないですが…まあとりあえず現時点での感想を書いておきます。

すでに述べたように新規のメロディのパワーが足りないという感想はやはり覆し難いところではあるのですが、Neinと2作品連続して同じ印象を得てしまったということは…もはや決定的な傾向であると認めざるを得ないでしょう。
自分がRevoさんの作る音楽を他の類似品と一線を画する特別なものだと考えていた根拠というのは、作り込まれた世界観と考察に値する深みのある歌詞、複雑でありながらも整合性を感じさせる卓越した構成力など…それも勿論欠かせない要素なんですけど、何よりもメロディの良さにこそ魅力を感じていたんですよね。メロディが圧倒的に良い。それが全盛期のサンホラの持つ魅力の核であった訳です。
しかしながら、どんな稀代のメロディメーカーであってもあれだけ荒っぽいメロディのぶっ込み方をしてれば勢いが多少落ちてしまうこともあると思うんですよ。なんせメジャーデビュー10年ですもんね…。普通にメロディ使ってるアーティストであっても10年もやってればネタ尽きて来るでしょ…。

しかし、そうであったとしてもやっぱり自分はRevoさんの音楽は他と明確に線引き出来る特別さを保ってると思うんです。というのは、Revoさんが過去に山ほど名曲を作ってきた事実は覆らないし、しかも、それが単なる「過去」にならないのがサンホラ/リンホラの特異性だからです。
熱心なRevoファンの方々の反応を見てれば一目瞭然だと思いますが、Revoミュージックにおいては過去のメロディの再登場が特別な意味を持ってる。皆さん過去の曲との世界観の繋がりや共通性を強く求めてるから、単なる新規メロディよりも過去メロディの再登場のほうが意味を見出しやすい訳で。メロディより物語が重要視されてるとも言えるかもしれないけどメロディそのものが物語の一部だと考えれば必然性はありますね。別にメロディが軽視されてる訳じゃないんで誤解なきよう。
まあ、今やファンもサンホラ/リンホラに新たな試みとか新鮮味とかあんまり求めてないように感じられるし(もしEDMとか流行りのサウンド取り入れても喜ぶ人はあんまりいないでしょう…Neinも1曲目だけだったし)良くも悪くも後ろ向きで「守り」に入ってしまったとも言えるかもしれないけど、でも過去に積み重ねてきた作品が偉大であるからこそ「守り」が成立するのであって、積み重ねがなくファンからの信頼の薄いアーティストには出来ない芸当ですよね。(ライブではなくスタジオアルバムにおいて)過去曲が現在進行系の武器になるアーティストなんてサンホラ/リンホラ以外にはいないでしょう。

で、今回のアルバムは「進撃の巨人」のイメージアルバムなのでNeinほどに過去曲大胆に引用してる訳じゃないんですが、そもそも進撃ソングの過去曲ってそんなに数多くないし「座標」と「代償」は引用を中心に構成された曲だから実質的に「弓矢」と「翼」の引用が散りばめられてる訳ですが、さすがに今回はその2曲のメロディが多すぎる気もする…。例えばMoiraの場合は、ここぞという盛り上がる場面でテーマメロディ再登場してうおおおおお!!!!!ってなった訳ですけど、今回は弓矢のメロディ多すぎるからクライマックスで弓矢のメロディ来ても感動が薄まってる感もあるというか…。といってもやっぱり「心臓を捧げよ」の後半が盛り上がるのは違いないんですけどね。

まあMoira等の「全盛期」のサンホラのアルバムに比べると物足りないのは否めないところなんですが、でもアニメのイメージアルバムとして考えるなら、ここまで徹底して作り込まれたイメージアルバムなんて他の例がないと思うし、ひたすら豪華絢爛な規格外の内容であることには違いないですよね。非ローランの進撃ファンがこれ聞いたらどういう反応するのか知りたいところではあります。観測範囲にはローランばっかりなので…。

1曲目「二ヶ月後の君へ」、進撃1話のタイトルパロ。「君」というのはリスナーの事かと思ってたんですが「二月吉日」の二ヶ月後のTV放映時のエレンに向けた曲なのかぁ…なるほどね…。その発想は全くなかった。さすが予想の斜め上を行きまくるグラサン先生。
曲調としては王道を行くRevoボーカルシンフォニックロック調。ハイトーンを駆使する場面が多いのはこの数年間で養われたボーカリストとしての自信の表れでしょうか。
Revoボーカルロック曲が好きな者としてはまさに「これが聞きたかった!」って膝を打ちたくなる出来栄えの曲であるし実際のところ今作中で一番気に入ってる曲ではあるのですが、しかし今作の新規楽曲に共通する「Bメロかと思ったらサビだった」現象(?)がこの曲にも当てはまってまして、ラストに登場する「Theme of the Linked Horizon」のメロのほうが「真のサビメロ」感あるかもしれない。やはり過去曲に負けてる…。でもまあToLHはリンホラ全体のテーマ曲だしね…別枠か。
「13の冬」には今後制作予定の曲も含まれてると思いたい。個人的には。

2曲目「紅蓮の弓矢」、誰もが知るアニメソングの歴史に残る名曲。「自由への進撃」で腐るほど聞いた曲ですが、まあ名曲だから何度聞いても素晴らしいんですけどね、でも前の記事でも書いたように「座標」がこの曲のアレンジバージョンだから同じアルバムに入れちゃうとクドいかもしれませんね…。
アルミンのナレーションが追加されてますが、曲のミックスも変わってるようでボーカルや各楽器の音の分離が良くなった? あと最後のサビの「こ!う!し!だ!」のところの歌い方が変わってますね。

3曲目「14文字の伝言」、タイトルの時点でローラン釣る気満々って感じでしたが内容のほうもローラン大満足&大号泣必至の完成度。まあ進撃ソングというよりただのRevoソングって感じですけどね。
ほんとグラサン先生の「母シリーズ」の安定感半端ない。女性率の高いローランから「女心が分かってる」と評されちゃう訳ですから本物ですよねえ。
他の新曲はサビで盛り上がりきらないもどかしさあったりするんですがこの曲は後半ドラマチックに盛り上がりまくるんで文句なしに泣ける曲になってると思う。Revo流「泣かせ」ソングの真骨頂。
ていうか、タイトルからしてROMANのメロディ絶対入るだろうと思ってたけど…まあ進撃のイメージソングだからそこまでサンホラと繋げる訳にはいかんか…。

4曲目「紅蓮の座標」フルバージョン、基本的に「弓矢」のアレンジバージョンといった趣きでリフとサビが同じメロディなんですけど、追加メロディがそれに勝るとも劣らない良さがあってめっちゃ好きなんですよこの曲。なんせ劇場版Sizeもアホみたいに聞きまくってましたからね。弓矢メロディと追加メロディのバランスが絶妙。
歌詞は原作既読勢からするとネタバレの嵐らしいんですけどね。そもそもタイトルの時点でネタバレっていう。

5曲目「最期の戦果」、雑魚ファンだからイルゼ・ラングナーって誰だっけ?ってなったけど
http://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BC
困った時のpixiv百科事典。なるほどね…ものっすごい忠実にキャラソン化してる訳か…さすがグラサン先生…。これなら進撃のコアなファンも大満足なのでは?
この曲は歌詞のストーリー性が特に濃くてサンホラ感がありますね。曲調も「見えざる腕」っぽくてテンション上がる。
でも前述の「Bメロかと思ったらサビだった」現象はこの曲にも当てはまってまして、サビで盛り上がりきらないのがやっぱりもどかしい…。全体的な曲調はめっちゃ好きなんだけどなぁ…。

6曲目「神の御業」、ウォール教のイメージソング? めっちゃ聖歌。大合唱で荘厳。2分ちょいの小曲ですが作中で絶妙なアクセントの役割を果たしてますね。でも「汝~」が「ハンジ~」に聞こえるってネタのせいでちょっと笑えるソングになってしまったんですが…。

7曲目「自由の翼」、これもオリジナルとちょっとミックス変わってるのかな? 自由への進撃で腐るほど聞いたからこれが紅蓮の弓矢の次に位置してないことに違和感もあるけど…。あの曲間の繋ぎ素晴らしかったですからね。

8曲目「双翼のヒカリ」はペトラさんイメージソングか…リヴァペト? 個人的にペトラさんとリヴァイ班はめっちゃ好きだったから全滅した回はショック大きかったなぁ…。視聴意欲が失せたくらい。
楽曲としてはRevo流のバラードで…まあいつも通り。3曲目ほどのドラマチックさはないけど、でも歌詞と合わせて聞けば泣けるソングだとは思う。

9曲目「自由の代償」、「翼」をカオス化したような、ひねくれたアレンジが特徴的な1曲。今作で最も複雑な曲展開を持つ曲でしょうね。劇場版Sizeと比べてほとんど差異がないので、もしかするともっと長く…10分近くの尺にする構想もあったのかもしれない?
この曲のカオスなアレンジは好きなんですけど、でもメロディがほぼ既存曲の流用なのでこのアルバムの「クドさ」の元凶になってるのも否めないところ。

10曲目…「彼女は冷たい棺の中で」、アニのソングだからアニソン…なるほど…。ひんやりしたバラード曲かと思いきや意外にもアップテンポで勇壮な感じ。この曲も歌詞と曲調は良いんだけどなぁ…サビがやっぱり足りない…。他の曲もそうなんだけどAメロBメロCメロは良いんですよ…印象的なサビメロだけ足りない…。
歌詞については今作で一番好きっていうくらいなんですけどね。「悪役」側の心情もしっかり作品に織り込んでることで世界観の厚みが表現できてますよね。
ボーカルは柳麻美さん? 自由への進撃のときとはちょっと違って聞こえるかも。

11曲目「心臓を捧げよ」、2期オープニング。オープニング曲がアルバム最後を飾るクライマックスとして機能しているという驚きの構成。この曲はTVサイズにないCメロ以降の展開が神ってますから進撃ファンも必聴ですね。クライマックスで今までのメロディが総登場する高揚感。でも弓矢のメロディがここに至るまでの過程で使われすぎてるから感動が薄まってる感も否めず…。まあそれでも十分に感動的なんですけどね。
あと、メタラーにしか通じないと思うけど間奏の楽器ソロパートはEAGLE FLY FREE感あるよね。

12曲目(ボーナストラック)は1曲目のアコギバージョン。13曲目は次元をワープする?効果音トラックで…14曲目は初回版のみ収録の「青春は花火のように」、進撃中学校の主題歌ですね。この曲は複雑な構成とか無くてシンプルな曲展開。普通のアニソンとしてすんなり聞けます。ボーナストラックなんだけど1曲目と似通った曲調なこともあって、この曲でアルバム締めることに必然性あるように感じる。ちゃっかり「よだか」とかいうサンホラワード忍ばせて世界観をつなげてんのは抜け目ないっすね。ノエルとの関連性が?

そんな訳で今回も煮え切らない感想になってしまいましたが…まあ今回も「二次創作」だし…第八の地平線が本番だから…まだ慌てるような時間じゃない。第八がまたしてもいまいちなメロディばっかりだったらその時はダメージ超大だと思うけども…。

でも自分はサンホラ2期から入門したにわかファンだし2期の基本方針は全面的に肯定してるから、2期以降は見限ったっていうタイプの元ファンとは全く異質なんですよ。メロディさえ良ければ万事OKなんです。メロディさえ良ければ15分越えの長尺曲でも無問題。20分越えても良い。という訳で次こそはRevo先生の超本気を見せ付けてくださいお願いします。

「進撃の軌跡」のfirst impression

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今回もちょっとネガティブ寄りな感想になってますのでそういうの読みたくない方はブラウザバックしてください…。考察の類もありませんので。


皆さん言ってますけど限定版の箱がまじで取り外しにくくてね…。なんせ三重の箱になっててギチギチですからね…。無理やり外したら壊れるんじゃね?と不安で力技を行使することも出来ず。自分のだけ不良品なのか?と焦ったけどみんな苦戦してるみたいだし安心しました(?)

サンホラ/リンホラファンにとっての最大の関心事であろう歌詞の考察については原作既読のローランの方々が語り尽くしてる感じですし自分のような浅いファンが書くことなんて何も残ってなさそうですが、考察抜きで単純に音楽としての感想を書くとしたらやっぱり…Neinのときの「第一印象」に割と近い感じになるかなぁ。
つまり、「既存のメロディに比べて新規のメロディがちょっと地味」かも…。

とは言えNeinのときほど過去の名曲のオンパレードではないし、あそこまでアンバランスな感じではないんだけど…でもやっぱり紅蓮の弓矢のメロディ使いすぎって感じは否めないかなぁ。アレンジされてるとはいえ弓矢のサビメロ4回も繰り返し登場しますからね…。
確か2ヵ月前にも書きましたが、「座標」と「代償」ってそれぞれ「弓矢」と「翼」のアレンジバージョンみたいな立ち位置だと思うんで、原曲も一緒に収録しちゃうと少々クドくなってしまうというか?
「自由への進撃」はマキシシングルだけどあれ単体で完成されたコンセプト作品だったと思うんで収録曲の再収録にはちょっと懐疑的だったりする訳ですが、でもこれ「進撃の巨人の音楽の集大成」として売るアルバムなんだからやっぱり代表曲は入れざるを得ないですよねえ。進撃ファンからしたら当然「紅蓮の弓矢入ってない?詐欺じゃん!」ってなるでしょうから。Revoさん自身の意志ではなくてもレコード会社からの要請があったとか…そんな邪推もしてしまいますが。

テーマメロディの繰り返し自体はサンホラでもずっと用いられてきたお馴染みの手法ですし、コンセプト性を強めてドラマチックな展開を生み出すのに効果的なのでそこに問題がある訳じゃないんですが、でもNeinのときのように、メロディの存在感が「既存メロディ>新規メロディ」のバランスになっちゃうとちょっと物足りなくなってしまうという弊害が…。

今回のアルバムの完全新曲、AメロBメロまでは良い感じなんだけどサビのインパクトが惜しいってのが多いかも? 悪くはないけどもう一押し欲しかったみたいなもどかしさが結構ある。
思えば、「心臓を捧げよ」のサビも既存のライブ曲の引用だと言われてたし、やはり今のRevo曲には新規のサビメロのパワーが足りないのかもしれない。「Interview with Noel」の頃までは必殺のサビメロ乱用しすぎて大丈夫か?って枯渇を心配してたけどやっぱり反動が来てんのかなぁ…。もしかすると来るべき第八の地平線のために強いサビメロ温存してんのかもしれないけど。

でも、ローランの方々の感想を眺めてると、新規メロディよりも既存のメロディ再登場したほうが「あの曲と繋がった!!!」っていう歓喜の反応が得られることが多いように見受けられるし、むしろ既存メロディのほうが歓迎される傾向があって、新規メロディの弱さなんて何の問題にもならないのかもしれない。
まあ、Revoさん過去に名曲メロディを贅沢に使いすぎてましたからね(特にMoiraとMärchenの頃)、だからメロディ再登場させて丁度いい位なのかも…?

そんな感じで今回も割とネガティブな第一印象を書き連ねてしまいましたが、でもNeinのときの混乱に比べれば大したことないというか。Neinのときはまじで動揺しましたからね…第一印象では既存の名曲のメロディしか耳に残んなかったから…。あの時はガチで焦ってた。

まあこの新作もまだ聞き込み足りないからもうちょっと聞けば印象も変わってくるだろうし、何より、今回は「本体」のサンホラではなく「二次創作」のリンホラですし、やっぱり本番は第八の地平線だし? まだまだRevoさんの本気はこんなもんじゃないはず…とまたも持ち越しの構え。

そういや1曲目に出て来る「13の冬を巡り」ってのは考察してる方々が言ってるように原作ネタバレのユミルの呪いっていうのと13の死の物語を巡るっていう意味なんでしょうけど、12曲目と13曲目の名も無きトラックを勘定に入れるのは無理がある気がするので…もしかすると未収録の2曲分の構想が存在してたとか? もしくは今後制作予定の劇場版の主題歌が2曲分? 後者の可能性が高そうだけど、今回は既存曲多めでボリューム物足りない気もするから前者の可能性もあるかなと思ったり…。

具体的な曲の感想は後日書きます。今のところ「安心安定の1曲目」な「二ヶ月後の君へ」と「母シリーズ」最新作の「14文字の伝言」が聞き所だと思ってます。「最期の戦果」はサビメロもう一押し欲しかった…。

今のサンホラ/リンホラって良くも悪くも非常に内向きなコンテンツだと思うんで、Revoさんの音楽をずっと変わらず愛聴してる人なら今回もがっつり満足できるだろうし、昔は好きだったけど今は…みたいなタイプの人なら今回も買わなくていいと思うし、まあ迷うくらいなら買わなくていいんじゃないかなって感じですかね。
Revoファンではない進撃ファンについては分からん。今回は複雑な曲が少なめだから一般向けではあるかな?

心臓を捧げよ! (TV Size)

0時から配信開始って話だったけど実際は23時半頃には配信されてましたね。帰宅が遅かったものですからアニメ本編を見る前にiTunesで楽曲聞くという邪道やらかしてしまいました。

1回目聞いたときの印象としては…なんというか…普通? 平凡? メロディは単純だしアレンジも紅蓮の弓矢をベースにしてるから新鮮味は薄いし。
しかし、何度もヘビロテしてると味わいが出て来たというか、実はけっこうスルメ曲かもしれませんね。単調かなと感じたサビメロも中毒性が湧いてきました。40周ほど聞いた今の印象としては紅蓮の弓矢に匹敵…とまではいかないけどまた別ベクトルの魅力にあふれた名曲だという結論に落ち着きましたね。アニソンとしては紅蓮の弓矢に及ばないけどRevoソングとしては秀逸、そんな感じ。むしろRevoソングとしては紅蓮の弓矢のTVサイズよりも好きかもしれない…? もちろん信者補正も入ってると思うから完全に客観的な評価とは言えないかもしれませんが。
まあ、当然ながらRevo曲はフルバージョンでこそ真価を発揮する訳なんでやはり本番は来月のリンホラのアルバムってことになりますけどね。

ていうか、インパクトという意味ではエンディングの神聖かまってちゃんのほうが圧倒的に上を行ってたかもしれないっすね…。あんな実験的な曲調をアニソンにするとはなんたる冒険。本編の超グロシーンの後だったから余計に衝撃だった。神聖かまってちゃんって他の曲もこんなんなの?


そして昨日はM3カタログ発売日だった訳ですがまだゲット出来てません…。メタル島で有望な新規サークルいるのかどうか非常に気になる。

あとエイプリルフール…毎年のことですが滑り気味なネタとかネタ被りとか見かけると思わず苦笑してしまいますよね。Xのアルバムって結局エイプリルフールネタなんですかね…。

「青春は花火のように」配信開始

ブラボォォォォォォォォ!!!
という訳で(?)、今回も日付変更と同時に速攻でダウンロードしてずっと聞いてました。ちなみに進撃中学校の本編はまだ見てないです。実写パートあったりするみたいだしちょっと見るの怖い…。

今回の新曲、一言で言うなら紅蓮の弓矢のセルフパロディ…ってことになるんでしょうけど、そりゃRevo先生のことですから単なるパロディ曲に収まるはずなどなく、いくつものネタが仕込まれていて一筋縄にはいかない曲になってますねえ。
てっきり、ギャグ系スピンオフ作品の主題歌だからコミカルな電波ソング系が来るんじゃないかと思ってたんですよ、朝ハロみたいなとびきり明るいやつ。でも蓋を開けてみれば、確かに明るめの雰囲気ではあるけどギャグ要素はほとんど無いし普通にシリアスでかっこ良い…いや滅茶苦茶かっこ良い曲になってますよね。

この曲で最も耳に残るのはやはり何度も繰り返される「キンコンカンコーン」のチャイムのフレーズですよね。誰しもが知っている、学校で鳴るあのチャイムのメロディです。あのメロディがメインリフとして組み込まれてるってだけでも意表を突かれるんですが、なんとサビメロまでチャイムのメロディをなぞってるんですよね。
つまり、全体として今回の新曲は「学校のチャイムのシンフォニックロックアレンジ」曲とでもいうべきか。クラシック曲のアレンジとかなら別に珍しくもなんともないけど、まさかキンコンカンコーンのメロディをベースにして1曲作るとか発想が突き抜けてますよねえ…。
というかあのチャイムのメロディって作曲者とかいるのかな?と思って調べてみたんですが、このメロディ「ウェストミンスターの鐘」っていう名前だったんですね、へえ…。しかもこのメロディをモチーフにして曲を作った先駆者もいたようで。でもシンフォニックロックに組み込んだのはたぶんRevoさんが初?
しかも、単に雰囲気作りのためにチャイムのメロディ組み込んだというだけでなく、このメロディがシンフォニックロック的なかっこ良さに直結してるというのが凄いところ。サビメロほんとにかっこ良いですからね。元ネタである紅蓮の弓矢のメロディにも勝るとも劣らない出来栄えだと思います。もちろんサビだけでなくAメロ、Bメロの展開も素晴らしい。紅蓮の弓矢っぽい雰囲気を残しつつも爽やかで明るい曲調になってるのが良いですよ。曲名通り「青春」感が満ちてますよね。

それと、これはローランの皆様の間ですでに語られまくってることだと思いますが、サビメロの最後のメロディが「最果てのL」のメロディとほぼ完全一致してるんですよね。もちろん、作曲者同じなんだからたまたま似てしまっただけ…とも考えられますけど、ローラン諸氏は同じメロディを発見したら確実に考察のネタにするってグラサン先生も重々承知してるはずだからやはり意図的だと考えるべきでしょう。
で、なぜ進撃の曲なのにNeinの収録曲のメロディが登場するのか?というと、この進撃中学校は本編である進撃の巨人の「残酷な世界」を否定(Nein)してコミカルな世界観に改竄したものであるから…という考察を見かけて、なるほどなぁと思いましたね。
でも、もし意図的に最果てのメロディを使用してるんだとしたら、この曲も10周年記念のNeinの世界観に含まれる1曲なんですかね…? どこまで計算づくでやっているのか…。

今回配信されたのは1分半ほどのTVサイズですが、フルサイズだとやっぱり紅蓮の弓矢みたいに2番以降に全然別の展開があったりするのかなぁ。というか劇場版の主題歌もまだフル出てないですからね…。もしかしたら劇場版の2曲とこの曲で3曲でマキシシングル出すの? いやさすがにスピンオフの曲と本編の曲を混ぜてCD化は無いかな…。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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