nonorain「little things, little songs」

https://nonorain.booth.pm/
某Laralastudio風の手描きイラストジャケが目を惹いたサークルです。今作は写真がメインになってるからそうでもないけど前作はめっちゃ某Laralastudio感あったんすよね。
同人音楽界は神絵師さんによる神イラストジャケが主流だしそっちのほうがオタク的購買意欲をそそるのは確かなんだけど、たまにこういう素朴イラストが恋しくなるってのもありますよね。いかにも手作りで同人音楽感あって。
ちなみに中身の音楽のほうは全く手作り感はなくてむしろメジャー級の本格クオリティ。そこも某Laralastudioとの共通点かなぁ。音楽性も割と近くて、ウィスパー声の町之さんフィーチャリングした曲に通ずる雰囲気がある。
でも某Laralastudioよりも一番近いのはやっぱviewtorinoですな。M3の時のこのサークルのスペースに「繊細なボーカルを軸にUKインディー、エレクトロニカ、シューゲイザーを織り混ぜたポップミュージックです」って説明文が掲げられてたんですけど、これってそのまんまviewtorinoに当てはまりますからね。繊細なボーカルっていうのは身も蓋もない言い方に替えればウィスパー系ロリ声ってことですし、そして洋楽志向のギターロックサウンドという点も同じ。
なのでviewtorino好きな人には是非ともおすすめしたいサークルだし、逆にこのサークル気に入った人にはviewtorinoもきっと刺さると思う訳です。
サークルのメンバー構成はギター&作編曲担当の男性と女性ボーカルの組み合わせかな。この界隈で最も多いパターン。
本作は5曲入りのEPで、3曲目だけ別の女性ボーカルが歌ってるんだけど、この人も癖のない綺麗な歌声で悪くはないんだけどやっぱメインで歌ってる繊細kawaiiボイスの「ハルカナ」さんの歌声のほうが断然魅力的だというのは正直なところ。
やっぱ1曲目のタイトル曲「little things,little songs」と4曲目「#4682b4」が特に素晴らしいですね。柔らかなメロディとkawaiiボイスが絶妙すぎる。
ってか5曲目がボーナストラック扱いになってるんだけど、これもめっちゃ良い曲なのにたったワンコーラスしかなくて1分半程度で終わっちゃうのが惜しすぎる。4曲目も2分半しかないし、曲が全体的に短いのが難点。
ウィスパー女性ボーカル+ギターサウンドの組み合わせが好きな人に特におすすめ出来るサークルかと思います。
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