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FREEDOM CREATORS(あらまり)「碧のCatastrophe」

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http://freedom-creators.jp/

元Sound Horizonの歌姫であり今も絶大な人気を誇るカリスマボーカリストあらまりさんが同人メタルの頂点どころかジャパニーズメタルの頂点に近づきある大人気バンドUnlucky Morpheusと奇跡のコラボレーションを果たし、アンホラこと「Unlucky Horizon」として始動したのは記憶に新しいですが、なんと今回はそのアンホラに、あんきもと肩を並べる同人メタル最強バンドICDDことImperial Circus Dead Decadenceが更に加わり、新たに「Imperial Circus Unlucky Horizon」として活動開始!! これは同人音楽を揺るがす大ニュースですよ!!

…Imperial Circus Unlucky Horizon(絶対にあり得ない雑ネーミング)はもちろん嘘ニュースですけどね。ICDDとコラボってのは本当です。
「囚われの僕ら」のときICDDはアートワークのみの参加だったけど今回は本格的に楽曲提供で参戦したという訳です。

同人メタルの頂点であり今や世界に通用するクオリティと人気を誇る2バンドとのコラボレーション。界隈でこの超豪華コラボが話題になったのは当然なんですが、でも前も同じこと書いたけど、これが5~6年前だったら本当に「同人音楽を揺るがす大ニュース」になってたんじゃないかと思うんだけど、この5年ほどで同人メタル界隈もだいぶ様変わりしちゃったから(具体的には古参リスナーが相当変動してるはず)。今のタイミングでやっても話題性はそこそこって感じですよねえ。もちろんこのコラボに大きな意義があるのは間違いないんですが。

さて今作は5曲入りのEPでして、あらまりさんが「FREEDOM CREATORS」名義で出した初のミニアルバムって位置付けになってますね。初のミニアルバムがこうしてガチガチのメタル系の音楽性で固めた物になったっていうのは同人メタラー的には歓迎すべきっていうか、もしフルアルバムも出すとしたら是非とも再びメタル系にしてくださいって感じですよね。
で、5曲入りではあるんですけどそのうち1曲目と5曲目(あんきもとのコラボ曲)は一昨年にリリースされたシングル「囚われの僕ら」の曲をそのまま再収録したものなので、そっちを買ってた人には実質3曲入りマキシシングルってことになりますね。シングルをそのまま入れるんなら7~8曲くらいのフルアルバムにして欲しかった気もするけど…まあ難しかったのでしょう。

あんきもコラボ曲のほうは昨年の記事にも書いた通り、サンホラの「元」ファンがあらまりさんに向けているであろう「幻想」を見事に再現した非常に素晴らしい楽曲でしたし、1期サンホラをそのまま再現したのではなく界隈で需要の高い少女病テイストを巧みに入れてるところがミソで、あまりに絶妙すぎて職人芸って感もありました。あらまりさんに提供することを最初から念頭に置いて作ったとしか思えないハマり方。

対して、ICDDコラボ曲のほうはというと…こっちは特に物語音楽のニーズに合わせた感じではなく、割と通常営業のICDDの楽曲をそのまんま細工なしで提供してあらまりさんに歌ってもらった感じ? 普通にエクストリームメタル+V系。まあ物語音楽界隈でもV系は需要あるから違和感なく自然にハマってるけども。
でもおそらくあらまりさんに完全に合わせて作った楽曲では無い?からこそミスマッチが生み出す意外性や面白さもある訳で。

ICDDコラボの3曲はそれぞれ作曲がHullさん、KIMさん、リブユウキさんと異なってるみたいですね。でも自分はそんなにICDDのアルバム聞き込んでた訳ではないんで各作曲者ごとの癖とか全く把握してないんですけどね…。申し訳ない。
まあ大雑把な音楽性としては2曲目「滅亡へ抗う夜明け」がV系メタルコアな感じ、3曲目「Per aspera ad astra」はモダン寄りにしたX JAPAN型パワーメタル、4曲目「諡 -命ヲ碧ク見守リ睡ナ-」はこれぞICDD!って感じのブラストビート炸裂のV系エクストリームメタル。どれもメタラー的に美味しい曲調ばかりだしV系特有の耽美テイスト+アニソン的キャッチーメロディで同人ゴシック感もしっかり味付けされてます。クオリティについては言わずもがな。当然ながら同人メタル最強レベル。
あんきもコラボ曲ほどにサンホラ1期 ≒ 物語音楽には寄せられてはいないものの、同人ゴシックリスナーには十二分にアピール出来る作風でしょうね。少女病とか好きなリスナーにはちょっと激しすぎるかもしれんけど。

あんきもコラボ曲はあんきも自身のフルアルバムでセルフカバーしてたけどICDDも次なるアルバムでこれらの曲をセルフカバーしたりするのかな?
ってかクレジット見るとICDDコラボ曲はドラムが打ち込みっぽいですよね。あんきもコラボ曲と違って。まあ修平さんはMalikliyaの作業もあるからね…春M3ではMalikliyaのアルバム出るんですよね…?
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FREEDOM CREATORS (あらまり)「囚われの僕ら」

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http://www.aramari.com/information/

あらまりさんに向けられたファンの「幻想」を見事なまでに具現化して話題を巻き起こした新ユニット、アンホラこと「Unlucky Horizon」の新作シングル



…アンホラってのはもちろん嘘ですけど前半部分は紛れもない事実ですね。
元サンホラの歌姫で未だに根強い人気を誇るあらまりさんが同人メタル最高の知名度と実力を兼ね備えるUnlucky Morpheusとまさかのコラボレーション。そしてあらまりさんの居た頃のサンホラの音を再現したっていうんだからこりゃあ話題にならないはずがない。2017年同人音楽界最大の話題、いや「事件」と呼んでも差し支えないでしょう。

と少々誇張気味に書いてみたものの、確かに話題作ではあるんだけど大騒ぎになったって程ではないですかね。今もあらまりさんの在籍していた一期サンホラへの執着の強いファン(及び「元」ファン)が多いのは言うまでもない事実ですけど、今更あらまりさんにサンホラに戻って欲しいと願ってるファンはごく少数でしょうし、同様にあらまりさんに対して同人音楽にあふれ返っているサンホラ「っぽい」模倣を求めてるファンもさほど多いとは思えませんからね。
サンホラ一期を絶対視するリスナーは過去のアルバムを聞き返すか、もしくはサンホラは綺麗さっぱり諦めてとっくの昔に少女病とかに移行してる人が大半でしょうから。もしこれが5年前とかだったらまた反応の規模も違ってたのかもしれないけど…。

とはいえですよ、やっぱりツイッター検索してみたりすると依然としてあらまりさんに対する複雑かつ根深い感情が界隈に渦巻き続けていることが確認できますし、綺麗さっぱり割り切れてない人も少なからずいるのは事実のようで。何よりもこの新作の圧倒的な「再現度」、これはファンや元ファンの心を揺さぶるには十分すぎるほどの出来栄えでしょう。
まあ正確に言うとこのあんきもコラボの新作は一期サンホラの忠実な再現ではなくて少女病とかAsrielなどの後続の同人ゴシックのテイストも巧みに織り交ぜつつファンの求めてる「幻想の再現」を試みてるって言ったほうがしっくり来る音なんですけどね。でもその少女病テイストの入れ方の匙加減が絶妙すぎて職人芸を感じるんですよ。更にあんきもならではのメタリックでテクニカルな要素も加味してあってメタラー的にも美味しいっていう。なにこれ完璧すぎじゃね?
クレジット見ると作曲はUnlucky Morpheus名義になってるけどギター弾いてるのは仁耶さんみたいだし作曲も仁耶さんなのかな? 紫煉さんメインではなさそうだしあんきもというより実質的にはCarbonic Acid制作の音源って言ったほうが正しいのかもしれないけどまあとにかく仁耶さん良い仕事しすぎですよ。GJです。むしろ紫煉さん作だったらここまで見事な出来にならなかった可能性も? 分からんけど。

1曲目「囚われの僕ら」、イントロはパイプオルガンの音色でゴシックっぽいけどバンドサウンド入ると少女病っぽくなる。やっぱサンホラというより少女病だよなこのシンフォニックな疾走感あるガッチリした音は。っていうか、音が良いから少女病っぽく聞こえるのかもしれないけど。よく言われてるけどRevoさんの曲はメロディや演奏は一流だけど音作りは悪いってのがあるから…。このアンホラもといFREEDOM CREATORSの曲はさすがあんきもが手がけてるだけあって演奏もサウンドプロダクションも共に一流。仁耶さんのギタープレイはテクニカルで鬼カッコいいしドラムも打ち込みじゃなくて天下のガルネリに加入したFUMIYAさんですからね。全てが本格的。
あと歌メロのキャッチーさ、これは重要ですよね。もし少女病とコラボしてたらここまでキャッチーなメロディにはならなかったのではないかと。仁耶さんすごい。あらまりさんの売りである声色の使い分けも物語音楽ならではのセリフも上手いこと盛り込んであるし本当に非の打ち所ないっすね。

2曲目「願いの箱舟」はクロセカあたりの民謡っぽいバラード曲をあんきもの本格バンドサウンドで補強して現代版にアップデートしたような感じかなぁ。これもサンホラ一期そのままではないんだけどファンの求めてる音に見事に仕上げてる感。「溢れ行く砂」とかサンホラっぽいワードを巧みに取り入れてるのもあざとい。

それにしても、今までサンホラっぽい音を意図的に避けてた感もあったあらまりさんがここまでド直球の方向性で来るとは驚きですよね。どんな心境の変化があったんでしょう。そもそもあらまりさん自身がサンホラ系の厨二音楽お好きとはあんま思えないけど…。

で今後FREEDOM CREATORS名義でアルバム出すとして、JPOP系の曲と厨二系の曲を同じアルバムに入れたらものっすごい散漫になっちゃうよねえ…どうするんだろ。曲調ごとにアルバム分けるのかな。
もしサンホラ系のアルバム出すんだったらいっその事、じまんぐさんと霜月はるかさんも呼んでサンホラ民を歓喜させればいいと思います。

…まあここまで割と他人事みたいに書いてきたんですけど個人的にはサンホラ一期にもあらまりさんに対しても他のファンの方々に比べればはるかに執着は少ないですしそもそも物語音楽というジャンルが同人音楽において将来性があるのか疑わしいところもあると感じてるんでぶっちゃけ自分の中ではあんきもの手腕への評価がほとんどなのかなって感じもあります。あんきもの株をますます上げた作品だなと。

あとこの作品、ICDDのリブユウキさんが参加っていうのもメタラー的に話題になったポイントなんですがジャケのデザインだけで音楽自体には関わってないんですよね。勿体ない。次回またアンホラやるんならリブユウキさんにはデスボで参加して欲しい。…ってそれはサンホラ民的には有り得ないか…。
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Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

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