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Linked Horizon「自由の代償 [劇場版Size]」

自由の代償

もちろん0時になると同時に速攻でダウンロードしましたとも、ええ。
多くのローランの方々もきっとそうしたに違いない。…ってことはないか。劇場で初聞きにしたいって方も多いでしょうからね。

今回の新曲、感想を一言でまとめるなら「プログレ!」ですね。…まーたプログレかよと思われるかもしれませんが、いやいや、今回は独断も偏見も無しにまじでプログレだと思うんですよ、既に聞いた方なら分かると思うんですが、曲構成がいつも以上に複雑で、まあ複雑なのもいつもの事なんですが、今回は「カオティック」と呼べるほどの実験的なフレーズが多用されてるのが特筆すべき点ですね。
いつものサンホラ(リンホラ)における「複雑」って、複数の楽曲を繋げて組曲風にしてあるという意味であって、個々のパートに限定して言えばストレートで分かりやすいアニソン系楽曲として聞けると思うんですよ。
でも今回の「自由の代償」は個々の間奏パートにシンコペーションや変拍子っぽい捻くれたリズム展開がふんだんに織り込まれており、ギターによる不協和音フレーズも目立っていたりして、まさにプログレっぽい実験的なイメージが強まってると感じます。

やはりリズム重視のアレンジという印象ありますね。リズム隊(ベースとドラム)が大活躍でプログレ好きなメタラー歓喜。原曲の「自由の翼」はツーバスドコドコの超疾走曲で、ひたすら直進、全軍突撃的なストレートで分かりやすいリズム展開だったんですが、今回の「代償」は直進せずに常に飛び跳ねてるようなイメージ。「翼」が馬で真っ直ぐに進撃してるイメージならば「代償」は立体機動で変則的な動きしてるイメージ? 女型と戦うときのリヴァイさんの人外な動きみたいな?
あと個人的に一番面白いと思う部分は4分半あたりからの木琴?メインのフレーズですね。それまでシリアスだった雰囲気が一変してコミカルになるところ、ちょっと不気味な雰囲気もあるんですけどね。ここすげえプログレっぽいと思うんですよ。

まあ、カオティックなアレンジの詰まった実験的な曲であっても、アルバム曲ならば何ら問題ないと思うんですよ。でもこれ、仮にも劇場版アニメの主題歌ですよね…。より多くの層が聞くであろうアニソンでこんなやりたい放題やってのけるとか…まじRevoさんイカレてやがる…(褒め言葉)。
しかもこれで劇場版サイズとか…。嘘だろ…。こんなごちゃごちゃに詰め込まれてる曲がまだ完全版じゃないだと…? 完全版はどんなことになってしまうんだか…。恐るべし。
しかしこの冒険的なアレンジはやっぱり賛否両論になりそうですな。まあいつも賛否両論だから今更なんですけどね。
ファンを全力で振り落とそうとするRevoとかいう暴れ馬…。その暴れ馬にずっとしがみ付き続けてるローランって改めて凄いなぁと思うんですよ。ほんと鍛え上げられてる。いやRevoさんは別に振り落とそうとしてる訳じゃないと思うんですが、結果的にファンをふるいに掛けてるのは事実かなぁと。

そんな訳で、とても刺激的なアレンジの楽曲に仕上がってると思うんですが、メロディ面については原曲の「自由の翼」や「紅蓮の弓矢」のメロディを継ぎ接ぎしてる感じなんで新鮮味は薄く、やはり新曲というよりかはあくまでアレンジ楽曲という印象ですかね。「紅蓮の座標」は新規メロディが充実していたから新曲として楽しめたんですけどね。
まあ、直前に新作アルバムのNeinとそれに伴うストコンもあった訳だし多忙すぎてメロディまで新規に作りこむ時間がなかったのかもしれないですが。フルバージョンでは新規のメロディも追加されるかもしれない?

ミーシャミーシャミーシャミーシャミーシャエレフエレフエレフエレフエレフ

やばいよねこの曲…。もう完全に今回のハイライトだよね。
今回の新作は微妙だとか昨日書いたばっかりですけど、もうこの「愛という名の咎」を聞けただけでもこの新作でifストーリーやった意味はあったんじゃないかと思えてきた。それくらいやばい。
ただでさえ近親愛で背徳感あるのに、それに加えて本編の運命に背いて色んな登場人物達を見殺しにしてまで自分達の愛を優先させたっていうルートだから二重の背徳感があるんですよ…。この背徳感が危険な中毒性を生んでます…。単なる幸せルートじゃなくて物凄く危うい幸せな雰囲気がたまらんよね(?)
にわかファンの自分ですら「うへええええええ」ってなるくらいやられてるんだから、Moira大好きローランの方々は「くぁwせdrftgyふじこlp」な状態でしょうね。なんという危険な曲…。

そしてストーリーだけでなく楽曲の出来も良いんですよね。他の収録曲は過去の名曲のメロディに新規メロディが負けてる感あるんだけど、このMoira改変曲だけは新規メロディが充実していて、むしろサビメロに関してはオリジナルのMoiraを凌駕するほどのドラマチックさがあるかもしれない。栗林みな実さんのボーカル麗しすぎるし、Revoボーカルパートが少なめなのも良い方向に働いてるか?(いや自分基本的にRevoボーカルは好きなんだけどこの曲に関しては)
Fukiさんの超絶ハイトーンの疾走パートもあるし、何よりラストの津波のようなバスドラドコドコが最強すぎる。メタラー観点からしても大満足な出来なんですよねえ。
梶裕貴さんの駆逐してやるは…まあ完全に予想の範疇ですな。でも決め台詞を言い放った後にやられちゃってるのが…。

なんだろう、Moiraだけ優遇されてる感あるというか、RevoさんはMoiraに特別な思い入れあったりするんだろうか。なんか愛咎だけ曲の作り込みが凄い気がしてならないんだけど。
まあMoiraって大作感が半端無いし、他の地平線はショートストーリーを束ねたオムニバス形式だけどMoiraだけは一本のストーリーということもあって、やっぱり特別感あるのかなぁ。それともRevoさんシスコンなの…?

その他の曲についてはもうしばらく聞き込んだ後に感想を書きたいと思います。やっぱりM3後になるかな。最初は微妙だと思った曲もリピートするうちに徐々に良さが見えてきた気がする…?

そういやRevoさんの長文インタビュー公開されてましたよね。Linked Horizonを経て音楽のクオリティ上がった…。なるほど…。なんかMärchenとほとんど大差ないサウンドだと思ってたけど、自分が音楽的に無知っていうだけであって、音楽分かってる人の耳で聞くとアレンジのクオリティ上がってると分かったりするんですかね。
思いついた曲を片っ端から譜面にしてたら人生足りないか…。さすが1曲にサビメロを何個もぶち込む人だけのことはある…。
というか8thの構想って前からあったのか。8thのほうが出すのが大変だから後回しになったと。NineとNeinを引っ掛けるために順番を逆にした訳ではないのかな。
まあ今回の新作は過去作品を扱った変則的な内容だったので、やはりサンホラの真価を問われるのは次回の完全新作である8thなんじゃないかな。次こそはRevoさんの全力を見れる作品になると信じてます。いつになるか分かんないですけど。オリンピック的な気持ちかぁ…。

Sound Horizon 「Nein」 のfirst impression

Neinジャケ

なんと言ったらいいか…。本当ひたすら問題作としか言えないですね…。評価するのは非常に難しい。
先に書いておきますが、この新作をめっちゃ気に入っていて不満がないという方はこの文章読まない方がいいです。色々と否定的なことも書いているんで。

自分は熱狂的な信者ってほどではないんですがサンホラ過去作に駄作は全くないと確信してるくらいにはRevoさんに絶大な信頼を置いてるんですが、(細かい部分に不満あることならあったけど)全体的な内容に対して不満を持ったのって今回が初めてかもしれない…。まさか否定を意味する「Nein」を冠したアルバムに対して否定的なこと書くことになるとは…少し皮肉かもしれないですが…。

今回の新作、聞いた方なら分かってると思いますが既に色々な方々が仰ってるように「公式二次創作」的な内容になってます。先行公開されていたリード曲「檻の中の箱庭」の歌詞で示唆されていた通り、各アルバム(地平線)の異なる可能性を探す、つまり各地平線の物語を「幸せな」ストーリーに改変したパラレルな物語が展開されています。
そのコンセプト自体は非常にワクワクするものだしストーリーとしてはほとんど不満ないんですが、うちのブログは物語の考察とかするスタンスではないし、あくまで音楽的な部分に焦点を当てて書いていきます。

過去作を再編するような内容になるって時点で過去曲のメロディが多用されるのは完全に予想の範疇だったんですが、問題はその使い方ですね。
悪い言い方をすれば、「過去の名曲のメロディに頼りきった」内容になってしまってるんですよね。つまり新規のメロディが弱い。いつものサンホラなら過剰と言えるほどに詰め込まれてる覚えやすいキャッチーなメロディ、それがかなり少なめになってるんですよ。
半年前に発売されたマキシシングル「ヴァニシングスターライト」の収録曲「Interview with Noel」にも過去曲の再演はあったんですが、あっちは過去曲のメロディがあくまでアクセント程度の位置付けであって、メインは新規のメロディだったしその新規メロディがめちゃくちゃ充実していた素晴らしい曲だったんですが、今回の「Nein」は過去の名曲のメロディが新規メロディを完全に呑み込んでしまっていて、はっきり言って新規メロディ部分がかなり退屈な印象になってしまってるんですよ…。曲調としてはMärchenの延長線上だけどメロディが全然弱いから「劣化Märchen」呼ばわりされたとしても仕方なしか…。

そりゃ、もちろん過去の名曲のフレーズ出て来たら盛り上がるんですよ、なんせ名曲なんですから。Stardustのサビとか出て来たら「うひょおおおおおおお」ってなりますよ。MoiraのアレやMärchenのアレでも「うおおおおおおおお」って興奮しまくりですよ。
でも、過去曲は過去曲だし、やはりこれを「新作」として評価するんならこれは微妙と言わざるを得ないかなと…。完全新作ではなく「10周年企画盤」として捉えるべきなのかなぁ。かなり「ファンサービス」的な色合いが強い内容ですしね。
なんというか、せっかく過去作の再演するんならその過去の名曲を越える、もしくは匹敵するメロディ作ってやる的な気概をもって制作するのかなぁと期待していたんですが(実際Interview with Noelはそういう出来だったので)、今回のNeinからはそこまでの気合は感じられないかなぁ…。

そんな訳で今回の新作は、この新作自体は評価に困る問題作だけど、過去の名曲フレーズが素晴らしいからサンホラ自体の偉大さはこれでもかと再確認できる内容であると言えますかね。
新規メロディが地味であることについては、Revoさんのメロディのアイディアが尽き始めてると否定的に考えることも可能ですけど、でもInterview with Noelがあれだけ充実した曲だった訳ですからね、今回は企画盤だから敢えて過去のメロディに任せて全力を出してない可能性もあるか…?
あと、まだ3周ほどしか聞いてない段階でこの文章を書いてるんで、もしかしたら何度も聞き込んだら味が出てくるスルメ系メロディ満載なアルバムかもしれないから、来週になったら「やっぱり最高のアルバムだ!」って手のひら返してる可能性もありますし、まだまだ自分的な評価は確定じゃないですね。それで記事タイトルはfirst impressionにしておきました。ノエルのラスト曲とちょっとかぶってますが。
やはり、これを「新作」として評価するのか、それとも過去の地平線のifを実現した「公式二次創作集」として楽しむのか、それによって評価が別れるんだろうな、多くのローランさんは後者で楽しめてると思うんだけど。

各曲の感想についてはちゃんと聞き込んでから改めて書きたいと思いますが、とりあえず現段階で気に入ってる曲としては、沢城みゆきさんの七色の声に仰天する「西洋骨董屋根裏堂」、エレフとミーシャのイチャイチャが危険な「愛という名の咎」、そしてFukiさんの熱唱とStardustのサビメロがやばすぎな「憎しみを花束に代えて」、この3曲がやっぱり聞き所でしょうかね。
ちなみに、Fukiさん担当キャラクターはレズです。めっちゃレズです。この文字列でピンと来るような性癖をお持ちのリスナーさんは買ったほうがいいかもしれません(?)。DL購入なら1曲だけでも聞けると思いますしね。アルバム丸ごとの購入は…サンホラに思い入れのあるリスナーさん以外にはあんまりオススメはしません…。
というか、昔のサンホラに思い入れがあるリスナーさんにも地雷なアルバムかもしれないな…。まあ一期しか認めないファンとかそもそも買うつもり全くないと思うんで大丈夫ですかね。
過去曲フレーズの多用とか大胆なストーリー改変とか1万するデラックス盤とか、今回はいつも以上に賛否両論というか否が多くなりそうな要素が満載ですな…。

そういえばM3直前なんですよね…そのことがすっかり頭から抜け落ちてしまうくらいにはやっぱりサンホラ新作はやばい…異空間に飲み込まれる感じ(?)。とりあえずまだまだNeinヘビロテし続けますしテンションが完全に持ってかれてますので、M3関連の記事は今日明日あたりは書けそうにないです。金曜あたりにまとめ記事を上げようかなと。ほんとギリギリですが。

紅蓮の座標(劇場版size)配信開始

一言でいえば「紅蓮の弓矢のシンフォニックメタルVer」ですかね。この疾走具合といかにも映画的なオーケストラのド派手さとかラプソを思わせるかも。
紅蓮の弓矢のアレンジがベースであることは先行上映で聞いた人達の情報で分かってたんですけど、こんなに疾走させてるとは意外だった。にも関わらず、「紅蓮の弓矢を遅くしたバージョン」だと評してる人がけっこういるみたいですが、確かにその通りで、ドラムは疾走してるからBPMとしては早いはずなんだけど歌のテンポは原曲より遅くなってるから全体的な印象としては遅く聞こえるんですよね(もし原曲のテンポでツービートにしてたらドラフォ化してましたねw)。
原曲にはない新規のパート(Aメロ、Bメロ、Cメロ)は良いんだけどアレンジ部分についてはやっぱり原曲ほどの盛り上がりはないかもなぁ。まあアレンジ物ってのは得てしてオリジナルを越えられない宿命ですしね。とはいえ、アレンジベースでもこれだけ新鮮な魅力を持った楽曲を作り上げる手腕には感服せざるを得ないですね。
サビの「紅蓮の…」の後に何て歌ってるんですかね?よく聞き取れないんですが「図上」かな?座標が図上に存在するみたいな?よく分かんないですが考察班のローランさん達が解き明かしてくれるでしょうw

それにしても、劇場版サイズで3分半もあるということはフルサイズだと一体どれくらいになるんですかね…。8分くらいの長尺を期待してもいいんでしょうか。
紅蓮の弓矢はフルサイズでの複雑な曲展開がアニメファンから不評を買いましたが、個人的にはフルサイズの方が断然好きなんですよね。2番以降が聞き所だと思ってますし。だから今回の紅蓮の座標もフルサイズで真価を発揮する楽曲なんじゃないかと思いますね。
「自由への進撃」の時と同様にCD化は後期の曲とセットになると予想しますが、「自由の翼」の方はどうアレンジするんだろうな…。原曲が既に疾走しまくりだから逆にスローテンポにするのか? 出だしのクワイア部分をメインにした方が盛り上がるような気もするなぁ。自由の翼の方は紅蓮の弓矢に比べると若干薄味だったのでアレンジで魅力を増す可能性も大かもしれないですね。

そして進撃の巨人アニメ二期も決定したらしいですが、二期もリンホラがOP担当するのかな。TV版で2曲担当して劇場版まで担当しておいて二期で別アーティストになるってこともないと思うんですが…でも再来年か…かなり先だしまだ分かんないですよね。

Interview with Noel (※正式にはeの上にウムラウトがつきます)

という訳でヴァニスタ感想のPart3です。

Amazonレビュー見たらけっこうヴァニスタ不評多いですね…。まあ意外でもなんでもなく、よだかショート聞いた時点から賛否両論になるのは分かりきってましたけども。熱狂的なローランの方々の感想ばっかり眺めてたから麻痺してたけどやっぱり一般的な評価となるとこんな感じなんだろうなぁ。
実をいうと個人的にもよだかショート聞いた時点では不安あったんですけど、Interview with Noel聞いて「やっぱりRevoさんの作る音楽にハズレはないな!」と再確認したんですよね。この曲は確実にサンホラ史上で上位に来る楽曲ですよ。音楽アーティストは星の数ほどいるけど、この人の作る音楽なら絶対に信用できるなんてアーティストはサンホラくらいしかいないかもなぁ。

今回の作品にガッカリしてる人達って、サンホラに対して何を求めてたんだろうか、やっぱり女性ボーカルとかファンタジー的な雰囲気とか民謡的なアレンジとかアニソン系のキャッチーなメロディとかそういうのが気に入ってたんでしょうかね。だからRevoボーカルのみでメタル要素がメインの今作にガッカリしてるんでしょうけど、でも前回の記事でも述べた通り、Revoさんの音楽の下地ってメタルとプログレだと思うんですよ、それが伊藤賢治さん経由の影響か直接的な影響かは分かんないですが、とにかくメタルとプログレだと思うんです。だからメタルとプログレが好きな人ならRevoさんがどんなジャンルの音楽を作ろうが付いていけるんじゃないかと。根っこの部分が共通してるから表層的なアレンジが変化しても問題ないんですよ。事実、自分はサンホラ作品にハズレ作品は全くないと思ってますしね。
まあ、今作にガッカリしてサンホラ見限るようなリスナーいたらとても残念ではあるんですが、その一方で、見限ったリスナーを横目に「やっぱりサンホラの真の魅力はメタルとプログレ好きじゃないと理解できないんだよ!」という歪んだ優越感を抱いてるのも事実ですねw

あと、考え得る賛否両論の要因として、今回はリスナー側で補完する要素が少なめであるという点もあるでしょうか。前回の記事にも書いた通り、ブックレットに曲中にない情報がご丁寧に載ってるし、セリフも無いからいちいち聞き取って書き起こしたりする必要もないし、英語のナレーションも雑誌名をちょろっと喋るだけだからやはり聞き取りの必要ない訳で。深読みさえしなければ考察とかほとんど必要ないレベルで分かりやすいストーリーなんですよね。さすが事前に入門向けと言われてただけあるというか。
しかしながらこれだけ分かりやすいと考察好きなリスナーさんには物足りないかもしれないですねえ、解読や謎解き要素がここまで少ないと…。デラックス版のイシューには公式の二次創作(?)まであるらしいですし…二次創作的な妄想の余地も少ないのかな。
だから今回は隠し要素のどう考えても読めない「手紙」のほうに考察派の関心が集中してる感じか? でもこの手紙、「君の想像力で補ってもらいたい」ってわざわざ書いてあるから解読は不可能ってことだよね? 解釈の自由が故、つまり正解は存在しないってことで、炙ったり水に浸したりしても無駄なのではw

でも個人的には今回の「分かりやすい」ストーリーけっこう気に入ってるんですけどね。ストーリー分かりやすいからキャラクターにも愛着を持ちやすいというか、特にインタビュアーの3人ですね。3人とも良キャラですよねえ。山さんは上っ面だけじゃない真の人格者って感じがするし、ノエルの嘘に感づいてる洞察力にも感嘆しますね。マリィマリィは尻軽かわいい(?)。ゴスロリ少女って感じだけど実際は少女じゃなくてBBAかもしれないけどまあその辺は脳内補完で!そういえばpixivにマリィマリィのかわいい絵があったから貼っておきましょう。

イメージ的には山さんがcv大塚明夫、マリィマリィはcv沢城みゆき、鋭士がcv中井和哉って感じかなぁ、ベタかもしれないけどw
でも主人公のノエルにはあんまり愛着ないんだよな…。なんというか、Revoさんが演じるにはちょっとノエルの見た目が若すぎるというか…イメージに乖離があってですねえ。ノエルくん二十歳前後に見えますもんね。

あと、考察要素は少なめかもしれないですが、今回の「幻想と現実」が入り混じった世界観はかなり魅力的だと思うんですよね。今回は現代日本が舞台ということで、今までのファンタジー的な世界観とは打って変わってかなり身近な雰囲気になってるとは思うんですが、なによりも主人公のノエルとRevoさん自身が重ねて描かれてるのが非常に面白いですよね。初めてのバンドがメタルバンドとか打ち込みで活動してたとか、あと「ピアノの前に座ってられるような子じゃなかった」ってエピソードもRevoさん自身のものらしい? まあ自分はにわかだから知らないけど雑誌のインタビュー記事でそんなことが語られてたらしいです。他のローランさんの受け売りですが。
まあ完全にノエルとRevoさんがイコールなはずはないけど(こんな波瀾万丈なロックンロールな人生な訳ないw)、Revoさんの理想とするロック的人生がノエルというキャラクターなのかもしれない?

そして、幻想と現実が入り混じっている世界観が一番顕著に現れてるのは、やはりInterview with Noelのラスト部分ですよね。ここが今作の最大のサプライズだと思うんですけど、なんと楽曲の中でリアル世界でのイベント予定を歌い上げてるんですよ。聞いてない方は「は?」って怪訝に思われるかもしれませんが、まじで歌の中でOctober 26,27とか渋谷公会堂とか歌ってるんですよw これは衝撃的というか、ぶっちゃけサンホラ以外には許されない禁じ手というか、いやサンホラでもこれはさすがにやばいでしょうw ロックアーティストが現実を歌うってことは別に珍しくはないかもしれないですが、日付と会場まで歌い上げるとかこれはリアルにも程があるw
今まで徹底してファンタジーな世界を歌ってきたサンホラがここまでリアルなこと歌うってのは何か明確な意図があるんでしょうけど…。

ノエルくんはRevoさんの分身もしくは過去のRevoさんであると同時に、Sound Horizonという音楽プロジェクトそのものの擬人化でもあるかもしれないですね。
ノエルくんはハーフっていう設定みたいですが、サンホラも「音楽」と「物語」が結婚して生まれたハーフと言えるし、その異質さから「異端」(キモい)と言われ非難されてきたという点でも共通してますからね。そう考えると「陰口の雨に打たれ」「強い言葉は弱い心映す鏡のように」のくだりとか2ch等でサンホラを批判してきた人々への苦言とも解釈できそうですが、まあ、ここの歌詞がそのままRevoさんの本音だとしたらちょっと厨二くさいかもしれないですけど、どこまでノエルというキャラクターでどこからがRevoさん自身の想いなのか…。
あ、それと、普通に考えればハーフという設定は音楽と物語のハーフだと解釈するでしょうけど、うちのブログのスタンス的には「プログレ(+)メタル」と「アニソン(Jポップ)」のハーフという説も推しておきますw

まだ書きたいこといっぱいあるけど一応ここで止めておきます…さすがに疲れたw サンホラの音楽は密度が高すぎて本当やばい…。更にあと2記事くらい書けそうですよね。
そういえばAmazonで楽曲のデジタル配信もやってますけど、Interview with Noelも他の2曲と同じで250円で配信してるんですね…15分の曲が250円とかまさに同人価格! 普通MP3のバラ売りだとプログレ系の長い曲は価格が高かったり「アルバムのみ」になってたりするのになんという良心的な価格設定なんでしょうか。1万円の超高価なデラックス版と廉価版の両極端な価格設定は実に戦略的なものを感じますね。でもバラ売りで買うのはあんまりおすすめ出来ないですね。この曲はブックレット見ながら聞かないと流れを把握しづらいから十分に楽しめないかもしれないし。まあ当然ながら楽曲だけでも最高なんですけどね。

プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

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