lutaphampha「OYOGENA E.P.」

OYOGENA.png

皆さん聞きました? 付属のCDに収録されてたサタアラことSatanic a la modeのフルアルバム先行曲ですよ。3分弱しかない曲なんだけどこれが素晴らしい。フルアルバムへの期待が否応なく高まる曲ですねえ。
スローテンポだし、いかにも疾走曲の前座といった感の曲なんですが、それでもプログレッシブで妖艶なコーラスにドラマチックでキャッチーな歌メロとサタアラ節が満載だし、バッキングのヘヴィなギターを一聴すれば分かるようにプロダクションも明らかに向上してるし、序曲ですらこの出来なら本編の疾走曲は更なるキラーチューンになってるんでしょうなぁ。凄いアルバムになってそう。こりゃあ今年の同人音楽ベストの上位に食い込むことは間違いないんじゃないでしょうかね。まだ完成してすらいないのにこんなこと書くのは尚早すぎますが…。というか本当に夏に出るのかどうかもまだ分からないし。
でも同封の紙に曲目リスト的なものが書いてあるし(具体的な曲名は伏せられてますが)、まあ夏に間に合わない可能性はあったとしても今年中には完成するんじゃないかなと予想しますが。
それにしても12曲入りかぁ、凄いボリュームだなぁ。一昨年の冬コミで頒布されたデモバージョンのプログレ組曲の完成版が収録されるんだとしたら、純粋な新曲はもうちょっと少ないかもしれないですが、それでも確実に「骨」を上回るボリュームはありますよね。
満を持してのフルアルバムということで、ゲストも豪華だと良いんだけどな。いんきょうさんのギターも良いんだけどやっぱりあの界隈の凄腕ギタリストの誰かが参加してたら更に凄いことになるんじゃないかと思うんですが。
空白期間を経てのサタアラ復活作、且つ集大成的な大作になると想像しますし、とにかく楽しみ過ぎる作品ですよ。きっと同人メタルの歴史に残る作品になることでしょう。

…というか、これlutaphamphaの新譜の記事でしたよね…。本編そっちのけでサタアラ先行曲の話題を優先してしまいましたが、まあ自分メタラーなので仕方ない。
でも本題のlutaphampha新譜もかなり良い感じなんですよね、というかlutaphampha名義では今までで一番の出来なんじゃないかなぁ。
今回メロディがいつも以上にキャッチーで凄く聞きやすいんですよ。その代わりlutaphampha特有の実験性みたいのはちょっと減退してる感はありますが。
あと、いんきょうさん自らボーカルを担当してる曲が2曲も収録されてるのも特筆すべき点でしょうか。いんきょうさんのボーカルは必ずしも上手いって訳じゃないけどやっぱり味がありますよねえ。あとファルセットは普通に上手いと思う。

1曲目は早速いんきょうさんのボーカル曲。公式サイトで今回の新譜が「凄く寒そう」と紹介されてましたが、この曲もピアノ基調で冷たい空気感が充満してる楽曲ですね。特に後半のファルセット部分。だけど歌メロはめっちゃ叙情的且つキャッチーだし以前の実験的な曲に比べれば聞きやすいと思いますね。いんきょうさんの自然体な歌い方も好感持てます。

2曲目はゲストボーカル556tさんの歌う曲。実は回路ってまだ聞いてないんですよ…東方アレンジはともかくオリジナル作品は聞きたいと前々から思ってたんですが、なかなか買う機会がなくって。なので556tさんと言えばSPARESPINEで歌ってる人というイメージが強かったりします。ご本人はメロスピとか好きじゃなさそうですけどね…。まあそれは置いといて、やはり素晴らしい歌唱力をお持ちのボーカリストさんですよね。Menoさんの歌唱に比べるとやっぱりロック的な力強さがあって聞いてて心地良いですね。というかこの曲、メタル系のドラムを入れたらまんまサタアラだよね。

3曲目、これもいんきょうさんボーカルなんですが名曲ですよねえ。今回のハイライト曲でしょう。これも1曲目と同様にピアノ基調で冷たい空気感ですがやはりメロディはキャッチー極まりない。いんきょうさんはずっとファルセットで歌ってる感じですがRadioheadとかそっち系の切ない感じの歌メロですなぁ。そしてこの曲ではサタアラでお馴染みのボーカルSayuさんがバックコーラス担当してるんですが、バックコーラスというよりほとんど主旋律だなって思えるくらいには前面に出ております、実質的にツインボーカル曲ですな。中盤でのお二人のボーカルの絡みが絶品ですよ。あとピロピロしたシンセの音色がすごく好き。後半はシューゲイザー的なノイジーなバッキングギターを背にして盛り上がりますね。非メタル曲ですが実に味わい深い曲になってると思います。今のところlutaphampha名義では一番好きな曲かもしれない。

そんな感じで、改めていんきょうさんの作る音楽の奥深さを再確認できる内容だと言えるでしょうか。Satanic a la modeフルアルバムにも大いに期待したいです。

エレミシャ アウト

いや自分はストコン行ってないんですけどね…。でもローランの方々の感想や考察は割と毎日チェックしてた感じなんですが、「エレミシャ」で検索かけようとしたら「アウト」ってサジェスト出て来たから笑ってしまいましたよ。
ほんとアウトだったらしいですな…。子供できちゃったかぁ…。やばい完全にエロ同人やエロゲの域に入っとる…。愛咎はエロゲソング(意味不明)。
さすがにそこまで公式でやっちゃうのはどうなの?って感じで賛否両論っぽいですが、でも個人的には愛咎のキーワードは「背徳」だと思ってるんでそういう行き過ぎなルートもありかと思いますが。でも、生まれてきた子がタナトスっぽいとか、破滅的な未来しか見えない感じがやっぱりサンホラらしいなぁと。そのルートの結末も見てみたい。
憎束のほうも何やらレズ度が増した展開があったようで気になりますなぁ。というか憎束はレズがどうこうよりもFukiさんがかっこいい&可愛すぎるのでね…。

ストコン開催中はローランめっちゃ活性化してたから考察やらイラストやら何気なく眺めてるだけでも楽しい日々だったんですが、これから徐々に沈静化していって刀剣乱舞とかの話題が中心になってしまうのかなぁ、ちょっと寂しいですが。まあガチ勢は一年中サンホラの話題してるみたいですけどね。イベント時しか盛り上がらない同人音楽界隈も見習いたい(?)
というかストコン全公演に参加したとかいうガチすぎるローランの方々もいらっしゃるみたいですね。凄すぎる…。やっぱりそういうガチ勢は例の300万のギターも買っちゃうのかなぁ。でもさすがに300万は一般庶民にどうにか出来る買い物じゃないですよねえ…。もし自分が300万円を自由に使えるんだったらM3で売ってる同人CDを全部買い占めたいな。…いや、やっぱり勿体ないな、貯金します(現実的)。

ちなみにうちのブログ、サンホラ関連の検索で訪問してくださる方が多いんですけど、まあほとんどの方々は考察を求めて検索してらっしゃるんでしょうしこのブログに書かれてる駄文が期待に応えてるとは全く思えないんですが、しかしですよ、「あ、このブログって同人音楽を紹介してるんだ、なにか良いサークルないかな?」とか興味を持ってくれる人もごく僅かながら居るかもしれないですよね。可能性はかなり低いですけど。
しかしこのブログで推してるサークルってプログレメタルやらDjentやらニッチすぎる同人音楽ばっかりですから…残念ながらサンホラ好きな方には全く参考にならないでしょう。
いや、でもサンホラ好きなリスナーだから物語音楽をおすすめするって何か安直じゃないですか? そもそも同人音楽界隈ってサンホラ系統のサークル沢山いるのに今のサンホラに対しては否定的な空気あるとかいう捻じれ現象ありますしね。その逆もあり得るかなと。まあ自分も正直サンホラ系サークルへの興味かなり失ってる感ありますし。
だからこそ敢えて超変化球でLost my Proustや(^O^)をおすすめするというのは意義がある…? いや無いか…。やっぱりプログレメタルやDjent好きなリスナーにおすすめしないと意味ないですねはい…。でも、もし万が一サンホラ好きな人でLost my Proustが気に入ったという方がいらっしゃったらお友達になりたいですね(?)

GLUE WAVES「Embedded」

Embedded.jpg

このGLUE WAVES、前作の記事で「LIGHT BRINGERに似てる」って書きましたけどまあLIGHT BRINGERを比較対象にするのはさすがに少し大袈裟かなぁとは思いつつも、しかし本家(?)が活動休止で不在の今、それに近い音楽性のアーティストを求めてる気持ちってのは正直ありますね。先日話題にしたOctaviagraceとか後継になり得る音楽性だと思いますが、意外に同人音楽からはこういう系統のサークル出て来ないんだよなぁ。Roman so Wordsの前作が近かったけど(というかLIGHT BRINGERのhibikiさん参加してたしね)。
まあ、キャッチーなメロディセンスだけでなく高度な演奏技術を求められる音楽性だから同人音楽とは必ずしも相性が良いとは言えないのかもしれないですが、それでも同人クオリティの範囲内でLIGHT BRINGER的な音楽性を表現するとなるとこのGLUE WAVESのメタル曲みたいな感じになるんじゃないかなぁという気はしてます。まあこのサークルがLIGHT BRINGERを意識して曲を作ってるかは定かではないですが…。というかたぶん意識してないだろうな、偶然似てるだけで。

さてこのGLUE WAVES、1stの時点での音楽性は完全にポップスの範疇で、アップテンポな曲もあることにはあったけどあくまでロック止まりという感じでメタル的な雰囲気はほぼ皆無だったんですが、2nd「DECRYPTION」では1stの作風とは打って変わって疾走感あふれる爽快なメタルナンバーが中心になっており、アレンジ面においてもプログレッシブと言ってしまいたくなるほどの緻密なアレンジが施されていてインパクト抜群、まさに「化けた」という表現が似合う作品になっていました。

そして今回の3rdですが、2ndのメタル路線を引き継いでいる…ことは確かなんですが、残念ながらというべきか、メタル曲が1曲しか入ってないんですよね。まあでもその1曲が前作以上に疾走しまくりでドラマチックな曲だからインパクトがそれほど劣る訳でもないんですけども。
1曲目の「Immediate Operand」、これが今回唯一のメタル曲ですが、疾走感が実に心地良い楽曲になってます。しかし疾走感だけで押す単調な曲ではなく細部に至るまでアレンジが緻密に詰まってるのが相変わらず素晴らしいですねえ。イントロのシンセのキラキラしたフレーズもクサすぎ。サビメロはかなりの高音になりドラマチックに盛り上がります。これはボーカル担当の本木咲黒さんの力強いハイトーンの貢献度が非常に高いと思いますね。この方かなりの逸材だと思うんですよ、サイト見た感じではどうやらアレンジ系を中心で歌ってるボーカルさんみたいで、オリジナルはあんまりやってないご様子ですが。
Fukiさんと比較するのはさすがに分が悪いかもしれないですが、みーやさん辺りのパワー系の女性ボーカルと比べても全く遜色のないレベルの歌唱力なんじゃないでしょうか。同人音楽界隈ってほんとプロ並みに上手すぎなボーカルさんいっぱい居ますよね…。
あとギターソロ後のCメロが何気に必聴の聞き所なんですよね、このパートでのベースのうねりとフュージョン的な雰囲気、単なる疾走メタル風アニソンではないことをしっかり感じさせます。この1曲だけでも買う価値あるって言えるくらい完成度高い曲ですね。

2曲目はジャズ系のお洒落感あるポップス曲。まあ個人的にあんまりジャズ系アニソン好きじゃないので実はほとんど聞いてないんですが曲自体は普通に良いと思います。
3曲目もファンク系のリズムとジャズっぽい陽気なブラスセクションが目立った非メタル曲なんですが、これはめちゃくちゃ気に入ってます。というのはサビメロが良すぎなんですよね。こういう系のサビメロに弱いんですよ…たまんないっす。ボーカルさんの透き通った歌声も曲調にぴったり合ってる。名曲ですな。

これだけクオリティ高い音楽を作ってるサークルなのに、ラスエフのリスナー数も相変わらずめちゃくちゃ少ないしほとんど話題になってない感あるのは気のせいですかね…。達者な女性ボーカル揃いだしメロディも超キャッチーだしサウンドのクオリティも相当に高いし特に奇をてらったような要素もなく同人音楽的な需要にも完全に沿ってるし、何にも足りないものなんて無い気がするんですが…。
しかしまあ、もし音楽の良さに見合った評価されてないんだとしてもサークル側が素晴らしい音楽を作ってるという事実さえあればそれだけで良いんだと思いたいところです。ただサークルさんが創作のモチベーション保てるのかという点だけが心配だけど…。
メタラーにアピールするのかポップス系リスナーにアピールするのか、どっち付かずな方向性なのがいかんのかなぁ。個人的にはメタル路線でいって欲しいんですが…でも1stの作風を聞く限りではやはりポップス系のコンポーザーさんなのかもしれないが。

SilencePhobia「The discarded sensibility」

The discarded sensibility

新規サークルですけど、さすがに今回ここをノーマークだったメタラーはほとんどいないんじゃないでしょうか。試聴の段階で明らかに突出したクオリティを見せ付けてましたからね。よっぽどメタルコア系が苦手とかいうリスナーでない限りは皆んな買っていたに違いない。
まあ自分も同人メタラーの動向をいちいちチェックしてる訳じゃないからどれくらい事前に話題になってたのかは分かんないですが、完売したってことは皆さん注目していたってことでしょう。

改めてこの演奏クオリティとプロダクション、新規サークルとは思えないレベルですよね。まあ東方メタル界隈だったらこのレベルも珍しくないのかもしれないですが、やはりアレンジを経由することなく最初からオリジナルでやっているサークルでこのレベルのが登場したってのが最も注目すべきポイントなのではないかと思う訳ですよ。
ちょっと前まではこの手のメタルコアとかスクリーモで同人音楽やるんなら東方アレンジしか選択肢が無いみたいな感じだったんではないかと想像するんですが…。いや自分も東方界隈は全く詳しくないんですがあくまでイメージで。
しかし、いよいよ同人メタルの時流が変わってきたということなんでしょうね、ついにオリジナル同人メタルシーンにこれだけハイレベルな新規サークルが参戦してきたという訳です。オリジナル中心で聞く者としては実に頼もしい限り。

まあ自分もアレンジ音楽を否定するつもりはないんですが、以前も述べた通り、アレンジ作品だとそのサークルのメロディセンスを伺い知ることが出来ないし、そして何よりも、いざアレンジ脱却してオリジナルに移行っていう段階になって「オリジナルになったらメロディつまんなくなった…」とか言われてしまうのはアレじゃないですか。だから最初からオリジナルで攻めるのは有意義なのではないかと思ってるんですよね。

あ、でもこのサークルもサウンドクラウドにはアレンジ曲が上がってますけどね、あくまでサークルとして売る作品が最初からオリジナルの方が良いんじゃないかなぁって話なので誤解しないでください、はい。
というか中心のメンバー(?)ののなじろうさんのサウンドクラウドに上がってるエロゲ音声が入ってるエクストリームメタルな曲やばいですなぁ、あと伯方の塩で笑ってしまうww
1484さんはリードギター担当? こちらのサウンドクラウドにはドリームシアターのカバーがいくつも上がっとる…。なんというかですね…同人メタルでドリームシアター好きな人を見るとすごく親近感が湧くんですよねえ。たぶんドリームシアター好きじゃない人とは音楽の趣味の根底の部分で繋がり薄い気がする…。まあ別にいいんだけど。

…なんかまた余談的な話題から先に書いてしまいましたが作品について書いていきましょうか。
まず音楽性ですが、公式サイトに書かれてるように「メタルコアっぽいようなジェント風味だったり」な音ですね。まあメタルコア的な音楽性のサークルは沢山あるし、Djent的な方向性のサークルも昨今増えてきているのですが、このサークルは他サークルと比較してバランス感覚が優れてる気がしますね。メタルコア、ポストハードコア的な音ではあるけど没個性的にはなっておらず、リフがしっかり耳に残るしキャッチーな感じなんですよ。そしてDjent的なテクニカル要素も随所に入ってるけどあまりマニアックな雰囲気はなく丁度いい塩梅で聞きやすいというか。この聞きやすさは同人音楽ならではという感じしますね。
そして全曲BPM250越えとのことですが、これも重要ですね。早いのは正義…という訳でないんですけどやっぱりテンポ早いと分かりやすいし印象も自ずと派手になりますからね。早さによってDjent的な小難しさも中和されてますし、やはり全曲疾走という潔さは英断だったのではないでしょうか。
ただ、どの曲も2分半程度の尺しかなくてちょっと物足りない感は正直あるんですけど、でも勢いで押す作風だからこれでもいいのかな。

あと、最初に公開されてたデモバージョンには無かったピロピロなリードギターが素晴らしいですなぁ。これのおかげでテクニカルメタル感が大きく増してる。1曲目の流麗なギターソロも最高なんだけど、3曲目のピロピロがツボですねえ。メタルコア系だとまともなギターソロないこと多いからやっぱりこのテクニカルなギターは強みだと思う。
ギターも凄いんだけど、このサークルにおいて他と差別化する要素として最も決定的なのはドラムですかね。なんとこの手数の多い高速ドラム、打ち込みではなく生で叩いてるみたいなんですよね。これは驚異的ですよ。ドラムが生っていうのはオリジナル同人メタルではほんと希少だと思いますからね。しかも打ち込みと聞き間違えるほどのドラミングだし凄すぎる。まさに本格的なバンドって感じがしますよ。ドラムについては公式サイトに貼ってあるアルプスの少女ハイジを叩いてみたの動画が面白すぎるんで是非とも見て頂きたいです。
(追記:どうやらCDではドラム打ち込みらしいです。生ドラムはライブに期待?)

ボーカルについては、デスボイスは安定感あるんだけどクリーンボーカルはちょっと拙い感じが無きにしもあらずでしょうか。でも個人的にはこういう飾り気のないボーカルのほうが同人音楽感があって好きなんですけどね。でも売れ線を目指すのならゲストで上手い女性ボーカルとか入れればより完璧に近づくのかなぁと思わなくもないですが。まあオリジナル同人音楽の需要に媚びる必要もないとは思うんですけどね。せっかくジャケも硬派なんだし。いや硬派すぎてかなり怖いジャケだから敷居が高い感はありますけどね。

そういや、デモバージョンの段階ではかなりふざけた曲名だったのが、完成版では普通にかっこいい英語タイトルになってますよね。もしあの面白いタイトルのままだったらどうしようかと思ってたけど。さすがに「お○ん○んランド」とかいう曲をラスエフにScrobbleするのは抵抗ありますから…。

MOON RACE「DEMO」

https://twitter.com/moonrace_jp
春M3でガロンダイトのスペースで無料配布されてた新規サークル(バンド?)のデモCDです。別に事前に注目していた訳でもなかったんですが、何気なく聞いてみたらこれが思いの外に面白い感じだったんで紹介しておこうと思います。

今のところ公式サイトは無くてツイッターアカウントしかないようですが、自己紹介の欄に「industrial doom/gothic metal project」って書かれてますね。ジャンル的にはまさにそんな感じで、Black Sabbathや人間椅子を想起させるハードロック的な重厚なリフを主体として、そこにデスボイスが乗っかりバックにはインダストリアル的なデジタルなビートが鳴ってる感じですね。

1曲目がいきなり8分越えの長尺曲で、この時点で只者ではない雰囲気を感じます。いかにもBlack Sabbathって感じの重たいリフなんだけどオジー時代のドロッとした雰囲気じゃなくてHeaven and Hellの頃みたいなドラマチックでメタリックなリフですね。この壮大感がいいですなぁ。途中で転調してアップテンポになるところもBlack Sabbathまんまな感じですがこれもプログレ感あって良い。随所に入る神秘的な雰囲気のシンセも良い演出になってる。そして、6分半あたりから唐突にトランスシンセの鳴り響くダンサブルなノリになって意表を突かれますが、まあ単なる懐古主義にしないためにこういうノリを導入してるんだろうな、ちょっと唐突すぎる気もしますが。
2曲目も7分越えで大作感ありますねえ。これはドゥームメタルって感じではないか…スラッシュ時代のMETALLICAのスローテンポの曲みたいな感じ? AメロとかRAMMSTEINみたいだけど。サビ部分のリフの急き立てるようなリズムがかっこいい。ラスト付近で入るシンセとかキャッチーでピコリーモっぽいな。ピコリーモ度をもうちょっと上げれば人気出そうな気もする?
3曲目はデジタル風味が強くて気怠い感じでメタラー的にはちょっと退屈かもしれない。でも1曲目と2曲目がインパクト十分だから別にいいんですけどね。

そんな感じでなかなか面白い感じのサークル(バンド)だと思います。疾走が無くても構わないというタイプのメロデス好きなリスナーなら楽しめそう。
M3に直接参加してる訳じゃないので今後また参加するのかどうかは分かんないですけど秋に出るようなことがあれば注目したいですね。
そういや、委託元のガロンダイトのスペース、新作がなかったとはいえCDよりも某アイドルアニメのグッズが目立ってたような気も…。もしかして次回作のジャケ絵、女児アイドルアニメ風になってたりして。あのクサメタルサークルのように。…まあジャケは何でもいいや、中身の音楽がオリジナルのメタルならそれで…。
プロフィール

同人音楽初心者

Author:同人音楽初心者

メタル系とプログレ要素のある同人音楽を中心に扱います。
ゴシック系やサンホラ系の比重は少なめです。

Information
http://lmp-3-accoai.tumblr.com/
同人メタル最強(主観)サークル待望の新作がついに出ます!!冬コミ参加のメタラー全員購入必須!!!

https://tomorro4.bandcamp.com/
春M3最大の注目サークルの放った名作1stアルバムが
なんとバンドキャンプで(実質)無料公開されてます!!
これは聞くしかない!!
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