黄昏の旅団「Give courage and hope to you !!」

http://tasogare-no.jimdo.com/

タイトルは春の新曲と同じなんですが今回紹介するのは先日の夏コミで頒布された2曲入りのシングルですね。有料の新譜としては昨年の春以来でしょうか?

春M3の新曲は満を持して…と言って良いのかは微妙ですが、クサメタラー歓喜(…させてたと思う、たぶん)の非常にドラマチックな疾走曲だったので、次の新作もこの調子で疾走曲が中心の新作を出して欲しいなぁと思っていたんですけど、そんな期待を背負っての今回の夏コミ新作、確かに疾走曲オンリーでクサメタラー向けな作風ではあるんですが、2曲のうち1曲は春公開されていた曲のリミックスバージョンなので今回の新曲は実質的に1曲しかないというのが正直いって寂しいところではあります。
あと、お値段的にも新曲が1曲で500円と考えると同人音楽の相場的にはちょっと高めという感じありますし…少しばかり敷居が高いところもあるでしょうか。まあこれだけ美麗なジャケ絵も付いてる訳だし適正な価格設定なんだとは思いますが。

ただ、価格のことを考えなければ、分かりやすい疾走曲が2曲収録のシングルということで入門用には最適な作品と言えるかもしれませんね。もちろん2曲とも素晴らしい曲ですし。
タイトル曲の「Give courage and hope to you !!」が名曲であることは言うまでもないんですが、新曲の「Toward the dream...」も素晴らしい出来ですね。疾走感や歌メロの熱さは「Give courage…」と同路線なんですが、こちらはゲーム音楽的な勇壮なシンフォニックアレンジが印象的です。
一番の聞き所は中盤のギターソロでしょうかね、ここのフレーズのクラシカルなクサさは最高ですよね。唐突にコミカルな効果音が挿入されるのでちょっと意表を突かれますが、この効果音がゲーム音楽的な雰囲気をより強めていると言えますかね。HELLOWEENの曲でゲーム音楽なピコピコ音が入った曲あるじゃないですか、あの曲をちょっと思い出しました。
1曲目終了から間髪入れずに2曲目に繋ぐのもテンション高まりますよね。まさに完璧な流れの2曲ですな。

改めて考えてみても、黄昏の旅団の今まで発表してきた楽曲って、無料公開の曲も含めて捨て曲と言えるような微妙な曲がほとんどないんですよね。ジャンルは多岐に渡れど、メロディの質に関して一貫した完成度を保っているのは凄いことだと思います。そして言うまでもなくJunsei(おじゅん)さんの力強いハイトーンボーカルは非常に魅力的だし、サウンドのクオリティも高いし、これだけ武器が揃ってるサークルなのに何故かいまいち認知度が上がってない気がするのは…やっぱりオリジナル同人音楽における男性ボーカルの需要の少なさによるものなのかなと…。もうちょっと同人音楽リスナーの層が厚くなって多様な音楽が許容される土壌が整わないことにはその辺はどうにもならないのかなぁ。

次回作こそはアルバム出して欲しいと願ってますが、でも次はどういう方向性で行くのかはちょっと予想付かないですね。出来れば今回みたいに疾走曲が中心の作品を出して欲しいところなんですが…。
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秋にリンホラの新曲!

なんじゃ進撃中学校って?そんなスピンオフをアニメ化するくらいネタ切れに陥ってるのか…程度にしか思ってなかったし1話切りでいいやと思ってたけどリンホラがOPを担当するとなったらそりゃ見るしかないでしょ。
スピンオフの絵柄から考えてもきっとコミカルな電波ソング系だったりするんだろうなぁ。もちろん自分はRevoさんのコミカル路線も好きですから期待するしかないですよ。フルだとまた複雑な構成だったりして後半でイェーガーなメロディとか出てきちゃうんだろうな。Revoさんのことだから確実に何かしら仕掛けてきますよね。

それと、アニメ放送開始直後に楽曲配信を開始するってのが良いですよねえ。やっぱりすぐに聞けるのは嬉しいですよ。アニメの主題歌って何故か放送開始から時間経ってからCD出すこと多いけど、あれ何でなんでしょうね。おそらく視聴者的には放送開始直後が最も購買意欲が高まってるからそこで売るのが得策としか思えないんだけど。アニメ業界のことはよく分からない…。



http://togetter.com/li/867842
あとこれ、けっこう話題になってたみたいですが、コミティアで無料配布されていた「ヘヴィメタル鑑真」とかいう面白CD、ダウンロードも出来るみたいなので自分も聞いてみたんですが…。もっとネタ系のコミカルなノリを想像してたんだけど実際はかなり真面目というか、ぶっちゃけかなり古臭い(昔のロボットアニメの主題歌みたい?)んだけどそれも味になってるというか、意外に癖になる感じですねえ。まさにB級同人クサメタル。このサークルはM3に出てたことあるのかな?なんかずいぶんと活動歴が長いみたいですが…。

この話題の発端になったツイート、なんせ1万以上もRTされてるし幅広く話題になってたんじゃないかと思うんですが、でもその話題性はあくまでもジャケ画像のシュール感とヘヴィメタルという語感のミスマッチに起因するんだと思いますし、同人メタルが幅広く支持を得たとかそういうことじゃないとは分かってますが、それでもこのツイッターまとめを見る限りでは普通に曲のほうも好評みたいですし、やはりオタクには潜在的な同人メタラーが多く存在するのではないかと思えてならないですよね。
まあ要するに売り方なんですよね。人気ジャンルに乗っけて売るとか、この鑑真みたいにネタ路線でアピールするとか、聞く動機さえ与えてしまえばハマる人はそれなりに存在するのではないかと。しかしまあ、ネタ路線にすりゃ必ずしも多くの人に聞いてもらえる訳じゃないし(同人メタルでそれを実践してるAEROWIFEも大人気ってほどのレベルに達してる訳でもないし)、やっぱり難しそうですね。まあ個人的にはネタ路線ってそんなに好きじゃないし、真面目路線で注目を集めてくれればそれに越したことはないと思うんですが。
ネタ路線で売ると言えば、Kikyowさんが夏コミで出してたエロゲみたいなコンセプトのアルバムってけっこう売れてたのかな?無料配布のCDけっこう良かったからちょっとだけ気になってたけど、結局買ってない…。

夏コミから2週間

あのクソ暑い夏コミからまだ2週間しか経ってないというのにずいぶんと涼しくなってしまいましたよねえ…空気感が完全に秋。でもまだ湿度は高かったりするし、急激な気温変化で体調崩しやすい気候とも言えるので気を付けないといけないですが。

ちなみに夏コミで買ったCDは記録的な少なさだったのでもうほとんどリッピング終えてます。まあ、今回は枚数は少ないけど少数精(以下同文)

無料配布でもらったCDについては個別記事には書かないのでここでまとめて扱っておきましょうか。

http://nobumusicblog.blog110.fc2.com/
このenigmatic blueってサークルは主催のギタリストの方がドリームシアターのカバーバンドやってるらしく、音源のほうもプログレメタル風味のあるフュージョン系のギターインストになってますね。同人プログレメタルという何処に需要あるんだかよく分からない特殊ジャンルを支えてくれそうなサークルがまた1つ増えたことは嬉しいことです。というか無料配布以外に100円の新譜もあったみたいですね、そっちも買えば良かった。

http://12-i.net/
世の漆黒の無料配布けっこう余裕ありましたね、以前コミケで無料配布してた時は即なくなってたみたいだけど…。しかしそれもそのはず、これプレスCDですもんね、かなりの枚数あったんでしょう。
曲のほうはというと、イントロからしてV系色が更に強まってるなぁと思ったらボーカルも男性ボーカルだった。男性ボーカルはスカーレットのほうだけなのかと思ってたんだけど世の漆黒の本隊のほうでも今後は男性ボーカルにするんですかね。うーん、秋のアルバムも男性ボーカルなんだとしたら買うか微妙かなぁ。
おそらく、主催の庵さんがやりたいのは女性ボーカルゴシックじゃなくてあくまでもV系なんでしょうね。オリジナル同人音楽界隈にはV系サウンドをベースしたサークルは山ほどいるけども、V系の男性ボーカルがどれだけ需要あるのかというのは…ちょっと図りかねるところでしょうか。かく言う自分も、V系が好きって訳じゃないので…。


http://www.fieldofforest.com/
あとこれは同人音楽じゃないんですけど、ハイトーンボーカルでキャッチーなメロディでDjentという個人的なツボ要素を揃えた国産バンドですね、新譜が今日からiTunesでダウンロード開始ということで早速ダウンロードしてきました。abstractsのメンバーもゲスト参加してるみたいだしそっち系のリスナーからはかなり注目されてそうですね。
このサウンドは同人音楽的にいうと、(^O^)とか好きな方におすすめですかね。…いや知名度的に全く逆ですよね、FIELD OF FORESTが好きな方に(^O^)をおすすめするべきなのか。

https://tomorro4.bandcamp.com/
(^O^)はまだまだサウンド的には荒削りですけどメロディセンスやアレンジセンスは尖りまくってますしハマる人はハマると思うんですよ。ハマってる人をまだ片手で数えられるくらいしか確認してないんですけどね…(ため息)。それに加え、(^O^)の次回作は東方アレンジだと思うんでオリジナルの新作はまだお預けかもしれないってのもアレですね…(深いため息)。来年の春M3には参加してくれることを願うばかりですが…。


そういや、サンホラ界隈はバニオンくんのゆるキャラグランプリの話題で一色ですよね。バニオンくんのツイッターアカウントの中身がRevoさんなんじゃないかという憶測が飛び交ってるみたいですが…自分もなんかそんな気がしてきた…。
あの界隈、バニオンくんに投票しない者はローランにあらずみたいな空気が漂ってると思うんですけど…すみません自分は投票してません。メアド登録するのが面倒くて…。

Sterblich Magie「Ideal Welt」

http://sterblichmagie.info/

Sterblich Magie待望の1stアルバム!なんですが、ごちゃごちゃ前置きするのもアレなんで結論から書くと、今回の新作は必ずしも事前の期待に応えるだけの内容になっているとは言いづらいかもしれません…。というかぶっちゃけ、期待が高すぎてハードル上がり過ぎてた感はあるんですけどね。それほどに、先行公開されていた「アマリリス」と「ルクレツィア」の2曲が最高に素晴らしかったということでもあるのですが…。

シングルとして先行公開されていた楽曲を除くと今回初公開となる新曲は5曲、そのうち1曲はイントロ的な小曲なので実質4曲ですね、その4曲の新曲も十分に良く出来てると思うんですけど、しかし前述の先行曲2曲に匹敵するほどのキラー度なのかというと…やはり微妙なところで。「ルクレツィア」で示されたような、東方メタル界隈ならではのメタリックで高度な演奏とオリジナル界隈ならではのサンホラ系の幻想的な歌メロの見事な融合、それに匹敵するようなインパクトが今回の新曲にはあまり感じられないというのが正直なところです。かと言って、「アマリリス」に匹敵するような洗練された美メロもないので…やはり物足りない感覚は否めないかもしれません。

ただ、先行曲をすでに聞き飽きるほどにヘビロテしていた自分だからそう感じられるのであって、先行曲を聞いていなくて今回のアルバムで初めてSterblich Magieを知ったというリスナーさんにとっては、先行曲も新曲として一緒に楽しめる訳ですから、それならば全然評価も違うでしょうね。新規リスナーさんにとっては名盤級の作品になり得ることも十分に考えられます。

というか、新曲においても幻想音楽系リスナーのツボを付くようなメロディや雰囲気作りは健在ですし、もちろん演奏やサウンドプロダクションの完成度の高さも相変わらずで、同系統のオリジナル系の幻想音楽サークルを余裕で引き離すほどのハイレベルさを見せ付けていてさすが東方メタル系サークルだなと感心するばかりですから、おそらく一般的な同人音楽リスナーからの評価は依然として高いのではないでしょうか。
むしろ、微妙な評価にしてるのはうちだけかもしれないですね…。まあ、うちはかなり変わり種な趣味のリスナーだという自覚ありますし、うちの感想とか全く当てにならないと思いますから…はい…。そもそも、このSterblich Magieがメインターゲットにしているリスナー層はメタル的な演奏とかプログレ的な構成美とか求めてる訳じゃないと思いますし。評価基準が全く違いますよね。

ただ、3曲目「Memoria」はですね…これだけは客観的に聞いても問題作と言うしかないかもしれないですね。この曲だけオリジナル同人音楽界隈で全く需要のない男性ボーカル曲で、しかもそれだけでなく、なんと9分以上もある長尺曲という…。途中で女性ボーカルがちょこっと入ってサンホラ二期っぽい展開もあるにはあるんですが、でもやっぱり全体的には冗長かなぁ…。
いや、個人的には男性ボーカル曲も好きなんですけどね、この曲で歌ってるボーカルさんもかっこいい声だと思いますし、それが悪いって訳じゃないんですが、でもやっぱりSterblich Magieの女性ボーカル幻想音楽系サークルというイメージからはかけ離れてる曲だと思いますし、幻想音楽系リスナーからも需要があるとは考えづらいので…。
しかしこれは、あえてオリジナル同人音楽で需要のない曲を入れてバラエティ感を持たせるという挑戦的な姿勢の現れなのかもしれないですし、単に否定的に捉えるべきではないんでしょうけどね。自分も常々、オリジナル同人音楽では男性ボーカルのサークルが過小評価されてる感があってそれを憂いてますし。かっこいい男性ボーカルのサークル沢山あるのにも関わらず大半が埋もれてる感じありますからね…勿体ない。
それともう1つ、この曲のギターリフですね…。先日のサタアラの記事でXの影響が云々とか書いたばっかりなんですが、またしても来ましたよみんな大好きSilent Jealousy!こちらは音色までSilent Jealousy再現してて更にリスペクトが感じられますね、思わずニヤリとしてしまいます。

4曲目「或る勇者の話」、これは今回の新曲では一番気に入ってる曲ですね。この曲は先行曲でお馴染みの女性ボーカルaratoさんともう1人の女性ボーカルさんのツインボーカル構成になってるんですが、このボーカルさんずいぶんと独特な声質ですよねえ…魔女役?にぴったりな感じというか。ぶっちゃけaratoさんの美声の引き立て役になってるのは否めないですが…。というか、この曲も作曲aratoさんなんですね、先行曲の「アマリリス」といい、実に幻想音楽系のツボを心得た曲作りだなと思います。言うまでもなくaratoさんは歌声も同人音楽リスナーのツボを突きまくる声質ですし、ほんとに逸材としか言いようがないですよね。やはりaratoさんあってのSterblich Magieだなぁと再確認します。

6曲目、7曲目は割と似た感じのスロー曲が続くんですが、メタラー的にはここにちょっと変化を加えて構成にメリハリが欲しかったところかも…。新曲だと疾走曲は男性ボーカル曲しかない訳だし…。もしくは「ルクレツィア」のイントロみたいなメタル然としたヘヴィなリフが聞きたかったというのもあります。
とはいえ、両曲ともにオリジナル同人音楽的な需要にはガッツリと応えた耽美な曲調ですし、むしろメタル要素が控え目な展開を好むリスナーさんには全く不満のない展開である可能性も高いと思いますが。

あとこの作品はブックレット凄いですよね、イラスト豪華すぎて…。3人の絵師さんによって何とボーカル曲の全てにイラストが付いていて、中にはジャケを飾るに相応しいレベルのイラストもあったりで…実に贅沢な作りですよね。アートワークが重視される同人音楽においてこの力の入れ方は間違ってないと思います。


一度は活動休止宣言をしたサークルさんがせっかく戻ってきてアルバムを出してくれたというのに、こんな風に煮え切らない微妙な感想を載せるというのも心苦しいことなんですが、でも、「ルクレツィア」と「アマリリス」が垣間見せた可能性がそれだけ大きかったということですし、東方メタルのクオリティとオリジナル同人音楽のメロディの融合という可能性にはまだまだ先があると思えてならないので、是非とも今後も活動を続けていって欲しいなと思っております。
むしろ、1stアルバムで完璧な作品を出しちゃったら今後の進化の楽しみがなくなっちゃいますからね。多少不満が残るくらいで丁度いいのかも…? 2ndでは更なる飛躍を遂げていることを期待したいです。

demi「過信」

http://demiworks.net/

同人音楽には埋もれてるサークルが多すぎる!という書き出しで先日もdemiのアルバム紹介したばっかりですが、でも今回の夏コミではけっこう売れてたんですかね…? 1stアルバム「迷信」も含めて旧譜のほとんどにSOLD OUTと書かれてますし、新譜と合わせて旧譜も買った人が多かったのかな? やっぱり夏コミは音系サークルが少なめだからそれなりに注目されてたのかなぁ、それなら喜ばしいことなんですが。
しかし良曲揃いの「迷信」が完売で今後入手困難になってしまうのは惜しいことですよねえ、今回の新作を聞いてdemiにハマる人もいるでしょうし、旧譜も買い揃えようかなと思い立っても既に完売してるとなると非常にもどかしい思いをするでしょう。でも再販するにも結構コストかかるんだろうしなかなか難しいのかなぁ…。

ともあれ今回の新譜「過信」ですよ。「迷信」も良メロディ揃いの素晴らしい内容だったのですが、今回もそれに負けず劣らずのメロディの充実っぷり、しかも「迷信」よりジャンルの幅が広くなりバラエティ豊かでカラフルな内容になってるのも良いですよね。メロディ面とアレンジ面、両方においてdemiの更なる可能性を感じさせる出来栄えだと思います。

良曲ばかりだった「迷信」ですが、でも公式サイトに書かれてる解説を見ると「発案時期」がむちゃくちゃ昔の曲がいくつもあるんですよね。だからこのアルバムは1stアルバムであると同時にdemi(というか主催者の背背さん)の長い音楽活動の集大成的なベスト盤みたいな位置付けなのかなぁと思ってたんですが、でも今回の「過信」はおそらく発案時期が比較的新しいんじゃないかと想像しますし、それでもこれだけベスト盤並みに楽曲を充実させられるんだからやっぱりこのサークルのメロディセンスは本物だなぁと思った次第です。

1曲目「過信の転移」はスローテンポで割とまったりした幕開けなんですがサビメロはかなり強力。この緩やかに盛り上がるような耽美メロディ最高ですよねえ。demiサウンドの特徴と言える自己主張の強いベースラインはスロー曲でもしっかり活躍していて、シンセの音色と共にプログレ感を演出しています。
2曲目「砂の爪跡」は割とV系寄りの曲調かな。コミケのサークルカットにも書かれてたようにdemiは「V系とゲーム音楽の中間」を目指してるようなのですが、やはりアップテンポな曲ではV系の影響が色濃くなる感じでしょうか。あとメロディ展開もV系っぽい雰囲気ありますよね。でもシンセとベースラインにやっぱりプログレ(ゲーム音楽)感があるから他のV系寄りなゴシック系サークルとはまた一味違った雰囲気になってるんだよなぁ。というか、このプログレっぽい間奏、RUSHの「SIGNALS」あたりの雰囲気に近い気がするんですが気のせいでしょうか。背背さんが影響受けたアーティストにいちおうRUSHも含まれてるから多少意識してる部分もある?

3曲目「Right Shield Follower」はかなり異色な曲調ですよね。アグレッシブでカオティック感のあるリフが印象的です。曲調だけでなくメロディも他の曲とは違ってラフな感じですし、そもそもメタルっぽい雰囲気の曲はこの曲しかないんで明らかに目立ってますね。ラストのサビで疾走するところが特にかっこいい。
4曲目「Auto SAMpLiNG FaST」はテクノ、トランス的な電子音で彩られたデジタル系ロックです。この曲はデジタル色が濃いこともあってデモ段階の初音ミクバージョンがかなりぴったりハマってたんですけど、それでも人間ボーカルだとやはり味わいが増しますね。この曲は独特の疾走感と明るめのメロディラインが秀逸でとても気に入ってます。

5曲目「Theme Park Plans」、実はこれが今回一番好きな曲かもしれない。タイトル通りテーマパークというか遊園地的な雰囲気を感じさせる曲なんですが、このファンタジックでノスタルジックなメロディがたまんないですよ。女性ボーカルさんの儚い歌声も完璧にハマってる。ファンタジー系プログレに通ずるようなノリもあるし本当ツボですわ。
6曲目は繋ぎのインスト小曲だけど雰囲気良いし丁度いいアクセントになってますね。
7曲目もV系っぽい曲調なんだけど…このアルバムでは一番地味な曲かもなぁ、ちょっとサビメロはっきりしない感じだし。それでもよく聞けば味のあるスルメ系メロディだったりするんですけどね。

8曲目「猛き翼」はサンホラの疾走曲っぽい雰囲気ありますね、こういう曲調は幻想音楽系ではかなり需要あるんではないでしょうか? サビメロの盛り上げ方も素晴らしいし実に同人音楽的なツボを突いた作りだと思います。もちろん単にサンホラっぽいというだけでなくdemiらしいゲーム音楽感もあってオリジナリティもしっかりありますね。
9曲目「消えよ、悲しみの影」、ラストに相応しいバラード系の曲なんだけど…実はこれが一番の名曲なのでは? 短めな曲なんだけどファルセット多用の強烈な耽美メロディに圧倒されます。クロスフェード試聴ないから9曲目までポチポチと試聴ボタン押さないとこの曲の試聴に辿り着けない訳だし、イベント前にちゃんとこの曲聞いた人どれだけいたんだろうか。ちょっと勿体ない気もしますよね…。今からでも遅くないので試聴聞いて頂きたいですね。

そんな訳で素晴らしい内容の2ndアルバムなんですが、メロディについては文句なしだけどサウンド面ではまだまだ発展の余地あるし次の作品では更なるクオリティアップを期待したいところでしょうか。ただ、このサークルけっこう作品発表はスローペースだと思うので次は2年後くらいになるかもしれないですね。それでもハイペースで未完成の作品を出されるよりはスローペースでも完成度の高い作品を出して欲しいですし気長に待ちたいです。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information
http://lmp-3-accoai.tumblr.com/
同人メタル最強(主観)サークル待望の新作がついに出ます!!冬コミ参加のメタラー全員購入必須!!!

https://tomorro4.bandcamp.com/
春M3最大の注目サークルの放った名作1stアルバムが
なんとバンドキャンプで(実質)無料公開されてます!!
これは聞くしかない!!
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