同人CD感想まとめ書き版 (2016 Part3)

https://adorearia.com/
春M3初参加の新たなる「Aria」系サークル、Adore Ariaの初CDです。
事前に出ていた試聴はイントロ的な小曲だけだったんで具体的な音楽性とかいまいち不明で、でも名前が「それっぽい」感じだからそれっぽいのをなんとなく期待してたんですけども…蓋を開けてみれば意外や意外、ボカロ曲でした。そしてメタルコア。それとシンフォニックなインスト曲。プロフィール見る限りでは女性ボーカルがメンバーとして存在してるみたいなんですけどね…これは仮歌バージョンなのか?
クオリティ的にはそれなりに良い感じだとは思うんですがあんまり際立った個性みたいのは感じないかも。良くも悪くも普通。あと3曲目のインスト曲にノイズがやたら入るんですけどこれって音源の不具合じゃなくてこういう演出なんですよねきっと。この手の演出はビビリますよほんと…。
何にせよ人間ボーカル作品が出てからが本番?


https://soundcloud.com/komura-3/2015m3-atropos-aria-lunatic-desire
こっちのサークルも「Aria」です。その名も atropos aria、ネーミングはカッコイイんですけど…音源のほうは色々と発展途上な感じ。公式ツイッター見た感じではそもそも明確な方向性も決まってないみたいだし…。
でもこの1st音源についてはシンフォニックブラック+ポストロックな感じでけっこう面白い内容になってると思うんですよね。6分の長めの尺の中に起伏に富んだ展開が詰め込まれていて、特に男性ボーカルが裏声を駆使したサビ部分とか荒削りながらもオリジナリティを感じます。これに女性ボーカル入れてもうちょい完成度を上げればMalikliya的なポストブラック系の同人メタルになり得るかも?
というかサウンドクラウドに上がってる最新音源はずいぶんクオリティ上がってるし、何気に期待すべき新規サークルだったのかもしれない。ちゃんと聞かずに1年も放置してたのマズかった…?
「atropos aria」、同人メタラーなら記憶に留めておいて損はない名前かも。


…そういやそのMalikliyaのほうはイベント参加から遠のいてるけど実質的に活動休止なのかなぁ。せっかく期待大のサークルだったのに。修平さんもドラマーの仕事が多忙みたいだし仕方ないのか。


というか、Aria系サークルとか言ってるけど春に新作出したあのAriaサークル忘れてない?って思われそうですが…いや、買ってはいるんですよ。リッピングもしたんですけどね…どうにも感想が書きづらくて…。基本的に過去作とあんま変わんない内容ですしね…。
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M3カタログ発売は10月1日 (追記あり)

http://www.akibaoo.com/c/item/2500020403488/
という訳で1週間後ですね。非常に待ち遠しいです。例によって最速入手するつもりですけど、やはりカタログチェックで最大の楽しみといえば新規サークルの発見ですよね。
いつも言ってるようですがこの界隈に漂う厄介な停滞感(実際に停滞してる訳ではなく漠然としたネガティブな空気感があるという意味です)を打ち払うような勢いのあって多方面にアピール可能な誘引力のあるサークルがそろそろ出て来て欲しいものですね。
いや、すでにハイセンスで高いポテンシャルを秘めたサークルはいくつも存在してるんだけど(うちで推しまくってるサークルのことです)でもそこら辺のサークルは売り上げや知名度になかなか結びつかないですからね…。売れる音楽が良い音楽だとは思わないですがこの界隈の活性化のためには売れるサークルも必要なんでしょうし。
売れるサークルとマニアックなサークルが両輪のように存在してる状態が望ましいのかなぁ。まあ個人的にはマニアックなサークルだけでも全く構わないんですけども。

https://twitter.com/JeMhRsw/status/778521912376827904
Octaviagraceフルアルバムのジャケ手がけてるのVOFANさんだと? こりゃまたえらい気合入ってますなぁ。というか完全にオタクCDでしょこのジャケ…。下手するとRoman so Wordsよりオタク度高いかも。コミケのスペースに並んでても全く違和感ないでしょうなぁ。むしろコミケで売って欲しい。こりゃ同人音楽リスナーもマストバイなアルバムになりそうっすね。
先行公開されてる新曲のほうはというと…ちょっと大人しいっすね。疾走してる訳でもなくテクニカルなアンサンブルも心なしか控え目でサビメロもパンチが弱い。まあ今回はフルアルバムなんだし他の収録曲に尖ったやつが沢山あると信じております。
己稀さんの歌声はますます素晴らしいっすね…Roman so Wordsの次回作も期待せざるを得ない。

https://twitter.com/mintjam_info
MINT JAMのベスト盤的なものがリリースされるんですかね。配信限定みたいだけど。非常に有名なサークルというかアーティストですけどシングル1枚しか聞いたことないからこの機会に聞いておくべきなのかなぁ。


そういやサンシャインも今日で最終回っすか…。個人的には「未熟DREAMER」までの展開は完璧だったと思うけどそれ以降については悪くはないんだけど理想的とまではいかなかったかなぁという感想だったりするんですが、でもμ'sを盲目的に追いかけるのはやめるというオチは無難ながらも良い展開だと思いますね。正直、序盤から事あるごとにμ'sをいちいち持ち出す展開にだいぶモヤモヤしてましたし…。
まあμ's(初代ラブライブ)の後を追ってるだけというのは前半の作品構成そのものでもあった訳だしやっぱりメタいですなぁ。個人的にも初代とサンシャインは別コンテンツだと捉えたいのでこの落とし所は歓迎できますね。



https://twitter.com/diadiadia1/status/779667120275660800
DIAさんのM3の合作新譜の情報がちょこっと公開されてましたね。この美麗なジャケ絵…この時点で気合の入り方が伺えますねえ。クロスフェードはまだですが、基本的に「架空RPG」の戦闘曲のノリなんだと予想するんですがファンタジー×激情×ポストブラックな曲もあるそうでけっこう激しめなのも期待できるのかな?


そしてラブライブサンシャインの最終回ですよ…。見事なまでに賛否両論(いわゆる炎上系)の最終回でしたねえ…。自分の観測範囲にラブライバーそんなに多くないから分かんないけど相当に評価荒れてそうな予感…。
やっぱりライブパフォーマンス前のあの茶番が…長すぎましたな。完全に学芸会。あまりに恥ずかしすぎてチャンネル変えたくなる衝動と戦っておりましたよ。ああいうのやるにしても、もうちょっと短くまとめて欲しかったなぁ…。
そして、結果を明示せずに中途半端に終わらすというラスト。これについては全く不満はないというか、こういう視聴者の想像に任せる作りは嫌いじゃないです。むしろ前回で勝ち負けにこだわらない的な流れがあったのだから結果を曖昧にするのも自然に思えますし。
それに割と二次創作を意識したネタが多い作品でしたから、具体的なラストはみんなで考えて薄い本を作ってね的な意図もあるのかなぁと。
でもまあ…なんというか、勘ぐりすぎかもしれませんが意図的にサンシャインという作品の評価を下げるような終わらせ方にしたんじゃないかって思えてならないんですよね。上記のライブ前の茶番にしても、あのシーンを丸々取り除けば王道な展開になってた気もしますから(生徒がステージ前に押し寄せる描写も批判されてるみたいだけども)。
あえて評価の下がるような描写を入れたってことは、これは「サンシャインは初代ラブライブより劣っていなければならない」っていう前提で作られていたからだと思えてしまうんですよ。完璧だったμ'sに対してAqoursが未熟なユニットであるのと同様に、作品そのものも初代より劣っていなければならない…みたいな? もしこれでサンシャインが評価を落としても相対的に初代の評価が上がるから総合的にはブランドイメージに傷は付かないってこともあるだろうし。
それにしたってやっぱり無難に終わらしたほうが良かったとは思うんですけどね…。初代ほどではないにしてもサンシャインも十分すぎるほど人気作になってた訳ですし。
まあ色々言いたいことはあるし完璧な作品だったとは言えないでしょうけど、キャラにも思い入れ出来たしやっぱり良い作品でしたよ。同人音楽のブログなのにこんなグダグダ語りたくなるって時点でそれは証明されてますよね。
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Sound Holic「Metallic Sanctus」

http://sound-holic.com/_kourou_2014.html

基本的にアレンジ作品は取り扱わ(以下同文)
…なんですが、せっかくなのでイレギュラーついでにもう一発アレンジ作品を扱ってみようかと思います。

この作品はですねえ…ぶっちゃけ今まで聞いたアレンジ作品の中では一番の内容かもしれない。
まあ自分はそんなに大量にアレンジ作品を聞きまくってる訳じゃないんで全く当てにならない評価だとは思いますけどね。でも、自分はアレンジ作品についてはかなりマイナス補正を入れて聞いてる傾向あるんで、それでも満足度が高いっていうのはやっぱり凄い作品だと思う訳なんですよ。

この作品は大手アレンジサークルSOUND HOLICのメタルアレンジシリーズの中の1作なのですが…。
そもそもSOUND HOLICってユーロビートアレンジか何かで有名なサークルなんですよね?詳しく知らないんですけども。そのユーロビートとかポップスが中心のサークルがちょっと気まぐれに…と言ったらアレですけども、たまには作風に変化を付けようってノリで作ったのがこのメタルアレンジシリーズなのかな。
具体的な経緯は全く知らないけど要するに重要なのはメタル専門でないサークルが作ったメタル作品ってことですね。

あとこのサークル、1度のイベントで4枚も新作を同時に出すこともあるようで、しかも歴史の長いサークルだからディスコグラフィーもとんでもない数の作品が記載されてますよね。まあ、新作が複数あるのは大手サークルには珍しいことではないんでしょうけども、しかしなんというか…大量生産…って言ったら語弊あるかもしれないですが個々の作品を全力を尽くして作り上げるタイプのサークルとは対極なのかなって印象は受けてしまいますよね。
(というかこの手の大手サークルって関わってる人間の数が相当多そうだから単一サークルっていうよりレーベル的な位置付けなのかな?)

…にも関わらずですよ、そんな偏見的なイメージを吹き飛ばすくらいにこの作品めちゃくちゃ出来が良いと思うんですよ。
「とりあえずメタルっぽいやつ作ってみるかぁ」みたいな適当なスタンスで作ったような臭いは全く無くて、豊富なアイディアを注ぎ込まれた聞き応えのある内容になってます。もちろん、有名老舗サークルってことで技術的な面で他のサークルよりアドバンテージが大きいってのはあるのかもしれないですが、それにしたって普段メタルやってないサークルでこれだけの物を作れるのかと驚きを隠せない感じです。いや、むしろ普段メタルやってないからこそメタルというジャンルのテンプレに縛られないものが作れるのかも?

音楽性は、同人メタルの王道と言える疾走感あるパワーメタル系のノリが中心なんですが、ただ愚直に疾走&クサメロなだけではなく、スタイリッシュなV系要素やカオティックなプログレ要素そしてヘヴィなメタルコア要素などがバラエティ豊かに内包され、しかもそれら各要素が程良いバランスで組み合わさっている印象があります。
意外にこれらの要素を丁度良い塩梅で配合した同人メタル作品って少ない気がするんですよね。V系に偏ってたりメタルコア一辺倒だったりするサークルの方が多いですから。これもメタル専門でないサークルだからこそ出来る芸当なのかなぁ。まあ、バラエティ豊かな分だけ個々のジャンルのリスナーに対するアピールが弱いっていう弱点もあるかもしれないですが。

音楽性の多様性と共に、もう1つ特筆すべきなのは参加している女性歌い手のユリカ(花たん)さんの超絶パワフルな歌声ですね。国内メタル女性ボーカリスト最強の存在であるFukiさんにも肉薄するほどのパワーを持つ圧倒的ハイトーンボイス。もはやユリカさんが歌ってるだけで無条件にキラーチューン感が漂うと言っても過言でないほど。この作品はバラエティ感あるから全部の曲がクサメタラー向けとは言い難いですがユリカさんの歌ってる3曲はもれなくクサメタラー殺しな曲だと思いますね。

イントロに続く2曲目「FLASH STORM」、早速ユリカさん歌唱の強力パワーメタルチューン。いかにもクサメタラー向けな疾走曲なんだけどあんきものような王道メロスピではなくV系やメタルコアっぽい要素も少し入ってるように感じられる。スネアの甲高く硬質な響きはあんま純メタル系では聞けない音なだけに新鮮味あります。

3曲目「シンカーゴースト」、これは男性ボーカルをフィーチャーした曲でV系メタルっぽい感じでしょうか。男性ボーカルの声質は邦ロック然としていてメタル感は少ない。おまけ程度にデスボイスも入ったりしますが…まあこの曲は特に面白みは無いかな。

4曲目「Infierno de Esoteria」、これはNana Takahashiさんボーカルで…この方はSOUND HOLIC所属のボーカリストなのかな? ユリカさんのようにメタル曲にハマった声質ではないですが綺麗な声質で堅実な歌唱かと思います。ミドルテンポ曲ですが何気に変拍子入りでカオティックな要素もあり。メタルってよりかオルタナ寄りな雰囲気かな。

5曲目「ヴァイシュラヴァナ」、インスト曲ですがメタルを基調にしてV系やハードコア要素も絡めたなかなかに密度の濃いアレンジになってると思います。

6曲目「Time Of My Life」、これは男女ツインボーカルでミクスチャー寄りかな。男性ボーカルはデスボイス…というにはちょっと中途半端だけどラップの延長線上って感じかな。BメロでDjent的なテクニカル展開もあり実にメリハリの効いたアレンジ。V系+メタルコア感のあるテクニカルでスタイリッシュな鋭さのあるドラムアレンジも聞き所。

7曲目「DESPERATE」、再びユリカさんの超絶ハイトーンボイスのターン。これもドラマチック&疾走でクサメタラー大満足な曲でしょう。

8曲目「Undefined Darkness」、これもインストなんですがハードコア寄りでカオティック感もある捻りの効いたアレンジでやはり聞き応えあり。

9曲目「星舟」、Nana Takahashiさんボーカルで爆走パートもありこれはクサメタラー向けかな。しかし疾走一辺倒ではなく絶妙な緩急が付けてある辺り卓越したアレンジセンスを感じざるを得ないです。うねるようなドライブ感のある高速ギターフレーズがカッコイイ。

10曲目「IRON FIST」、タイトル通り力強いメタリックなリフとドラマチックなツインリードが効いたインスト曲ですがやはりシャープなドラムアレンジがここでも見事な役回り演じてますな。

11曲目「MAGIC OF LOVE」、3度目のユリカさんのターンにして本作最強のキラーチューン。これはまじで名曲。個人的にはあんきものサリエルに次ぐくらいに好きな東方メタルアレンジかなぁ。サビメロが二段構えで用意されてて盛り上がり方も半端じゃないっすね。クサメタラー大歓喜確実な超強力チューンです。

何気に東方アレンジでまともに個別記事を書いたのってこれが初めてなんじゃないかな…(ブログ初期の頃は適当に書いてたし)。まあそれくらい個人的にツボった作品である訳ですが、でも今後再びまともにアレンジ作品扱うことは無いだろうなぁ。やはりイレギュラーってことで。
メタル専門でないサークルの作品ってこともあり、意外と未チェックのクサメタラー諸氏もいるかもしれないですね。

このSOUND HOLICがメタルでオリジナルやる可能性は…まあ無いだろうなぁ。音ゲー提供曲でオリジナルやってるみたいだけどメタル曲は無いでしょうし。
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たまにはアレンジ作品をば

基本的にアレンジ作品は取り扱わない方針の当ブログなのですが、たまには気分転換の意味も兼ねて?書いてみようかなと。イベントの狭間のこの時期にしか書けないってこともあるんですが。


http://thousand-excaliver1.webnode.jp/
このEternal Excaliverのアルバムも実はけっこう前に買ってたんですよね。話題になってたみたいだし。
このサークルは、国内メタルの新人の中でもとりわけ人気が高く話題性も豊富なバンドであるPhantom Excaliverのメンバーが立ち上げた艦これアレンジサークルでして…。って今更こんな説明不要でしょうけどね。同人メタラーなら誰しも知ってるでしょうし。
結成当初はThousand Leavesの名前を受け継いでThousand Excaliberって名前だったみたいですけど…なぜかこの2作目では名称変更することになったようですね。理由はよく分からんけど。
本隊であるPhantom Excaliverのほうはというと、アグレッシブなメロデス要素と勇壮なメロスピ要素を組み合わせたスタイルにコミカルな持ち味を加味することで、独特の雰囲気を生み出し人気を博しているみたいですが…。確かにオリジナリティにおいても演奏力においても群を抜いたものがあり、客観的には高人気と高評価に頷けるのですが、でも個人的には明るい曲調ばっかり続くのがどうもね…。明るい曲調自体が悪い訳ではないし、曲単体で聞けばめちゃくちゃカッコイイし感動的ですらあるんだけど、アルバム通して聞くと同じテンションの展開が続くこともあって途中で飽きてしまう感じもあり何とも惜しいんですよね。代表曲の「MOTHER EARTH」にしても、せっかくのキラーチューンなんだけどアルバム中に似た曲調がいくつもあるからこの曲の輝きが埋もれちゃってる感じもありますしね。
この艦これアレンジ作品のほうでも基本的な作風は近くて、やっぱり明るいメロディが満載。でもこっちではメロスピっぽいサビの無いデスボイスだけで押す曲もあったりするんで本家より多少はバリエーション生まれてるかな?
というか、自分は艦これの原曲知らないんですけど、これほんとに艦これアレンジなの? Phantom Excaliverのオリジナル曲じゃないの?って疑問を持ってしまうくらいには音楽性が絶妙にハマってる気がする。違和感なさすぎる。
あとは、Phantom Excaliverのコミカルなイメージを担ってるデスボイス担当の巨漢ボーカルさんの代わりにこっちではAiliph Doepaのボーカルの人がデスボイスやってるからコミカルテイストは大幅減…っていうか皆無に近いですね。
収録曲については、捨て曲はほとんど無いんじゃないかってくらいにはクサメタラーの琴線に触れまくるであろう劇的なメロが満載ですね。艦これって良曲多いんですね。実は音楽的にも東方に対抗できるレベルだったりするんでしょうか。よく知らないけども。
特に2曲目、6曲目あたりはかなりのキラーチューンな気がします。
演奏力の高さは言わずもがな、超絶流麗なピロピロフレーズの雨嵐で、一般的な同人メタルサークルとは明らかに別次元ですな。あんきもやIRON ATTACKと同等のプロレベルの基準っすね。まあ同人メタルというジャンルは演奏力で評価するものでもないし他のアマチュアレベルのサークルと同じ軸で比較するのも野暮なんですが。


http://akyb0001.tumblr.com/
このAs Killing your Breakdownのアルバムも1年前か…。
Djent寄りなテクニカル要素も内包したメタルコア/ポストハードコア系サークルですが、かつてのデモ音源のときの荒削りな印象はすっかり姿を消し、この1stアルバムはめちゃくちゃ完成度高くて凄いことになってます。この手のラウドなサウンド好むリスナーなら誰しも納得できるであろう圧巻のクオリティですよね。改めて東方ハードコア界隈のレベルの高さを思い知らされる内容って感じです。
気に入ってるのは2曲目、3曲目、5曲目あたりですかね。特に5曲目は短い尺ながらもテクニカル要素あってツボな展開です。2曲目とかハードコアらしからぬ流麗なギターソロまであって驚かされます。ほんと演奏力高いっすなぁ。サビでは「分からないまーまー終わるー」って口ずさみたくなる曲ですけども。
でもまあ…いつもアレンジ作品について語るときにバカの一つ覚えみたいに言ってますがやっぱりオリジナルやってくれないと真にやりたい方向性が見えて来ないってのはある訳で。オリジナルやって欲しいっすね。


https://soundcloud.com/tomorro4
アレンジ作品と言えば…ともろうさんの新しいデモ音源も上がってたけどやっぱりこれも東方アレンジかな? このともろうさんらしいキラッキラなアレンジ良いっすなぁ。アレンジ作品だろうが何だろうがともろうさんの新しい歌声聞けるだけで無性に嬉しくなっちゃいますね。
それにしてもまだ45%…。果たして来月のイベントまでに間に合うのか…。
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SWEETXXXMATERIALS.inc「the Paradox of Enchanted Doll's」

http://nimys16.wixsite.com/sweetxxxmaterialsinc

クサメタラー諸氏はこの作品名を見て「Symphony of Enchanted Landsのオマージュか?」と思ってしまうかもしれないですがたぶん全く関係ないでしょうね。いや…そもそもそんな連想をした人間は自分しかいないか、うん。

ちょっと見慣れないサークル名かもしれないですが新規サークルではなく、過去にボカロで3枚もアルバム出していてそれなりに活動歴のあるサークルみたいですね。ボカロ系を聞いてるリスナーならば馴染みがあったりする?
で、この作品が初の人間ボーカルをフィーチャーしたアルバムであるようです。ちなみにリリースはC89、昨年の冬コミですね。

音楽性はというと、皆さま慣れ親しんでる典型的なV系ベースの女性ボーカルゴシックです。もうジャケを見た時点で察することが出来ると思うんですけどね。
曲ごとに別々の女性ボーカルを起用しているのですが、どのボーカルさんも安定した歌唱力を持つ人ばかり。あんまり存じ上げない名前が多い感じだけどニコ動界隈の歌い手さんなんでしょうね。
そして3枚もボカロアルバム制作してるだけあって楽曲もサウンドも非常にこなれていて、現状の同人ゴシック系の基準でもかなり上位に入るくらいにはハイクオリティなのではないでしょうか。
7曲入りですがインスト曲は無く、全てボーカル曲になっています。なかなかのボリューム感です。

1曲目「the Doll's House」、ゴシック系の王道とも言えそうなオルゴールの音色とピアノを基調とした静かでダークな雰囲気をたたえたボーカルパートから一転して、中盤からEDMメタル風な疾走パートに移行するのがインパクト大ですね。3分未満の短い尺なんですがけっこうドラマチック。

2曲目「妄愛シザーハンズ」、典型的なV系ゴシック曲。ギターソロもいかにもV系な感じだしメタル要素はないですが、疾走感はあるし女性ボーカルも上手いので十分にカッコいいです。

3曲目「ロマンティカルサイコパシズム」、こちらはEDMシンセ入りのV系メタルっぽい感じ。ボーカルはとてもロリ…もとい可愛らしい歌声。ギターの音はソリッドだしドラムの音もバランス取れてるしほんとハイクオリティな出来だと思います。

4曲目「双子の人形劇」、ジャズ歌謡っぽいシャッフルビートな曲調でやはりこれもV系っぽい。担当ボーカルさんはパワフルで良い歌声っすね。

5曲目「絶夢」、これはちょっと趣きが変わってズッシリしたビートでヘヴィなノリ。ちょこっとだけですがデスボイスも登場したりします。ボーカルさんの声質も割と好みな感じなんでこの曲が個人的には一番気に入ってるかな。

6曲目「DICTATOR」、これが今作で一番メタル度が高い。女性ボーカルゴシック+メタルコアの組み合わせで、同人音楽で言えば幻覚アリアに近いかな? 荘厳なクワイアもあるしドラマチックなツインリードも完備でまさにメタラー向けと言える強力な1曲。メタラー的な観点から言うとこの路線で統一してアルバム1枚作って欲しかったところですが…。でもそれじゃ幻覚アリアとかぶってしまうか。

ラスト7曲目「Enchanted Doll's」は終曲に相応しい三拍子のメルヘンチックな曲。

全体的にクオリティはかなり高く、女性ボーカルも実力派揃いで隙のない出来栄えだと思うのですが、ただ、優等生的な出来ではあるけど他の同人ゴシック勢と差別化できるだけの突出した要素がほとんど無いので、個人的に推せるかというと微妙なところでしょうか。
もちろん、同人ゴシックやV系ロックが好きなリスナーさんなら聞いて全く損はない内容だと思いますよ。メタラー諸氏にとっても6曲目はキラーチューンだと思いますし。
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プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information

↓当ブログ的に超絶おすすめなサークル2選!!!
必聴です!!!!!

http://lostmyproust.jimdo.com/

https://tomorro4.bandcamp.com/

↓その他のおすすめサークルはこちらにまとめてあります
http://adtoe.blog.fc2.com/blog-category-75.html

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